白山・プチ地獄
- GPS
- --:--
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 2,268m
- 下り
- 2,253m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 9:42
1.05 830m 市ノ瀬
1.55 1240m 別当出合
2.58 1500m 中飯場
4.05 1970m 甚ノ助ヒュッテ
5.40 2470m 室堂
6.38 2702m 白山山頂
6.54 2702m 白山山頂発
8.02 1970m 甚ノ助ヒュッテ
9.13 1240m 別当出合
9.36 830m 市ノ瀬
9.57 510m 白峰ゲート
天候 | 雨のち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
白峰ゲートは閉じている。 別当出合周辺の工事は全て終了している。 |
写真
感想
降水確率100%は知っていたが上に行けば雪になるだろうとサブを誘って体力作り、雪遊びに出掛けた.午後11時に自宅を出て白峰ゲート0時半スタートの約束で白峰へと車を走らせる。自宅から雨の中ブルーな気持ち、白峰では激しく雨は降っていた.ゲート手前の隊道で仕度をしていたらサブも到着.完全雨対策で白峰ゲートをチャリでスタート.
こんな悪天候にもし誰か来る人がいたら友達になってスキー一緒したいよねとサブと会話しながらチャリを漕ぐ.暖かい夜だ汗をかかない様にのんびり走る.市ノ瀬手前の隊道で雨を避け休憩、アウターの下は半袖だ.休憩したら寒くなって来たので市ノ瀬から先の急傾斜はギアを上げてガシガシ漕いだ.まだチャリ足が出来ていないサブはついて来れず、ドンドン離れて一人旅で別当出合到着.待つ事15分サブも到着した.
サブは昨日雪の唐松岳を白馬山麓から4時間半で往復したらしい,少し疲れが残っているのだろうか?雪のない別当出合で休憩後もう工事が終了してロープが無くなった一本橋を渡る.ワイヤーも全てしっかり張られていたので安心して渡れた.
中飯場に着くがやはり暑いので長袖はまた脱いで半袖一枚にアウターとした。ここも雪は無いが1700m辺りから雪が出て来た.少し雨が小降りになって来て救われた.甚ノ助で5cmと寂しい限り,中で休憩して気合いを入れる.このペースなら山頂はまだ暗いかも、外に出て雪の中をガシガシ高度を上げる.徐々に雪は増えていく.10cm、20cm少しずつごぼって行く.昨日は快晴だったが登山者は皆無だったようだ.
弥陀が原から風が強くなり雪が降り出した.室堂で建物の陰に身を潜めていよいよ地獄対策だ.地獄ゴーグルを付けてもう地獄ではなくなった.室堂から暗闇の中サブに引き続きラッセルを頑張ってもらった.雪は30cmから40cmと言ったところか、山頂手前で薄明るくなった.奥社に到着だ.こんな日にお参りしてこそご利益があると言うものだ.サブは念入りに安産祈願をしていた.
さあ山頂で記念写真を撮ったら後はダッシュで下りるだけ視界は全くないが雪遊びが出来ただけでいいじゃないか、甚ノ助で休憩して防寒装備解除、小雨は相変わらず降っていたがもうびしょ濡れ関係無しでガンガン下りていく.別当出合に着いて後はチャリを飛ばすだけ.しかししばらくのS字カーブで落ち葉を踏んで滑って大転倒、右胸部を道路で強打、痛くてしばらく息が出きず起き上がれなかった.しばらく悶絶、胸が痛い,肋骨は大丈夫だろうか?少し休憩して曲がったハンドルをサブに直してもらい気を取り直して再スタート.
市ノ瀬から雨の中血が滲んだ手や足をかばいながら何とか白峰ゴール、午後から用事があると言うサブだが10時前に着けば余裕でしょう。帰宅後装備を点検したらウエアーや長袖に穴が開いていて買ったばかりのザックカバーも使い物にならないくらい擦れていた.まあ身も心もとっても痛いが今日も白山で雪遊びが出来て大満足です.今日も完全燃焼.
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