先週に大山三峰のバリルート、「宝尾根」と「惣久経路」を使って一周してきましたが、今回も谷太郎川林道から三峰方面に延びる残り二つのバリルートを歩いておこうと、朝5時半に自宅を出発しました。国道246号で厚木に到着した頃はまだ日は出ておらず、県道64号に入ったらやっと多少明るくなってきました。大山を見ると先週と同じく雪がまばらに残っていますので、三峰の方も似たり寄ったりでしょう。
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先週に大山三峰のバリルート、「宝尾根」と「惣久経路」を使って一周してきましたが、今回も谷太郎川林道から三峰方面に延びる残り二つのバリルートを歩いておこうと、朝5時半に自宅を出発しました。国道246号で厚木に到着した頃はまだ日は出ておらず、県道64号に入ったらやっと多少明るくなってきました。大山を見ると先週と同じく雪がまばらに残っていますので、三峰の方も似たり寄ったりでしょう。
谷太郎林道には7時前に到着しましたが、ちょっと車を止める位置を選んで奥まで行って戻ったので、それから準備してスタートした結果、7時13分の出発になりました。
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谷太郎林道には7時前に到着しましたが、ちょっと車を止める位置を選んで奥まで行って戻ったので、それから準備してスタートした結果、7時13分の出発になりました。
車は林道の中間地点の宝尾根入口より100mほど先の路肩の駐車スペースで、今回最初に登る「境界尾根」は谷太郎林道の終点から始まり、下山で使う「八丁経路」は林道入口よりちょっと手前に出るため、帰りのことを考えて中間地点に車を置いておいた次第です。
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車は林道の中間地点の宝尾根入口より100mほど先の路肩の駐車スペースで、今回最初に登る「境界尾根」は谷太郎林道の終点から始まり、下山で使う「八丁経路」は林道入口よりちょっと手前に出るため、帰りのことを考えて中間地点に車を置いておいた次第です。
林道終点には7時半頃到着。4月中盤以降、この界隈はヒルまみれですから、ここの登山口の箱にはヒル退治用の塩と忌避剤が置かれています。11月半ば以降は大丈夫なので気楽に歩けますが、やはりヒルに気を取られて足元ばかり気にしていると、境界尾根はかなりハードですから、ヤバいことになりかねませんね。
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林道終点には7時半頃到着。4月中盤以降、この界隈はヒルまみれですから、ここの登山口の箱にはヒル退治用の塩と忌避剤が置かれています。11月半ば以降は大丈夫なので気楽に歩けますが、やはりヒルに気を取られて足元ばかり気にしていると、境界尾根はかなりハードですから、ヤバいことになりかねませんね。
この橋を渡って左に進めば谷太郎川沿いの道で、不動尻方面に進みますが、ここを直進して尾根に乗るのが境界尾根です。この道は3月初めにやってきた時に入口だけ見付けて少し登ってみたことがあります。その時はそれが大山三峰方面に抜けられるバリエーションルートだなんてこれっぽっちも思わずに、ただ道がすぐに不明瞭な斜面になってUターンしました。1年経って色々なバリルートを経験して改めてここを進むことになり、何かわくわくしてきます。
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この橋を渡って左に進めば谷太郎川沿いの道で、不動尻方面に進みますが、ここを直進して尾根に乗るのが境界尾根です。この道は3月初めにやってきた時に入口だけ見付けて少し登ってみたことがあります。その時はそれが大山三峰方面に抜けられるバリエーションルートだなんてこれっぽっちも思わずに、ただ道がすぐに不明瞭な斜面になってUターンしました。1年経って色々なバリルートを経験して改めてここを進むことになり、何かわくわくしてきます。
入り口から50mほど進むと、右の沢から離れていよいよ尾根に乗って急斜面に入ります。この段差をよじ登らないといけませんが、ちょっと面倒です。
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入り口から50mほど進むと、右の沢から離れていよいよ尾根に乗って急斜面に入ります。この段差をよじ登らないといけませんが、ちょっと面倒です。
一旦尾根に乗ってしまえば、当面尾根上を一直線に進みます。この辺は普通の登山道と言うレベルの勾配です。
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一旦尾根に乗ってしまえば、当面尾根上を一直線に進みます。この辺は普通の登山道と言うレベルの勾配です。
次第に勾配がキツくなって、路面には杉の枯葉がびっしり敷き詰められたような区間をただ直登しますと、右側に鹿柵が現われました。
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次第に勾配がキツくなって、路面には杉の枯葉がびっしり敷き詰められたような区間をただ直登しますと、右側に鹿柵が現われました。
急勾配がずっと続くので、ゆっくり一歩一歩登ります。するとほどなく一旦鹿柵が終わります。踏み跡はご覧のような枯れ枝・落ち葉ですから、適当に尾根から外れないように歩くことになります。
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急勾配がずっと続くので、ゆっくり一歩一歩登ります。するとほどなく一旦鹿柵が終わります。踏み跡はご覧のような枯れ枝・落ち葉ですから、適当に尾根から外れないように歩くことになります。
途中、伐採で倒れながらも、もげずにそのままゲートのような形で残った木が。たまたまこうなったんでしょうが、この木を伐採した際に切り残しをなぜそのまま残したんでしょうね。どうでも良いことを空想してニヤリとしていました(^∇^)b
