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Yamareco

記録ID: 1205405
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

兵庫県千種町 板馬見渓谷〜おごしき山〜後山 沢&虫&カエル

2017年07月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:33
距離
11.9km
登り
1,071m
下り
1,062m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:02
休憩
0:25
合計
5:27
8:43
69
松の木公園(駐車場)
9:52
9:53
5
後山&平成之大馬鹿門登山口(林道終点)
9:58
10:01
27
垢離取り場
10:28
10:30
39
おごしき&一般コース分岐
11:09
11:19
36
おごしき山頂上
11:55
11:56
12
後山頂上
12:08
12:08
7
行者コース&一般コース分岐(西側)
12:15
12:16
11
1253m峰
12:27
12:29
28
笛石山&一般コース分岐
12:57
12:58
13
行者コース&一般コース分岐(東側)
13:11
13:11
18
おごしき&一般コース分岐(2回目)
13:29
13:33
2
垢離取り場(2回目)
13:35
13:35
35
後山&平成之大馬鹿門登山口(林道終点)
14:10
松の木公園(駐車場)
板馬見渓谷美と後山の獣人を観賞するコース
歩行距離12km、歩行時間5時間、歩行数21,600歩
天候 曇り一時頂上にわか雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
千種(ちくさ)川と板馬見渓谷が合流する松の木公園に自動車を停めました。板馬見(いたばみ)渓谷沿いのコンクリートの林道を進み、後山&平成之大馬鹿門登山口<写真13>にも数台停められます。林道は落石や倒木があることもあります。先週よりも小石が増えているような気がしました。
コース状況/
危険箇所等
 スタート&ゴール地点の松の木公園からおごしきコース&一般コース分岐<写真17>までの一般道は、後山&平成之大馬鹿門登山口<写真13>までは基本、コンクリートの林道です。下山はずっとコンクリート道を歩きました。一部に、遊歩道や登山道、下山道の道標があり、土の道も歩けるようになっています。今回は初めてコースアウトしてしまった箇所がありました。下りのほうが道がわかりやすいようです。
 一般道以外のコースは、尾根以外はジグザグ道が多く、足元近くにあるテープを見落とすと間違いやすいです。渡渉点は意外に水深が浅く、急な大雨でも大丈夫ですが、片側が斜面の細道は小石でバランスを崩しやすい所もあります。雨天や雨上がりはむしろこちらのほうが気を遣います。
 
 一般道の遊歩道は、遊歩道の滝1<写真07>からヒグラシ<写真11>辺りまでです。途中に腰痛地蔵に向かってコンクリート道に戻る道がありますが、合流点周辺にだけ水たまりができていました。
 標高610mから東南東に延びる道は、沢に下りすぎてコースアウトしてしまいました。西側には「下山道」の道標があり、西から下ると迷いません。このさらに西には、地形図にはありませんが、沢の北側に登山道が延びています。道標すぐに倒木がありますが、問題ありません。たまにピンク色のテープがあります。
 後山&平成之大馬鹿門登山口<写真13>から分岐<写真17>までは、石がゴロゴロした所や、石段の跡のような苔むした石が埋まった所があります。少し歩き難く、濡れていると滑りやすいです。沢沿いでGPSのログが南北に乱れている所は、ピンク色のテープに従いコースアウトして滝を見に行った箇所です。
 何ヶ所かある渡渉点は、先週の急な大雨でも問題ありませんでした。たまに木の枝が道にかぶさってきていますが、くぐったりまたいだりしてすぐによけられます。

 おごしきコース&一般コース分岐<写真17>からおごしき山<写真19>を経て後山<写真24>までのおごしきコースは、2か所ロープ場があります。上りは使わずにすみます。
 ロープ場の滝<写真18>は、足元に向かって流れてくるため、急な大雨では増水するのかもしれません。ロープはそのためのものでしょうか。この南北に石がゴロゴロした所があり、東側が斜面の細道はすぐに終わりますが歩き難いです。尾根に出ると歩きやすくなります。
 潜水艦岩<写真21>を過ぎてしばらくすると両サイドにシダ、標高1230m辺りから根曲がり竹(チシマザサ)が出てきますが、歩くのに支障はありません。ただし、雨で濡れていたためズボンがびしょびしょになりました。 
 
 後山<写真24>から1253m峰を経ておごしきコース&一般コース分岐<写真17>までは、最初、根曲がり竹(チシマザサ)が道にかぶさり気味になっています。
