甲武信ヶ岳 シャクナゲ街道を行く【徳ちゃん新道コース】
- GPS
- 09:45
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,590m
コースタイム
11:05 木賊山 → 11:40 甲武信ヶ岳山頂 → 12:20 甲武信小屋(昼食)
13:05 甲武信小屋 → 13:20 木賊山 → 14:35 近丸新道合流点(休憩) →
16:05 徳ちゃん新道登山口 → 16:35 西沢渓谷駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※民間の駐車場は500円 ※道の駅みとみにも駐車可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 徳ちゃん新道はテープ、ロープを参考にすると歩きやすく 道迷いの心配は少ないです。 下山後のふろ 笛吹きの湯 |
写真
感想
Kiyokiyoのハードプレイに打ちのめされるもシャクナゲの花々に救われた今年初の
日帰りがっつり歩きでありました。
前日のたこ&ジンパーティーでのお酒を分解中のなか起床し甲武信に向かいまし
た。元々妄想計画から始まって、駐車場に着いてもホント意欲が沸かず登りきれる
とは思ってませんで、どこでギブアップするか優柔不断に歩きながらも山頂まで行
ってしまったのでした。
案の定登り始めて1時間くらいでスローダウンしました。水分の取り方も少なく食欲
もないのでカロリー補給が不十分では当然でしょうか。
シャクナゲをあんなに見たのは初めてです。あれだけあるとほんとにすごい。登り
ですれ違った人には”あと2時間シャクナゲを楽しめますよ”と言われ喜んでいいの
か、悲しむべきなのか悩みました。
近丸新道との合流点で休憩で7・11のカロリー爆弾を1個投下したらいくらか回復し
たようでしたけど、とくさ山から下り後の登り返しでいよいよヤバイ、kiyokiyoに
捨て置かれました。
シャツを着替え水を飲んで気を取り直したわけでもなく再び登り始めたら甲武信の
山頂は以外とすぐでした。山頂には長野から入った団体の人が多くけっこうな賑わ
いでしたね。
甲武信小屋まで降りて昼飯、小屋で買ったビールがやっぱしうまかったりして。
下りの途中ですれ違った4人の女性パーティー、テンション高かったですね、甲武信
小屋に泊まるそうでいいなあ。
これまた下りの途中の登山道脇で見つけた落として直後らしいカメラ、山岳指導所
の登山計画書入れのボックスに発見時の状況をメモして置いておきました。思い出の画像とともに持ち主に戻ることを祈っています。
suyama2宅、起床4時 !睡眠時間が短かった割には目覚めスッキリ。
「同じシェラフ&マットでも、車中泊と屋内泊じゃ疲れの取れ方が全然違う」…そう思っていたのは私だけ ?
chiantiさんが二日酔い ? でそんなにダメージを喰らっていたとはつゆ知らず。
「今日は当然ガンガン行きますよ」とばかりに甲武信岳へ向かって出発。
天気は雲が下まで垂れ込めているうえ少し霧がかかっていたけれど、雨の心配はなさそうです。
前日の越前岳とは標高が全然違うので、湿気はあまりありません。半袖で十分の涼しさでした。
スタートしてすぐ異変に気付いた。chiantiさん、いつもの面影まるでなし。
今まで置いて行かれることはあっても、その逆はなかったですから。
まあ、私は今シーズン日帰りの長距離を何本かやってますから、その辺の“身体の慣れ”っていうのも出たかもしれません。
徳ちゃん新道は、以前に登ったsuyama2が「眺望がないからツラいっすよ」って言っていたとおり。
ただ、シャクナゲのシーズンだったことが幸いし、
美しい花に心を癒されながら、なんとか一歩一歩登っていくのでした。
眺望がない代わりに、左右から大きく育ったシャクナゲの木が頭上まで枝を伸ばし、まるでトンネルのよう。
まさに“シャクナゲ街道”です。
でも、下山してきたご夫婦が「あと2時間楽しめる」って言われたときには
ほんと、軽くショックでした。
正直「あと2時間もこの調子で歩くのか〜」っていう気持ちのほうが強かったです。
シャクナゲ街道が終わると、あとはひたすら樹林帯。
登山道にはアブ・ハエ・カなど結構虫がいたので、これからの季節、虫対策が必要でしょう。
スタート時には曇っていたのに、気が付けば樹林の向こうに甲武信岳が見えている。
「これは景色も期待できるゾ」 まだ見ぬ頂上での風景に、俄然心が躍ります。
眺望のない木賊山を過ぎると、眼前がパ〜ンとひらけて、ついに甲武信の姿を拝むことができました。
はやる気持ちを、もう押さえることができません。
ときめく心の高鳴りが、足取りにも現れたのかもしれません。
甲武信小屋からの最後の登りでchiantiさんが「天気が崩れないうちに先に行っていいよ」って言ってくれたので
…情け容赦なく、置いていきました。
頂上は風が強くて寒かったです。すぐにレインウェアを着込みました。
おぉ〜、こんなところで再度おNewをお披露目できるとは。
往路、登りの登山者にはほとんど出会わなかったのに、山頂はお弁当を広げる人でいっぱい。
しかもドンドン登ってくる。
徳ちゃん以外にもいろんなルートから登ってくるのですね。
お昼は甲武信小屋まで下りてラーメン。
五木の、なつかし屋台の塩ラーメンは、水の分量を間違ったかと思うぐらい薄味でした。
山の上だと、身体が濃いぃ〜味を求めているのかもしれませんね。
ちなみにビールはスーパードライ350mlが500円でした。
シャクナゲ街道は復路のほうが、より花がきれいに、つややかに見えました。
日の当たり具合でしょうか ? 不思議なものです。
下山中、今度は登ってくる人と多く遭遇するようになりました。
この時間からだと山の上で一泊ですね、楽しそう。
日帰りの人って結構少ないのかな?それにしても登りに比べれば、下山は早かった〜
お疲れさまでした。
笛吹の湯で汗を流し、chiantiさん宅で解散するころ、雨がポツポツ。
「おいおい ! 行きも帰りも、東名で雨かぁ〜」
そうです。自宅までの帰り道、再び暴風雨に見舞われるぅぅ〜〜〜
東に遠征すると、何故か雨降りが多いような…。
途中、激しい睡魔に襲われ、日本平P.A.で1時間ほど寝てから帰りました。
コメント
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かなり足が復活したようですな
また100名山制覇数に差が開いた…
いつかイってやります
Chiantiさんは、今回かなり苦戦のようでしたね。
「ジョー」の座、譲ります
>nzchch
いやあ、まだまだですよ。
”ジョー”だなんておこがましい。
ジョーの域に達するまでがんばります!
今回わりと良かったですよ、膝の調子。
ラストの長い下りで少しきたかな。
nzchch用に甲武信ヶ岳周遊コース日帰りっていう妄想が残してあります。
そのうち行きましょう。
…しばらくは…甲武信はいいです。。。
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