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途中、伐採で倒れながらも、もげずにそのままゲートのような形で残った木が。たまたまこうなったんでしょうが、この木を伐採した際に切り残しをなぜそのまま残したんでしょうね。どうでも良いことを空想してニヤリとしていました(^∇^)b
いつしかまた鹿柵が右に見えてきました。もう役目を果たしていませんが、これの左側(南側)を進むように『東丹沢登山詳細図』にありますように、踏み跡もここに見られますね。
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いつしかまた鹿柵が右に見えてきました。もう役目を果たしていませんが、これの左側(南側)を進むように『東丹沢登山詳細図』にありますように、踏み跡もここに見られますね。
そしてこの鹿柵の末端になります。勾配のキツさが分かりますね。
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そしてこの鹿柵の末端になります。勾配のキツさが分かりますね。
少しすると、左にリボンがある勾配の緩い歩きやすい道ができていますが、明らかに尾根から逸れるので、ここはリボンを無視して右側に登り尾根の上に出ます。
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少しすると、左にリボンがある勾配の緩い歩きやすい道ができていますが、明らかに尾根から逸れるので、ここはリボンを無視して右側に登り尾根の上に出ます。
少しすると尾根は広くなり、杉の植林地帯の右側に木々の植えられていないスペースが並行するように広がっていました。どちらから登っても同じことですが、木々の間を歩くことにします。
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少しすると尾根は広くなり、杉の植林地帯の右側に木々の植えられていないスペースが並行するように広がっていました。どちらから登っても同じことですが、木々の間を歩くことにします。
上の方に出ると、右に木々が切れるところがあり、横浜市内や東京方面が展望できまして、じっくりと目を凝らすとその向こうに山の影が。コンデジを望遠側にズーミングして見ると、間違いなく筑波山が映っています。女体山と男体山がくっきり見えますね。
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上の方に出ると、右に木々が切れるところがあり、横浜市内や東京方面が展望できまして、じっくりと目を凝らすとその向こうに山の影が。コンデジを望遠側にズーミングして見ると、間違いなく筑波山が映っています。女体山と男体山がくっきり見えますね。
そしてまた植林地帯&鹿柵沿いになります。この辺は勾配が一般登山道並みになって歩きやすくなっていました。
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そしてまた植林地帯&鹿柵沿いになります。この辺は勾配が一般登山道並みになって歩きやすくなっていました。
鹿柵はまたグチャッとなって、尾根の幅が狭まってきて勾配もキツくなってきました。ただ、別段詳細図に示されるミスコースポイントはありません。一本尾根ですので、道を間違えることはなさそうです。
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鹿柵はまたグチャッとなって、尾根の幅が狭まってきて勾配もキツくなってきました。ただ、別段詳細図に示されるミスコースポイントはありません。一本尾根ですので、道を間違えることはなさそうです。
ここが鹿柵最終地点で、脚立が置かれていました。このまま画面中央の方に進みます。
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ここが鹿柵最終地点で、脚立が置かれていました。このまま画面中央の方に進みます。
するとちょっとしたピークのようになったところに出ました。ただ、この先は大きく下る感じではなく、少し緩く下って平坦になります。今回持って行ったフィルムカメラは、1973年製のミノルタX-1で、ミノルタでは初のファインダー交換式のシステムカメラでした。これにMDズーム・ロッコール28-70mm F3.5-4.8を装着し、他には交換レンズは持たずに来ました。
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するとちょっとしたピークのようになったところに出ました。ただ、この先は大きく下る感じではなく、少し緩く下って平坦になります。今回持って行ったフィルムカメラは、1973年製のミノルタX-1で、ミノルタでは初のファインダー交換式のシステムカメラでした。これにMDズーム・ロッコール28-70mm F3.5-4.8を装着し、他には交換レンズは持たずに来ました。
ここで道の上に黒いものが落ちていましたので拾ってみると、VAIOの携帯のケースのようでした。いつ落としたのかは分かりませんが、端がちょっと切れていました。念のため目立つように枝に掛けておきました。
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ここで道の上に黒いものが落ちていましたので拾ってみると、VAIOの携帯のケースのようでした。いつ落としたのかは分かりませんが、端がちょっと切れていました。念のため目立つように枝に掛けておきました。
境界標柱二十八号。ここは何も問題のないところですが、詳細図では二十九号のところで左に進まないように書かれていました。しかし、標柱そのものが目に付かず、誤りそうな道も別段見えませんでした。
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境界標柱二十八号。ここは何も問題のないところですが、詳細図では二十九号のところで左に進まないように書かれていました。しかし、標柱そのものが目に付かず、誤りそうな道も別段見えませんでした。
坂を登り切るとちょっと広くなったところに出ました。ひょっとしたらここが標柱二十九号のあるところかも知れませんね。
