苗場山

2011年09月29日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,156m
• 下り: 1,156m

コースタイム

9:19 第2リフト町営駐車場→25(19)→9:38 和田小屋→48(70)→10:26下ノ芝→46(70)→11:12小松原分岐→14(20)→11:26神楽ヶ峰→58(70)→12:24苗場山山頂→昼食・山頂周辺散策→13:45苗場山山頂→49(60)→14:34神楽ヶ峰→10(20)→14:44小松原分岐→33(45)→15:17下ノ芝→37(50)→15:54和田小屋→13(20)→16:07

コースタイム:6時間48分(7時間30分)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

かぐらスキー場第2リフト町営駐車場は20台前後の駐車場あり。ただし、国道17号から駐車場まで、ガードレールがない崖の部分や、舗装が荒れているところがあり、運転には細心の注意を。特に夜は街灯もないので、あまり通行しない方がいい。

コース状況／危険箇所等

全体的に歩きやすい。和田小屋〜中ノ芝は、雨が降っていると悪路になることが予想される。岩も滑りにくいとは言えないため注意が必要。また神楽ヶ峰から一旦下り、その後苗場山山頂へ向けての登り返しは、急!!!の一言に尽きる。これまた雨が降ると、どうしようもなくなるので注意。

それ以外に特筆すべきことはなし。一番危ないのは、あまりの景色によそ見をして、転んでしまうことではないだろうか(笑)

下山後の温泉は、用事で草津に行く途中の「遊神館」に行った。ちょうどいい石の配置で、露天が随分ゆっくり休めた。

写真

9/29 9:19

出発点の駐車場。この時はまさか苗場山で200枚以上も写真撮るとは思わなかった。

9/29 9:25

和田小屋へ。別に舗装道を歩いていってもいいが、看板のところからショートカットは出来る。

9/29 9:34

いきなりの好展望。ただ、この先1時間以上は樹林帯を抜けて行くから、展望は和田小屋のちょっと先まで。

9/29 9:38

和田小屋。綺麗な小屋だな。

9/29 9:39

さて、いよいよ本格登山開始。熊が結構出るらしく、熊除けは必須。

9/29 9:51

はじめはこんな感じで、大きめの石がごろごろする、ちょっと登りづらい道。当然下りは登りよりもタフ。

9/29 10:03

30分弱登り詰めると、六合目がやってくる。この先ずーーーっと、この道標があって、参考になる。

9/29 10:03

六合目からちょっぴり石が小さくなる。

9/29 10:15

六合半。この辺までが登りづらい感じで、ここらから少しずつ楽になっていく。

9/29 10:17

少し紅葉している霧ノ塔が、ちょいちょい樹林帯から覗ける。

9/29 10:19

傾斜が緩くなってくるから、段々歩きやすくはなる。

9/29 10:25

六合半から15分程登ったところで、なんかちょっとしたカート道みたいのを横切った。この辺はスキー場だからね。

9/29 10:26

下ノ芝到着。ここでものんびり休めるが、お勧めはやはり中ノ芝。コースポイントにもなっているが、もう一踏ん張りするのを強くお勧めする!^^(30分くらいかかる)

9/29 10:34

最後の樹林帯。頑張ろう。

9/29 10:37

新潟方面がどんどん開けてくる。堪らないねぇ。

9/29 10:37

七合半。あと15分もすれば大展望!

9/29 10:51

やがて木々の間を抜けると、どぱーーーんと開ける。見えているのが中ノ芝の休憩所。最高の休憩処だ。

9/29 10:52

草木も色づいていて堪らない><

9/29 10:52

振り返れば、平標〜谷川方面の、素晴らしい展望。苗場から真正面にずでんと構えているのが、平標山と、そのすぐ奥の仙ノ倉山。稜線を辿っていくと、谷川岳。双耳峰が目印だ。

9/29 10:53

中ノ芝のベンチ。登山道はともかく、休憩所が整備されていると、色々楽(笑)

9/29 10:53

これだけの展望だが、まだまだ苗場山の魅力は終わらないところが苗場山のいいところ。

巻機がどこかに見えているはずだけど、ちょっと分かりにくいな。いずれにしても新潟・群馬県境の山々がざっと望める。

9/29 10:56

平標と仙ノ倉山。完全に重なっていて、平標が写真だと特定しづらい。

9/29 10:57

ちょうど色づきが一番綺麗だったのはこの辺。

9/29 11:01

中ノ芝からは、登山道も本当に楽になる。。。あ、神楽ヶ峰から先は別(笑)

9/29 11:06

登っていくと、すぐに上ノ芝。

9/29 11:10

木道がやたらよく整備されていると思ったら、平成23年度なのね。道理で!

