ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1239457
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

早くも秋を感じていた@御正体山-石割山

2017年08月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:15
距離
20.2km
登り
1,415m
下り
1,488m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
2:16
合計
9:17
8:21
18
8:39
8:46
40
10:39
11:12
40
11:52
11:56
29
12:25
12:31
30
13:01
13:11
3
13:14
13:20
6
13:26
13:39
37
14:16
14:17
14
14:31
14:32
2
14:34
14:37
2
14:39
14:39
10
14:49
14:59
10
15:09
15:16
2
15:18
15:20
3
15:23
15:23
13
15:36
15:37
34
16:11
16:23
29
16:52
16:54
44
17:38
ゴール地点
休憩はベンチのあるところで取りました。それ以外では奥ノ岳北側の鉄塔で腰掛けて、しばらく休みました。昼食は御正体山山頂で取り、帰路の山伏峠分岐のベンチでもおにぎりを一つ食べました。山伏トンネルから御正橋までは自転車で下り、駐車地点までは一部を除いて手押しで登りました。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
自転車を山伏トンネル東側の登山口に駐輪し、車を白井平側の登山道のしばらく手前にあった道の脇のスペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
基本的にどの区間も危険箇所はありませんが、山伏峠分岐から石割山までの区間で笹の激薮地点がいくつか出てきます。ここは所によって片側が崖になっていて、笹でだまされやすいので気を付ける必要があります。また、山伏峠分岐からの下りで滑りやすい踏み固められた土の傾斜のキツい区間があり、結構長いロープ区間になっています。
今週も道志方面に向かうべく、5時15分頃に自宅を出発。いつも通り厚木で大山の様子をチェックして、この日の丹沢の天気を確認しますが、道志方面の予報は午前中が晴れで、午後から曇りになっていました。雲の様子は高い位置にあって、山が隠れていませんから、悪天候にはならないでしょうね。
今週も道志方面に向かうべく、5時15分頃に自宅を出発。いつも通り厚木で大山の様子をチェックして、この日の丹沢の天気を確認しますが、道志方面の予報は午前中が晴れで、午後から曇りになっていました。雲の様子は高い位置にあって、山が隠れていませんから、悪天候にはならないでしょうね。
清川村〜宮ヶ瀬経由で国道412号を西走し、山伏トンネルに到着したのは7時半。ここで登山道入口側に自転車を止めて、ワイヤーロックしておきます。
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清川村〜宮ヶ瀬経由で国道412号を西走し、山伏トンネルに到着したのは7時半。ここで登山道入口側に自転車を止めて、ワイヤーロックしておきます。
自転車をセットしてからUターンして白井平に戻ります。日曜日ですから結構バイクや車がひっきりなしに通りますね。この御正橋のところを左折して林道に向かいます。
自転車をセットしてからUターンして白井平に戻ります。日曜日ですから結構バイクや車がひっきりなしに通りますね。この御正橋のところを左折して林道に向かいます。
しばらく民家や別荘のある舗装路を進んで、適当なところで道の脇に駐車できるスペースを見付けて駐車します。準備を整えて出発したのは8時2分です。
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しばらく民家や別荘のある舗装路を進んで、適当なところで道の脇に駐車できるスペースを見付けて駐車します。準備を整えて出発したのは8時2分です。
しばらく舗装区間を歩いていると分岐がありますが、道標はしっかり立っているので、間違えることはありません。
しばらく舗装区間を歩いていると分岐がありますが、道標はしっかり立っているので、間違えることはありません。
その後で未舗装路になりますが、意外なことに奥に民家がまだ2軒あって、そこを抜けて進みます。途中、こんな可愛らしいオレンジ色の花が咲いていました。フシグロセンノウと言うらしいです。
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その後で未舗装路になりますが、意外なことに奥に民家がまだ2軒あって、そこを抜けて進みます。途中、こんな可愛らしいオレンジ色の花が咲いていました。フシグロセンノウと言うらしいです。
未舗装路になっても分岐がありましたが、ここは一切道標もマーキングもなく、さらには地図にもない道なので迷いそうですが、左側の方が轍と言うほどではないですが、使われているようなイメージなので、そちらに進みます。
未舗装路になっても分岐がありましたが、ここは一切道標もマーキングもなく、さらには地図にもない道なので迷いそうですが、左側の方が轍と言うほどではないですが、使われているようなイメージなので、そちらに進みます。
また分岐が出てきましたが、こちらには道標があるので間違えることなく左に進みます。
また分岐が出てきましたが、こちらには道標があるので間違えることなく左に進みます。
道は少しの間こんな真っ直ぐな区間になります。杉の落ち葉や枯れ枝が多いものの、まだ車で走れる区間ですね。
道は少しの間こんな真っ直ぐな区間になります。杉の落ち葉や枯れ枝が多いものの、まだ車で走れる区間ですね。
そして、その先でいよいよ車道が終了し、登山道に入ります。御正橋の道標では御正体山まで約3時間となっていましたが、距離は橋からですと5kmくらいあるので、もっと掛かる気がします。