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坂を登り切るとちょっと広くなったところに出ました。ひょっとしたらここが標柱二十九号のあるところかも知れませんね。
そして尾根が細くなってきました。いよいよこの辺からヤセ尾根が始まるようで、心を引き締めて進むことにします。
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そして尾根が細くなってきました。いよいよこの辺からヤセ尾根が始まるようで、心を引き締めて進むことにします。
標柱三十号。詳細図では三十二号から難所となっていたので、まだ大丈夫だろうと思っていたら、さにあらず。もうここからヤバい区間の始まりでした。
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標柱三十号。詳細図では三十二号から難所となっていたので、まだ大丈夫だろうと思っていたら、さにあらず。もうここからヤバい区間の始まりでした。
標柱から少し下がってまた登りに転じますが、この辺はまだ木々が多くてつかんで進めますから問題はないです。
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標柱から少し下がってまた登りに転じますが、この辺はまだ木々が多くてつかんで進めますから問題はないです。
こんな具合に尾根が崩れていて木の根がむき出しになったところもあります。危険であるのは間違いないものの、この程度ではまだまだ(^∇^)b
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こんな具合に尾根が崩れていて木の根がむき出しになったところもあります。危険であるのは間違いないものの、この程度ではまだまだ(^∇^)b
出ました。ロープも何もない急なヤセ尾根登り。それでもまだ右の垂れ下がった根っこがロープ代わりになって、その先では岩に手を掛けてよじ登ります。
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出ました。ロープも何もない急なヤセ尾根登り。それでもまだ右の垂れ下がった根っこがロープ代わりになって、その先では岩に手を掛けてよじ登ります。
登り切ってほっとしたのも束の間、すぐにまたヤセ尾根のくせに壁のような登りが待っています。ここは土の表面にちょこちょこ根っこが出ていて、それらをつかみながら登りますが、根っこが切れて体を支えられなくなったたひとたまりもありませんね。
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登り切ってほっとしたのも束の間、すぐにまたヤセ尾根のくせに壁のような登りが待っています。ここは土の表面にちょこちょこ根っこが出ていて、それらをつかみながら登りますが、根っこが切れて体を支えられなくなったたひとたまりもありませんね。
このヤセ尾根登りも要注意で、四つん這いになるような斜度ではないものの、木が立っておらずにつかむものがない上、ザレているので滑りやすいと言うヒヤヒヤ区間です。そっと一歩一歩進みます。
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このヤセ尾根登りも要注意で、四つん這いになるような斜度ではないものの、木が立っておらずにつかむものがない上、ザレているので滑りやすいと言うヒヤヒヤ区間です。そっと一歩一歩進みます。
一旦上まで上がって、すぐに下りに転じますが、今までの危険な登りが同じような按配の下りになるんですから、そりゃもうヒヤヒヤ度が倍化します。
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一旦上まで上がって、すぐに下りに転じますが、今までの危険な登りが同じような按配の下りになるんですから、そりゃもうヒヤヒヤ度が倍化します。
ここで南側を見ると、大山が裏側から見えました。この角度で見る大山は厚木の方や塔ノ岳の方から見る大山とは異なって、何やら蛭ヶ岳を横から見たような形に見えるんですね。緊張している中で、ふと景観に目を奪われました。
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ここで南側を見ると、大山が裏側から見えました。この角度で見る大山は厚木の方や塔ノ岳の方から見る大山とは異なって、何やら蛭ヶ岳を横から見たような形に見えるんですね。緊張している中で、ふと景観に目を奪われました。
そしてやっと標柱三十二号に。ここからが難所となっていましたが、「今までもかなりの難所だったのに、それ以上なのか」と思ってめげそうになります。
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そしてやっと標柱三十二号に。ここからが難所となっていましたが、「今までもかなりの難所だったのに、それ以上なのか」と思ってめげそうになります。
こんなのは大山三峰周辺では普通の光景ですね。木があると本当に心強いです。
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こんなのは大山三峰周辺では普通の光景ですね。木があると本当に心強いです。
「う、どうやって下るのよ…」と思ったザレ場の急な下り。尾根が広ければ滑ってもいいやと思えますが、ここは何しろヤセ尾根。画像では分かりづらいですが、高さは3mくらいで左右の幅は1mくらい。冷や汗が出ます。
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「う、どうやって下るのよ…」と思ったザレ場の急な下り。尾根が広ければ滑ってもいいやと思えますが、ここは何しろヤセ尾根。画像では分かりづらいですが、高さは3mくらいで左右の幅は1mくらい。冷や汗が出ます。
すぐにこんな登りになります。下の方は木の根があって助かりますが、上の方では岩になって根がなくなるので、この角の丸い岩をつかんで登るしかなくなります。左側の木に近いところを登りました。
