(明神峠BS)→湯船山→白クラノ頭→不老山→(駿河小山駅)
- GPS
- 06:18
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 479m
- 下り
- 1,098m
コースタイム
↓(湘南新宿ライン・快速)
国府津駅 0755 0758
↓(御殿場線・各駅停車)
駿河小山駅 0833 0900
↓(富士急バス)
明神峠 0920 0929
↓
湯船山 1009 1015
↓
白クラノ頭 1033
↓
峰坂峠 1120
↓
サンショウバラの丘 1124 1157
↓
世附(ゆづく)峠 1203 1206
↓
分岐 1234 1237
↓
不老山 1246 1303
↓
半次郎 1351
↓
登竜門(下山口) 1505
↓
駿河小山駅 1536 1550
↓(御殿場線・各駅停車)
新松田駅 1611 1625
↓(小田急線・急行)
下北沢駅 1738
天候 | 曇り時々晴れ(視程は、いまいち) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所無 |
写真
感想
このところ、週末になると天気が崩れるが、大きく崩れる訳ではないので、山歩きに行くかどうか判断が難しい。とは言え、家でじっとしていても面白くは無いので、今週も山歩きに行くことにする。選定基準を、
(1)先週の川苔山が割とハードだったので、どちらかと言うと楽な山、
(2)曇りで視程が悪くても楽しめる山、つまり、展望に優れるというよりは、雑木林等コースの雰囲気が良い山、
として物色し、下り基調で、昔ながらのブナの雑木林が心地良さそうな湯船山と不老山のコースにする。最近、駿河小山から明神峠へのバスが復活したのも理由の1つだ。
渋谷で湘南新宿ラインに乗る。日曜の早朝にもかかわらず、相当混んでいて、なんとか座れたのは横浜で、その後もずっと混んでいた。山へ行くというよりは、海へ行く雰囲気の電車だ。国府津で御殿場線に乗り換えるが、これも結構混んでいた。駿河小山駅では、そこそこの人数が下車。JR東海なので、PASMO (&SUICA)が使えないのは、不便すぎる。下車した客の大半は富士霊園行きのバスに乗車、明神峠行きのバスには、自分を含め登山者4 名のみ。バスは、定刻通り発車し、ぐんぐん山を登って行き、明神峠に着く。4 名の登山者のうち、2名は三国山の方へ向かったようだ。足回りの支度をして、陽船山を目指す。バス停からすぐに雰囲気の良い登山道になる。右手が開けていて、晴れていれば景色が良いに違いない。やがて、ブナの交じる緑が心地良い雑木林に入り、暫く林の中を行く。短い急登を終えたところが湯船山の山頂だ。木々に囲まれ展望は無いが、雑木林の感じが良く、小休止してパンを食べる。このコースには、なかなか凝った手作りの道標が、あちらこちらに建っていて楽しませてくれる。湯船山から先も、緑の雑木林の中を行く。アップダウンは、あまりない。雑木林の中を緩やかに登って白クラノ頭に着く。切り株の目立つ荒れた感じのちょっと急な坂を下り、やがてシカよけの柵(?)の所に出ると、不老山が大きく目の前に見えてくる。この辺りの左手には作業用の林道らしき未舗装の道が並行しているのが無粋だ。荒沢峠、そのすぐ先の峰坂峠を越えた先が、「サンショウバラの丘」になっていて、不老山の眺めが良い。随分高く、かなりの登り返しを予想させる。視程が良ければ、菰吊山方面の眺めが良いらしいのだが、今日は何も見えない。振り返ると、思ったよりずっと遠くに白クラノ頭が見える。晴れていれば、その左手に富士山が見えるらしい。ここは、少し開けた広場になっていて、日陰は無いのだが、景色が良いので、少し早い昼食にする。今日は、韓国風カップラーメンだ。昭文社の地図では、「樹下の二人」とある辺りだが、それらしき木は、枯れ木が一本あるだけで、二人とはなんのこどだろう?今日は、時間に十分余裕があるコースなので、ゆっくり休憩する。「サンショウバラの丘」から、林道終点になっている世附 (ゆづく)峠は、ゆっくり下ってすぐに着く。ここにも、いろいろ凝った道標がある。世附峠から、不老山への登り返しになる。急な直登だが、思ったほどには長くは続かない。登りきった所が、浅瀬、駿河小山への分岐となっていて、道標によると不老山・南峰のようだ。ここから、雑木林の中を200mくらい行ったところが、ベンチのある不老山(北峰)山頂だ。木々に囲まれ展望は無いが、小奇麗に木が伐採してあって気持ちよい。しかし、アブが2匹いて、すこしでもじっとしていると纏わりついて来るので、ベンチに座って休憩できない。それでも、がんばって木陰で小休止する。不老山から分岐まで戻り、手作り道標お勧めの「不老の活路」で下山する。下山路は、割と急だ。樹林の中を下って行き、やがて半次郎人形があるところに出る。道標に、登山道や道標に係る経緯が書いてあり、過去には、なにやら揉め事があったようだ。いずれにせよ、道標は、高齢の方二名が整備しておられるようで素晴らしいことだ。半次郎のお勧めに従って、林道ではない方の道を採る。最後の最後に、若干荒れたところを下るが、新しい手すりが用意されているので危険は無かった。下山口には、「登竜門」と書いてある。そこから里の中を行き、川沿いの広い道に出る。橋が無いので、道を川に沿って暫らく歩き、橋を渡って暫く戻ると、20分ぐらいで駿河小山駅に着く。
帰りの電車も予想外に混んでいた。松田駅で小田急線に乗り換え、下北沢経由で帰宅する。
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