純白の白山・山頂滑降



- GPS
- --:--
- 距離
- 38.9km
- 登り
- 2,243m
- 下り
- 2,228m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 10:57
3.52 830m 市ノ瀬
5.08 1240m 別当出合
6.09 1500m 中飯場
7.20 1970m 甚ノ助ヒュッテ
8.59 2300m 弥陀が原
10.34 2702m 白山山頂
11.00 2702m 白山山頂発
11.58 1970m 甚ノ助ヒュッテ
13.10 1240m 別当出合
13.30 830m 市ノ瀬
13.47 510m 白峰ゲート
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り 甚の助手前から山頂までスキー歩行 下り 山頂から黒ボコ下甚ノ助へのトラバースまで滑走 |
その他周辺情報 | 杉ノ子温泉 |
写真
感想
日曜に打撲した肋骨の痛みは引いていないが鎮痛剤を飲めば多少痛みは和らぐので晴れ予想の今日は行くしか無かった.前夜は医局の忘年会があった.
山と忘年会を天秤にかけて酒を控えて、料理も程々にしてこそっと退席した.自宅への帰り道お腹が空いたのでたこ焼きを買って食べた.自宅で少し横になって深夜1時家を出た.今日はスズケンに白峰深夜三時半発と約束してる。
飛ばして白峰に着くと既にススケンも到着していた.深夜3時前にはスタート出来た.星空だったがメチャ寒かった.今日は板を担いでいるので重くて胸にジンジン来る.ペースを落としてチャリを漕ぐ.1時間で市ノ瀬に着いた.さあここからが急になる.大きく息を吸うと痛いので小さな呼吸で回数を増やす事にした。傾斜が増すと酸欠で息が辛い,おまけに重荷で腰も尻も痛い.マジ苦行だ.どこまで続くこの苦行,もう胸の痛み以上の苦行となり胸の痛みは忘れた.山は自然のホスピタルと言う事だろう.
日曜大転倒したS字カーブを過ぎ直線に入ると別当出合までもうすぐだ.二時間少々の苦行がようやく終了した.マジ辛かった.別当出合にママチャリが一台、物好きがもう一人いた.さて今日の一本橋は恐怖だった.スケートリンクの様にツルツルに凍っていた.恐い、ワイヤーを握りしめてゆっくりゆっくり歩く.通常の三倍以上時間はかかったろう.対岸に着いて安堵した.ママチャリ君は観光新道に回ったらしい.
兼用靴で雪の無い石畳を登る.登り切ると雪が出て来た.中飯場で休憩してさあ頑張るぞ.重荷と兼用靴なのでペースは上がらない.覗きを過ぎて雪は増え出した.甚の助手前でスキー歩行とした。甚ノ助で20cmほどだろうか.スキー歩行は快適だった.やはりこれでなければ。雪は少しずつ増えたが思ったほどではなかった.帰りの滑りは甚ノ助までは無理だ.黒ボコへのつづらを登り切ると正面に真っ白な白山がドーン、今日も来て良かった.頑張って良かった.山頂を見ると中腹に単独行が見えた.嬉しくなった.
弥陀が原を過ぎ雪は増えてもうスキーは快適そうだ.正面の沢をダイレクトに登り上げる事にした。素晴らしい景色、白山は最高です.山頂直下で単独行とすれ違う.僕の先日の記録を見て頑張って挑戦したと言ってくれた.ウーンマンダム!頑張って記録上げた甲斐がありました.モチの高い人大好きです.
さあ山頂だ.今日もピークまでスキーで歩いた.風は強くて寒いが心は熱いので問題ない.さあスズケン山頂から行くよ.快適に落ちて行く.弥陀が原まであっという間、ここでつぼ足単独行を追い抜いた.振り返ると白山が素敵だ.黒ボコからもガンガン滑って甚ノ助へのトラバース途中でさすがに板を気遣って担ぐ事にした。
ここからは兼用靴でガシガシ下る.下りはさすがに胸に響くが感動で胸一杯だ.石畳を下りてもう乾いた一本橋を渡り別当出合に到着.ここから懲りずにチャリで爆走、白峰まで30分だった.無理を押して白山へ行って良かった.感激の一日になった.
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