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すぐにこんな登りになります。下の方は木の根があって助かりますが、上の方では岩になって根がなくなるので、この角の丸い岩をつかんで登るしかなくなります。左側の木に近いところを登りました。
ナイフリッジなのに急登り。しかも、その急登りのところにはつかむものがなく、少し上に進んで初めて木の根に手が掛かるようになります。左右はもちろん崖ですよ。
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ナイフリッジなのに急登り。しかも、その急登りのところにはつかむものがなく、少し上に進んで初めて木の根に手が掛かるようになります。左右はもちろん崖ですよ。
ここを木の根や枝を頼りによじ登りますが、勾配は45度以上ありそうですね。
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ここを木の根や枝を頼りによじ登りますが、勾配は45度以上ありそうですね。
まだまだ急登りが続きます。今度は岩っぽいナイフエッジになりますが、上の方のゴツゴツした岩は亀裂がやたらに入っていて、手を掛けるといともたやすく剥がれ落ちますので、全く補助として利用できません。
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まだまだ急登りが続きます。今度は岩っぽいナイフエッジになりますが、上の方のゴツゴツした岩は亀裂がやたらに入っていて、手を掛けるといともたやすく剥がれ落ちますので、全く補助として利用できません。
急な勾配のヤセ尾根を何とか登り切って、あとは最後のコブを乗り越えればもう最終地点のはずです。
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急な勾配のヤセ尾根を何とか登り切って、あとは最後のコブを乗り越えればもう最終地点のはずです。
標柱三十四号。ここが境界尾根のルート上では最後の標柱になります。
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標柱三十四号。ここが境界尾根のルート上では最後の標柱になります。
そして七沢山の頂上からわずかに唐沢峠側に下ったところに出ます。道標が立っているところにロープが張られていて、ハイカーが間違えて入らないようにしていますが、まぁ、何も知らずにここを下ろうとしても、一般ハイカーにはまず無理でしょう。登りでもあんなに危険な思いをしたんですからね。
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そして七沢山の頂上からわずかに唐沢峠側に下ったところに出ます。道標が立っているところにロープが張られていて、ハイカーが間違えて入らないようにしていますが、まぁ、何も知らずにここを下ろうとしても、一般ハイカーにはまず無理でしょう。登りでもあんなに危険な思いをしたんですからね。
ロープを越えて縦走路側から見ると、「登山者の皆様、この先登山道ではありません!」と書かれた札がぶら下がっていますが、確かに一般登山道ではなかったですね。ちなみに7時半に谷太郎林道終点を出て境界尾根に入り、ここにたどり着いたのが10時20分ですから、2時間50分掛かりました。延々と急勾配の植林地帯を登り、最後の1/4の区間はザレたヤセ尾根の急勾配でロープもチェーンも何もなしですから、時間が掛かるのは当然ですね。
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ロープを越えて縦走路側から見ると、「登山者の皆様、この先登山道ではありません!」と書かれた札がぶら下がっていますが、確かに一般登山道ではなかったですね。ちなみに7時半に谷太郎林道終点を出て境界尾根に入り、ここにたどり着いたのが10時20分ですから、2時間50分掛かりました。延々と急勾配の植林地帯を登り、最後の1/4の区間はザレたヤセ尾根の急勾配でロープもチェーンも何もなしですから、時間が掛かるのは当然ですね。
ほんの少し登ると七沢山の頂上に出ますが、そこには先週使った宝尾根の出口があります。宝尾根も大変厳しいルートですが、急勾配のところにはロープが2箇所あったことと、基本的にナイフエッジでの下りはなかったので、境界尾根よりはまだマシですが、やはり下りではちょっと使えない危険なルートです。
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ほんの少し登ると七沢山の頂上に出ますが、そこには先週使った宝尾根の出口があります。宝尾根も大変厳しいルートですが、急勾配のところにはロープが2箇所あったことと、基本的にナイフエッジでの下りはなかったので、境界尾根よりはまだマシですが、やはり下りではちょっと使えない危険なルートです。
縦走ルートのたっぷり現われる鎖場は先週細かくアップしたので端折っておきます。雪の具合だけちょっと確認できるようにしておきます。
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縦走ルートのたっぷり現われる鎖場は先週細かくアップしたので端折っておきます。雪の具合だけちょっと確認できるようにしておきます。
三峰山の山頂には10時48分に到着。ベンチがあるので、ここで荷物を降ろしてお茶をぐびりと一杯飲んで休憩しますが、見晴らしが悪いので、すぐに先を急ぎます。
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三峰山の山頂には10時48分に到着。ベンチがあるので、ここで荷物を降ろしてお茶をぐびりと一杯飲んで休憩しますが、見晴らしが悪いので、すぐに先を急ぎます。
先週よりは雪は多少減っていますが、三峰山からは日影の区間に雪がまだまだしっかり残って凍っていますから、簡単に滑ってしまうので、ここで先週と同じく軽アイゼンを着けて歩くことにしました。
