稲村岩尾根を登って鷹ノ巣山へ

2017年05月04日(木) [日帰り]

• GPS: 07:45
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,354m
• 下り: 1,433m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:33
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:45

9:24 東日原バス停
9:30 9:32 中日原バス停
10:30 10:43 稲村岩の鞍部
12:54 12:54 ヒルメシクイノタワ
13:37 14:33 鷹ノ巣山
14:51 14:51 水根山(金佐ノ頭)
15:05 15:05 榧の木尾根-水根分岐
16:09 16:10 ワサビ田
17:08 17:08 水根バス停
17:09 ゴール地点

上りでかなり苦労したためコースタイムを大きくオーバー。下山時はバスの増便もあったため、すんなりと奥多摩駅に戻れた。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR青梅線　終点　奥多摩駅より西東京バス　東日原行き乗車し約30分　終点東日原バス停下車（460円）

コース状況／危険箇所等

特に下山時、ザレ道が多いので疲れてきたときに注意

その他周辺情報

下山後、JR河辺駅そばの『梅の湯』立ち寄り。GW期間中は特別料金（入浴は大人960円）になる。

写真

5/4 8:16

奥多摩駅には8時10分過ぎに到着。すでに各バス停は大行列。

5/4 9:23

東日原行きは増便が出ていたが、それでも座って来れた。ラッキー。

5/4 9:27

八重桜が満開の東日原

5/4 9:29

萬寿の水。 日原の名水だそうだが、湧いてる訳でなく対岸から引いてきてるそう。

5/4 9:31

登山口からみた今日の目的地

5/4 9:30

さすが、聞きしに勝る険しさ

5/4 9:31

とりあえずあの稲村岩を越えねば…

5/4 9:32

一旦沢まで下る

5/4 9:33

足元にはツボスミレ（ニョイスミレ）か

5/4 9:34

バイカオウレンか

5/4 9:34

それにしても花弁の黄色が鮮やか

5/4 9:39

巳ノ戸橋を渡る

5/4 9:39

清らかな流れの日原川

5/4 9:40

程なく登りが始まります

5/4 9:45

今日は健脚二人がお仲間とあって頼もしい

5/4 9:53

ヒトリシズカ

5/4 9:54

新緑に差し込む光が綺麗

5/4 9:59

渓谷の跡かな？　ぐんぐん高度を上げます。

5/4 10:05

沢があらわれた

5/4 10:07

そんなに熱くもなく、気持ちいい陽気です

5/4 10:10

ヨゴレネコノメ

5/4 10:10

ミツバコンロンソウか？

5/4 10:10

ハシリドコロ

5/4 10:13

ヤマブキ

5/4 10:36

ようやく稲村岩の裏側へ。余力がなく登りませんでした。

5/4 10:34

しばし休憩して、問題の稲村岩尾根へ

5/4 11:04

ヤマザクラは散り始めのようですが所々に残っている様子

5/4 11:11

いい天気になってきました

5/4 11:12

新緑も眩しいのですが…この辺から体が本格的に怪しくなってきた。

5/4 12:14

まだ中間、ペースが上がらない…。

5/4 13:01

ヒルメシクイノタワ付近。ようやく先が見えてきたが余裕なし。

5/4 13:33

周りの山々が横に見えてきたころ…

5/4 13:37

1,736m　山頂に到着

5/4 13:37

見渡す限りの奥多摩・奥武蔵の山並み

5/4 13:37

富士サマは今回、こんな感じで

5/4 13:38

浅間尾根の奥に見える大菩薩の山々

5/4 14:33

奥多摩湖の奥にある大寺山の仏舎利塔

三角点もチェック

独りたそがれます

5/4 14:34

榧ノ木尾根方面に下山開始

5/4 14:44

このあたりはまだ枯木

5/4 14:52

いくつか巻き道を選択

5/4 15:05

水根沢方面へ下ります

5/4 15:08

今日はよくヨゴレネコノメを見かけます

5/4 15:39

ヤマエンゴサク

5/4 15:56

水の音が聞こえる、と思ったら滝が出現

5/4 16:00

水根沢。道はやや狭く、ザレはじめます。

5/4 16:05

気持ちよさそうな流れ

5/4 16:10

この後しばし水浴びして休憩しました

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-620 オリンパス

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

mat-bianco

まず最初に。
今回は、本来なら行くべきで無い案件でした。

確かに鷹ノ巣山は山頂からの景色もよく魅力的な山ですが、ここ最近まで登っていた山とは違い難易度が高く、普通に上っても現状の体力ではギリギリの範囲。
しかも4〜5日前から風邪をひき、まだ薬で何とか抑えていた状態のところ、誘ってくれた友人たちに甘えてつい…行くことにしてしまいました。



奥多摩駅からバスに乗り、東日原からスタート。その姿が特徴的な稲村岩を眺めながら一旦沢まで下り、まずはジグザグと高度を上げます。足元のスミレやネコノメソウを見ながら稲村岩の上まで来たところで、ちょっと体調が怪しい感じがしてきました。
ここから奥多摩三大急登のひとつ、稲村岩尾根を登りますが半分まで来たところで薬が切れたのか、体温が上がってきていることがハッキリわかりました。

途端に脚が進まなくなり、とにかく目の前の傾斜をクリアしようとアミノ酸補給やコムレケアなどを飲み、必死に体を動かし頂上までたどり着いた時にはコースタイムを1時間もオーバー。昼ご飯は何ものどを通らず、コーヒーで何とかカステラ数枚を流し込むので精一杯でした。

下りは水の音が聞こえれば気分も変わるかと水根沢まで気力で下り、沢の水で体をリフレッシュしてひたすら攣りそうになる太腿を動かしながら、何とか水根バス停までたどり着いて終了。奥多摩駅から乗り換えの青梅駅までは泥のように寝てしまいました。

たまたま大惨事にはなりませんでしたが、登りの途中で意識が朦朧とするときもあってあまりシャレにならない事態でした。トレーニングも必要ですが、体調が万全でない場合は止める勇気も必要だと反省した次第です。



でも、鷹ノ巣山頂からの景色は雄大でした。