三方崩山 -白山から急遽鞍替え-


- GPS
- 05:17
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 1,397m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:17
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ガイドマップ破線路だが道は明瞭。下部から中部は急登続きで、ロープが長々と張られているが、頼らないと登れないところは少ない。上部は崩壊地の上端を通り、足置き場所、バランスに注意。 |
写真
感想
当初は平瀬道から白山に登ろうと、大白川林道入口に着いたら通行止め(災害)となっていた。ガイドに「通行止め多く要確認」となっているのだがうっかりしていた。自転車積んできたら良かったか。せっかくここまで来たんだから近くでどこか登って帰ろうと、三方崩山に行ってみることにした。
未舗装の林道は急勾配のカープの連続で、四輪駆動でないと不安になる道だ。途中に歩行者が二人、下に車を置いているのだろう。標高800mの登山口には先行車二台停まっていて、1パーティー準備中だったが僕の方が早く歩き出した。
出だしから木が鬱蒼とした暗く急な細い道で、この先どうなるかと思ったが、谷から尾根に代わると明るくなって道もはっきり、破線の道としてはかなり歩きやすい方だ。1244m標高点から1956mのピークまでがひたすら尾根を忠実に辿る曲がりの少ない道で、急登率が高い。長々とロープが張ってあるが、今日の乾いた道ではそれらに頼る必要のある所は非常に少ない。攀じ登るところも殆どないが、ふくらはぎが突っ張る勾配が続く。紅葉はこの中腹が見頃。
標高1624mに最初の崩壊地越え、ここから展望も良くなる。山頂とそこまでのルートが見渡せるようになり、勾配も緩くなって概して歩きやすいが、1956mのピークとその前後で急な小ピーク越えと崩壊地の上縁通過がプチ難所。
頂上直前で一旦樹林帯に入り込み、それを抜けて突然のように山頂に着く。先行者一名、後続者三人パーティーと単独一名とで輪になって懇談会と相成った。すっきり晴れてはいないが御岳、乗鞍、槍穂高が良く見える。皆は小さなザックの軽装で、ガスコンロまで持ってきたのは僕だけだった。今日は山頂でのんびりと、ビール飲んで湯を沸かしてカレーメシとコーヒーを楽しんで来ると目標を立てていた。その目標を果たしつつ会話も楽しく、今日はこの山で良かったと思った。
皆さん次々と下山して行き、最後に僕が取り残された。1時間以上居てもいいかと思ってたが、寂しくなって僕も下りることにした。僕がおり始めると間もなく、そしてしばらくの間次々と登ってきて、十数人はすれ違ったと思う。1956mからの尾根下りは急でも割と下りやすく、山頂に居た5人は結局全員抜いて登山口に戻ってきた。
コメント
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平瀬はすぐ通行止めになってしかも復旧が遅いので今シーズンは×だそうです。
けどおかげで三方崩山行けてよかったですね。
ぜひBCで滑りましょう。
「寂しくなって」というので笑っちゃいました。
Nishidenさん、いつも単独で山登ってるのに(笑)
大白川林道は10月6日に路肩崩壊で通行止めになった、とありましたね。今年はこれまで大雨と落石で1-2日閉鎖はあったようですが、こんな長期は初めてでシーズン末期なので、このまま冬季閉鎖なんですかね。
三方崩山の山頂では、初めからずっと一人ならどうってことなかったと思います。またもうすぐ次の人たちが登ってくるとわかってたらもうしばらく居たでしょう。狭い山頂で全員で談笑してたので、いつのまにか友達がいなくなっちゃった、みたいな気分でした。
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