9/29 11:11

顕彰ノ碑。とはいえ、これが何なのかはいまいち把握していない。

9/29 11:12

小松原分岐。ここで一息つかないように。まだまだ苗場山は遠い^^

9/29 11:13

カッサ湖(田代湖)が眼下に。ドラゴンドラの山頂駅すぐにあるダム湖。

9/29 11:14

股スリ岩。ちょっと写真が撮りにくいから、よく分からないかもしれないが、数人なら十分休憩できると思う。

9/29 11:14

股スリ岩から神楽ヶ峰を望む。もうあとはほとんど平。

9/29 11:15

バッタ〜。相変わらず後ろ足の膨らみ具合凄いな〜。

9/29 11:23

カッサ湖と、大源太〜茂倉岳の方。

関係ないけど、写真の端って少し光の入りが悪いのかな。カメラのレンズ部に大分ゴミがたまっているせいもあるのだろうか。

9/29 11:26

そして神楽ヶ峰。まだまだ8合目!!

9/29 11:26

しつこいくらい、稜線撮っているな〜(^^ゞ

9/29 11:30

さて、神楽ヶ峰を過ぎて、ついに苗場山全景が。正直、ちょっと焦るくらいの谷が・・・。

9/29 11:30

これが鳥甲山か!!!登りたい…。中々見た目は凄そうな山だ。出来れば、今年中に行きたい山の一つ。ここもクリアできないくらいで、八丁尾根アタックは出来ない。

9/29 11:35

写真だと伝わりづらいが、どう見てもこの傾斜は凄まじいという、壁のような威圧感がある。

9/29 11:37

富士見坂?昔は富士が見えたのか??なお、冬に神楽ヶ峰を超えてこちら側に入ると、傾斜が急で帰れなくなるらしい。((((;゜Д゜))))ガクガク

9/29 11:39

すぐに雷清水。この辺は、道標がやたら詰まっている。

9/29 11:40

雷清水からすぐに鞍部に辿り着く。どれほどゆっくりでも、ここから1時間くらいで辿り着くと思われる。

9/29 11:43

鞍部を少し過ぎたところがお花畑。

9/29 11:54

あれ?この間の登山道を撮ってないな…。お花畑から10分程で九合目。確かここまではおとなしく稜線を通ったはず。

9/29 11:54

振り返ると、神楽ヶ峰。山容の美しさでは、神楽ヶ峰の方が素晴らしい気がする。

10/7 18:39

九合目を超えると、傾斜が急すぎて、少し巻き気味に登っていく。雨が降ったら…想像したくないな、この傾斜は。

小松原湿原から神楽ヶ峰に至る尾根筋。

9/29 12:02

一度、雲尾坂のところで稜線に戻る。

9/29 12:02

登ってきたところを見ると、、、もはや何が何だか分からないな(笑)

9/29 12:03

というわけで雲尾坂。

10/4 3:49

横を撮れば、傾斜感が分かるだろうか。まさに壁!

10/4 3:49

少しの間、階段を登っていく。こういうきつい傾斜のところは、階段が本当に助かる。しかも整備したばかりで、大変登り易い。

10/4 3:50

吸い込まれそうな鞍部。なるほど、これは冬に入ったら、苗場にも神楽ヶ峰にも登り返せないな。

9/29 12:10

棒沢。冬にここに入っていくと、遭難してしまうらしい。といっても、ここ以外に行き場がなくなってしまうから、結局神楽を超えるなとのこと。

9/29 12:11

最大の難所を越えれば、山頂部にはもう少し。

9/29 12:14

ここが最大の難所。下る時、どうも足場が不足していたような。まぁお尻つけてしまったら余裕だったが。

さっきの見えていたところまで登ると、いきなりこの景色!!!凄いなぁ!!!

