奥多摩・海沢三滝(東京近郊で氷瀑を見物。お得!)



- GPS
- 02:40
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 250m
- 下り
- 249m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所無し。 |
写真
感想
ヤマケイ2月号表紙に触発され、近場でも氷瀑を見ることができるものかと検索。
すると、奥多摩の海沢上流部に、3連チャンの滝があるとのこと、
百聞は一見にしかずということで行ってみました。
青梅街道からアメリカ村キャンプ場方面へ入り、
トンネルを抜け途中の路肩が広い場所に駐車。
ここから20分ほど車道歩きです。
右手に沢を見ながら、左手岩肌の湧水が凍っていることが確認でき、
期待が高まります。
海沢の向こう側遠くから、井戸沢が落ち込む滝も見えました。
結構凍結しております。
ほどなく、海沢園地という滝見物の起点に到着。
ボットン便所二つと、東屋的なものがありました。
散策する方も少ないのでしょう、ちょっとさびれた感もありますが、
逆に結構ネイチャーな雰囲気です。
海沢園地から沢を渡渉するとすぐに第一氷瀑発見。「三ツ釜の滝」です。
三つの釜にわたる滝で、かなり氷結していました。
初めて凍った滝を目の当たりにしたので、しばし感動タイム。
アプローチが容易な場所でこれはお得です。
右横の急な鉄階段を登り進みますと、現れたのは小ぶりな5mほどのミニ滝。
最初はネジレノ滝かと勘違いしていましたが、
地図で確認したところ違うものでした。とはいえなかなかの凍りっぷりでした。
イイねイイねと、ネクスト氷瀑に大滝を目指します。
途中一か所ロープがあったり、一枚岩という軽くスラブ気味の場所があったりしますが、
トレッキングシューズで十分いけます。
道中は終始凍結はしていませんでした。
大滝手前、大岳山への道との分岐で休憩。
ここから先の登山道は、道標に「悪路」と表記されており、
地図上では破線になっています。
後日調べたところによると、急斜面ではありますが、割と踏み跡はあるようです。行ってみたいな〜。
とはいえ本日はスタートも遅かったので、大岳山には向かわず昼食をとります。
代官山シェ・リュイのパン・オ・レザンがうまいです。
お供はコーヒーの予定でしたが、
バックパックの中にすっかり忘れていた奇跡のポタージュを発見。
ナイスです!
vargoのhexagon wood stoveという風防兼ゴトクに、
アルミ缶で作ったアルコールストーブも快調。ウルトラライトって素敵。
おししく食料補給した後、第二氷瀑「大滝」に到着。
凍り具合は6〜7割といったところですが、
なにせ結構な落差があるものですからお見事の一言です。
周囲には大きな氷柱もあります。
同行する愛犬が、滝直下の凍りに足を滑らせあわや「落!」という場面がありましたが、
首根っこをつかんで一命を取り留めました。いやー危なかった。
滝付近の凍結には気を付けましょう。
小さな相棒はその後プルプル震えながらの滝見物でしたが、
しばらくして、外人さんも含む20人ぐらいの団体ハイカーにたくさんかわいがられたので、
機嫌を取り戻したようです。
にぎやかになってきたので、第三の氷瀑「ネジレノ滝」へ。
確かに構造上立体的にねじれております。
こちらはこれまでの滝に比べて奥行きのある滝。自然てすごいですね。
ネジレノ滝からほどなく海沢園地へ戻れます。
今回は山行というよりも、氷瀑見物が目的であったものですから、
往復わずか1時間ほどのコンパクトな圏内で3つも滝が見られて感激でした。
夏場ならあっと言う間に見て回れるかもしれませんが、
「氷瀑」という魅惑のワードでくくってみると、充実したハイキングになると思います。
ぜひ、お試しください。
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