四阿山スノーシュー山行

2011年02月06日(日) [日帰り]

• GPS: 04:35
• 距離: 10.2km
• 登り: 910m
• 下り: 910m

コースタイム

あずまや高原ホテル前7:15=(スノーシュー装着)=7:35牧草地=8:23中四阿分岐=8:41標高2000m標識8:53=9:54四阿山頂10:02=10:30八合目(標高2100m標識)11:00=11:50あずまや高原ホテル前

天候

朝は快晴　徐々に上空には薄い雲が出てきましたが眺望は良かった
稜線だけは強風(今日は横殴りの南風)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

あずまや高原ホテル前に登山者用無料駐車場があります(除雪の関係で12〜3台ほどのスペース)。途中の道は所々に雪がついてます(融雪凍結したところもあるのでスタッドレスタイヤ必須)。

コース状況／危険箇所等

スタートから山頂までスノーシューで全然OKの道です(急斜面はありません)。
スノーシューやスキーの跡が沢山ありますので、迷う心配はありません。
しかし唯一、標高2200m付近から根子岳分岐までの部分だけは広い岩場&ハイマツ帯?のようで、ホワイトアウトしたら解りにくい感じです。
稜線の最後5分ぐらいだけは痩せ尾根になるので、風が強い時は注意が必要です。

あずまや高原ホテルは、静かでコンパクトなリゾートホテルな佇まいでした。
(しかし、四阿山バッジ700円は高い)

写真

2/6 7:36

牧草地に出ると「パッ」と視界が開けます。
前方には左から根子岳・中四阿・四阿山(でも山頂は見えない)

ここは何処でも歩ける

2/6 7:36

2/6 7:45

北アルプスもバッチリ

2/6 8:23

中四阿分岐

2/6 9:12

2200m付近まで登ると雲海の向こうに浅間山が

2/6 9:12

同じく雲海の向こうに湯の丸山

2/6 9:15

菅平スキー場の向こうに北アルプスの真っ白な稜線がクッキリ

2/6 9:27

ようやく四阿山頂がポッコリ突き出ているのが見えてきました。

2/6 9:27

2/6 9:27

菅平牧場から中四阿経由で登ってきた人を発見

2/6 9:27

2/6 9:27

2/6 9:55

強風の痩せ尾根の先にある四阿山頂標識と祠

2/6 9:55

2/6 9:55

2/6 9:55

2/6 9:56

根子岳

2/6 9:56

広大な雲海
向こうに見えているのは草津スキー場かな?

2/6 9:56

草津から志賀高原だと思います

2/6 9:57

2/6 9:57

2/6 9:58

向こうに小さく富士山も見えていました

2/6 9:58

2/6 9:59

遥か向こうのドアップ
これは中央アルプスと御嶽かな?

2/6 9:59

穂高連峰と大キレット

2/6 9:59

表銀座あたりだと思います。

2/6 9:59

奥は立山・剱、手前は針ノ木・爺ヶ岳の稜線かな

2/6 9:59

八峰キレットから五竜・唐松・不帰キレットそして白馬鑓

2/6 9:59

これは戸隠・妙高方面

2/6 9:59

2/6 10:00

2/6 10:00

2/6 10:04

2/6 10:58

稜線は強風で休憩できなかったので八合目で休憩(標高2100m標識あり)

2/6 11:23

2/6 11:23

2/6 11:23

2/6 11:35

2/6 11:50

2/6 12:03

あずまや高原ホテル

撮影機器：

CX2 リコー

感想

kaz

久々のマイカー単独山行。

本当は来週の西穂独標グループ山行があるので、家で大人しくしている予定でしたが、日曜日は全国的に晴天予報(日本海側でも)。これは久々のちょいと高い山に登れるチャンス!