 1253m峰を過ぎ、笛石山コースとの分岐で北東に進路を変えると、ジグザグ道が多くなります。1か所、道標を見落としコースアウトして尾根を下ってしまい、引き返しました。石がゴロゴロした上を歩く所は、片側が斜面の細道のみ、気を遣いました。 
その他周辺情報  以前、この時期(7月中旬から8月中旬まで)は、ゆり園が開園しており、約20万平方メートルのゲレンデを利用し、約50種150万輪のユリを観賞することができました。しかし、去年、ちくさ高原ネイチャーランドになって規模を縮小し、今年の夏はキャンプ場のみ営業だそうです。
01松の木橋越しに松の木公園
松の木公園は後山、笛石山、おごしき山(平成之大馬鹿門)の登山口になります。板馬見(いたばみ)渓谷と千種(ちくさ)川の合流点でもあります。近くの渓流荘に寄り、手続きをすれば、鮎釣りもできます。
01松の木橋越しに松の木公園
松の木公園は後山、笛石山、おごしき山(平成之大馬鹿門)の登山口になります。板馬見(いたばみ)渓谷と千種(ちくさ)川の合流点でもあります。近くの渓流荘に寄り、手続きをすれば、鮎釣りもできます。
02大馬鹿之和
大馬鹿之和(おおばかのわ)は、松の木公園の後山登山口にモニュメントとして立っています。おごしき山頂上にある「平成之大馬鹿門」<写真19〜20>と同じく作者は空充秋(そら みつあき)氏です。
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02大馬鹿之和
大馬鹿之和(おおばかのわ)は、松の木公園の後山登山口にモニュメントとして立っています。おごしき山頂上にある「平成之大馬鹿門」<写真19〜20>と同じく作者は空充秋(そら みつあき)氏です。
03西大峰の鳥居
後山は奈良県の大峯(峰)山を前山として、その後ろにある西の大峯(峰)になぞらえて後山といいます。この鳥居が松の木公園の後山登山口のゲートになっています。
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03西大峰の鳥居
後山は奈良県の大峯(峰)山を前山として、その後ろにある西の大峯(峰)になぞらえて後山といいます。この鳥居が松の木公園の後山登山口のゲートになっています。
04ミヤマカラスアゲハ♂
カラスアゲハに似ていますが、前翅の表側の青、裏側の白の帯状の模様がどちらも一定の幅でのびていることで見分けられます。吸水(ミネラル補給)行動をしているところを動画にも撮りました。
04ミヤマカラスアゲハ♂
カラスアゲハに似ていますが、前翅の表側の青、裏側の白の帯状の模様がどちらも一定の幅でのびていることで見分けられます。吸水(ミネラル補給)行動をしているところを動画にも撮りました。
05羽化したヒグラシ
足元でギギッと鳴き声がしたので、よく見るとヒグラシ<写真11>が穴の中から顔だけ出していました。6〜7年間、土の中で過ごし、今年やっと地上に出てきたのかな!?動画にも撮りました。
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05羽化したヒグラシ
足元でギギッと鳴き声がしたので、よく見るとヒグラシ<写真11>が穴の中から顔だけ出していました。6〜7年間、土の中で過ごし、今年やっと地上に出てきたのかな!?動画にも撮りました。
06板馬見渓谷の滝
板馬見(いたばみ)渓谷沿いを歩いていると、断続的にたくさんの滝を見ることができます。岩の苔がさらに滝の魅力を高めてくれます。少し下りて動画も撮りました。笛石山登山口にある鉈(なた)取り淵は、今回は動画だけにしました。
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06板馬見渓谷の滝
板馬見(いたばみ)渓谷沿いを歩いていると、断続的にたくさんの滝を見ることができます。岩の苔がさらに滝の魅力を高めてくれます。少し下りて動画も撮りました。笛石山登山口にある鉈(なた)取り淵は、今回は動画だけにしました。
07板馬見渓谷遊歩道の滝1
標高450m辺りにある橋を渡ったところで、渓谷沿いの遊歩道に入りました。水量や形状の異なる魅力的な滝がいくつか出てきます。動画も撮りました。この次の滝は動画だけにしました。
07板馬見渓谷遊歩道の滝1
標高450m辺りにある橋を渡ったところで、渓谷沿いの遊歩道に入りました。水量や形状の異なる魅力的な滝がいくつか出てきます。動画も撮りました。この次の滝は動画だけにしました。
08板馬見渓谷遊歩道の滝3
すだれのような滝でした。また滝が流れ落ちている淵は水がきれいに澄んでおり、見ているだけで気持ちが和みます。これも動画に撮りました。
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08板馬見渓谷遊歩道の滝3
すだれのような滝でした。また滝が流れ落ちている淵は水がきれいに澄んでおり、見ているだけで気持ちが和みます。これも動画に撮りました。
09子鹿の骨?