そして、その先でいよいよ車道が終了し、登山道に入ります。御正橋の道標では御正体山まで約3時間となっていましたが、距離は橋からですと5kmくらいあるので、もっと掛かる気がします。
登山道に入って沢を渡渉します。その後で別の沢が流れているところになり、そこでも再度渡渉します。
登山道に入って沢を渡渉します。その後で別の沢が流れているところになり、そこでも再度渡渉します。
2回目の渡渉は少し沢沿いに進みまして、せっかくだからその沢の水を汲んで飲んでみることにしました。完全にクリアーでとても冷たくて美味しかったです。ペットボトルが曇って見えるのは温度差による細かい水滴のためです。
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2回目の渡渉は少し沢沿いに進みまして、せっかくだからその沢の水を汲んで飲んでみることにしました。完全にクリアーでとても冷たくて美味しかったです。ペットボトルが曇って見えるのは温度差による細かい水滴のためです。
沢の左側をトラバースしながら徐々に沢から離れて行き、いよいよ山側に折れ曲がって、今度は斜面の左側をトラバースし、先で尾根の尻に乗ります。
沢の左側をトラバースしながら徐々に沢から離れて行き、いよいよ山側に折れ曲がって、今度は斜面の左側をトラバースし、先で尾根の尻に乗ります。
尾根道は初めからしっかりした勾配ですが、途中から一層キツくなってきます。ここは木の根が階段状になっているので特に滑るようなところではないのですが、ロープが設置されていました。
尾根道は初めからしっかりした勾配ですが、途中から一層キツくなってきます。ここは木の根が階段状になっているので特に滑るようなところではないのですが、ロープが設置されていました。
まだまだ厳しい登りが続きます。一旦平坦なところなんかがあると息を整えることができますが、ここはほとんどの区間がこんな按配です。適宜足を止めて休みます。気温は大変低くて毎日エアコン漬けの街中の気温とは全く異なり、半袖で車を降りた時には寒さを感じましたが、さすがに無風のキツい登り区間では、気温が低くても体が火照りますね。
まだまだ厳しい登りが続きます。一旦平坦なところなんかがあると息を整えることができますが、ここはほとんどの区間がこんな按配です。適宜足を止めて休みます。気温は大変低くて毎日エアコン漬けの街中の気温とは全く異なり、半袖で車を降りた時には寒さを感じましたが、さすがに無風のキツい登り区間では、気温が低くても体が火照りますね。
じっとしているとそんな肌寒さすら感じる気温ですから、木々も気の早いヤツはもうこんな具合に赤くなっていました。まぁ、古い暦ではとっくに秋なんですが、今では10月半ばでも夏日になる日本列島ですから、まだ9月前なのに道志の山道で紅葉が始まっているのにはちょっと驚かされました。
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じっとしているとそんな肌寒さすら感じる気温ですから、木々も気の早いヤツはもうこんな具合に赤くなっていました。まぁ、古い暦ではとっくに秋なんですが、今では10月半ばでも夏日になる日本列島ですから、まだ9月前なのに道志の山道で紅葉が始まっているのにはちょっと驚かされました。
相変わらずしっかりした勾配が続きますが、道端に笹の葉が多くなってきました。
相変わらずしっかりした勾配が続きますが、道端に笹の葉が多くなってきました。
甲相国境尾根ではあんなにあったタマゴ茸ですが、ここでは随分高くなったところで初めて目にしました。これから傘を開こうとしているところですね。
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甲相国境尾根ではあんなにあったタマゴ茸ですが、ここでは随分高くなったところで初めて目にしました。これから傘を開こうとしているところですね。
実はその前からこれと同じベージュ色のキノコは結構見かけましたが、どれも割れが進んでいたり、色合いがまだらだったりして、あまり見てくれは良くなかったです。
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実はその前からこれと同じベージュ色のキノコは結構見かけましたが、どれも割れが進んでいたり、色合いがまだらだったりして、あまり見てくれは良くなかったです。
尾根の上から逸れて、右側を巻いてトラバースする区間になります。勾配が緩んでくれるので有り難いですね。
尾根の上から逸れて、右側を巻いてトラバースする区間になります。勾配が緩んでくれるので有り難いですね。
しかし、それもほどなく終了してまた勾配が強くなります。もうあと一歩で稜線のルートに出られます。
しかし、それもほどなく終了してまた勾配が強くなります。もうあと一歩で稜線のルートに出られます。
そして白井平分岐に到着。9時30分ですから、駐車したところから1時間半になります。ここから御正体山までは1.2kmくらいになります。
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そして白井平分岐に到着。9時30分ですから、駐車したところから1時間半になります。ここから御正体山までは1.2kmくらいになります。
ふと下を見ると、こんな石柱が立っています。都留市と道志村の境界標柱はもっと小さくて頭が赤いやつがこの稜線に一定間隔で埋められているので、これは何を示すのかはわかりませんが、山頂ではないので、三角点ではないでしょう。
ふと下を見ると、こんな石柱が立っています。都留市と道志村の境界標柱はもっと小さくて頭が赤いやつがこの稜線に一定間隔で埋められているので、これは何を示すのかはわかりませんが、山頂ではないので、三角点ではないでしょう。
稜線までの尾根の勾配に比べると、そう強くない傾斜の登りになります。すぐにこんな笹だらけのところになりましたが、踏み跡はしっかりしています。大室山の稜線の道に似ていますね。
稜線までの尾根の勾配に比べると、そう強くない傾斜の登りになります。すぐにこんな笹だらけのところになりましたが、踏み跡はしっかりしています。大室山の稜線の道に似ていますね。
尾根は幅が狭くなってきますが、右側にこんな大木が横向きに立っていました。倒れたのではなく、しっかりこうして根を張って葉を広げています。
