丹沢主脈を辿る(焼山-黍殻山-姫次-蛭ヶ岳-檜洞丸-西丹沢自然教室)

2016年12月17日(土) 〜 2016年12月18日(日)

• GPS: 30:46
• 距離: 21.2km
• 登り: 2,334m
• 下り: 2,074m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 1:03
• 合計: 7:30

7:30 焼山登山口バス停
7:40 7:40 焼山登山口
9:40 9:55 焼山
11:00 11:05 黍殻山
11:25 11:50 黍殻避難小屋
12:35 12:35 東海自然歩道最高地点
12:48 12:59 姫次
12:59 12:59 地蔵平
14:08 14:15 ポッチノ頭
15:00 蛭ヶ岳

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 1:01
• 合計: 7:23

6:50 蛭ヶ岳
8:06 8:16 臼ヶ岳
8:40 8:45 神ノ川乗越
9:10 9:10 金山谷乗越
9:40 9:47 源蔵尾根下降点
10:20 10:25 青ヶ岳山荘
10:30 10:50 檜洞丸
11:12 11:12 ツツジ新道・石棚山稜分岐
12:16 12:25 展望台
13:20 13:25 ゴーラ沢出合
13:55 13:55 ツツジ新道入口
14:13 14:13 神奈川県立西丹沢自然教室
14:13 ゴール地点

天候

2日とも晴れ　稜線は風強く寒い

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR橋本駅から三ケ木乗換で焼山登山口下車
帰り：西丹沢自然公園からバスでJR山北駅