頭蓋骨および背骨らしきものが散乱していました。死肉を猛禽類かテンなどの小動物に食べられたのでしょうか?幼獣なのでツキノワグマのオスの可能性も…合掌。
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09子鹿の骨?
頭蓋骨および背骨らしきものが散乱していました。死肉を猛禽類かテンなどの小動物に食べられたのでしょうか?幼獣なのでツキノワグマのオスの可能性も…合掌。
10板馬見渓谷遊歩道の滝4
沢(登り)好きの人にとっては、板馬見渓谷沿いの遊歩道は魅力的な渓谷美を見るのにお薦めのコースです。長い滑滝を動画にも撮りました。
10板馬見渓谷遊歩道の滝4
沢(登り)好きの人にとっては、板馬見渓谷沿いの遊歩道は魅力的な渓谷美を見るのにお薦めのコースです。長い滑滝を動画にも撮りました。
11ヒグラシ
ヒグラシ<写真05>は地中で6〜7年過ごし、成虫になってから2週間〜1ヶ月間の寿命と言われています。その名の通り、日が暮れてから鳴くようですが、暗い林間部でしたので、この日は昼前からずっと鳴いていました。
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11ヒグラシ
ヒグラシ<写真05>は地中で6〜7年過ごし、成虫になってから2週間〜1ヶ月間の寿命と言われています。その名の通り、日が暮れてから鳴くようですが、暗い林間部でしたので、この日は昼前からずっと鳴いていました。
12板馬見渓谷の淵と苔むす石
上流に進めば進むほど、苔むす岩が増え、板馬見渓谷の風流なシーンが見られます。丸太を束ねた橋の上から撮りました。
12板馬見渓谷の淵と苔むす石
上流に進めば進むほど、苔むす岩が増え、板馬見渓谷の風流なシーンが見られます。丸太を束ねた橋の上から撮りました。
13後山&平成之大馬鹿門
         登山口
標高700m辺りにある林道終点です。ここまで自動車で来ることができます。「後山登山口」に加えて、「西大峰山 千種行者講 道場」という表示看板がありました。この右(北側)にピンク色のテープがあり、滝<写真14>が見えたので、登山道を外れて行ってみました。ミソサザイが1羽、周辺を飛び回っており、なぜか連れだけが怒られていました。
13後山&平成之大馬鹿門
         登山口
標高700m辺りにある林道終点です。ここまで自動車で来ることができます。「後山登山口」に加えて、「西大峰山 千種行者講 道場」という表示看板がありました。この右(北側)にピンク色のテープがあり、滝<写真14>が見えたので、登山道を外れて行ってみました。ミソサザイが1羽、周辺を飛び回っており、なぜか連れだけが怒られていました。
14登山口西側の滝
登山口<写真13>から少し西に入った所にある滝です。一般ルート上からは死角になって見えませんが、沢沿いに入っていくと見られました。動画にも撮りました。少し進み、垢離取り場の不動明王像がある岩の北側にまわると、西から東に滑滝が流れていました。これが教霊の滝のようです。動画にも撮りました。
14登山口西側の滝
登山口<写真13>から少し西に入った所にある滝です。一般ルート上からは死角になって見えませんが、沢沿いに入っていくと見られました。動画にも撮りました。少し進み、垢離取り場の不動明王像がある岩の北側にまわると、西から東に滑滝が流れていました。これが教霊の滝のようです。動画にも撮りました。
15不動の滝
滝を左右に従えた洞窟内の不動尊は全国でも珍しいのではないでしょうか。先週よりも水量が少ないのですが、大きな音を立てて流れ落ちるさまを動画にも撮りました。
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15不動の滝
滝を左右に従えた洞窟内の不動尊は全国でも珍しいのではないでしょうか。先週よりも水量が少ないのですが、大きな音を立てて流れ落ちるさまを動画にも撮りました。
16仏頂面のニホンヒキガエル
日本産のカエルでは最大と言われています。森林内に生息し、森林内で繁殖する小さなタゴガエルもたくさんいましたが、動作がスローなのと、その大きさ故に、この山域の主に見えました。見つかってしまったのでふくれっ面をしていますが、それがまたかわいいです。
