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Yamareco

計画ID: p118020
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南ア 白峰三山

2015年09月10日(木) ~ 2015年09月11日(金)
都道府県 山梨県 静岡県
minodeko その他2人
体力度
判定データなし
集合場所・時間
葛西IC3時半発 → 甲府南IC5時頃 → 奈良田P6時40分
ナビで奈良田の里を登録すれば問題なく行ける(0556−48−2552)。

一応、以下に道順も示す。
甲府南ICを下りて突き当りを右へ。しばらく進み笛南中交差点を左折して140号線へ。140号線は途中で右折するが、そのまま直進して4号線を道なりに突き当りまで進む。大きな橋を渡った交差点を左折して52号線を進む。飯富で信号交差点を右斜めに右折し410号線へ入る(看板あり)。突きあたりを右折して37号南アルプス公園線へ。あとは道なりにまっすぐ。甲府南ICから約1時間半で奈良田P。道沿い右側に第1P(公称27台)があり、その先の奈良田の里駐車場をすぎて、第2Pが左側にあり(第1Pから数百m先、公称350台)。
コンビニは140号線、4号線上に多くある。4号線突き当りの橋を渡って左折し52号線に入ったすぐにローソンが右側に、その先にセブンが1軒。後はありません。
南アルプス公園線は快適な舗装道路です。

奈良田から先はマイカー交通規制のため、広河原まではバスを利用。第1P、第2Pともにバス停あり。第1Pが先なので座りたい方はそちらでバスを待った方がいいかも。ただし、夏の最盛期は第2P始発のバスも出るようです。
奈良田駐車場の図は以下のURL参照
http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/sinnaradachushajou.pdf

土日は5:30始発、広河原インフォーメンションセンター6:15着です。
平日は8:05始発、広河原8:50着です。
奈良田ー広川原のバス時刻は以下のURL参照
http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/jikokuhyoura.pdf

当日は3連休前日の金曜日でしたので、8:05発のバスを予定していました。農鳥から大門沢を下りてくるため、車道歩きが短くなる第2Pに停めましたが、気が変わり第1Pへ戻りました。朝食を食べたりトイレに行ったりしていると、7時15分ごろに芦安からワゴン車のタクシーが1台やってきて、ちょうど到着した車に広河原に行くのかと声をかけるではないですか。すぐに走っていき、「私も乗ります」と席を確保。幸い第1Pにいた9-10人が全員乗れました。バスと同じ1130円。しかも、広河原には8時前に到着。始発バスよりも1時間早く登山開始できました。

運転手さんに聞いたら、登山者が多い三連休は前日の平日に奈良田に来ることがあるそうですが、普通の土日の前の金曜は来ないそうです。三連休前の平日も必ず来るわけではないとのことです。この日の朝は、台風19号を避けるため、前日の金曜から入る人が多かったようで、芦安からは始発で100名以上が広河原に向かったとのこと。このタクシーも広河原に送った後に奈良田で始発バスを待つ人を拾いに来てくれたようです。幸先の良いスタートでラッキーでした。
GPS
17:37
距離
32.3km
上り
3,075m
下り
3,747m
地図上に表示

行動予定

■1日目
広河原インフォメーションセンター - 08:20 広河原 - 08:25 広河原山荘 08:26 - 08:34 白根御池分岐 - 10:36 白根御池小屋 11:00 - 12:32 草すべり分岐 12:51 - 12:55 小太郎尾根分岐 13:16 - 13:52 北岳肩ノ小屋 13:58 - 14:09 両俣分岐 14:15 - 14:30 北岳 14:45 - 14:54 吊尾根分岐 14:55 - 15:05 トラバースルート分岐 15:09 - 15:23 北岳山荘
■2日目
北岳山荘 - 06:35 中白根山 06:36 - 07:09 間ノ岳 07:19 - 08:02 農鳥小屋 08:17 - 09:17 西農鳥岳 09:18 - 09:48 農鳥岳 10:29 - 10:51 大門沢分岐 10:54 - 12:32 大門沢小屋 13:10 - 15:27 奈良田ゲート - 15:51 奈良田バス停 16:03 - 16:04 ゴール地点

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 ストック ポール
共同装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 ストック ポール
緊急時の対応・ルート 天気が悪ければ中止
注意箇所・注意点 登山ポストは、広河原インフォーメンションセンターの2Fで提出できます。吊橋を渡った先の広河原山荘でも提出できます。

広河原から20分ほどで大樺沢二俣へ向かう道と白根御池小屋へ向かう道の分岐に出ます。私は大樺沢から左俣へ進み、八本歯のコルへ進む予定で登山届を出し、分岐点でも標識に従って大樺沢の方へ進んだつもりが、ボーと歩いていて白根御池のルートに行ってしまいました。第1ベンチの休憩所で標識が「←白根御池小屋」とあり、あわててGPSを確認してルートミスに気付きました。これも何かのお導きと考え、そのまま白根御池、肩の小屋のルートで北岳山荘を目指すことに・・。

