具体的な作成:「海岸線、道路縁、軌道の中心線、水涯線」編
1.http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html にアクセス、基盤地図情報にログイン
2.アンケート画面では、適当な箇所にチャックを入れ、次へ
3.「基盤地図情報 縮尺レベル 25000 JPJIS形」上段真ん中の上側をクリック
4.必要な都道府県を展開、海岸線、道路縁、軌道の中心線、水涯線をチェックし、「選択し次へ」をクリック、次の画面でDL(標高点も同時にDLしたほうが手間が省けるのは、もちろん)
5.DLしたファイルを適当な作業用ファイルに移動(DLファイルはzipですが、解凍の必要はないです)。
「Shapeファイル作成」
6.FGDV.exeを起動、[ファイル]->[新規プロジェクト作成]で開いたウィンドウの[追加..]クリック、ファイルを選択(以前に追加したファイルが残っているので解除しておく)
参考:ファイル名 FG-JPS-**-##-Z%%%.zip の**は、都道府県番号、##は、データの種類(02:海岸線、06:道路縁、08:軌道の中心線、08:水涯線)、%%%は、そのデータの中の通し番号
7.選択したら、[OK]をクリック
8.次に[エクスポート]->[エクスポート]で、エクスポート画面、以下の設定後、[OK]
変換種別:シェープファイル
変換する要素:(個別に変換した方が良いです、まとめてすると線種がすべて同一になる)
直角座標系に変換:チェックをはずす(チェックすると緯度経度の情報がなくなる)
変換する領域:全データ領域を出力
9.出力が完了した画面が出るので[OK](データが大きいと時間がかかる)
「Polishファイルを作成」
10.出力されたファイルの中の拡張子 shp のファイルを右クリック、[GPSMapEditから開く]を選択(GPSMapEditのファイルを開くからは、開くファイルの種類を変更が必要)
11.GPSMapEditが起動すると、ファイルの属性を尋ねるウィンドウが出る
1. Select type of objects画面、設定し[Next]
Type set: Garmin(プルダウンメニューの一番上)
From list->Code: 0x0015(海岸線)、0x0023(道路縁)、0x007(軌道の中心線)、0x0015(水涯線)
参考:実際にGPSに表示させて上記のように決めましたが、ここはお好みで。但し、GPSMapEditが表示している線種と実際GPS機が表示する線種は一致しません。また、機種ごとにも違いがあるようです。
2. Select field for labels: Select field for labelsのチェックをはずす、[Next]
3. Assign additional attributes: 何も設定せず[Next]
4. Select souce coordinate system: Coodinate systemが、Latitude/Longitude degrees(すでに選択されている)、[Next]
5. Select zoom levels to import: Level0にチェック(すでに入っている)、[Finish]
(インストール時に日本語を選択すると日本語表示になるので、上記は適当に翻訳してください)
12.[File]->[Map properties]にて属性設定画面タブから、以下以外はそのまま
1. Header
Type set: Garmin
ID: 10進8桁、作成するファイルのIDは、重複してはいけない。最後にイメージファイルを作成するときまずいらしい。(個人的には、10進8桁 (都道府県番号2桁)+(データ種類番号2桁)+(同一データ種の通し番号2桁)+(バージョン番号2桁)です)
Name: 適当に(2バイト文字が使えるかわかりません)
Copyright information: 適当に(空白でもOK)
Datum: WGS 84(すでになっている)
Elevation units: Meters
以下そのまま
2. cGpsMapper
TRE size: 1000
RGN limit: 1024
TRE margin: 0.000
Map is transparent: Y - Transparent map without backround object
Preprocessing: No
POI index: チェックをはずす
[OK]で閉じる
13.[File]->[Save as..] 名前をつけて保存(これをしないとイメージファイルを作れない、その割には同じ名前でもOK)
「マップソースイメージを作成」
14.[File]->[Export]->[Garmin IMG / cgpsmapper.exe] 名前を変更するなら変更して保存。
15.cgpsmapper.exeのウィンドウが開く、[Run]クリック、イメージを作成、終了後[Close]ウィンドウを閉じる。
(最初にGPSMapEditから、cgpsmapper.exeを呼び出すときに、パスを要求される。直接入力するか、パス入力場所の右にある[...]をクリックしてcgpsmapper.exeを選択)
コメント:最終的に山域ごとの地図を作成する時にマップソースイメージは、必要ないので、Polishファイル毎にイメージを作る必要はない。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する