尾根は幅が狭くなってきますが、右側にこんな大木が横向きに立っていました。倒れたのではなく、しっかりこうして根を張って葉を広げています。
こちらは可愛らしいユリ科の花が連なって咲き始めていました。小さい花ですが、調べてみたらミヤマシャジンと言う名の花のようです。ただ、雄しべが真ん中に花と同じ紫色で一本だけあって、画像検索で見たミヤマシャジンはこの雄しべの先が小さく二又に分かれていたので、別の種類かも知れません。
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こちらは可愛らしいユリ科の花が連なって咲き始めていました。小さい花ですが、調べてみたらミヤマシャジンと言う名の花のようです。ただ、雄しべが真ん中に花と同じ紫色で一本だけあって、画像検索で見たミヤマシャジンはこの雄しべの先が小さく二又に分かれていたので、別の種類かも知れません。
また先ほど見かけたやつと同じ石柱がありました。今度は文字が読めましたが、そこには「八合目」とありました。この時点ではもう1580mくらいにはなっているので、「九合目」くらいな気もしますが、そもそもこの文字は後から誰かが勝手に彫ったもののように見えますね。
また先ほど見かけたやつと同じ石柱がありました。今度は文字が読めましたが、そこには「八合目」とありました。この時点ではもう1580mくらいにはなっているので、「九合目」くらいな気もしますが、そもそもこの文字は後から誰かが勝手に彫ったもののように見えますね。
大岩が右側に張り出したようなところを抜けて、相変わらずの勾配のところを黙々と歩きます。稜線の道は一般的な登山道並みの勾配なので、大文楽になりますが、それよりも稜線に出てからは絶えず東側(左)から涼しい風が吹き抜けていたので、火照った体温がしっかり冷されていたので、これまでのように水分をたっぷり取ることはなかったです。
大岩が右側に張り出したようなところを抜けて、相変わらずの勾配のところを黙々と歩きます。稜線の道は一般的な登山道並みの勾配なので、大文楽になりますが、それよりも稜線に出てからは絶えず東側(左)から涼しい風が吹き抜けていたので、火照った体温がしっかり冷されていたので、これまでのように水分をたっぷり取ることはなかったです。
一旦勾配がかなり緩みますが、間もなく同じ位の勾配に戻ります。
一旦勾配がかなり緩みますが、間もなく同じ位の勾配に戻ります。
その登り区間の最後にはこんな岩のところを抜けますが、脇の土は踏み固められていて平なので、岩のところと同じような感じでした。丁寧に足を下ろして踏み込むようにしないと、ズリッとなります。
その登り区間の最後にはこんな岩のところを抜けますが、脇の土は踏み固められていて平なので、岩のところと同じような感じでした。丁寧に足を下ろして踏み込むようにしないと、ズリッとなります。
一旦登り切ってもまたすぐに次の登り区間になります。途中二箇所で道の脇から東側の展望が利くところがありました。この稜線は今の時期はほとんど木々の葉が邪魔して遠景を楽しめませんね。ここからは左の檜洞丸から右の菰釣山まで見えますが、雲が多くて檜洞丸の山頂は見えませんね。
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一旦登り切ってもまたすぐに次の登り区間になります。途中二箇所で道の脇から東側の展望が利くところがありました。この稜線は今の時期はほとんど木々の葉が邪魔して遠景を楽しめませんね。ここからは左の檜洞丸から右の菰釣山まで見えますが、雲が多くて檜洞丸の山頂は見えませんね。
もうかなり高いところまできていますので、山頂まであと一歩の地点に来ています。勾配はしばらく前からしっかりしたものになっていますが、厳しいレベルではないです。
もうかなり高いところまできていますので、山頂まであと一歩の地点に来ています。勾配はしばらく前からしっかりしたものになっていますが、厳しいレベルではないです。
ちょっと先で平坦になったように見えまして、もう山頂かと思って気合を入れましたが、先の方では少し平坦になってそのまま続いていました。
ちょっと先で平坦になったように見えまして、もう山頂かと思って気合を入れましたが、先の方では少し平坦になってそのまま続いていました。
ちょっと平坦になった区間にあった大木。何の木かは知識がないので分かりませんが、ここは色々な種類の木が混在する自然林が続き、雰囲気はとても良いですね。
ちょっと平坦になった区間にあった大木。何の木かは知識がないので分かりませんが、ここは色々な種類の木が混在する自然林が続き、雰囲気はとても良いですね。
そして最後の登りを抜け切ると山頂が見えました。ちょっとした広場になっているようです。オレンジ色の花がたくさん咲いていますね。
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そして最後の登りを抜け切ると山頂が見えました。ちょっとした広場になっているようです。オレンジ色の花がたくさん咲いていますね。
山頂には10時38分に到着。白井平分岐から1時間10分ほど掛かりましたが、ちょっと空腹感があったので、ここで昼食を取るべく一休みすることにしました。
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山頂には10時38分に到着。白井平分岐から1時間10分ほど掛かりましたが、ちょっと空腹感があったので、ここで昼食を取るべく一休みすることにしました。
ここにたくさん咲いていた花はフキの花で、正確にはマルバタケブキと言う種類です。今の時期、花は少ないので、こうして群生するところには蝶が群がってくるようで、とにかく蝶々だらけでした。アサギマダラと言う蝶のようです。
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ここにたくさん咲いていた花はフキの花で、正確にはマルバタケブキと言う種類です。今の時期、花は少ないので、こうして群生するところには蝶が群がってくるようで、とにかく蝶々だらけでした。アサギマダラと言う蝶のようです。
昼食に用意したのはお気に入りのセブンイレブンのぶっかけ冷したぬきそば。うっかり前日に用意しておいた具材を冷蔵庫に忘れてきて、仕方ないので別に胡瓜と茄子の浅漬けと油揚げを購入し、たぬきだかきつねだか分からない状態で食べました。ちなみに、この漬物の汁は薄塩味でしたので、これも一緒にぶっかけましたら、しっかりそばの汁と馴染んで美味しく食べられました。おにぎりは、午後に腹が減ったら食べることにしました。