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先週よりは雪は多少減っていますが、三峰山からは日影の区間に雪がまだまだしっかり残って凍っていますから、簡単に滑ってしまうので、ここで先週と同じく軽アイゼンを着けて歩くことにしました。
一旦雪は切れるものの、すぐにまた雪になり、それの繰り返しですから、完全に雪が切れるまで軽アイゼンは付けっ放しにしておきました。
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一旦雪は切れるものの、すぐにまた雪になり、それの繰り返しですから、完全に雪が切れるまで軽アイゼンは付けっ放しにしておきました。
北峰から下る区間は一番雪が多く残っています。勾配のあるところの雪で固まっているので、ここはアイゼンは必須ですね。階段もありますが、雪で斜めになっていますから、アイゼンなしでは危険です。下り始めの狭いトラバース区間でこの日初めてのハイカーさんとすれ違いました。
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北峰から下る区間は一番雪が多く残っています。勾配のあるところの雪で固まっているので、ここはアイゼンは必須ですね。階段もありますが、雪で斜めになっていますから、アイゼンなしでは危険です。下り始めの狭いトラバース区間でこの日初めてのハイカーさんとすれ違いました。
先週も利用したベンチに到着。やはり今週もここで昼食を取ることにしましたが、時間は11時45分頃ですから丁度良い頃合です。
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先週も利用したベンチに到着。やはり今週もここで昼食を取ることにしましたが、時間は11時45分頃ですから丁度良い頃合です。
昼食はいつも通り「出前山頂」(^∇^)v 寒いせいかなかなか沸騰せずに出来上がるまで15分くらい掛かっちゃいました。じっとしていると弱いながらも風が吹いていて、汗で湿った服が冷されて寒いこと。でも、温かいラーメンですぐにぽっかぽかになります。ちなみにここは三峰山から800mと言うのはウソですよ。直線距離ならそれくらいなのかな。
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昼食はいつも通り「出前山頂」(^∇^)v 寒いせいかなかなか沸騰せずに出来上がるまで15分くらい掛かっちゃいました。じっとしていると弱いながらも風が吹いていて、汗で湿った服が冷されて寒いこと。でも、温かいラーメンですぐにぽっかぽかになります。ちなみにここは三峰山から800mと言うのはウソですよ。直線距離ならそれくらいなのかな。
昼食を済ませて後半戦スタートは12時22分。しばらくは雪が残る区間が続きましたが、この手前から雪がなくなったので、アイゼンは外しました。丁度雪の切れ目で下から登ってくるハイカーさんと出会い、この先の情況を伝えて別れましたが、この日は結局2人だけしか出会いませんでしたね。先週は1人だけですから、平日の大山三峰は静かなものです。
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昼食を済ませて後半戦スタートは12時22分。しばらくは雪が残る区間が続きましたが、この手前から雪がなくなったので、アイゼンは外しました。丁度雪の切れ目で下から登ってくるハイカーさんと出会い、この先の情況を伝えて別れましたが、この日は結局2人だけしか出会いませんでしたね。先週は1人だけですから、平日の大山三峰は静かなものです。
崩落地点はこのコースでは唯一の見晴らしポイントですので、今回もここで何枚か写真を撮っておきました。全体を写したものは先週アップしたので、今回は丹沢山から蛭ヶ岳までのアップをば。あちらはかなり雪がまだ残っていそうですね。
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崩落地点はこのコースでは唯一の見晴らしポイントですので、今回もここで何枚か写真を撮っておきました。全体を写したものは先週アップしたので、今回は丹沢山から蛭ヶ岳までのアップをば。あちらはかなり雪がまだ残っていそうですね。
一旦崩落ポイントが終わって少しすると、惣久経路の入口があります。画像では右の横向きになった藁が途切れているところから入りますが、そこの下には木の杭と丸木が割れたようなものが横に倒れているのが目印です。斜面の側には尾根が下っていて、その入口の木に赤いテープが巻いてあります。ザレ&落ち葉の急勾配ですから、滑りやすい道です。
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一旦崩落ポイントが終わって少しすると、惣久経路の入口があります。画像では右の横向きになった藁が途切れているところから入りますが、そこの下には木の杭と丸木が割れたようなものが横に倒れているのが目印です。斜面の側には尾根が下っていて、その入口の木に赤いテープが巻いてあります。ザレ&落ち葉の急勾配ですから、滑りやすい道です。
そのまま進んで次の崩落地の注意書きの案内板の先に道標が出てきたら、そこが八丁経路の入口になります。後ろの木に赤や青のテープが巻かれているのが目印です。この時点で1時3分ですから、ゆっくり下っても充分余裕で戻れます。
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そのまま進んで次の崩落地の注意書きの案内板の先に道標が出てきたら、そこが八丁経路の入口になります。後ろの木に赤や青のテープが巻かれているのが目印です。この時点で1時3分ですから、ゆっくり下っても充分余裕で戻れます。
勾配は普通にキツい感じですが、惣久経路ほどではありません。しかし、ザレた下りですから足が流れやすいので、この前半区間だけ軽アイゼンを着けておくことにしました。念のため12本爪のアイゼンも持って行きましたが、必要なかったですね。
