蓑毛 大山 日向クアハウス山小屋
- GPS
- 06:05
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,053m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 6:04
天候 | 曇り時々霧様 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
秦野北口7時50分→8時15分蓑毛 日向薬師4時45分→伊勢原北口 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤビツ峠までは歩きやすいですが、これからは霜が増えるでしょうから木橋などは滑りやすくなると思います。 下社から大山への道は渋滞です。 大山から見晴台に下る山頂直下の階段は泥濘で泥を避けて木に乗ると滑ります。ダブルストックで転ばぬ先の杖がヨロシイかと。気になるのは結構健脚の経験値の高そうな高齢者の方はダブルストックでなれない高齢者の方がステッキタイプのシングルストックが多いです。最近は安価ですから子供さんやお孫さんから、プレゼントされては如何でしょうか? |
その他周辺情報 | 日向ふれあい学習センターから少し下った、クアハウス山小屋さん、穴場でハイキングの後にユックリお湯に浸かりたい方、岩魚のお刺身や塩焼き・鹿猪肉でビールや地酒で一杯の向きには、超お薦めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 冬では、ホカロンは低山でも必須 |
感想
勤労感謝の日まではバスが出るとされている大弛峠。
バス運行の時間内で帰ってこれる自信がないので、甲府からレンタカーで金峰山と奥北千丈岳を楽しんで、塩山夢乃屋さんでほうとうを楽しむ、お一人様山行の締めを計画していました。
しか〜し、山梨県内の激安ニコニコレンタカーは全車予約済み、天気予報は氷点下で風速10メートル以上と初心者の爺には極めて厳しい条件となり。涙を飲んで断念することに致しました。
休日を一日中だらだら過ごすのも嫌なので、以前の職場の大先輩にメールをした所、大山に出かけるとのこと、そこでお願いしてパーティーに潜り込まして貰うことにしました。
少しユックリめ、秦野北口7時40分発の蓑毛行きのバスは空いていて座って行けます。バス停前のトイレで準備を整えてから、道路を隔てた子供さんの石像の脇を金目川に沿ってアスファルト道をヤビツ峠を目指して登り始めます。登山道に入って1kmほど進んだ所の木橋で金目川を渡河、渡って右に曲がり上流に300mほど遡上した所にある髭僧の滝に寄り道。冬なのに僧侶の長髭を想像させる水量と水しぶきです。丹沢は水に恵まれた山系ですね。
標高600mを超えて沢筋から柏木林道の尾根道に登りついた所から眺望がよくなります。遠く相模灘の手前の湘南平や吾妻山から眼下に目を戻せば、初冬の寒さに色づいた木々に彩られた蓑輪の村落は日本御伽なばしに出てきそうな佇まいを見せてくれます。
ヤビツ峠から少し上がったベンチのあるスペースで少し休憩して汗を拭った後、大山までは2kmの行程で500mを登らねばなりません。イタツミ尾根は所々で展望が開けるのが救いですが、山頂手前の石の階段では足が攣りそうになってしまいました。
山頂ではビールを購入し、ベンチをお借りしてランチタイム。主婦の方がパーティーに居られると、揚餃子(お揚さんの中に入った餃子)、鶏皮の山葵焼き、鳥の照り焼き、などなど豪華なランチになります。パーティーに潜りこませて頂けて、ラッキーでした。(思い立ったらの単独山行も捨てがたいですが・・。)
ただ、10分も食べていると手が凍えてきます。風がなかったから良かったものの気温は氷点下に近かったと思います。山頂の裏手の休憩スペースでは、皆さんバーナーや携帯コンロでおでんやラーメンや鍋をされていました。それでも寒そうです。
山頂からは伊豆半島・湘南の相模湾、三浦半島、横浜から東亰の町並みやスカイツリーそして房総半島や筑波山まで見渡せます。背後側にそびえる富士山が見えないのが残念でしたが、江戸時代には遠く江戸の街から、富士山を背後に背負った大山を仰ぎながら、「あんた、息子達に商売譲ったら大山に参りましょう」と話していたのかもしれません。
現代の女性陣はトイレの長蛇の列で20−30分震えて並んでおられました。男子トイレはがらがら。大阪ならおばちゃんが小さい男の子を出汁に使って男子トイレにどんどん入ってくるのですけどね。関東の妙齢の女性はマナーが良いですね。
冬の丹沢にはホカロンが必須だと学習致しました。
山頂からは秦野市にさよならをして、厚木市と伊勢原市の境界を下り始めます。山頂からの直下は泥濘で足が滑ります。ここでも渋滞。雷ノ尾根で見晴台まで下りますが、足元がよくなってからも数珠つなぎでした。
結構段差が大きいので高齢者のハイカーの方は苦労されていました。見晴台からでも筑波山やスカイツリーが見えます。気温も少し暖かく、スペースも広いですので、お昼ごはんの休憩はこちらのほうが良いかもしれません。東屋では山ガールの方がまったりバーナーでお食事をされていました。ビバークも十分出来そうでです。
見晴台から下社方面に曲がらずにまっすぐ関東ふれあい道をおります。疲れた足腰には堪える石を敷き詰めた九十九折です。途中でアスファルトの林道を横切りますので、登山道から林道に切り替えたい誘惑に駆られます。しかし、そこからは5分で日向ふれあいセンターの裏に出て木橋を渡って登山道は終了になります。
クアハウス山小屋さんのお風呂は湧水とのことですが、お肌がすべすべする優しい湯あたりのしないぬるめのお風呂です。露天ではありませんが窓を少し切ると山からの涼しげな風が入り込み、のぼせずに、ゆっくりと疲れた足腰をストレッチ&マッサージ出来ます。半身浴好きの私には最高でした。
レストランでは鹿肉のステーキやイノシシ鍋も頼めます。私達は生ビールと地酒そして味噌漬け鹿肉の焼き物、大山豆腐の冷奴、ハーフソーセージ、などを頂きました。一人1500円以上使うと日向薬師のバス停まで送っていただけます。お風呂あがりに美味しいあてとビール&地酒で機嫌よくなった爺には非常にありがたいサービスでした。
送迎は美人の娘さん、これまた美人の従姉妹の方と上品なお母上とで切り盛りされています。クアハウス山小屋さんキャンプも日帰BBQも行けます。穴場でお薦めです。
伊勢原からひと駅戻った鶴巻温泉の「楽」さんで2次会(本宴会)で、爺婆&妙齢女子集団はヘベレケになって帰りましたとさ。(汗)
楽の女将さんの息子さんは日本酒に精通されていて、色々お話伺えます。獺祭なども原価ギリギリで飲めます、こちらは、丹沢表尾根下山後の宴会にお薦めです。
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