16仏頂面のニホンヒキガエル
日本産のカエルでは最大と言われています。森林内に生息し、森林内で繁殖する小さなタゴガエルもたくさんいましたが、動作がスローなのと、その大きさ故に、この山域の主に見えました。見つかってしまったのでふくれっ面をしていますが、それがまたかわいいです。
17おごしきコース
   &一般コース分岐
標高900m地点の分岐で「おごしきコース」を進みました。少し上りが続いた後にトラバースルートがしばらく続きました。
17おごしきコース
   &一般コース分岐
標高900m地点の分岐で「おごしきコース」を進みました。少し上りが続いた後にトラバースルートがしばらく続きました。
18ロープ場の滝
黒い岩盤から流れ落ちる滝の周辺にロープが張ってありました。水量はかなり少なかったです。
18ロープ場の滝
黒い岩盤から流れ落ちる滝の周辺にロープが張ってありました。水量はかなり少なかったです。
19おごしき山頂上
標高1095mのおごしき山の頂上です。ここに「平成之大馬鹿門」が設置されています。京都の仏教大学が大学の門柱を依頼したところ、作者の空充秋(そら みつあき)氏がその名称を「平成之大莫迦門」とした為、大学側は引き取りを拒否し、最終的には千種町に譲渡されることになったそうです。
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19おごしき山頂上
標高1095mのおごしき山の頂上です。ここに「平成之大馬鹿門」が設置されています。京都の仏教大学が大学の門柱を依頼したところ、作者の空充秋(そら みつあき)氏がその名称を「平成之大莫迦門」とした為、大学側は引き取りを拒否し、最終的には千種町に譲渡されることになったそうです。
20平成之大馬鹿門ブロック
        No一と二
平成之大馬鹿門をはじめ、千種町には空充秋(そら みつあき)氏の作品が多数あります。それらを形成しているブロックは千種町の“千”に因んで千個あるようです。おごしき山にはそのうちの一<写真一番下>から五まであります。ちなみに、最後の千は空山にあるほうの平成之大馬鹿門です。
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20平成之大馬鹿門ブロック
        No一と二
平成之大馬鹿門をはじめ、千種町には空充秋(そら みつあき)氏の作品が多数あります。それらを形成しているブロックは千種町の“千”に因んで千個あるようです。おごしき山にはそのうちの一<写真一番下>から五まであります。ちなみに、最後の千は空山にあるほうの平成之大馬鹿門です。
21潜水艦岩⁉
後山の東尾根を上っていくと、標高1130m辺りで、潜水艦のような岩が出てきました。おごしき山から後山間には岩群がところどころにありました。
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21潜水艦岩⁉
後山の東尾根を上っていくと、標高1130m辺りで、潜水艦のような岩が出てきました。おごしき山から後山間には岩群がところどころにありました。
22潜水艦岩割れ目
潜水艦岩<写真21>を振り返って見ると、機械でカットしたかのように、側面がきれいな平面で切れていました。この間を歩けたようです。
22潜水艦岩割れ目
潜水艦岩<写真21>を振り返って見ると、機械でカットしたかのように、側面がきれいな平面で切れていました。この間を歩けたようです。
23アキアカネ♂
いわゆる赤トンボです。初夏に麓で羽化した個体は避暑地を求め、高い山へ大移動します。後山(岡山県最高峰&兵庫県第3位の高峰)頂上周辺でたくさん見られます。天気が悪かったので、今回はアキアカネロードとまではいきませんでした。小首をかしげるしぐさを動画に撮りました。
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23アキアカネ♂
いわゆる赤トンボです。初夏に麓で羽化した個体は避暑地を求め、高い山へ大移動します。後山(岡山県最高峰&兵庫県第3位の高峰)頂上周辺でたくさん見られます。天気が悪かったので、今回はアキアカネロードとまではいきませんでした。小首をかしげるしぐさを動画に撮りました。