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昼食に用意したのはお気に入りのセブンイレブンのぶっかけ冷したぬきそば。うっかり前日に用意しておいた具材を冷蔵庫に忘れてきて、仕方ないので別に胡瓜と茄子の浅漬けと油揚げを購入し、たぬきだかきつねだか分からない状態で食べました。ちなみに、この漬物の汁は薄塩味でしたので、これも一緒にぶっかけましたら、しっかりそばの汁と馴染んで美味しく食べられました。おにぎりは、午後に腹が減ったら食べることにしました。
食事をしていると、テーブルにこんな来客が。こんなところからも秋の訪れを感じさせられました。それにしても、こんなに涼しいなら久しぶりに「出前山頂」にしても良かったですね。
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食事をしていると、テーブルにこんな来客が。こんなところからも秋の訪れを感じさせられました。それにしても、こんなに涼しいなら久しぶりに「出前山頂」にしても良かったですね。
昼食を済ませて山伏峠方面に下ります。御正体山は道志山塊では最高峰ですが、1681.4mありますから、丹沢最高峰の蛭ヶ岳よりも8mほど高いんですよね。もっと人気が出ても良いと思いますが、この日は日曜日なのにこれまでどなたとも出会いませんでした。
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昼食を済ませて山伏峠方面に下ります。御正体山は道志山塊では最高峰ですが、1681.4mありますから、丹沢最高峰の蛭ヶ岳よりも8mほど高いんですよね。もっと人気が出ても良いと思いますが、この日は日曜日なのにこれまでどなたとも出会いませんでした。
御正体山からはほぼ平坦な緩い下りになって、少しするとこんな祠が建っていました。後ろの密集した大きな木にちなんだものなのかな。
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御正体山からはほぼ平坦な緩い下りになって、少しするとこんな祠が建っていました。後ろの密集した大きな木にちなんだものなのかな。
緩やかな下りはまだまだ続きます。結構平たい形の山なんですね。
緩やかな下りはまだまだ続きます。結構平たい形の山なんですね。
このような小さな花も見られました。アキノタムラソウと言うそうです。
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このような小さな花も見られました。アキノタムラソウと言うそうです。
下りがそれなりの勾配になったところで古い道標が落ちていたのでリボンで固定しておきました。「御」の字が誤字なのはご愛嬌。ちなみに、今回持って行ったフィルムカメラは1864年製のヤシカJ-5で、まだTTLではない外部測光式の一眼レフカメラです。レンズは標準の55mmの他に、同じM42マウントのマミヤセコール28mmを持って行きました。
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下りがそれなりの勾配になったところで古い道標が落ちていたのでリボンで固定しておきました。「御」の字が誤字なのはご愛嬌。ちなみに、今回持って行ったフィルムカメラは1864年製のヤシカJ-5で、まだTTLではない外部測光式の一眼レフカメラです。レンズは標準の55mmの他に、同じM42マウントのマミヤセコール28mmを持って行きました。
下りは意外と長く続かずに、画像のようにちょっとしたら平坦な区間になります。
下りは意外と長く続かずに、画像のようにちょっとしたら平坦な区間になります。
尾根が細くなってきましたが、左側が崩れ落ちていてロープが設けられていますが、このロープが崖側に飛び出た細い木にくくり付けられているために、意味がほとんどありませんね。
尾根が細くなってきましたが、左側が崩れ落ちていてロープが設けられていますが、このロープが崖側に飛び出た細い木にくくり付けられているために、意味がほとんどありませんね。
緩い登りになっていますが、草が多くなってきました。歩きづらさはありませんが、ダニが心配ですね。
緩い登りになっていますが、草が多くなってきました。歩きづらさはありませんが、ダニが心配ですね。
あっさりと次の前ノ岳に到着。200mも下ってきた感じには思えない緩やかな区間でした。
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あっさりと次の前ノ岳に到着。200mも下ってきた感じには思えない緩やかな区間でした。
前ノ岳からもご覧のような平坦なところが続きます。
前ノ岳からもご覧のような平坦なところが続きます。
一旦少し下ってまた登りに転じてピークになりましたが、ここは特に名前が付けられていませんで、当然山頂にはこの境界見出標しかありませんでした。
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一旦少し下ってまた登りに転じてピークになりましたが、ここは特に名前が付けられていませんで、当然山頂にはこの境界見出標しかありませんでした。
名無しピークからの下りも緩やかです。途中こんな可愛らしいツーショットが(^∇^)v タマゴ茸の殻に包まれた姿と、殻を破り始めた姿です。
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名無しピークからの下りも緩やかです。途中こんな可愛らしいツーショットが(^∇^)v タマゴ茸の殻に包まれた姿と、殻を破り始めた姿です。
歩きやすい区間をすたすた歩いていると、またもやあっさりと中ノ岳に到着。前ノ岳から勾配が緩いところを1kmほど歩いてきました。
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歩きやすい区間をすたすた歩いていると、またもやあっさりと中ノ岳に到着。前ノ岳から勾配が緩いところを1kmほど歩いてきました。
