作場平〜雁峠〜雁坂峠
- GPS
- 16:24
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,066m
- 下り
- 449m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:18
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:04
時間も予定とおり着いた。
天候 | 快晴 無風 めちゃいい天気! しかし低温注意報 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://mainichi.jp/articles/20170102/k00/00m/040/003000c しかし下山した翌日なんと滑落事故が・・ |
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSは往路で電池切れ。 だからルートは往路しかない。 いろいろ試したがどうすれば帰路を追記できるのかわからない。 危険箇所はほぼなし。ただし北斜面は積雪&凍結あり。軽アイゼン必要。 しかし下山した翌日なんと滑落事故が・・ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170101-00000040-asahi-soci |
写真
装備
個人装備 |
キャラバン登山用膝サポーター。
|
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備考 | 寒さ対策が必要。あと膝のリハビリはまだまだ必要。 |
感想
■朝起きたら6時すぎ。ギャー 4時起床予定だった。
■中央高速で勝沼ICで下りて、道の駅 みとみの先まで行く予定であったが、
道に迷ったりするし、悪路をあせって登って事故になるといけないので、
奥多摩経由411号方面から落合→作場平橋駐車場から 登ることにした。
■もし時間キレだったら笠取小屋でテント泊しようと思った。
■予定では14:30に 雁坂小屋に着くので1時間遅れだと15:30には着くと読む。
予定1時間遅れで作場平に着いたので、予定とおり雁坂小屋に行くことにした。
もし時間ぎれだったら 引き返して笠取小屋にテントを張ることとした。
とりあえず水晶山着時間で判断するとする。
■笠取小屋まではなんなく到着。
■雁峠は素晴らしい眺望であった。
■この先はきつい登りと下りの連続。
ここではじめて1名の登山者とすれ違う。
お若い男性で 甲武信岳から雁坂峠を経由して下山するところだそうだ。
お若いが山に慣れたタフな印象をうけた。
雪の状況を聞いたら雁坂峠までは雪はほとんどないとのこと。安心した。
このあと中年のご夫婦ともすれ違う。
しかし北斜面は雪が残り歩きづらい。
無理せず軽アイゼンをつければよかった。
16kgの荷物が重たいのでかなり疲れた。
水を減らしたので この先もつか心配。雁坂小屋の水場は使えない。
食料も2日もつか不安。
水晶山ではかなりバテた。
古礼山は疲れてパスして巻いた。
しかし巻き道は北斜面で 凍結ぎみ。かなりてこづった。
時間が気になる。気温もかなり低い。
ザックをしょう肩が痛い。ザックのショルダーのヒモを短くして、
体幹に重心を近づけるが、少し歩くとヒモが緩むのか、また肩に負担がかかる。
ハアハアゼイゼイなんとか 雁坂小屋と雁坂峠の分岐に出る。
峠は帰路寄ることにしてとにかく早く着くことを優先した。
しかし 小屋までの下りは雪が多く、歩きづらい。
ついに転倒、運悪く突き出た枝があり、
右太ももに刺さった。
激痛が走った。やばいと思ったがしばらくしたら痛みが消えた。
ほっとした(あとで見たら深い切り傷ができていたが、大したことはなかった)。
ついに持参した軽アイゼンを装着。
ていうか、モンベルのワンタッチアイゼンなので、
装着は1分もかからなかった。早く装着すればよかった・・笑。
アイゼン付けたらえらく歩きやすくなった。
ほどなくして、小屋が見えて来た!