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勾配は普通にキツい感じですが、惣久経路ほどではありません。しかし、ザレた下りですから足が流れやすいので、この前半区間だけ軽アイゼンを着けておくことにしました。念のため12本爪のアイゼンも持って行きましたが、必要なかったですね。
この道も尾根の上からなるべく外れないように下るのが基本です。惣久経路とここには紫色のリボンがところどころ結ばれていて、これが正確なルート案内になります。ただ、八丁経路の紫リボンはほとんどがちぎれて地上に落ちていましたから、見付けたら皆結び直しておきました。ピンクリボンは鹿柵設置や森林管理用のもので、時として登山ルートとは全く関係ないところにマーキングされるので、あまり信用しないようにした方が良いです。
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この道も尾根の上からなるべく外れないように下るのが基本です。惣久経路とここには紫色のリボンがところどころ結ばれていて、これが正確なルート案内になります。ただ、八丁経路の紫リボンはほとんどがちぎれて地上に落ちていましたから、見付けたら皆結び直しておきました。ピンクリボンは鹿柵設置や森林管理用のもので、時として登山ルートとは全く関係ないところにマーキングされるので、あまり信用しないようにした方が良いです。
尾根筋の勾配の急な下り。落ち葉がない分、惣久経路のように滑って難儀することはないです。
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尾根筋の勾配の急な下り。落ち葉がない分、惣久経路のように滑って難儀することはないです。
真っ直ぐ進んできましたが、左の方に目をやるとピンクリボンが巻いてありました。画像では見づらいですが、中央の木のわずか左後ろの木にマーキングが見えます。しかし、その向こう側は崖で、ちょっと道があるとは思えません。
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真っ直ぐ進んできましたが、左の方に目をやるとピンクリボンが巻いてありました。画像では見づらいですが、中央の木のわずか左後ろの木にマーキングが見えます。しかし、その向こう側は崖で、ちょっと道があるとは思えません。
で、前を確認すると奥に赤と青のテープが見えました。こちらの尾根筋がやはり正しいのは間違いないです。とにかく基本は尾根筋から外れないことです。
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で、前を確認すると奥に赤と青のテープが見えました。こちらの尾根筋がやはり正しいのは間違いないです。とにかく基本は尾根筋から外れないことです。
また左側にテープの巻かれた木が見えましたが、その奥には新し目のグレーの鹿柵が見えました。しかし、尾根から外れるのでそちらには進みません。
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また左側にテープの巻かれた木が見えましたが、その奥には新し目のグレーの鹿柵が見えました。しかし、尾根から外れるのでそちらには進みません。
それまで幅広だった尾根が一時的に狭まります。とは言っても、境界尾根や宝尾根のような危険区間は皆無です。
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それまで幅広だった尾根が一時的に狭まります。とは言っても、境界尾根や宝尾根のような危険区間は皆無です。
勾配は大変キツい訳ではないものの、そこそこ強い傾斜の下りが続きますので、しっかりストックでつんのめらないように支えて進みます。
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勾配は大変キツい訳ではないものの、そこそこ強い傾斜の下りが続きますので、しっかりストックでつんのめらないように支えて進みます。
またも左下にリボンが見えて鹿柵が現われましたが、ここも無視して尾根上を直進します。
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またも左下にリボンが見えて鹿柵が現われましたが、ここも無視して尾根上を直進します。
紫リボンは不思議とことごとく地面に落ちていましたが、このリボンがハイカーにとっては最も信頼性が高いので、結び直しておきました。
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紫リボンは不思議とことごとく地面に落ちていましたが、このリボンがハイカーにとっては最も信頼性が高いので、結び直しておきました。
そして小ピークに到着。詳細図によるとここはまだ分岐からたった650m地点のようです。
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そして小ピークに到着。詳細図によるとここはまだ分岐からたった650m地点のようです。
小ピークの上は木々が切り取られてちょっとした広場になっていますので、この切り株をベンチ代わりにのんびり休憩できますね。後ろに今下ってきた三峰山が見えます。
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小ピークの上は木々が切り取られてちょっとした広場になっていますので、この切り株をベンチ代わりにのんびり休憩できますね。後ろに今下ってきた三峰山が見えます。
しばらく尾根沿いを下っていると正面に鹿柵が横向きになって設置されていました。この柵は折れ曲がって尾根上を下るようになっています。詳細図にはこのルートの鹿柵はすっと下の方に表記があるだけなので、どうかなとは思いましたが、とりあえず右側の方を進んでみることにしました。
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しばらく尾根沿いを下っていると正面に鹿柵が横向きになって設置されていました。この柵は折れ曲がって尾根上を下るようになっています。詳細図にはこのルートの鹿柵はすっと下の方に表記があるだけなので、どうかなとは思いましたが、とりあえず右側の方を進んでみることにしました。
