イブキグラ谷、沢登5
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
【D1】
駐車場(1:10)桶側の滝(7:15)宿営地(標高約1100m付近)
【D2】
宿営地(0:30)黒滝(6:00)中尾尾根(3:00)湯の又(0:20)駐車場
天候 | 【D1】晴れ 【D2】晴れ、標高1600m付近より上部はガスと南からの強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2016_1015-16
大峰イブキグラ谷(沢泊沢登)
★概要
2年ほど前から念願の初の沢泊&焚き火をY氏に依頼して実行できた
焚火には大きなパワーがあると感じた
熱量もそうだが、本能的にも言葉にし難い何かがあるように思う
機会があれば、仲間とともに焚火を囲んでみたいものだ
登山だとテント設営して焚火という訳にもいかないし
翌日の行動を考えると深酒もしないので、今回は楽しかった〜♪
遡行図が見つからなかったので、発見次第また!
★参加者
NMR氏(大阪)、TJ氏(鳥取)、Y氏、436号
★行動
★【D0】
20:30出発〜久居IC〜名阪国道〜西名阪〜・・・
23:30猿谷ダム
ここで先着の3名と合流
車泊
★【D1】
06:30起床
トイレもあり静かな場所だ
07:10猿谷ダム、出発
ぐねぐね道を進む
08:21駐車場、着
すでに2両、駐車してあった
そこに3両追加で駐車
08:43出発
右岸の林道跡を進み、すぐ入渓
09:31桶側の滝
なんとま〜〜変わった滝だ
すでに3名が1段目でザイルを出して登っていた
別の2人の男性は写真のみ(?)のようだ
自分たちも左からTJ氏がリードで登る
Y氏、436号、NMR氏と順次登った
先行の男女3名組はTJ氏、Y氏とも女性沢屋と知人のようだ
14:15シャワーの滝
TJ氏がリードで行く・・・
見えている部分は、ザイル無しでも登れそうだが
核心は、その向こう側にあった
水から上がるのに持ち手が、足場が、ムーブが厳しい!
16:45宿営地(標高約1100m)
ツエルトで設営
薪あつめ
焚き火、点火♪
お湯を沸かして夕食
宴だーーーー!
★【D2】
06:15ごろ起床
再び点火しアフターバーナー♪
朝食
07:53宿営地、発
最後にNMR氏が、焚き火にたっぷりの水で消火
ん〜〜所作がベテランだ〜
08:29黒滝
ひとしきり息があがると黒滝に到着
すでに男女3名組が登り始めていた
黒滝のすぐ右だ
3人が登り抜けるのを待つのだろうと思っていたら?!
Y氏が「ほな、いきましょか」と
後を着いていく・・・
黒滝右の右のガレたルンゼを登るのだそうで
「へ?」
リベンジじゃないの?と自分とNMR氏
「俺は、んなこと言ったこと無いぜ」とY氏
「え??」
「黒滝を登るんじゃなくて、左岸【側】を登るんだよ」とY氏
なんか詐欺にあったような感じの自分とNMR氏をよそに
TJ氏がリードで登り始めた
なんにせよ、これで良かった
とりあえず今日の必成目標は安全帰宅だ
08:50【1P目】
ルンゼの左を登る
09:46【2P】
ルンゼに入り更に登る
もちろんリードはTJ氏
10:30【3P】
TJ氏に甘えっ放しでは、申し訳ないと思い
リードは436号
しかし、カムを2個セットしたところで
ビビってしまう
「ザックを降ろしていけ」と皆が言う・・・
「ザックを途中で下ろすなら技量不足!交代申請」
「受理!」
TJ氏が快く引き受けてくれて、交代
TJ氏は途中、中間支点にハーケンを打ちこんでいた
自分は未体験だったから交代して良かったのだろう
さらに終了点の作成にもハーケンを打ち込んでいた
(・・・ありがとう)
12:52【4P】
急登を歩いて詰めて4P下部へ移動
距離は短いがTJ氏がまたもリードで突破
これで登攀的科目は終了した
13:19尾根上を高巻き
左の沢をみると20m?の滝が見える
このまま高巻きとする
進路は東北東方向へ登って、大峰奥駈道を目指す・・・が!?
沢に降りましょうとTJ氏が決断
14:04尾根から沢へ再びおりて休憩
いくつかの小さな滝をいくつか迂回したり直登する
やがて左の尾根に上がって下山路に出ようと進路は北へ
ガスが入ってきて南風が強くなる
Y氏の姿だけ直接確認できなかったが、Y氏は最後尾にいるよとNMR氏
14:30中尾尾根上へでた
もう登らなくていいと思うとほっとした
するとTJ氏、NMR氏と順次到着するが、Y氏が来ない・・・
待つ・・・
寒い・・・
ガスが濃い・・・
笛を数分間隔で3回吹いてみた・・・ら?
2回目の笛にY氏から笛の返事があった
遠い・・・
Y氏到着
明星ヶ岳までいっていってしまったようだ(驚)
強風で寒いので、そそくさと出発
尾根上は、踏み跡が薄いが
黄色や赤のテープやトラロープがあり、見つけると安心した
15:27下山を開始後、約1時間(標高約1380m付近)
険しい下降もひと段落し、枯葉の中を下っていくと
ガスも晴れ、風の影響も無い場所で休憩とした
最後尾のNMR氏を待ちつつ
スマホ用アプリ「地図ロイド」で現在地を確認・・・
尾根の右側へ(北側)にそれていた
正規尾根に戻り、左の湯俣へ向かう明瞭な尾根に取り付いた
ダラダラと下っていく・・・枯葉で足元がよく滑る
Y氏とTJ氏は、ドンドン下っていった
NMR氏が相変わらず最後尾だ・・・
ひとりにはできないよな・・・
16:56アンテナ付近
樹林帯内は薄暗く、踏み跡を見失う・・・
NMR氏が「あっちかな〜」左へ進むが
感覚的にもっと右だと思い、地図ロイドを起動・・・
やっぱ湯の又への尾根は、もう少し右なのでトラバース
踏み跡とアンテナ線を見つけた
NMR氏に笛を吹いて、待つ
「踏み跡ありましたー!」と言って、ついてきてもらう
二人で再び下りだす
惜しげもなくヘッドランプ点灯した
17:23湯の又
TJ氏が待っていたがY氏はすでに車両へ向かったようだ
もしかして?
車両でみんなを迎えにくるのか??
と、期待しながらすっかり暗くなった舗装路を歩く
17:45駐車場
Y氏はすでに、着替えが完了しており、あわい期待をした自分が
ばかばかしく思えた
ベテラン沢屋は、誰も甘えさせてはくれないのだ
18:20出発
Y氏号のあとをついて走る
なにせスマホのナビの電波が圏外なので役に立たない(泣)
途中、睡魔の嵐に見舞われ伊賀付近で2時間仮眠
帰宅は24時ごろだった
おおきな達成感と安堵感で、布団に横たわり爆眠!
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