そしてこれまた同じような平坦に近いところを進んで行きます。次の奥ノ岳までは1.5kmほどの距離になります。
そしてこれまた同じような平坦に近いところを進んで行きます。次の奥ノ岳までは1.5kmほどの距離になります。
今度はこんなミニサイズのタマゴ茸が頭を出していました。指先くらいの大きさです。傘をいっぱいに開いても直径3-4cmくらいにしかならなさそうですね。
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今度はこんなミニサイズのタマゴ茸が頭を出していました。指先くらいの大きさです。傘をいっぱいに開いても直径3-4cmくらいにしかならなさそうですね。
一応登りなんですが、こんな感じの勾配の区間が続きます。かなり楽に歩けますね。
一応登りなんですが、こんな感じの勾配の区間が続きます。かなり楽に歩けますね。
しばらくすると鉄塔巡視路分岐に至ります。ここから右に折れて西に下ると、送電線の下を抜けて鹿留林道の支線になる外ヨリ林道に出るようです。
しばらくすると鉄塔巡視路分岐に至ります。ここから右に折れて西に下ると、送電線の下を抜けて鹿留林道の支線になる外ヨリ林道に出るようです。
今度はドクツル茸が出ていました。何か見た目はとてもクリーミーなんですけどねぇ…。
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今度はドクツル茸が出ていました。何か見た目はとてもクリーミーなんですけどねぇ…。
この白い殻はどちらでしょうか? 赤が出るか白が出るか、確認せずに取って食べる勇気はありません(^∇^)b
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この白い殻はどちらでしょうか? 赤が出るか白が出るか、確認せずに取って食べる勇気はありません(^∇^)b
そのまま涼しい道を快適に歩いていると、先の方が何やら明るくなっています。この稜線は木々に覆われているので、晴れると木漏れ日もありますが、基本的に日当たりはあまりないです。
そのまま涼しい道を快適に歩いていると、先の方が何やら明るくなっています。この稜線は木々に覆われているので、晴れると木漏れ日もありますが、基本的に日当たりはあまりないです。
その明るくなったところは鉄塔の立つ広場でした。ここから東西の山々が見渡せるポイントでしたが、天気は曇りですから、近場の山だけしか見えません。ただ、とても開放感があって良い具合のところで、この後雲が薄らいでやんわり日差しが出ることもあり、しばし土台のところに腰掛けて涼しい風を浴びて休んでいました。
その明るくなったところは鉄塔の立つ広場でした。ここから東西の山々が見渡せるポイントでしたが、天気は曇りですから、近場の山だけしか見えません。ただ、とても開放感があって良い具合のところで、この後雲が薄らいでやんわり日差しが出ることもあり、しばし土台のところに腰掛けて涼しい風を浴びて休んでいました。
これは今歩いてきた御正体山の姿。こうして見ると結構立派な姿ですね。実際に歩くと緩やかでしたが、白井平からの登りは勾配がキツかったです。
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これは今歩いてきた御正体山の姿。こうして見ると結構立派な姿ですね。実際に歩くと緩やかでしたが、白井平からの登りは勾配がキツかったです。
こちらは甲相国境尾根の側。もう山伏峠分岐に近いところに来ていますから、多分大棚の頭や石保土山の方になるんでしょう。一番高いところが菰釣山かな。見ている向きが変わると山の形も随分変わるので、はっきりしませんね。
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こちらは甲相国境尾根の側。もう山伏峠分岐に近いところに来ていますから、多分大棚の頭や石保土山の方になるんでしょう。一番高いところが菰釣山かな。見ている向きが変わると山の形も随分変わるので、はっきりしませんね。
鉄塔から少し下って行くと、ほどなく鞍部が見えてきます。この辺は植林された訳ではないのでしょうが、針葉樹が目立つようになっていますね。
鉄塔から少し下って行くと、ほどなく鞍部が見えてきます。この辺は植林された訳ではないのでしょうが、針葉樹が目立つようになっていますね。
そして奥ノ岳に到着。山伏峠分岐まで残りわずかです。
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そして奥ノ岳に到着。山伏峠分岐まで残りわずかです。
距離はたった300m程の区間ですが、勾配はこれまででは最もしっかりしていました。笹が多くなってきましたが、まだこの辺は問題なく歩けます。
距離はたった300m程の区間ですが、勾配はこれまででは最もしっかりしていました。笹が多くなってきましたが、まだこの辺は問題なく歩けます。
しかし、すぐにこんな笹ジャングルになります。笹が多くなると蜘蛛の巣がやたらに張られていて、それらが手や顔に掛かってウザイことこの上なしです。ストックで掃いながら進みます。
しかし、すぐにこんな笹ジャングルになります。笹が多くなると蜘蛛の巣がやたらに張られていて、それらが手や顔に掛かってウザイことこの上なしです。ストックで掃いながら進みます。
面倒なところを通過して山伏峠分岐に到着。午後1時25分頃ですから、ここから石割山に往復しても楽に山伏トンネルに抜けられるでしょう。ちょっと右かかとが心配になったので、念のためここで右だけかかとにテーピングしておきました。ここで御正体方面からトレラン男性が通り抜けて行きましたが、初めて他の方と出会いました。
面倒なところを通過して山伏峠分岐に到着。午後1時25分頃ですから、ここから石割山に往復しても楽に山伏トンネルに抜けられるでしょう。ちょっと右かかとが心配になったので、念のためここで右だけかかとにテーピングしておきました。ここで御正体方面からトレラン男性が通り抜けて行きましたが、初めて他の方と出会いました。
峠は鞍部ですから、今度は登りに転じますが、尾根の脇をトラバースする巻き道になっていました。
峠は鞍部ですから、今度は登りに転じますが、尾根の脇をトラバースする巻き道になっていました。