枯れ枝や落ち葉で荒れた急なところを下って行くと、柵が「のように折れ曲がっていて、右側は谷の方に下って行って向こうに抜けられません。左側の柵には穴が開いていますので、ひょっとすると誰かがここから左に抜けるようにしたのかと思いますが、無理してここを抜けるのもなんですから、上に登り直して脚立のあったところから越えることしました。
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枯れ枝や落ち葉で荒れた急なところを下って行くと、柵が「のように折れ曲がっていて、右側は谷の方に下って行って向こうに抜けられません。左側の柵には穴が開いていますので、ひょっとすると誰かがここから左に抜けるようにしたのかと思いますが、無理してここを抜けるのもなんですから、上に登り直して脚立のあったところから越えることしました。
100mほど戻って脚立の地点を見ると、すぐ先で柵が倒れていたので、そこから越えて下り直しました。こうして柵を右側に見ながら下るのが正しい訳です。途中から左側に別の柵が現われ、その間を通る形になります。
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100mほど戻って脚立の地点を見ると、すぐ先で柵が倒れていたので、そこから越えて下り直しました。こうして柵を右側に見ながら下るのが正しい訳です。途中から左側に別の柵が現われ、その間を通る形になります。
右側の柵の折れ曲がり地点。これを横目に見ながら直進します。
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右側の柵の折れ曲がり地点。これを横目に見ながら直進します。
しかし、しばらくするとまた鹿柵が現われます。この奥を見ると直進方向に柵が折れていますので、左側に進んでからその横を進むようにします。
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しかし、しばらくするとまた鹿柵が現われます。この奥を見ると直進方向に柵が折れていますので、左側に進んでからその横を進むようにします。
一時柵が切れますが、また左側に別の柵が現われます。このルートはとにかく柵また柵という感じです。
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一時柵が切れますが、また左側に別の柵が現われます。このルートはとにかく柵また柵という感じです。
そして左の柵が切れて少ししたら、左側に下る踏み跡らしきものがあり、地面に紫リボンが落ちていましたので、ここが詳細図に書かれていたトラバース分岐だと確信しました。リボンを結び直してここに入ります。
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そして左の柵が切れて少ししたら、左側に下る踏み跡らしきものがあり、地面に紫リボンが落ちていましたので、ここが詳細図に書かれていたトラバース分岐だと確信しました。リボンを結び直してここに入ります。
詳細図の線は一度戻るように曲ってから折り返して東側に進む形になっていましたが、実際はそのまま尾根上の少し下の斜面を進むようになっていました。
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詳細図の線は一度戻るように曲ってから折り返して東側に進む形になっていましたが、実際はそのまま尾根上の少し下の斜面を進むようになっていました。
下には以前使われていたと思われる作業用の道がありますが、ここは尾根のすぐ下を通れるので、そちらには進みませんでした。
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下には以前使われていたと思われる作業用の道がありますが、ここは尾根のすぐ下を通れるので、そちらには進みませんでした。
さらに先を進むと、左下に桟道が備えられているのが見えましたが、もう道そのものが使われていない感じです。詳細図にも「橋」と記載されていましたが、現在のルートではそこを通過していません。
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さらに先を進むと、左下に桟道が備えられているのが見えましたが、もう道そのものが使われていない感じです。詳細図にも「橋」と記載されていましたが、現在のルートではそこを通過していません。
尾根の上は木々が並んで通りづらいので、その下に道ができているのですが、しっかりとした登山ルートらしい道ですね。
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尾根の上は木々が並んで通りづらいので、その下に道ができているのですが、しっかりとした登山ルートらしい道ですね。
程なく尾根上と合流して、しばらく前の植林地帯と同じような区間になります。
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程なく尾根上と合流して、しばらく前の植林地帯と同じような区間になります。
そしてまた鹿柵が。今度は初めから両側に柵が設けられています。
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そしてまた鹿柵が。今度は初めから両側に柵が設けられています。
そのまま下って行くと左側の先がなくなり、右の策も倒れてしまったところになります。薮と言うほどではないですが、ちょっと雑然としたところを抜けます。
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そのまま下って行くと左側の先がなくなり、右の策も倒れてしまったところになります。薮と言うほどではないですが、ちょっと雑然としたところを抜けます。
すると勾配がより強くなり、右の柵も終わる地点に出ます。ここも尾根沿いにそのまま直進して下ります。
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すると勾配がより強くなり、右の柵も終わる地点に出ます。ここも尾根沿いにそのまま直進して下ります。
