谷川岳(西黒尾根)
- GPS
- 06:10
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気温が高くなってきているので、登山道にもいたるところにクラックが走っています。雪崩注意。 また、雪解けとともに危険箇所も移動しています。トレースのある場所が過去に安全であっても、今安全であるとは限りません。 ラクダのコルから先、肩の小屋までは相当な急登。滑落注意。 |
写真
感想
来ました谷川岳、今シーズン最後かもしれない雪山です。
西黒尾根は日本三大急登の一つ。
雪があるので直登していることもあって、のっけから大変な斜面を登ります。
ただ、トレースはあるので、安心感はあります。
すぐに雪庇があらわれてどきどきしますが、登るにしたがってだんだん慣れてきます。
なぜなら、もっとすさまじい雪庇がいっぱいだから……。
おまけに春山、気温が高いのでいたるところに大小様々のクラックが走っていて、気を使います。
斜面にはばっくりざっくりとクラックが走って、多くは土が見えています。
全層雪崩がおきるのでしょうね。
雪をかぶった谷川岳は絵になる。
ポスターの写真みたいな景色のオンパレード。
谷川岳も美しいが、振り返る上州の山々も本当に美しい。
雪の季節の青い山は最高に好きです。
ラクダのコルから先は、斜度60度近くあるのではという斜面です。
登る分にはいいのだが(それでも恐ろしいが)、下りのことを考えたくない。
雪の表面が氷結していて、クリームブリュレみたいになっている。
ピッケルを刺すと、氷の破片がすーっとすべりながら谷底へ落ちていく。
滑落したら、自分もその氷の破片みたいに落ちていくんだろうな……。
肩の小屋に出ると、天神尾根からの登山者でものすごい人。
静かな山行には、西黒尾根のほうが向いています。
そして、トマノ耳は大混雑だが、オキノ耳はほとんど人がいないので、ゆっくり絶景を楽しみたい人は、もう10分がんばってオキノ耳まで行くことをお勧めします。
下りは、やはり、ラクダのコルまでが恐怖でしかない。
「ビビらずに、慎重に」と、呟きながら降りる。
1時間かけてラクダのコルへ。
この後も危険箇所はあるが、最大の核心は抜けました。
第二の核心部、鎖場を抜けると、あとはぐいぐい降りるのみ。
シリセードを多用して(こういうとき、急斜面は便利)、ぐんぐん下ります。
そしてなんと、下山開始から約2時間、15:30に登山口へ。
最後のシリセードでスピードが出過ぎて減速できず、ピッケルの滑落停止でとまることに。
おもわぬところで、実戦で使いました。
しかし今日は、ものすごい達成感。
私の技術では、今日のコンディションが精いっぱい。
でも、楽しかった。楽しかった。楽しかった!!!
はじめてコメントします。
この日私も谷川岳登りました。
サイコ〜の天気で絶景でしたよね!
人違いだったらすいません。
オキノ耳でお会いした方かな〜って思って。
男性2人女性1人の3人のパーティです。
急登の西黒尾根お疲れ様でした!
villaさんこんばんは。
男性2人女性1人のパーティ!
はい、覚えています。
確か、ゴーグルを探していましたね(しょーもないことばっか覚えてます、私)。
そして、トマノ耳でも写真を撮ったり撮ってもらったりした気がします。
昨日は素晴らしい景色でしたね。谷川は最高です。
360度の絶景、遠くに富士山まで見えていましたね。ちょこっとですが。
天神平までは、無事でしたか?
こちらは、核心部をぬければ、シリセード天国です。
オキノ耳から2時間で下山という、あり得ない速度でした。
初谷川岳(でしたよね)、お疲れさまでした。
またどこかで、お会いできるのを楽しみにしています。
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