記録ID: 1105480
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越
粟ヶ岳−一本岳
2017年04月15日(土) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:59
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,491m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:06
6:05
15分
スタート地点
13:11
ゴール地点
※ スタート地点から7合目までのGPSログがとれておらず、手書きで補った。
天候 | 曇り−曇り時々小雨−小雨 気温 7合目(砥沢ヒュッテ)以上で10℃以下 7合目以上で弱い風、場所により風速20m/s近い風 日の出 5:09 日の入り 18:20 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
粟ヶ岳県民休養地 第二貯水池への林道入口付近の路肩スペースに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
3合目(東屋コース分岐)までは大部分登山道が出ていた。その先では雪の上を歩く方が多くなる。6合目(粟庭ノ頭)直下の鎖場の雪はだいぶ少なくなっていたが、雪の急斜面を上がらなければならない箇所はまだ残っていた。6合目と7合目(砥沢ヒュッテ)の間は6合目直下よりも雪が多く、こちらもクラストしたらたいへんそうだ。砥沢のヒュッテには1階から入れた。 山頂に近づくと、前回粟ヶ岳を訪れたときにはガスで見えなかった一本岳が見えた。断続的に小雨が降ったり風が強く吹いたりしているが、今回は視界がきいているというだけで御の字だ。粟ヶ岳山頂には一本岳への標識が立っていた。一本岳を目前にするとたじろいだ。これが登れるのだろうか。『越後百山』の佐藤れい子が同じようなことを書いていたのをどこかで読んだ覚えがある。とりあえず一本岳の直下まで行ってみた。それから下るときに足の置けるステップをつくりながら、慎重に登ってみた。途中少しだけ登山道が出ており、ブッシュを手がかりにできる箇所もあった。それ以外は気の緩められない雪の急斜面。やがて意外にあっさりと一本岳の頂上に到着した。標柱が出ていた。下山するときは後ろ向きになって自分の足跡に足を置きながら下りた。雪はクラストしておらず、かといってグズグズでもなかった。条件は十分によかったといっていいのではないか。なお、粟ヶ岳から堂ノ窪山方面に進む場合、残雪が十分にあるなら一本岳を巻くという選択もできる。それでも一度は一本岳に登っておきたかった。 アイゼンの必要な雪ではなかったが、粟ヶ岳から一本岳に向かうとき念のためアイゼンをつけた。するとアイゼンの下に雪のだんごができた。こうなるとかえって危ない。 |
ファイル |
(更新時刻:2017/04/16 00:19)
|
写真
装備
個人装備 |
時計
GPS
地形図
コンパス
カメラ
携帯電話
ストック
ピッケル
ワカン
アイゼン
スコップ
レインウェア
スパッツ
グローブ
防寒着
水
行動食
非常食
笛
救急用品
ナイフ
ヘッドランプ
予備電池
ツェルト
補助ロープ20M
細引き20M
スリング
カラビナ
土嚢袋
|
---|
感想
「てんきとくらす」の予報通りの天気で、あまり快適ではなかった。ところがこんな日に登ってきた人がほかに2組4人もいた。そのうちの1組とは砥沢のヒュッテで少し話をした。白根山から一本岳に登り、一本岳を下って粟ヶ岳に到達したことがあるそうだ。残雪期にワカンは必要だろうかと質問してみたら、携行すべきだという答え。参考にしよう。
そういえば最近読んだ本に、ワカンは必要に迫られたときにロープの支点として残置すると書いてあった。横山勝丘の『アルパインクライミング考』。アルパインクライミングをしなくてもおもしろく読めて元気の出る本だ。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1053人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する