兵庫県千種町 板馬見渓谷〜おごしき山〜後山 沢&虫&カエル
- GPS
- 05:33
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:27
歩行距離12km、歩行時間5時間、歩行数21,600歩
天候 | 曇り一時頂上にわか雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スタート&ゴール地点の松の木公園からおごしきコース&一般コース分岐<写真17>までの一般道は、後山&平成之大馬鹿門登山口<写真13>までは基本、コンクリートの林道です。下山はずっとコンクリート道を歩きました。一部に、遊歩道や登山道、下山道の道標があり、土の道も歩けるようになっています。今回は初めてコースアウトしてしまった箇所がありました。下りのほうが道がわかりやすいようです。 一般道以外のコースは、尾根以外はジグザグ道が多く、足元近くにあるテープを見落とすと間違いやすいです。渡渉点は意外に水深が浅く、急な大雨でも大丈夫ですが、片側が斜面の細道は小石でバランスを崩しやすい所もあります。雨天や雨上がりはむしろこちらのほうが気を遣います。 一般道の遊歩道は、遊歩道の滝1<写真07>からヒグラシ<写真11>辺りまでです。途中に腰痛地蔵に向かってコンクリート道に戻る道がありますが、合流点周辺にだけ水たまりができていました。 標高610mから東南東に延びる道は、沢に下りすぎてコースアウトしてしまいました。西側には「下山道」の道標があり、西から下ると迷いません。このさらに西には、地形図にはありませんが、沢の北側に登山道が延びています。道標すぐに倒木がありますが、問題ありません。たまにピンク色のテープがあります。 後山&平成之大馬鹿門登山口<写真13>から分岐<写真17>までは、石がゴロゴロした所や、石段の跡のような苔むした石が埋まった所があります。少し歩き難く、濡れていると滑りやすいです。沢沿いでGPSのログが南北に乱れている所は、ピンク色のテープに従いコースアウトして滝を見に行った箇所です。 何ヶ所かある渡渉点は、先週の急な大雨でも問題ありませんでした。たまに木の枝が道にかぶさってきていますが、くぐったりまたいだりしてすぐによけられます。 おごしきコース&一般コース分岐<写真17>からおごしき山<写真19>を経て後山<写真24>までのおごしきコースは、2か所ロープ場があります。上りは使わずにすみます。 ロープ場の滝<写真18>は、足元に向かって流れてくるため、急な大雨では増水するのかもしれません。ロープはそのためのものでしょうか。この南北に石がゴロゴロした所があり、東側が斜面の細道はすぐに終わりますが歩き難いです。尾根に出ると歩きやすくなります。 潜水艦岩<写真21>を過ぎてしばらくすると両サイドにシダ、標高1230m辺りから根曲がり竹(チシマザサ)が出てきますが、歩くのに支障はありません。ただし、雨で濡れていたためズボンがびしょびしょになりました。 後山<写真24>から1253m峰を経ておごしきコース&一般コース分岐<写真17>までは、最初、根曲がり竹(チシマザサ)が道にかぶさり気味になっています。 1253m峰を過ぎ、笛石山コースとの分岐で北東に進路を変えると、ジグザグ道が多くなります。1か所、道標を見落としコースアウトして尾根を下ってしまい、引き返しました。石がゴロゴロした上を歩く所は、片側が斜面の細道のみ、気を遣いました。 |
その他周辺情報 | 以前、この時期(7月中旬から8月中旬まで)は、ゆり園が開園しており、約20万平方メートルのゲレンデを利用し、約50種150万輪のユリを観賞することができました。しかし、去年、ちくさ高原ネイチャーランドになって規模を縮小し、今年の夏はキャンプ場のみ営業だそうです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
梅雨明け宣言はしたものの、大気の状態が不安定な日が続きます。天気予報も直前まで微妙に異なっていました。先日、著名な気象予報士の方があるTV番組で、「(降水確率)50%は半々ではなくて、雨が降りやすいということなんです」とおっしゃっていました。さらに、「30%ぐらいから、だいたい降る」「50%だったら我々は責任持てません。雨が降るとお考えいただきたい」とまで言い切っておられました。そして、この日は70%の降水確率。絶望的な数字でしたが、敢えて残り30%の気象の気まぐれにかけ、山行することにしました。
山行後しばらくは雨は降りませんでしたが、正午近くに後山頂上に立った際に、案の定、雨が降り始めました。しかし、下山ルートに入り、15分程で雨がやみました。やんだというより、最初から降っているようようすがありませんでした。往路で歩いた道に合流しても、降った形跡がありませんでした。おそらく、後山の頂上付近のみだったのでしょう。局地的な上昇気流等で雨が降るという山の天気あるあるでした。
以上のような状況でしたので、今回は景色を楽しむことは最初からあきらめ、渓谷美やこの地域の獣人(動物)の観察に主眼を置きました。
往路は写真や動画でも紹介していますように、板馬見(いたばみ)渓谷沿いを歩きました。並行して林道があったのですが、危険な箇所を除き、極力水際を歩き続けました。沢好きな方にはお薦めのルートです。暑い日はクーラー効果もあり、低地ながら快適です。
動物では、写真には撮れませんでしたが、アオサギやミソサザイ、ヒガラの姿も見られました。また、低地で羽化するヒグラシ、人の気配に置物のようにフリーズするニホンヒキガエル、暑さのために麓から後山頂上付近まで大移動をしたアキアカネなどがこの時期における後山の風物詩として、印象に残りました。
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