コース状況／危険箇所等

焼山からも含めて非常に良く整備されている。特に、焼山ー蛭ヶ岳間は人も少なく静かな山旅が楽しめた。

写真

12/17 7:26

焼山登山口のバス停を出発。バスからは10名ほどの人たちが降りた。非常に寒く、氷点下5℃以下であろうと思われる。

12/17 7:32

焼山と思われる山が行く手に見える。

12/17 7:41

林道を10分ほど歩くと右手に登山口がある

12/17 8:14

時々展望が開ける。北側には奥多摩の連峰が徐々にスカイラインを描き始める。真中左のピークが鷹ノ巣山のように思う。

12/17 8:21

東海自然歩道と銘打っているだけあって、登山道の整備は完璧。

12/17 8:45

こちらでは、都心方面の展望が得られた。真中にスカイツリー。

12/17 9:06

奥多摩でも良くある杉林に突入

12/17 9:34

10cm以上ありそうな霜柱があちこちで崩れ始めている

12/17 9:45

まずは第一のピーク、焼山

12/17 9:47

焼山山頂には高さ10mほどの鉄骨の展望台があり、眺めが良い。こちらは宮ケ瀬湖と仏果山の山並み。

12/17 9:48

少し左に東京都心

12/17 9:48

その左には埼玉方面と筑波山が見える

12/17 9:49

右には宮ケ瀬湖から盛り上がる丹沢三峰の尾根が横たわる

12/17 9:52

ズームアップすると横浜のランドマークタワーが見えた。いつもはあの辺りからこちらを見ているのであるが。

12/17 10:12

焼山を後に、黍殻山に向かう。

12/17 11:00

こちらは縦走路から100m程度上がることになる。ただ、山頂には三角点はあるものの標高を示すものはない。

12/17 11:08

名称不明。爪で簡単に壊せる果実は、中に一つの丸い種があった。高さ3-5mくらいの木で、葉は完全に落ちている。

12/17 11:09

黍殻山頂付近の様子

12/17 11:55

黍殻避難小屋。中はきれいだ。小屋の直下にちょっとした草原があり、ベンチも複数設置されていて、休憩ができるようになっている。水場も遠くない。

12/17 12:18

黍殻山から姫次へ向かう。左には丹沢三峰が近い。

12/17 12:19

再度、横浜のまなとみらいを遠望する

12/17 12:38

姫次手前の様子。なだらかで歩き易い。

12/17 12:51

姫次に到着

12/17 12:54

まず目を射るのは富士山の眺め。無論一流の眺めであるが、他の山が見えないのは少しさびしい。

12/17 12:55

もう少し雲が欲しいところ

12/17 12:56

ズームの大きさでバランスを見る

12/17 13:33

姫次を後に蛭ヶ岳に向かう。

12/17 14:26

ここから最後の登りだ。永遠に続いてしまいそうな木の階段。

12/17 14:27

檜洞丸と思えるピークが富士を遮る

12/17 14:28

階段の途中から奥多摩−奥秩父方面を見る。真中に雲取山、右に芋ノ木ドッケ、鷹ノ巣、天目山などが確認できる。

12/17 14:30

階段の途中から姫次、袖平山を見る

12/17 14:57

山頂着。天下一品の富士山の眺め。

12/17 15:12

塔ノ岳から丹沢山の尾根を見る

12/17 16:34

富士に沈む夕日

12/17 16:34

日没

12/17 16:39

沈む

12/17 16:43

残照

12/18 6:13

明け方の都心方面

12/18 6:16

まだ日は出ていないが、少し染まり始めている

12/18 6:25

富士と南ア

12/18 6:30

丹沢山に滝雲がかかり始めた。

12/18 6:44

雲が湧き始めたが、同時に富士も染まり始める。カメラを持つ手が手袋をしていても冷たく、しびれてくる。

12/18 6:47

しばらく黙って見てください

12/18 6:48

12/18 6:49

南アルプス連山

12/18 6:49

白根三山

12/18 6:56

臼ヶ岳や檜洞丸にも日が差し始めた

12/18 7:09

蛭ヶ岳を後にして、檜洞丸へ向かう

12/18 7:12

15分ほど下ったところで蛭ヶ岳を見上げる

12/18 7:47

いつの間にか主脈の尾根が雲に隠れてきた

12/18 7:47

鍋割山の稜線だけ開いている

12/18 8:16

雲の間から差す光

12/18 8:41

神の川乗越から奥多摩の連山

12/18 8:58

臼ヶ岳を振り返る。前回はこの登りでバテた。

12/18 9:04

アップダウンを繰り返して檜洞丸へ

12/18 9:14

金山谷乗越付近の展望

12/18 9:14

左から、雲取山、芋ノ木ドッケ、鷹ノ巣山、天目山が確認できる

12/18 9:21

袖平山

12/18 10:07

青ヶ岳山荘から蛭ヶ岳

12/18 10:18

同所から丹沢山ー塔ノ岳の稜線

12/18 10:33

檜洞丸到着

12/18 10:33

同所

12/18 10:42

山頂の西側から白根三山、甲斐駒

12/18 10:42

同所から八ヶ岳、右端に金峰山

12/18 10:54

正面は富士

12/18 11:01

下山開始してすぐの展望所

12/18 11:01

同所から南ア

12/18 11:27

つつじ尾根の途中で大室山

12/18 14:09

下山完了。ススキと畦ヶ丸。

撮影機器：

PowerShot SX150 IS CANON

D600 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール シェラフ

感想

occhanyama

今回はki2mo2夫妻と3人で計画していたが、自分が以前から歩いてみたかった主脈の東の端、焼山を起点とすることでOKをもらっていた。道志側の入口には以前から興味は持っていたものの、アクセスの悪さからなかなかその気になれなかったのであるが、最近(だと思う)橋本から三ケ木経由のバス便が土曜休日も運行されているのを知って利用してみることにしたのだ。ただ、今回発見したのは、こちらのルートを利用する人が意外に多いということである。たかだか10人ちょっとではあるが、バスはほぼ満杯になった。
それから姫次までのルートが東海道自然歩道に指定されているせいもあるのかも知れないが、利用する人の数に比べて非常によく整備されており、もっと人気が出てもおかしくないと思った。もっと交通の便が良くなれば、表丹沢の大倉尾根やヤビツ峠近辺とまでは行かなくても、利用が増えると思う。せっかくの設備が泣いているが、その素地は十分にあると思うのである。
蛭ヶ岳から檜洞丸までは、相変わらず険しさが漂う個所があるが、少し山慣れた方にはどうってことはないコースである。表尾根の行者の岩場で渋滞の原因になるような方はご遠慮願った方が良いだろう。