広河原山荘→白根御池小屋:特に危険個所なし
最初からそこそこの急登です。第1ベンチと第2ベンチが程よいところに設置されており、第2ベンチからしばらく登ると斜面をトラバースするように平坦に進み、白根御池小屋にでます。小屋の前のベンチからは、鳳凰山の観音、薬師が目の前に、小屋の上を見上げるとバットレスが見えます。

白根御池小屋→小太郎尾根分岐:特に危険個所なし
草すべりも急登です。真ん中あたりで、なぜかauがつながってしまい、タイミングよく会社から仕事のcメールが入ってきたので、試しに電話したらつながってしまいました。奈良田を出たすぐあとに圏外になり、広河原も圏外だったので意外でした。
小太郎尾根に出ると甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳、甲斐駒の右には八ヶ岳連峰、仙丈の右後方には北アルプスの山並み、左側には乗鞍や中央アルプスが見え、ここまでの疲れが一気に吹っ飛びます。鳳凰三山の地蔵のオベリスクもはっきり見えます。もちろん富士山も。

小太郎尾根分岐→北岳肩の小屋:特に危険個所なし
小太郎尾根分岐までの登りにくらべると楽です。中央アルプスなど景色を楽しみながら稜線を進みます。ここで、奈良田から一緒にタクシーに乗った若者4人組に再会。彼らは大樺沢を進み、八本歯へは向かわずに右俣コースを取って小太郎尾根分岐へ進んできたそうです。

北岳肩の小屋→北岳:岩稜を登ります。特に危険個所はなし
最後の登りです。風も強めで寒いので、ソフトシェルをきました。八本歯のコルを想定して持ってきたヘルメットをここで着用(他につけている人はいません)。素晴らしい眺望でした。

北岳→北岳山荘:注意して下れば問題なし
ずーっと小屋を見ながら下ります。景色に見とれて踏み外さないように。(小屋泊)
小屋周辺はauつながりました。もちろんドコモも。小屋の中はダメですが、部屋の窓ガラス(富士山側)にくっつけるとネットにつながります。ドコモの方は部屋の中で普通に通話されていました。小屋のトイレは男女共通です。結構大きめで水洗トイレです(私は大は使用していませんが、水洗の音がしてました)。この日は三連休前日だったので、50-60名の宿泊者で布団は一人で使用できました(1畳/人)。食事も一度に全員できたと思います。9月の三連休に来た友人は1畳に3人だったそうで、廊下にまで溢れていたそうです。その時は17時くらいに到着した人は、チェックイン待ちの人が小屋の外にずらっと並んでいて、小屋に入るのに2時間待ちだったそうです(有給休暇うまく使ってください)。

北岳山荘→間ノ岳:急登です。危険個所はないですが慎重に。
2日目のしょっぱなからきつい登りです。尾根道が急な上に多少滑りやすいので慎重に登ります。

間ノ岳→農鳥小屋:急な下りです。慎重に。
かなり急な下りです。赤ヘルのオヤジさんに下から見られているかと思い、気張って颯爽と下りました。

農鳥小屋→西農鳥岳:急な登り返し。
間ノ岳の登りと同じです。辛い登りですが、しっかりと踏みしめて登ります

西農鳥岳→農鳥岳:岩稜あり。慎重に越えてください
アップダウンはそれほどありません。岩稜は手足を使ってしっかり越えてください

農鳥岳→大門沢小屋:長い下りです。危険個所はなし
登山道は渇いていましたが、枯葉が微妙にスリップを助長します。途中から眺望がなくなり、ひたすら下ります。下りなのにやたら汗をかき、Tシャツ1枚になりました

大門沢小屋→奈良田:これも長い。道迷いしやすい個所あり。木橋を数回わたる
小屋から沢へ下り、ひたすら登山道を下ります。しばらく沢沿いに下るのですが、沢から離れ始めたところで、本来の登山道より沢側に踏み跡あり。こちらに進んでしまうと、だんだん道が細く行き詰ってしまいます。おかしいと思い、GPSで確認したら少し沢寄りに進んでいました。強引に斜面をあがり、登山道に復帰。踏み跡がありましたので、間違った人が何人もいると思います。
しばらく沢から離れた後、斜面を沢へ向かって九十九折りのように一気に下るところがあります。滑らないよう慎重に下りてください。バランスを崩すか滑ると沢へ真っ逆さまに落ちます。このあたりは相当足にきてますので、踏ん張りが利きづらいです。注意してください。
その他 奈良田の里の「女帝の湯」に寄りました。町営の源泉かけ流しの温泉です。かすかに硫黄臭のするアルカリ泉でぬるぬるして気持ち良いです。私が入ったときは先行者2人のみで、ゆったりのんびりと入れました。洗い場8つ。550円。駐車場は下の道路沿いで、歩いて坂を上ります。この坂がちょっと堪えます。
第1Pのすぐ横に奈良田温泉白根館があります。日帰り温泉は13−17時まで。料金不明。
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この計画で通る場所

北岳 (3193.2m)
間ノ岳 (3189.5m)
農鳥岳 (3026m)
西農鳥岳 (3051m)
中白根山 (3055m)