六甲 岡本〜雨ケ峠〜魚屋道
- GPS
- 05:45
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 705m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:38
10:30 打越峠
10:30 西おたふく山への分岐の沢
11:40 雨が峠 (四等三角点621.3m)
12:05 東おたふく山への分岐の沢
12:55 一軒茶屋
14:20 かんぽの宿 有馬
15:00 有馬バスターミナル 着 宝塚まで 約40分 570円
合計時間 5時間45分 合計距離 11.3km 累積上り920m 累積下り571m
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 有馬温泉バスターミナル 宝塚行きバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は明瞭 道標もある |
その他周辺情報 | 有馬温泉の足湯 |
感想
「紅葉の美しさで定評のあるコース」とガイド本に紹介されていたので「西おたふく山」を目指して阪急岡本駅を出発したが、途中の沢で間違えて東に曲がってしまい、結果、雨が峠から七曲りを経て有馬温泉へと下ることになった。それでも六甲を南から北へと縦断するコースを歩いたことになり、少しは山歩きに慣れたかもしれないと思った。
12月に入っており、紅葉の最盛期は過ぎて、また午後から雨との天気予報が出ていたが、行きの阪急電車は六甲を目指すシニアハイカー達で満員であった。しかし岡本駅で下車する人は少ない。とりあえず天上川沿いに北へ進み岡本八幡神社で地図と見比べて、この道であるとやっと確信できた。岡本梅林住宅というアパートの先が「八幡谷入口」になっており、静かな谷沿いの道を歩む。打越峠を過ぎて、なだらかな広い樹林帯の中を下る。やがて沢に出合い、ここで本来は直進して住吉道方面へ行くべきところを右折して沢沿いを遡り、風吹き岩からの道と合流して雨が峠へと向かうことになった。
しかしながら、落ち葉を踏みながら歩く道は心地よく、中には、今を盛りと真っ赤に燃えているもみじや黄色の葉をぎっしり付けている木もあったりして、晩秋の森の想いををたっぷりと感じながらのハイキングとなった。「芦屋カンツリー倶楽部」というゴルフ場の中を突っ切った先が雨が峠である。
雨が峠は東おたふく山への分岐にもなっていて、ちょっとした広場があるが、道を急ぐのでとさっさと先へ進んだ。しかし帰ってから地図を調べたら4等三角点621.3mがちゃんとあるではないか。もったいなかったと心底思った。
手元の地図もGPSに仕込んだルートもあてには出来なかったが、道標とコンパスでなんとか道は辿れた。本庄橋跡を越えた先の沢のあたりに見覚えがあり「土桶割峠」「東おたふく山」への分岐点であった。この日一番きつい登りとなった七曲りを経て一軒茶屋に出た。
天気予報どおり午後2時過ぎには小雨が降り出したが、まだ道はぬかるんでない。歩ける。温泉街の雑踏を避けて、かんぽの宿の左横から愛宕山を目指した。雨に煙って三田の有馬富士は見えなかったが、道なりに下って行くと極楽寺や温泉神社の境内に出て観光客と出合った。石段を下ると、そこがいつもの足湯であった。この足湯は金の湯で茶色に濁っている。しばらく浸かっていると足の緊張がほぐれて心地よい。
運良く蓬莱峡経由宝塚行きのバスに乗れた。バスを待っている頃には雨は本降りとなり、今朝少し早めに出てきて良かったと安堵した。
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