登り区間はそれなりに続きますが、勾配は厳しくありません。これまで歩いてきた感じと同じですね。この先でトレランの女性が2人、少し間隔を開けて後ろからやってきたので、道を開けましたが、後ろから音もなく近付いてきて、10mくらいのところで物音で何かの生き物の存在を気付かされるとドキッとします。できればトレランの皆さん、早めに声を掛けて下さるか、クマヨケの鈴を付けていて頂けませんかね。
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登り区間はそれなりに続きますが、勾配は厳しくありません。これまで歩いてきた感じと同じですね。この先でトレランの女性が2人、少し間隔を開けて後ろからやってきたので、道を開けましたが、後ろから音もなく近付いてきて、10mくらいのところで物音で何かの生き物の存在を気付かされるとドキッとします。できればトレランの皆さん、早めに声を掛けて下さるか、クマヨケの鈴を付けていて頂けませんかね。
ここでも笹ジャングルが出てきました。こののやつは少々長くて、頭よりも高く伸びているので、前がはっきり見えなくなります。
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ここでも笹ジャングルが出てきました。こののやつは少々長くて、頭よりも高く伸びているので、前がはっきり見えなくなります。
せっかく登ったところは名無しピークで、すぐに急な下りになります。ここは土がえぐられて大きな段差になっていますので、右にロープが設けられていました。
せっかく登ったところは名無しピークで、すぐに急な下りになります。ここは土がえぐられて大きな段差になっていますので、右にロープが設けられていました。
そして平坦な細尾根の鞍部を抜けて緩い登りに転じます。
そして平坦な細尾根の鞍部を抜けて緩い登りに転じます。
ここのタマゴ茸は広がっていますが、傘の頭がまだちょこっと出っ張った形ですね。
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ここのタマゴ茸は広がっていますが、傘の頭がまだちょこっと出っ張った形ですね。
木々の間からちょっと遠景が見えました。左の二つのピークは畦ヶ丸とモロクボ沢ノ頭でしょうか。
木々の間からちょっと遠景が見えました。左の二つのピークは畦ヶ丸とモロクボ沢ノ頭でしょうか。
こんなヤセ尾根区間もあります。かなり北側がえぐれていますから、今後心配ですね。この後も同じようなところがもう一箇所ありました。
こんなヤセ尾根区間もあります。かなり北側がえぐれていますから、今後心配ですね。この後も同じようなところがもう一箇所ありました。
尾根筋から逸れて左にトラバースしかけたところで、右の尾根上に登り直すような踏み跡がありました。そこを進めば日向峰と言うピークのようですが、ここは反対側から復路で寄ることにしました。
尾根筋から逸れて左にトラバースしかけたところで、右の尾根上に登り直すような踏み跡がありました。そこを進めば日向峰と言うピークのようですが、ここは反対側から復路で寄ることにしました。
日向峰から先はまたもや笹ジャングルに突入。しかも、先ほどの笹薮よりも深くてタチが悪いです。さらに左側は笹でごまかされますが、崖になって切り立っている箇所があるので、要注意です。
日向峰から先はまたもや笹ジャングルに突入。しかも、先ほどの笹薮よりも深くてタチが悪いです。さらに左側は笹でごまかされますが、崖になって切り立っている箇所があるので、要注意です。
薮さえ抜けてしまえば、この尾根筋もなだらかな区間が多いです。それにしても、ここには前後左右に四つも赤リボンのマーキングがありますが、なぜそんなにいっぱい付けたんでしょう?
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薮さえ抜けてしまえば、この尾根筋もなだらかな区間が多いです。それにしても、ここには前後左右に四つも赤リボンのマーキングがありますが、なぜそんなにいっぱい付けたんでしょう?
日向峰の後に小天狗と大天狗と言う小ピークがあるんですが、これも道標らしきものはなく、分岐もはっきりしないままいつの間にか通過していました。そしてここにも鉄塔巡視路分岐がありましたが、他の鉄塔巡視路はハイカーに公開していないところが多いのに、ここの区間はこうしてしっかりした道標まで立てています。あまり一般ハイカーは利用していないようですが。
日向峰の後に小天狗と大天狗と言う小ピークがあるんですが、これも道標らしきものはなく、分岐もはっきりしないままいつの間にか通過していました。そしてここにも鉄塔巡視路分岐がありましたが、他の鉄塔巡視路はハイカーに公開していないところが多いのに、ここの区間はこうしてしっかりした道標まで立てています。あまり一般ハイカーは利用していないようですが。
先の方で北西側が木々の間から見えるところがありました。方向的に三ツ峠山でしょうか。右手前が杓子山になるのかな。
先の方で北西側が木々の間から見えるところがありました。方向的に三ツ峠山でしょうか。右手前が杓子山になるのかな。
ここでも白井平の林道にあったフシグロセンノウが咲いていました。下のやつはスクリューみたいでしたが、これは花びらが少し細くて間隔が開いていてプロペラみたいですね。
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ここでも白井平の林道にあったフシグロセンノウが咲いていました。下のやつはスクリューみたいでしたが、これは花びらが少し細くて間隔が開いていてプロペラみたいですね。
鉄塔脇を抜けてすぐに石割山山頂に到着。ここでは女性2人組と3人組のハイカーさんらが来ていました。山中湖側から往復されているのかな。何か山中湖では音楽フェスが開かれていたようで、午前中は富士山麓の自衛隊演習基地からの大砲の音が、昼からは山中湖からの音楽が鳴り響いていて、それが聞こえなくても道志道を走るバイクの排気音がフォ〜ン!と絶えず聞こえていました。
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鉄塔脇を抜けてすぐに石割山山頂に到着。ここでは女性2人組と3人組のハイカーさんらが来ていました。山中湖側から往復されているのかな。何か山中湖では音楽フェスが開かれていたようで、午前中は富士山麓の自衛隊演習基地からの大砲の音が、昼からは山中湖からの音楽が鳴り響いていて、それが聞こえなくても道志道を走るバイクの排気音がフォ〜ン!と絶えず聞こえていました。