9/29 12:20

神楽ヶ峰から登っているときは、欠片も想像しない絶景が広がる。驚いた。池塘と草紅葉。

9/29 12:24

苗場山山頂。小屋は遊仙閣跡かな?(自分の使っている地図は07年のため、よく分からない)近くに交流センターがある。

9/29 12:24

苗場山山頂。小屋の裏手。とはいえ、展望はゼロなので、休憩はすぐ下のベンチがいい。

山頂からのパノラマ。池塘と草紅葉が本当に美しい。

9/29 12:31

山頂下の休憩所。もちろんここでお昼ご飯食べました。

9/29 13:09

ガスっていなければ、山頂付近からも谷川岳を見ることが出来るはず。写真だとちょっときついな。

9/29 13:16

池塘その1。

9/29 13:16

池塘その2。あれ、同じ池塘かな?角度が違うとこんなに撮れる写真も違うのか。

9/29 13:17

山頂部も多少は紅葉していたが、なんか発色は神楽の尾根の方が綺麗だったなぁ。

9/29 13:18

池塘その3。

9/29 13:19

龍ノ峰の方へ行こうかと思ったが、時間の関係で途中で引き返した。

9/29 13:20

恐らくこの辺が龍ノ峰?どこが峰なんだ??

9/29 13:20

山頂湿原一帯は、木道で歩きやすい。。。が、時々、木道の一部が壊れている。非常に危ないので、木道と言えど、くれぐれも気を付けること〜。

この辺で引返したんだっけ?いずれにしても素晴らしいパノラマを楽しみ続けられた。

9/29 13:27

もう少し時間が経てば、もっと真っ赤になるのだろうか?

9/29 13:28

何が撮りたかったのか、今となっては分かりにくい写真(笑)たぶん緑と青空と黄色のコントラストが撮りたかったに違いない。

9/29 13:30

池塘その4。

9/29 13:31

そういえば、こんなに発色いいのもあったな。

9/29 13:37

山頂部へ戻る。最近こういう池塘が広がる山随分登っているな。

9/29 13:39

さて、山頂の湿原におさらば。

9/29 13:51

毎度毎度毎度毎度!思うけれども、登山って、下山が嫌なのよ(笑)

9/29 13:56

人が入ると傾斜感がぐっと出てくる。にしても、ここの傾斜は本当に凄まじいよ。

9/29 14:09

何だろう…?

9/29 14:26

登ってるとききつすぎて、この紅葉全然分からなかった。

9/29 14:37

神楽ヶ峰越えれば、あとはどんどんどんどん下れる。

9/29 14:55

拡大すると、結構綺麗。

9/29 15:54

あっという間に下山。というか急ぎ過ぎて、写真1枚も撮っていない(笑)

9/29 16:07

花?何だろ、これ。

9/29 16:07

大分車減ってる。さすがに下山が遅かったが^_^;

9/29 17:31

温泉は、普通は苗場山下山してからは来ない、遊神館。食事結構おいしかった。

撮影機器：

PowerShot SX200 IS CANON

感想

まふまふん

今年最後の山になるかもしれない、とあって、万全の状態で…と思っていたが、あいにく前日の夜にぐだぐだしてしまって、PAで3時間仮眠取ったとはいえ、ほぼ徹夜状態。

とはいえ、楽な登山道のお陰で、随分のんびり紅葉の山登りを楽しむことが出来た。あと1週間程したら、ちょうど良かったのではないだろうか。

苗場山はよく下から見上げて、のっぺりしたつまらなさそうな山だなぁ(笑)と思っていたのだが、登ってみて驚き。神楽ヶ峰までは予想通りだったが、そこからの下りと登り返しは、下からは全く想像できない荒々しい傾斜が待ち受ける。そのくせ登りきると、どこまでも広がる大湿原。山の面白い要素を沢山楽しめてしまう。

素晴らしい!!!

そういえば、途中明らかに非民間機が、とんでもない爆音で近くを飛んでいって、ちょうど時期もあいまって、衛星の破片が落ちてきたか、と随分焦った(^_^;)