茶臼岳を一周 〜無間地獄で知る地球の活動〜
- GPS
- 07:30
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 772m
- 下り
- 766m
コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:01
天候 | 曇り→晴れ 風…それほど強くなかった 気温…あまり寒くなかった |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料 トイレあり 100台ほど駐車可能 早朝は宿泊客の車が停まっているぐらいで空きがあったが、午後になると満車だった。 ◆アクセスルート上の注意 那須ICから路肩に積雪あり。 那須休暇村の手前から大丸温泉まで路面に積雪あり(除雪済)。 ノーマルタイヤでの走行は危険!! |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山ポスト 大丸温泉駐車場のトイレ前 峠の茶屋駐車場の上の鳥居近くの登山指導センター |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
2週間前に一人で登った三本槍岳。今回は積雪が増えてスノーシューに最適と思い再訪を目指すも、剣ヶ峰を越えられなかった。大抵の場合は無念の下山となるが、剣ヶ峰のトラバースを撤退してから天気が良くなったので茶臼岳に登ってから帰ることに。茶臼岳は何度も登っているのでちょっと変わったことをしてみたくなり、無間地獄と牛ヶ首に向かう。
峰の茶屋跡避難小屋から茶臼岳に向かう途中で右ルートへ。基本は夏道と変わらないはずだが、岩の上に乗っかったウエハースのような氷の踏み抜き、道を隠す積雪、登山道から外れた個所の浮石など難易度は高くなっている。
目の前には無間地獄から噴き上げる噴煙。『無間地獄』とは八大地獄の最下層で、あらゆる苦しみを半永久的に受け続ける場所らしい。そこまでではないが、噴気孔からの噴煙とゴォォォォという音は恐ろしい。
無間地獄を速やかに通過し、眼下の姥ヶ平に行ってみたい気もするが、それはまたの機会に。牛ヶ首からロープウェイ山頂駅方面に向かう。
茶臼岳と言えば活火山で植物がほとんどなく、積雪期でも雪はそれほど積もらないイメージを持つ人が多いだろう。しかし、それは茶臼岳のごく一部を知っているだけにすぎないことが分かった。
茶臼岳南側の雪の深いところでは膝まで埋まる。途中から登山道を外れて大岩に向かうが、そのルート上に岩はほとんどなく、誰の踏み跡もない純白の雪面が迎えてくれる。ぎゅっと締まった雪はクランポンの爪をしっかり受け止めてくれる。大岩の周辺は踏み抜くことが多くなるが、その先は雪と岩のミックスとなり、浮石にさえ気を付ければ問題はない。
やがて山頂周辺の登山道に合流。避難小屋から登ってきた登山者が多い。上空の青空を見れば登山者が多いのも当然かと思う。
4等三角点に触れ、鳥居をくぐり、祠の前で登頂を喜んだ。山頂から見えた朝日岳の頂上には人の姿が。少し悔しかったが、これが今の自分の登山力であり、次回は剣ヶ峰の直登を成し遂げたいと思う。40歳で転職した男は仕事でも山でも学ぶことが多い。
下山途中にアクシデントが。避難小屋前でクランポンを外す際、プラスチックの部品が割れてしまった。山頂で無事に下山できるように祈らなかったからだろうか、それとも厄年だからか。いずれにせよ怪我なく下山できたことに感謝。
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