山頂到着は2時50分頃。ここでは写真を何枚か撮ってUターンしますが、本来なら富士山が目前に見える絶景ポイントになります。
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山頂到着は2時50分頃。ここでは写真を何枚か撮ってUターンしますが、本来なら富士山が目前に見える絶景ポイントになります。
御正体山まで約8kmとなっていますが、山伏峠分岐までは3.5kmで、そこから山伏トンネルに出るにはまだ1.2kmほどはあるはずです。それでも時間は3時前ですから、自転車で白井平に下って駐車場まで歩く区間も含めて、明るいうちに全てこなせそうです。
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御正体山まで約8kmとなっていますが、山伏峠分岐までは3.5kmで、そこから山伏トンネルに出るにはまだ1.2kmほどはあるはずです。それでも時間は3時前ですから、自転車で白井平に下って駐車場まで歩く区間も含めて、明るいうちに全てこなせそうです。
鉄塔のところから三ツ峠山方面をパチリ。先ほど見た角度からのものとは形がちょっと異なって見えますが、これは手前にある鹿留山だそうです。
鉄塔のところから三ツ峠山方面をパチリ。先ほど見た角度からのものとは形がちょっと異なって見えますが、これは手前にある鹿留山だそうです。
去年の9月に坂城の堂叡山で見かけたのと同じクジャクソウが咲いていました。
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去年の9月に坂城の堂叡山で見かけたのと同じクジャクソウが咲いていました。
この小さな黄色い花は何でしょうか。キンポウゲか何か分かりませんでした。
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この小さな黄色い花は何でしょうか。キンポウゲか何か分かりませんでした。
こちらも小さな花ですが、ゲンノショウコと言う花のようです。
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こちらも小さな花ですが、ゲンノショウコと言う花のようです。
少しすると道が二又に分かれています。帰路ではここを尾根筋に登っておくことにします。
少しすると道が二又に分かれています。帰路ではここを尾根筋に登っておくことにします。
先に見える岩の右は抜けられそうに見えますが、木々が立っていて岩をよじ登らないと抜けられません。そこがピークかと思いきや、まだ先がありました。
先に見える岩の右は抜けられそうに見えますが、木々が立っていて岩をよじ登らないと抜けられません。そこがピークかと思いきや、まだ先がありました。
少し登り直して至ったピークにはテープが巻かれていて、そこに「大天狗」と書かれていました。ここが1340mのピークになります。
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少し登り直して至ったピークにはテープが巻かれていて、そこに「大天狗」と書かれていました。ここが1340mのピークになります。
大天狗から下って巻き道と合流しますが、往路では分からなかったように、分岐は曖昧ですね。
大天狗から下って巻き道と合流しますが、往路では分からなかったように、分岐は曖昧ですね。
小天狗への登り地点も良く分かりません。すぐにあの笹ジャングルになってしまい、分岐も何も関係ないところに入ります。
小天狗への登り地点も良く分かりません。すぐにあの笹ジャングルになってしまい、分岐も何も関係ないところに入ります。
すると左にこんな分岐らしきものが。しっかり「行き止まり」となっていますし、そもそも、笹ジャングルはもう勘弁なので、そのまま順路に従って進みます。
すると左にこんな分岐らしきものが。しっかり「行き止まり」となっていますし、そもそも、笹ジャングルはもう勘弁なので、そのまま順路に従って進みます。
途中日向峰への分岐もあるはずなんですが、それも帰路でははっきりしませんで、そのまま往路と同じところから戻りました。
途中日向峰への分岐もあるはずなんですが、それも帰路でははっきりしませんで、そのまま往路と同じところから戻りました。
このロープ区間を登り切ると山伏峠分岐に出ます。帰路では唯一厳しい勾配の登りになります。
このロープ区間を登り切ると山伏峠分岐に出ます。帰路では唯一厳しい勾配の登りになります。
山伏峠分岐には午後4時15分に到着。ここで再びベンチに腰を下ろして、飲み干したペットボトルにお茶を注ぎ足しておきました。今回は気温が上がらなかったせいもあって、最終的にお茶は1L以上余りました。
山伏峠分岐には午後4時15分に到着。ここで再びベンチに腰を下ろして、飲み干したペットボトルにお茶を注ぎ足しておきました。今回は気温が上がらなかったせいもあって、最終的にお茶は1L以上余りました。
山伏峠への下り区間は結構キツい勾配のところが多かったです。山伏トンネルから御正体山までの高低差は600mほどですが、分岐点までは250mくらいと思われます。その割りに結構勾配の厳しい下りが長く続きましたね。
山伏峠への下り区間は結構キツい勾配のところが多かったです。山伏トンネルから御正体山までの高低差は600mほどですが、分岐点までは250mくらいと思われます。その割りに結構勾配の厳しい下りが長く続きましたね。
ここからはロープが設置された区間になりますが、普通ならちょっとキツめの勾配ですから、ロープなど張られていないですが、ここは踏み固められた土の斜面が滑りやすく、ロープがあると安心です。ちなみに、ロープは3本・50mはありましたね。
ここからはロープが設置された区間になりますが、普通ならちょっとキツめの勾配ですから、ロープなど張られていないですが、ここは踏み固められた土の斜面が滑りやすく、ロープがあると安心です。ちなみに、ロープは3本・50mはありましたね。
下り一辺倒かと思ったら、意外にも登りになりました。大したことはないのですが、この辺がトンネルの上の辺りなのかも知れませんね。