勾配は上の入口と同じ位になっていますが、落ち葉はちょっと多目です。ただし、路面全体を覆うようなことはなく、あまり滑らないので気が楽です。
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勾配は上の入口と同じ位になっていますが、落ち葉はちょっと多目です。ただし、路面全体を覆うようなことはなく、あまり滑らないので気が楽です。
そのうち、杉の落ち葉がもじゃもじゃになった急勾配を下りますが、こうなると林道が近づいてきたことの証明ですね。適宜歩きやすいところを進んで下っていると、紫リボンが枝に結ばれていました。振り返って撮影していますが、勾配のキツさは分かりますね。
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そのうち、杉の落ち葉がもじゃもじゃになった急勾配を下りますが、こうなると林道が近づいてきたことの証明ですね。適宜歩きやすいところを進んで下っていると、紫リボンが枝に結ばれていました。振り返って撮影していますが、勾配のキツさは分かりますね。
もうないと思っていた鹿柵がまた出てきました。柵のすぐ脇は木が立っているので、それを避けつつ離れないようにして下ります。
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もうないと思っていた鹿柵がまた出てきました。柵のすぐ脇は木が立っているので、それを避けつつ離れないようにして下ります。
すると正面にグレーの新しい柵がとうせんぼしたところに出て、その柵にも紫リボンが結ばれていました。そこを左側に下ると画像のようになりますが、踏み跡はこんな具合ですから、ずっと手前からもう不明瞭でした。
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すると正面にグレーの新しい柵がとうせんぼしたところに出て、その柵にも紫リボンが結ばれていました。そこを左側に下ると画像のようになりますが、踏み跡はこんな具合ですから、ずっと手前からもう不明瞭でした。
いつの間にか左側に古い柵が現われ、間を抜けると、先に扉が設けられたところに出ます。それを開けたら必ずしっかりと閉めて、チェーンでロックしておかないといけません。
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いつの間にか左側に古い柵が現われ、間を抜けると、先に扉が設けられたところに出ます。それを開けたら必ずしっかりと閉めて、チェーンでロックしておかないといけません。
扉を抜けると墓地の横に出ます。その向こうに舗装路があって、これは谷太郎林道入口の少し手前の集落の区間から分岐した道です。この時点で午後2時45分頃で、1時5分から八丁経路に入っていますので、1時間40分の行程でした。
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扉を抜けると墓地の横に出ます。その向こうに舗装路があって、これは谷太郎林道入口の少し手前の集落の区間から分岐した道です。この時点で午後2時45分頃で、1時5分から八丁経路に入っていますので、1時間40分の行程でした。
これが谷太郎林道との合流地点で、水ノ尻橋に出ます。この丁字路を右折してすぐの地点が谷太郎林道起点の表示板が立ったところです。
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これが谷太郎林道との合流地点で、水ノ尻橋に出ます。この丁字路を右折してすぐの地点が谷太郎林道起点の表示板が立ったところです。
谷太郎林道に入って少し進むと、昼食後すぐに出会った方と再びご対面。彼は分かれてから北峰に登って三峰〜七沢山と縦走し、その先から不動尻に下りて、谷太郎川沿いのルートで林道終点に出て、そのまま林道を歩いてきてもう抜け切るところまで来た訳ですから、相当歩くのが速いですね。そこで話をしているとついつい40分以上話し込んでしまい、駐車スペースに戻ったのは4時5分頃になってしまいました(^∇^)v
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谷太郎林道に入って少し進むと、昼食後すぐに出会った方と再びご対面。彼は分かれてから北峰に登って三峰〜七沢山と縦走し、その先から不動尻に下りて、谷太郎川沿いのルートで林道終点に出て、そのまま林道を歩いてきてもう抜け切るところまで来た訳ですから、相当歩くのが速いですね。そこで話をしているとついつい40分以上話し込んでしまい、駐車スペースに戻ったのは4時5分頃になってしまいました(^∇^)v
せっかくだから車でもそのまま林道終点まで行ってからUターンして帰路につきました。それにしても、これで谷太郎林道側から大山三峰方面へのバリルートを全て踏破できましたが、結論から言うと境界尾根と宝尾根は下りではほぼ無理。惣久経路は登りなら難しくないでしょうが、下りは滑り止め対策が必要です。八丁経路は登りでも下りでも危険な感じはないですが、道迷いには要注意と言った感じの道でした。大山三峰は展望が開けないのが残念ですが、縦走ルートも含めて「歩く」楽しみの点では大変面白いエリアですね。
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せっかくだから車でもそのまま林道終点まで行ってからUターンして帰路につきました。それにしても、これで谷太郎林道側から大山三峰方面へのバリルートを全て踏破できましたが、結論から言うと境界尾根と宝尾根は下りではほぼ無理。惣久経路は登りなら難しくないでしょうが、下りは滑り止め対策が必要です。八丁経路は登りでも下りでも危険な感じはないですが、道迷いには要注意と言った感じの道でした。大山三峰は展望が開けないのが残念ですが、縦走ルートも含めて「歩く」楽しみの点では大変面白いエリアですね。
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