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記録ID: 1220391
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ハイキング
石鎚山

石鎚山(土小屋から)

2017年08月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:00
距離
10.0km
登り
851m
下り
850m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:05
休憩
0:54
合計
3:59
9:39
77
10:56
11:09
1
11:18
11:28
7
11:35
11:54
6
12:00
12:05
6
13:38
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2017年08月13日 17:54撮影 by  Canon MG5700 series, Canon
2
8/13 17:54
面河渓前にあった大きな鳥居。石鎚山の標高1982mにちなんで、1982年に建てられたそうです。
面河渓前にあった大きな鳥居。石鎚山の標高1982mにちなんで、1982年に建てられたそうです。
その面河渓。
透明感のある水と一枚岩がマッチして美しい光景です。
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透明感のある水と一枚岩がマッチして美しい光景です。
亀腹は巨大な壁のような岩。
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亀腹は巨大な壁のような岩。
そこから先は石鎚スカイラインを登って登山口を目指します。
そこから先は石鎚スカイラインを登って登山口を目指します。
途中で見えた石鎚山の山頂。でもこの時は雲がかかっていました。
途中で見えた石鎚山の山頂。でもこの時は雲がかかっていました。
登山口の土小屋に到着。
登山口の土小屋に到着。
石鎚神社に安全を祈願して…
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石鎚神社に安全を祈願して…
いざ出発!
山頂までの行程は4.6kmですが、前半の3kmほどはこのような平坦で歩きやすい道です。
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山頂までの行程は4.6kmですが、前半の3kmほどはこのような平坦で歩きやすい道です。
緑がきれい。新緑みたいです。
緑がきれい。新緑みたいです。
立派なブナの木。
立派なブナの木。
樹林の切れ目から見た笹が主役の光景はいかにも石鎚山らしいです。
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樹林の切れ目から見た笹が主役の光景はいかにも石鎚山らしいです。
二の鎖小屋に合流しました。
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二の鎖小屋に合流しました。
二の鎖に挑戦しました。少し上では大渋滞でした。
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二の鎖に挑戦しました。少し上では大渋滞でした。
続いて三の鎖へ。こちらは挑戦者も少なく、自分のペースで登れました。
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続いて三の鎖へ。こちらは挑戦者も少なく、自分のペースで登れました。
弥山の山頂に到着。立派な鳥居に「やったぞ!」という達成感を味わいます。
弥山の山頂に到着。立派な鳥居に「やったぞ!」という達成感を味わいます。
弥山の頂上は一般の人も多く、大混雑でした。
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弥山の頂上は一般の人も多く、大混雑でした。
10分ほど岩場を超えると天狗岳山頂へ。写真待ちしている人たちがいます。
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10分ほど岩場を超えると天狗岳山頂へ。写真待ちしている人たちがいます。
私も撮ってもらいました。ありがとうございます!
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私も撮ってもらいました。ありがとうございます!
振り返ると青空と弥山山頂。
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振り返ると青空と弥山山頂。
雲がなくなり、天狗岳の異様な山容がはっきり見えてきました。すごい迫力です。
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雲がなくなり、天狗岳の異様な山容がはっきり見えてきました。すごい迫力です。
瓶ケ森方面の向こうには雲海が広がっています。
瓶ケ森方面の向こうには雲海が広がっています。
帰りはさすがに鎖場は使わず、巻き道を下っていきました。
帰りはさすがに鎖場は使わず、巻き道を下っていきました。
ここから先は高山植物。町中でも見られるアザミの仲間。葉に触れるとチクッとします。
ここから先は高山植物。町中でも見られるアザミの仲間。葉に触れるとチクッとします。
ツリフネソウ
シモツケソウかな?
シモツケソウかな?
タカネオトギリ
アキノキリンソウでしょうか。
アキノキリンソウでしょうか。
シコクフウロ
クガイソウの群生
クガイソウの群生

感想

登山口である土小屋へ行く前に、途中にある面河渓にまず立ち寄った。面河渓の五色河原や亀腹岩などの景勝地が見られた。五色河原の水もきれいで、水遊びしている家族連れがとても羨ましかった。すぐ近くには国民宿舎もあり、いいところだなと思った。ここから先の道は石鎚スカイラインを走る。18kmの道を登り切ると、登山口の土小屋に到着。9時で駐車場はもういっぱいになっているほど、たくさんの人が来ていた。標高が1500mほどあるので涼しかったが、日向は刺すような光が差し、少しいると汗が出るほど暑かった。石鎚神社に安全登山を祈願した後、9時40分に出発。この土小屋コースは山頂に最も近いこともあり、普通の格好で登っている人や親子連れがたくさんいた。石鎚山までは4.6kmの道のりだが、その多くは平坦な道となっている。標高のあまり上がらない前半は、ブナ林の中と大峰奥崖道でよく見る笹に覆われた尾根道。3kmほどはそんな感じなのでハイキングのようにしてすいすいと歩けた。しかし二の鎖小屋小屋から先は百名山らしくなってくる。表参道に合流してどっと登山者も増えた。ここから先は難易度の高い鎖場か、それを避ける桟道や階段の迂回路となるが、遠路はるばる四国まで来たので、鎖場で登る方を選んだ。はじめは二の鎖。子どもやお年寄りの方も挑戦していて渋滞が発生し、なかなか先へ進めず待たされるところもあった。ただ手や足を引っ掛ける岩があったり、足を置ける鎖があったりしたので、それほど苦戦はしなかった。次は三の鎖。こちらは先ほどよりきついせいか挑戦者は少なく、待たずに登れた。体全体を使って登るのは楽しかったが、鎖がぶら下がった場所などはかなり登りづらくて、力に頼って登らなくていけなかった。明後日あたり筋肉痛になりそうだ。三の鎖を登り切ると、石鎚神社頂上社を祀る弥山の山頂へ。隙間もないほどたくさんの人で溢れていた。ここで荷物をデポし、石鎚山最高峰の天狗岳を目指した。片方だけ崩れてなくなってしまったような山容の天狗岳は、はやり半分だけ雲に覆われて異様な雰囲気を醸し出していた。弥山からはすぐの場所だが、岩場が多く渋滞ができていた。でも先ほど登っていた三の鎖と比べたら、まだ少し余裕があった。15分ほどで天狗岳に到着。土小屋から2時間半かけて、かなり疲れはしたが、雲っていたはずの山頂からは遠くまで景色が見渡せて元気が出た。北は瀬戸内海。東には瓶ケ森方面の1800m級の山々。南は四国山地らしいどこまでも連なる山々。こんな素晴らしい景色が、全方位で見られたなんて本当に幸せだ。後ろの人に自分との写真を撮ってもらった。帰りはほぼ元来た道を戻っていった。時々目の前をひらひらとアサギマダラが飛んだり、クロヒカゲが私の歩く方をずっと先回りして飛んだりして面白かった。土小屋には予定より少し遅い1時40分に到着。往復で4時間ちょっとかかったことになる。天候に恵まれた素晴らしい山行になった。

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