分水嶺:山王峠〜荒海山東側コル〜入山沢
- GPS
- 31:40
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,207m
- 下り
- 1,334m
コースタイム
【20081130】630―738無名峰(1275m)743―900無名峰(1246m)―935コル(1222m峰手前)944―1109無名峰(1276m)1134―1151荒海山東側コル(標高約1255m、ここから分水嶺を離れて栃木側・入山沢に下る)―1235(休:約1110m)1238―1313(休:約1070m)1328―1340沢分岐―1434(休:約880m)1446―1456林道・登山口1502―1535橋(右岸から左岸へ)―1620中ノ沢林道分岐―1700中三依温泉駅・男鹿の湯(入浴)
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】中三依温泉1847ж2240浅草2250ж2305大門2310ж2341新江古田 |
写真
感想
当初予定では荒海山まで達して、2008年のゴールデンウィークに田代山から荒海山に縦走した区間と分水嶺踏査をつなげるつもりだったが、荒海山は今回も手ごわかった!
・往路、今市付近の車窓からは冠雪した男体山・女峰山そして奥白根が美しく見えていた。
・山王峠(旧道)への道は途中崩れていた。
・山王峠からは、熊よけの南部鈴(三連)を着けて歩きだす。途中、七ヶ岳が特異な山容を見せる中、ロボット雨量計までは道形有り。その先も薄いとはいえ、ところどころ踏み跡も有り。但し足跡は人間のものよりは多くが鹿と思われ、熊と思しきものもちらほら。
・山王トンネル上ぐらいからやや雪も深くなり、荷が重いこともあってペースダウン。
・送電線監視路を右から合わせたとこら辺りを幕営地にしようとした後、念のため送電鉄塔まで空身で下見に行ったが、鉄塔基部の方が雪が少なくて良さそうだったので、ザックを取りに戻ってから幕営。風はそれほど強くはないが、気温はそれなりに低い。
・二日目は歩きだしこそ監視路があったものの、それもすぐに左に別れてしまい、その先は岩や木の根まじりの藪漕ぎで手ごわい。積雪も徐々に深くなり、曇天から雪がちらほら落ちてくる。一時、1275m峰手前の急登付近では敗退も考えたほど。
・1275m峰から先は主に北西側のけもの道(鹿の足跡)を辿りながら進むが、意外に時間がかかる。ルートファイディングは細心の注意で行ったので、道に迷うことによる時間ロスはなし。
・1276m峰付近は平坦な笹原になっていて、雪も深く、つぼ足ではしんどいところだった。雲が切れて顔を出した荒海山は遥か頭上に君臨していて、マッターホルンのような堂々たる山容。もう一泊すれば別だが、予定通りに日曜日中に帰るにはここまでが限度。
・未知の沢でリスクはあったが、南側の入山沢沿いを下山。早くに水が現れ、何度か徒渉や高巻きなど少々厭らしい箇所もあって、中々簡単には終了しない。
・やっと林道に着いたときは15時になってしまっていて、さらに長い林道を歩いて国道に出たときは日が完全に落ちて真っ暗。地形図も読めずに懐中電灯を取り出して駅への道を確認した。
・男鹿の湯で冷え切った身体を解凍してから帰京。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する