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記録ID: 106198
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳(西黒尾根)

2011年04月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:10
距離
7.1km
登り
1,253m
下り
1,253m

コースタイム

9:20登山口→11:25ラクダのコル→12:37トマノ耳の肩→12:43トマノ耳→12:55オキノ耳13:25→14:35ラクダのコブ→15:30登山口
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
気温が高くなってきているので、登山道にもいたるところにクラックが走っています。雪崩注意。
また、雪解けとともに危険箇所も移動しています。トレースのある場所が過去に安全であっても、今安全であるとは限りません。
ラクダのコルから先、肩の小屋までは相当な急登。滑落注意。
3年ぶりに、土合駅に到着。
廃墟かと思わせる、味わい深い駅舎。
2011年04月17日 08:43撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 8:43
3年ぶりに、土合駅に到着。
廃墟かと思わせる、味わい深い駅舎。
鳥をとったのだが、後で見ると、枝のほうが奇妙な形で気になる。
2011年04月17日 08:58撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 8:58
鳥をとったのだが、後で見ると、枝のほうが奇妙な形で気になる。
西黒尾根を登ります。
さすがは日本三大急登。
のっけから急斜面。
2011年04月17日 20:03撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 20:03
西黒尾根を登ります。
さすがは日本三大急登。
のっけから急斜面。
下のほうでも、雪庇が出てきています。
2011年04月17日 09:57撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 9:57
下のほうでも、雪庇が出てきています。
これもなかなかの雪庇。
2011年04月17日 10:03撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 10:03
これもなかなかの雪庇。
だんだん、雪庇も本格的に。
2011年04月17日 20:04撮影 by  CX1 , RICOH
2
4/17 20:04
だんだん、雪庇も本格的に。
春山です。
登山道にもざっくりクラックが。
2011年04月17日 10:28撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 10:28
春山です。
登山道にもざっくりクラックが。
チョイ休憩。
奥には天神平スキー場が。
2011年04月17日 20:05撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 20:05
チョイ休憩。
奥には天神平スキー場が。
左は雪庇。
ひたすら登る。
2011年04月17日 10:50撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 10:50
左は雪庇。
ひたすら登る。
木々の氷が、花のように咲いてとても美しい。
2011年04月17日 11:06撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 11:06
木々の氷が、花のように咲いてとても美しい。
谷川岳と一ノ倉岳。
2011年04月17日 11:10撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 11:10
谷川岳と一ノ倉岳。
ラクダのコブ。
谷川岳、ここは美しすぎる。
2011年04月17日 20:07撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 20:07
ラクダのコブ。
谷川岳、ここは美しすぎる。
あともう少し、がんばるぞ!
2011年04月17日 11:30撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 11:30
あともう少し、がんばるぞ!
ブロック雪崩寸前!?
セラック状になっています。
これ崩れたらすさまじいだろうね。
2〜3階建てのビルぐらいの大きさがあります。
2011年04月17日 11:56撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 11:56
ブロック雪崩寸前!?
セラック状になっています。
これ崩れたらすさまじいだろうね。
2〜3階建てのビルぐらいの大きさがあります。
お約束!?
肩の小屋の前の指導標。
2011年04月17日 20:09撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 20:09
お約束!?
肩の小屋の前の指導標。
ここまでくると、天神平からの登山者でいっぱい。
2011年04月17日 12:41撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 12:41
ここまでくると、天神平からの登山者でいっぱい。
トマノ耳からオキノ耳を望む。
雪庇がスリリングなことに。
2011年04月17日 20:10撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 20:10
トマノ耳からオキノ耳を望む。
雪庇がスリリングなことに。
谷川山系の主脈。
いつか縦走したい。
2011年04月17日 20:12撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 20:12
谷川山系の主脈。
いつか縦走したい。
下り。
写真じゃわからないですが、とてつもない斜度です。
スリップすると、マチガ沢に真っ逆さま。
恐怖です。絶対すべってはだめ。
2011年04月17日 13:57撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 13:57
下り。
写真じゃわからないですが、とてつもない斜度です。
スリップすると、マチガ沢に真っ逆さま。
恐怖です。絶対すべってはだめ。
巨大なセラック状の雪塊を上から。
恐ろし〜。
2011年04月17日 14:09撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 14:09
巨大なセラック状の雪塊を上から。
恐ろし〜。
ここも、とてつもない斜面。
「ビビらずに、慎重に」
が、合言葉。
2011年04月17日 20:14撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 20:14
ここも、とてつもない斜面。
「ビビらずに、慎重に」
が、合言葉。
急斜面を振りかえる。
ほとんど、雪の壁。
斜度60度近くあるのでは??
2011年04月17日 14:27撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 14:27
急斜面を振りかえる。
ほとんど、雪の壁。
斜度60度近くあるのでは??
ラクダのコブ。ここまでくれば、ひとまず安心。
2011年04月17日 20:14撮影 by  CX1 , RICOH
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4/17 20:14
ラクダのコブ。ここまでくれば、ひとまず安心。
核心部を過ぎれば、あとはぐいぐい下ります。
太陽に黒く写される森と、華麗なシリセードの跡をご覧あれ。
2011年04月17日 20:15撮影 by  CX1 , RICOH
4/17 20:15
核心部を過ぎれば、あとはぐいぐい下ります。
太陽に黒く写される森と、華麗なシリセードの跡をご覧あれ。
撮影機器:

