具体的な作成:「標高点(等高線)」編
1.標高点データのDLは、「海岸線、道路縁、軌道の中心線、水涯線」編と同じ。
2.zipファイルを解凍。(一度に処理できるファイルの大きさは500MB程度まで、かつ同じフォルダー内のファイルは同時に処理するので、解凍するzipファイルは、1個がいいと思う)
3.FG-JPS-**-09-Z001.zipを解凍したときにできる標高点(スポット)ファイル FG-JPS-**-ElevPt25000-20080331-0001.xmlは除いておく。
「Polishファイルを作成」:xmlファイルからPolishファイルを直接変換する
4.「アベル父さん」が公開しているVBA for MS Excel スクリプト Coverter_ContrXML_to_PFM を実行し、Polishファイルを作成。
注1:1個のファイルを選択しても(1個しか選べないが)、同一フォルダーにあるすべてのxmlファイルを、1個のPolishファイルに変換する。
注2:作成されるファイルの名前は、newPFM.mpのみで、警告なく上書きされるので、複数の作業を行うとき作業ごとにファイル名を変えていかないと泣きを見る。
参考:以下のスクリプトを変更しました。
Line54 Write #1, "Level0=22" -> Write #1, "Level0=23"
Line55 Write #1, "Level1=21" -> Write #1, "Level1=22"
Line56 Write #1, "Level2=18" -> Write #1, "Level2=21"
Line57 Write #1, "Level3=17" -> Write #1, "Level3=19"
Line162 If strAlt Mod 20 = 0 And strAlt > 500 Then -> If strAlt Mod 10 = 0 Then
Line164 If strAlt Mod 500 = 0 Then -> If strAlt Mod 100 = 0 Then
Line165 Write #1, "TYPE=0x0003" -> Write #1, "TYPE=0x0023"
Line168 ElseIf strAlt Mod 100 = 0 Then -> ElseIf strAlt Mod 20 = 0 Then
Line169 Write #1, "TYPE=0x0003" -> Write #1, "TYPE=0x0021"
Line170 Write #1, "Label=" & strAlt -> 'Write #1, "Label=" & strAlt
変更の概要は、
1.スケールによる等高線間隔を描く変化を、等高線の(500m, 100m, 20m)ごとから、(100m, 20m, 10m)に変更
2.これにより最も詳しい等高線の標高差は10mとなる。
3.スケールが小さい所で見やすいように調節した。GPSのスケールで、標高線の間隔が、1.2kmまで100m、500mまで20m、300m以下は10m間隔となる。
4.標高のラベルは、100mごとの線に入れる。線種によってはラベルが表示されないので、表示される線種0x0023選択。
5.Line170は、先頭に「'」を付けている。
スクリプトの実行に関しては、http://homepage3.nifty.com/~abel/main/create_contour_pfm.html
5.出力されたファイルを右クリック、[GPSMapEditから開く]を選択
6.[File]->[Map properties]にて属性設定画面タブから、以下以外はそのまま
1. Header
Type set: Garmin
ID: 10進8桁、作成するファイルのIDは、重複してはいけない。最後にイメージファイルを作成するときまずいらしい。(個人的には、10進8桁 (都道府県番号2桁)+(データ種類番号2桁)+(同一データ種の通し番号2桁)+(バージョン番号2桁)です)
Name: 適当に
Copyright information: 適当に(空白でもOK)
Datum: WGS 84(すでになっている)
Elevation units: Meters
以下そのまま
2. cGpsMapper (以下のようにすでになっているはず)
TRE size: 1000
RGN limit: 1024
TRE margin: 0.000
Map is transparent: Y - Transparent map without backround object
Preprocessing: No
POI index: チェックをはずす
2. Extras(入れなくても問題なしですが)
[Add..]クリック、開いたウィンドウで、
Key: SimplifyLevel (表示する等高線を滑らかにする)
Value: 2 (0.1〜10の間定。数字が大きいほど等高線がなめらかになるが重くなる
[OK]で閉じる
7.[File]->[Save as..] 名前をつけて保存(これをしないとイメージファイルを作れない、その割には同じ名前でもOK)
「マップソースイメージを作成」
8.[File]->[Export]->[Garmin IMG / cgpsmapper.exe] 名前を変更するなら変更して保存。
9.cgpsmapper.exeのウィンドウが開く、[Run]クリック、イメージを作成、終了後[Close]ウィンドウを閉じる。
コメント:最終的に山域ごとの地図を作成する時にマップソースイメージは、必要ないので、Polishファイル毎にイメージを作る必要はない。
最後に、GPSに入れるマップイメージを作成する
1.sendmap20を起動
2.[Add Maps]クリック -> 入れたいマップソースイメージを選択
3.[Create GMAPSUPP.IMG]クリック
4.作成されたGMAPSUPP.IMG(名前変えたほうがいいかも、拡張子は.imgで)を、GPS機の「Garmin」フォルダーに入れる。GPSを起動した時に認識されるはず。
Gentianaさん、こんばんは。
とても役立つ情報をご提供頂いていると思うのですが、日記に同日連投すると最新の一つしか一覧に出てこないシステム仕様になっているのであまりに勿体ないです。
日記であれば数日に分けてあげて頂く方が目に付きやすいですし、内容からすると「ヤマノート」あるいは「GPSコミュニティ」で永久保存版にして頂くのが宜しいと思います。
私も現行の60CSxがダウンしたらeTrexシリーズを次の候補にすると思うので、その節はご指導をお願いします。
こんにちは
このシリーズが一通りまとまりましたら、ヤマノートにまとめをあげる予定にしています。
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