よかった〜。小屋は無人。テン場も誰もいない。
気にせずサッサとテントを設営。暗くなる前になんとか設営が終わった。ふう〜。
さてこのあとが大変。
疲れたので重ね着、象足装着をして、水も飲まずシュラフに入りさっさと寝る。
しかし、寒い・・・。いくら重ね着しても、体の芯が冷えて暖まらない。
しかし疲れたのでウトウトした。足が寒い。モンベルのダウンの象足は全然暖かくない・・。
おまけに頭痛がする。頭が痛い。
19:30ごろ 腹が減ってグウとなる。
う〜ん めんどくさい。でもハラへったと葛藤。
そうだ無人の小屋で 食事だけ取らしてもらおう。
そうすれば結露が減るし、テントよりは暖かいだろうし、準備もしやすいだろう。
シャキっと起きて 予備のザックに コッヘルやら食料やら、水やらライターやらを詰め込む。
さびしいのでラジオも持っていく。
ついでにテント泊代の支払いもする。800円だったが、
おつりはないし、小屋を少し使わせてもらうので1000円札でお支払いした。
小屋では失敗をした。
アルミ箔に入ったうどんセットに沸かしたお湯を入れたところ、
なんと、アルミ箔に穴が。お湯を入れたら、穴からお湯が漏れてしまった・・・。
メインの食料はこれ。貴重なお湯もポタポタ漏れる。うどんか硬いまま。
さて困った。
しかたがないので、予備で持ってきたかなり小さなコッヘルに
わずかに残ったお湯を入れバーナで加熱して、めんつゆを入れ、
まるでつけめんのようにして、うどん麺やら具やらを少しつづ入れて食べた。
コッヘルはかなり小さいので、かなり食べづらかった。
しかし腹にものを入れないと体が持たないだろうから、
立ったまま我慢して 全部食べた。
寒くて真っ暗の小屋で、ヘッデンの明かりだけを頼りに、NHKラジオの番組を聴きながらの、かなりみじめな夕食であった。
テントでは寒くて眠れないので、
さて、あと2000円お支払いして、ここで寝ようかなと思った。
でもせっかくテント張ったし・・・かなり迷ったが、やはり凍死したら元も子もないので、
こちらにシュラフを移動して 小屋で寝ようと決めた。
時間は21時ごろ。
真っ暗の外に出たら、あれ・・・・?
何かおかしい。
ん・・・? 寒くない。
こんな時間なのに?
テントに戻ったらやはりテントで眠りたくなった。
初めての小屋は落ち着かないのだ。
やっぱりテントで寝ることにした。予備ザックをテントに持ち帰り、
ダウンを着てテントで寝た。
ベースレイヤー2枚。ユニクロのタートルフリースシャツ。
ウールアクリルのシャツ。ダウンベスト。ダウンジャケット。
下は下着。タイツ。トレッキングパンツ。ユニクロのフリースパンツ。
靴下は2枚重ね。手は指無しグローブ。
シュラフにもぐりこんだ。モンベルのキャンプシーツも中に1枚入れた。
暖かい。おかしい。さっきまであれほど寒かったのに。
うどん食べたら体が暖まったのかな?
そのまま ウトウト22時ごろ寝た。
0時に目覚める。暖かいままだが、頭痛がする。
頭痛薬と水を飲んでまた寝る。
このあと熟睡できたようだ。
4時に目が醒めてまた寝たら、6時であった。
頭痛も取れた。よく寝た感じがする。気持がいい。しかもなんだか暖かい。
さあ、帰路は時間に余裕を持って下山したい。
飛び起きてさっさとシュラフなどを片付ける。
トイレに行くついでに、小屋の温度計を見たら、
1度だった。氷点下かと思ったのに。
水筒の水は凍っていたが、
足を入れていたザックにつっこんでいたウォーターパックの水は全然凍っていなかった。
さっさと片付けて、パンをかじり、テント撤収、小屋を出た。
■雁坂峠に行く。天気は最高、景色も最高であった。
■古礼山にも登る。いやーこちらも絶景であった。南アルプスがキレイに見えた。
そのあとは順調に下山。古礼山下ではじめて一人の初老の男性とすれ違う。
雁峠で休憩。ここも景色がきれいだ。ベンチで誰もいない静かな休憩ができた。
■笠取小屋は えんとつから煙が上がっていた。大晦日元旦をここで過ごす客のために、
小屋を開いたもよう。人でにぎわっていた。
■その後は往路と同じ道を降りる。
14:30に駐車場に戻った。帰路は時間に余裕のある静かな登山が楽しめた。
山道もほとんど雪はなく安全に通行できた。
この翌日 雁坂小屋の下の沢で滑落事故。悲しい事故であった。
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