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Yamareco

記録ID: 1065067
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山〜2017・風雪

2017年02月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:14
距離
12.6km
登り
782m
下り
777m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
1:27
合計
8:15
8:03
84
スタート地点
9:27
9:27
42
10:09
10:09
27
10:36
10:36
3
10:39
10:40
8
10:48
11:46
53
12:39
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47
13:26
13:28
28
13:56
13:57
22
14:19
14:42
8
14:50
14:50
3
14:53
14:53
28
15:21
15:21
20
15:41
15:43
35
16:18
ゴール地点
天候 吹雪
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥岳登山口駐車場:無料
この日は高速道路から積雪がありました。駐車場までの道は4駆+スタッドレスで何とか登れましたが、FF+スタッドレスでは登れないようでした。2駆の方はもちろんですが、4駆の方もタイヤチェーンは必要だと思います。
コース状況/
危険箇所等
人気の有る山ですのでトレースは付いていましたが、深雪のためつぼ足では歩けません。最初から最後まで私はワカンで行きましたがトレースを外すと腰まで潜ってしまい難儀しました。スノーシューが良いコースだと思います。

【奥岳登山口〜くろがね小屋】
緩やかな樹林帯の道です。トレースが無い場合は目印の赤布を頼りにルートを探すことになります。特に危険箇所はありません。

【くろがね小屋〜安達太良山】
晴れて視界が有ればなんと言うことも無いルートですが、この日は吹雪でホワイトアウト状態で唯一ルートを示すポールだけがたよりでした。
強風でトレースは消え、厳しいラッセルが頂上直下まで続きました。
取り付きは小屋の前の斜面です。沢沿いに馬の背方面に向かうのはルートではありませんので注意が必要です。
後は標識のポールを探してついて行くだけです。
峰の辻までは斜面の登り、峰の辻から下り気味に斜面をトラバースし、その後頂上稜線に登ります。稜線から山頂標識の有る場所はすぐそこ、最高点の乳首へは雪の覆われた岩場を少し登った先です。
今日はホワイトアウト状態でも何とか登れましたが、基本悪天候時は頂上アタックは中止した方が良いと思います。
ルートファインディングとラッセルが厳しいですが、特に危険箇所はありません。ピッケルやアイゼンを使う場所はありません。ラッセル用にストックがあった方が良いと思います。
奥岳登山口。あいにく雪模様の天気です。
2017年02月12日 08:06撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
2/12 8:06
奥岳登山口。あいにく雪模様の天気です。
出発します。
2017年02月12日 08:13撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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2/12 8:13
出発します。
スキー場のパトロール詰め所に登山届けを出します。
2017年02月12日 08:14撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2/12 8:14
スキー場のパトロール詰め所に登山届けを出します。
良い感じの雪道ですが、スノーシューかワカンが無いと歩けません。
2017年02月12日 08:29撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
2/12 8:29
良い感じの雪道ですが、スノーシューかワカンが無いと歩けません。
結局この日は最初から最後までワカンを履いていました。
2017年02月12日 08:43撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
2/12 8:43
結局この日は最初から最後までワカンを履いていました。
日曜日なのでトレースはバッチリです。
2017年02月12日 08:48撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
2/12 8:48
日曜日なのでトレースはバッチリです。
吹雪の中くろがね小屋が見えてきました。
2017年02月12日 10:38撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
2/12 10:38
吹雪の中くろがね小屋が見えてきました。
くろがね小屋到着。雪が激しく小屋で様子を見ます。
2017年02月12日 10:46撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2
2/12 10:46
くろがね小屋到着。雪が激しく小屋で様子を見ます。
殆どの方は小屋から下山し山頂に向かったのは5人ほどでした。
2017年02月12日 12:39撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
2/12 12:39
殆どの方は小屋から下山し山頂に向かったのは5人ほどでした。
地吹雪でホワイトアウト状態、小屋の方が立ててくれた標識のポールを目印に進みます。
2017年02月12日 12:50撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
4
2/12 12:50
地吹雪でホワイトアウト状態、小屋の方が立ててくれた標識のポールを目印に進みます。
山頂直下、一瞬太陽が見えましたがこれ以上天気が良くなることはありませんでした。
2017年02月12日 13:15撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
3
2/12 13:15
山頂直下、一瞬太陽が見えましたがこれ以上天気が良くなることはありませんでした。
猛吹雪のなか何とか山頂に立てました。
2017年02月12日 13:26撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
6
2/12 13:26
猛吹雪のなか何とか山頂に立てました。
一応記念に1枚取って貰いました。
2017年02月12日 13:27撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
7
2/12 13:27
一応記念に1枚取って貰いました。
天気がさらに悪化しないうちに急いで下山します。
2017年02月12日 13:27撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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2/12 13:27
天気がさらに悪化しないうちに急いで下山します。
山頂を振り返ってもう1枚。
2017年02月12日 13:28撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
2/12 13:28
山頂を振り返ってもう1枚。
途中のラッセル地獄を抜けくろがね小屋が見えたときは本当にほっとしました。
2017年02月12日 14:16撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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2/12 14:16
途中のラッセル地獄を抜けくろがね小屋が見えたときは本当にほっとしました。
何とか明るいうちに登山口のスキー場まで下りてきました。
2017年02月12日 16:11撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
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2/12 16:11
何とか明るいうちに登山口のスキー場まで下りてきました。
やはり山は雲の中でした。
2017年02月12日 16:15撮影 by  NIKON D5300, NIKON CORPORATION
1
2/12 16:15
やはり山は雲の中でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

何年も前から冬の安達太良山に行きたいと思っていましたが、なかなかタイミングが合わず先送りになっていました。
今回天気予報は良くなかったのですが、この機会を逃すとまた何時行けるかわからないのでちょっと強引に行ってきました。
結果は、何とか日帰りで山頂に立つことは出来たのですが、終始ワカンでのラッセル、くろがね小屋から山頂までは殆どホワイトアウト状態と、なかなか厳しい山になりました。
1700m足らずの標高とは思えない様な東北の山の厳しさをほんの少し味わいました。

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コメント

お疲れ様でした〜
yamaya1127さん、こんにちは〜

ご一緒にピークに向かった二人組のものです。
小屋からのスタート時に間違って立ち入り禁止の方向に行こうとして注意を受けた方の二人組です

ピークまでのピストンはなかなかハードでしたね
我々も他に同行者がおられなければ途中で撤退したかもしれません

我々は日曜日はくろがね小屋で呑んだくれましたが、我々以外の皆様は日帰りだったようで、お疲れ様の乾杯が出来ずに残念でした
2017/2/14 13:59
Re: お疲れ様でした〜
FRESCHEZZAさん、こんばんは
山頂アタックでは本当にお世話になりました。
あの天候でトレースが無かったので、自分一人では絶対に登れなかったところ、皆さんのお陰で何とか山頂に立てました。
冬の安達太良山は始めただったのですが、夏の楽なイメージが強かったためちょっと油断していました。標高1700mしかないのに、やはり東北の山は違いますね

あの日、私もくろがね小屋に泊まってゆっくりしたかったのですが、根が貧乏性なものですからこのまま下山すれば、翌日もう一山登れると思って下山しました (翌日は那須岳に登りました)

またどこかの山でお会いしましょう
コメントありがとうございました。
2017/2/15 22:11
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