下り一辺倒かと思ったら、意外にも登りになりました。大したことはないのですが、この辺がトンネルの上の辺りなのかも知れませんね。
またロープ区間がありますが、ここも勾配がそこそこあります。
またロープ区間がありますが、ここも勾配がそこそこあります。
頭が出かけた小さなタマゴ茸のツーショット。何やら心が癒されます。
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頭が出かけた小さなタマゴ茸のツーショット。何やら心が癒されます。
そしてやっとこさ山伏峠に到着。ここを道標の向かい側に別れる道を下れば山伏トンネルの東側登山口に出られます。
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そしてやっとこさ山伏峠に到着。ここを道標の向かい側に別れる道を下れば山伏トンネルの東側登山口に出られます。
トラバース区間を下って行くと、国道が近付いてくるのが車やバイクの排気音で分かります。もう目と鼻の先です。
トラバース区間を下って行くと、国道が近付いてくるのが車やバイクの排気音で分かります。もう目と鼻の先です。
登山口には5時5分に下れました。ここでストックを畳んだり、ここまでのGPSロガーの記録を保存したりなんだりして、戻る準備をします。
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登山口には5時5分に下れました。ここでストックを畳んだり、ここまでのGPSロガーの記録を保存したりなんだりして、戻る準備をします。
最終的に5時11分に山伏トンネルを出発しました。ここから白井平まで一気に下ります。
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最終的に5時11分に山伏トンネルを出発しました。ここから白井平まで一気に下ります。
白井平の御正橋には5時22分に到着。たったの11分です。歩いていたら下りですが2時間近く掛かったはずです。
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白井平の御正橋には5時22分に到着。たったの11分です。歩いていたら下りですが2時間近く掛かったはずです。
御正橋からは上り坂になるので、大半の区間を押して歩きましたが、駐車場までの1km少々を15分くらいで歩き切れました。結局到着したのは午後5時35分で、45分には帰り支度をして車に乗り込めました。まだまだ街中はうだるような暑さですが、もう道志の山では秋の到来が目前に迫っているのを、色々な面から感じた今回の山行でした。
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御正橋からは上り坂になるので、大半の区間を押して歩きましたが、駐車場までの1km少々を15分くらいで歩き切れました。結局到着したのは午後5時35分で、45分には帰り支度をして車に乗り込めました。まだまだ街中はうだるような暑さですが、もう道志の山では秋の到来が目前に迫っているのを、色々な面から感じた今回の山行でした。
これが今回歩いた(走った)コースマップ。出発時にGPSロガーのスイッチを入れたのがギリギリだったので、電波をキャッチするのに少し時間が掛かったせいか、スタート地点より少し先から始まっています。
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これが今回歩いた(走った)コースマップ。出発時にGPSロガーのスイッチを入れたのがギリギリだったので、電波をキャッチするのに少し時間が掛かったせいか、スタート地点より少し先から始まっています。

感想

 前の週に甲相国境尾根を縦走し、山伏トンネルに自転車を置いて帰路ですいすい下って駐車ポイントに戻りましたが(通り過ぎて6kmも歩く羽目になりましたが)、標高の高い山伏トンネル側に駐輪しておいて、下の方から縦走して帰るパターンに味を占めて、今回もその作戦で楽しむことにしました。と言っても、甲相国境尾根はもう歩き尽くしたので、道志渓谷を挟んで向き合う北側の道志山塊の尾根を縦走することにしました。本来ならもっと北東側からずっとつながっていますが、とりあえず日帰りで無理なく歩ける距離で、道志では最高峰の御正体山をメインに、白井平から登るルートで稜線に出て縦走し、山伏峠分岐を越えて、そこから石割山を往復してから山伏峠に進み、トンネルに下って自転車で戻る作戦にしました。
 やはり事前に自転車を下山口になる山伏トンネル側に持って行く必要があるので、時間は余計に費やしますが、帰りのことを考えると圧倒的に便利です。まぁ、バスの本数が普通に1時間1本くらいあれば良いのですが、朝夕それぞれ1本とかのレベルなので、登山にはほとんど使えないのが悲しいところです。特に土日祝日は昼前と正午にしかバスは来ないので、まずハイカーには使えませんね。幸い我が家にはこんな時に大活躍してくれる軽トラがありますので、荷台に積み込むのはバイクでも自転車でも良いのですが、とにかくこれを有効利用しない手はないです。ただし、自転車の場合、国道413号から登山道入口まではしっかりした坂道を歩かねばならないので、たっぷり山歩きした後の疲れた足ではとてもこいで駐車地点まで戻れませんから、多少の手押しを余儀なくされます。それでも歩いて何kmもの帰路を進むよりははるかに楽です。
 それはともかく、この日の道志村の天気予報は午前中が晴れで午後が曇りでしたが、最高気温が24℃くらいしかなく、朝9時頃までは18℃になっていました。そんなに低いのかなと訝しく思いましたが、歩き始めると半袖ではかなり外気が冷たく感じられました。登山道ではさすがに登りで体が火照るので、寒いくらいの方が助かりますが、風は吹いておらずに湿度が高いので、意外と蒸れました。稜線に出ると南東から風が絶えず流れ込んでくるので、ちょっとベストを着ておこうかなと思えたくらい涼しかったです。そんな気温だったためか、もう赤くなったモミジが見られました。キノコ類も色々出てきていましたが、やはり気温がかなり下がっていたのが一番「秋」を感じさせましたね。

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