24後山頂上
この日はなぜか後山頂上付近のみ雨が降っていました。アキアカネ<写真23>がたくさん飛んでいましたが、すぐにいなくなりました。岡山県では標高1334mと表記し<写真左端>、兵庫県では1335mと表記しています<写真真中三角点左>。確かに兵庫県のピーク標が少し盛り上がっている気もしますが…
24後山頂上
この日はなぜか後山頂上付近のみ雨が降っていました。アキアカネ<写真23>がたくさん飛んでいましたが、すぐにいなくなりました。岡山県では標高1334mと表記し<写真左端>、兵庫県では1335mと表記しています<写真真中三角点左>。確かに兵庫県のピーク標が少し盛り上がっている気もしますが…
25巨大キノコ群
以前はサルノコシカケがたくさん生育していた木だったような気がしましたが、今回見たのは腐りかけの巨大キノコがいっぱいついている木でした。この木の運命はいかに?しばらく下ると、ヒガラが数羽いました。羽づくろいをしたりこちらをのぞき込んだりしていましたが、ピントが合う前に飛び去ってしまいました。
25巨大キノコ群
以前はサルノコシカケがたくさん生育していた木だったような気がしましたが、今回見たのは腐りかけの巨大キノコがいっぱいついている木でした。この木の運命はいかに?しばらく下ると、ヒガラが数羽いました。羽づくろいをしたりこちらをのぞき込んだりしていましたが、ピントが合う前に飛び去ってしまいました。
26逃げようとする
    ニホンヒキガエル
写真を撮ろうと近づくとフリーズしました。石の上で置物のように身動きせずじっとしている姿がおもしろかわいかったので、動画にも撮りました。さらに別の角度から撮ろうと動いたら、石から飛び降りてゆっくり逃げました。
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26逃げようとする
    ニホンヒキガエル
写真を撮ろうと近づくとフリーズしました。石の上で置物のように身動きせずじっとしている姿がおもしろかわいかったので、動画にも撮りました。さらに別の角度から撮ろうと動いたら、石から飛び降りてゆっくり逃げました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 梅雨明け宣言はしたものの、大気の状態が不安定な日が続きます。天気予報も直前まで微妙に異なっていました。先日、著名な気象予報士の方があるTV番組で、「(降水確率)50%は半々ではなくて、雨が降りやすいということなんです」とおっしゃっていました。さらに、「30%ぐらいから、だいたい降る」「50%だったら我々は責任持てません。雨が降るとお考えいただきたい」とまで言い切っておられました。そして、この日は70%の降水確率。絶望的な数字でしたが、敢えて残り30%の気象の気まぐれにかけ、山行することにしました。
 山行後しばらくは雨は降りませんでしたが、正午近くに後山頂上に立った際に、案の定、雨が降り始めました。しかし、下山ルートに入り、15分程で雨がやみました。やんだというより、最初から降っているようようすがありませんでした。往路で歩いた道に合流しても、降った形跡がありませんでした。おそらく、後山の頂上付近のみだったのでしょう。局地的な上昇気流等で雨が降るという山の天気あるあるでした。

 以上のような状況でしたので、今回は景色を楽しむことは最初からあきらめ、渓谷美やこの地域の獣人(動物)の観察に主眼を置きました。
 往路は写真や動画でも紹介していますように、板馬見(いたばみ)渓谷沿いを歩きました。並行して林道があったのですが、危険な箇所を除き、極力水際を歩き続けました。沢好きな方にはお薦めのルートです。暑い日はクーラー効果もあり、低地ながら快適です。
 動物では、写真には撮れませんでしたが、アオサギやミソサザイ、ヒガラの姿も見られました。また、低地で羽化するヒグラシ、人の気配に置物のようにフリーズするニホンヒキガエル、暑さのために麓から後山頂上付近まで大移動をしたアキアカネなどがこの時期における後山の風物詩として、印象に残りました。
 


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