感想

来ました谷川岳、今シーズン最後かもしれない雪山です。

西黒尾根は日本三大急登の一つ。
雪があるので直登していることもあって、のっけから大変な斜面を登ります。
ただ、トレースはあるので、安心感はあります。
すぐに雪庇があらわれてどきどきしますが、登るにしたがってだんだん慣れてきます。
なぜなら、もっとすさまじい雪庇がいっぱいだから……。
おまけに春山、気温が高いのでいたるところに大小様々のクラックが走っていて、気を使います。
斜面にはばっくりざっくりとクラックが走って、多くは土が見えています。
全層雪崩がおきるのでしょうね。

雪をかぶった谷川岳は絵になる。
ポスターの写真みたいな景色のオンパレード。
谷川岳も美しいが、振り返る上州の山々も本当に美しい。
雪の季節の青い山は最高に好きです。

ラクダのコルから先は、斜度60度近くあるのではという斜面です。
登る分にはいいのだが(それでも恐ろしいが)、下りのことを考えたくない。
雪の表面が氷結していて、クリームブリュレみたいになっている。
ピッケルを刺すと、氷の破片がすーっとすべりながら谷底へ落ちていく。
滑落したら、自分もその氷の破片みたいに落ちていくんだろうな……。

肩の小屋に出ると、天神尾根からの登山者でものすごい人。
静かな山行には、西黒尾根のほうが向いています。
そして、トマノ耳は大混雑だが、オキノ耳はほとんど人がいないので、ゆっくり絶景を楽しみたい人は、もう10分がんばってオキノ耳まで行くことをお勧めします。

下りは、やはり、ラクダのコルまでが恐怖でしかない。
「ビビらずに、慎重に」と、呟きながら降りる。
1時間かけてラクダのコルへ。
この後も危険箇所はあるが、最大の核心は抜けました。

第二の核心部、鎖場を抜けると、あとはぐいぐい降りるのみ。
シリセードを多用して(こういうとき、急斜面は便利)、ぐんぐん下ります。
そしてなんと、下山開始から約2時間、15:30に登山口へ。
最後のシリセードでスピードが出過ぎて減速できず、ピッケルの滑落停止でとまることに。
おもわぬところで、実戦で使いました。

しかし今日は、ものすごい達成感。
私の技術では、今日のコンディションが精いっぱい。
でも、楽しかった。楽しかった。楽しかった!!!

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コメント

最高の天気でしたね^^
はじめてコメントします。

この日私も谷川岳登りました。
サイコ〜の天気で絶景でしたよね!


人違いだったらすいません。
オキノ耳でお会いした方かな〜って思って。
男性2人女性1人の3人のパーティです。

急登の西黒尾根お疲れ様でした!
2011/4/18 22:39
おお、接近遭遇
villaさんこんばんは。

男性2人女性1人のパーティ!
はい、覚えています。
確か、ゴーグルを探していましたね(しょーもないことばっか覚えてます、私)。
そして、トマノ耳でも写真を撮ったり撮ってもらったりした気がします。

昨日は素晴らしい景色でしたね。谷川は最高です。
360度の絶景、遠くに富士山まで見えていましたね。ちょこっとですが。

天神平までは、無事でしたか?
こちらは、核心部をぬければ、シリセード天国です。
オキノ耳から2時間で下山という、あり得ない速度でした。

初谷川岳(でしたよね)、お疲れさまでした。
またどこかで、お会いできるのを楽しみにしています。
2011/4/19 0:48
プロフィール画像
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