ということで、次週の訓練という名目を勝手につけて目指した山は四阿山。
実は昨年3月に根子岳&四阿山をスノーシューで制覇しようと挑戦したことがあったんですが、事前の調査不足で予定した根子岳〜四阿山の稜線ルートは冬の季節にはとてもじゃないけど無理で、結局根子岳制覇のみで四阿山はわざわざ車移動して狙ったんですが、時間とスタミナ切れで2000m手前で敗退した、私にとって因縁の山。

とにかく確実に山頂に立つために、早めの行動が肝心と、朝7時15分にあずまや高原ホテル脇の登山口を出発。樹林帯の中を15分ほど歩くと、やがて眼前に広大な牧草地が拡がり、その先には根子岳、中四阿、そして四阿山のなだらかな稜線が青空の下にハッキリ見えました。

牧草地内には、スノーシューやスキー、スノーモービルの跡が沢山あり、牧草地を斜めにショートカットする最短コースを進みました。樹林帯で追い越した熟年夫婦が後から登ってくるのを時折確認しながら、なだらかな樹林の斜面へと続くスノーシューの跡を辿って、ドンドン快調に登ります。

スタートから1時間ちょっとで中四阿分岐を通過。昨年はココまででかなりヘロヘロになっていたのに、今回は見違えるほど快調です。そのまま先へ。

昨年はヘロヘロで周りを見る余裕がなかったからか気づかなかった里宮らしきところも通過し、標高2000m標識脇で最初の小休止。たしか昨年は2000mに到達する前に敗退していたので、ここまで休憩無しで到達できたことにひとまず満足。

10分少々の休憩の後、少し傾斜がキツイ斜面をドンドン登ると、2100m(八合目)で先行していたグループ2つが休憩していました。休憩からまだ30分もたっていなかったので、挨拶を交わしそのままパスして先行。

ここから上は岩とハイマツの広い尾根に変わり、雪の付き方も少ないこともあり踏み跡が不明瞭。幸い視界は良いし風も無いので安心して山頂方面を目指して進みました。

稜線手前で先行していたスノボとスキーを担いだ2人組をパスし、稜線に出たところで菅平牧場から登ってきた単独行さんをパスしたあたりで四阿山の山頂部がポッコリしているのが見えてきました。最後の最後だけ細い痩せ尾根のようです。

広い稜線からこの痩せ尾根になるあたりから、視界が開けるぶん、横風も強く、雪煙が頬をパチパチ叩きます。

9:54　痩せ尾根の山頂部に到着　どうやら本日の一番乗りです。やったね。

山頂からはそれまで見えていなかった志賀。草津方面や戸隠・妙高方面も良く見えました。

上空は薄い雲がかかった状態ですが、視界はクリア。四囲の山々が本当にキレイに見渡せます。ノンビリ休憩して眺望を楽しみたいところでしたが、吹きっ晒しの山頂は横風が強くて寒く、写真だけ撮りまくってサッサと下山。

登りに2組が休憩していた2100m地点まで一気に降りて、ココでノンビリ休憩(アルコールタイム)。

休憩ポイントから1時間かからずにあずまや高原ホテルまであっけなく下山。
結局登り2時間半・下り1時間20分(休憩含まず)の意外と短いコースでした。

でもスノーシューで全然問題なく歩けて、それなりの標高差900m弱を安全に楽しめる雪山(もちろん天気が良いことが条件ですが)でした。

早く車に戻れたので、帰りの関越道も渋滞することなく、自宅には夕方4時に帰着できました。

コメント

t_kono

いつかは私もスノーシュー
多い存分雪山を満喫しましたようですね。
良いコンディションに恵まれて何よりです。
私もいつかはスノーシューを楽しみたいと思います。

kaz

そのうち一緒に行きましょう！
t_konoさん、コメントありがとうございます！

３連休に北アルプス（西穂独標）へ行くための足慣らしを兼ねて＆前年途中敗退リベンジで四阿山まで日帰り遠征したんですが、肝心の北アルプスは悪天予報にて企画延期となってしまいました。残念。

スノーシューがあると冬の山野を駆け巡ることが出来るので、ぜひ来シーズンにでも。

それにしても年末、今回と、西穂との相性は良くないのかも。
いやいや、３度目の正直を狙って何とか雪シーズンのうちに登っておきたいなあ。