かぐらBCスキー：神楽ヶ峰〜反射板と中尾根コース

2024年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 06:14
• 距離: 26.3km
• 登り: 2,602m
• 下り: 2,597m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:14
• 休憩: 2:01
• 合計: 6:15

8:08 みつまたロープウェイ山麓駅
8:43 8:43 和田小屋登山口
9:05 9:29 かぐら第5ロマンスリフト 終点
9:33 9:33 中ノ芝
9:45 9:45 上ノ芝
10:08 10:36 神楽ヶ峰
10:50 10:50 反射板
11:09 11:10 田代第8ロマンスリフトのりば
11:39 12:06 かぐら第5ロマンスリフト 終点
12:40 13:21 1984mピーク
13:49 13:49 和田小屋登山口
14:23 みつまたロープウェイ山麓駅

・和田小屋登山口と表示されているのは「かぐらゴンドラ山頂駅」のこと
・かぐら第5ロマンスリフト終点は神楽ヶ峰ゲート入口となっており、地図等ではKG1（BCゲート）と記載されています
・1984mピークと表示されているのは「中尾根の頭」のこと
・GPSはロープウェイ・ゴンドラ・リフト全てログ採取しているので距離・標高差はこれら乗物やスキー滑走の移動を含んだものです

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・関越道・湯沢ICからみつまたステーション（駐車場）まで約10km15分弱
・みつまたステーション（駐車場）は土日祝は有料で1台1000円（平日は無料）
・土曜日の朝7時10分頃でRW乗場に近い方から順に3分の1以上埋まっていた
・下山後14時半時点では駐車場料金所からRW乗場までほぼ満車状態（写真あり）

コース状況／危険箇所等

・かぐら1日券はシニアはなく、SEIBU PRINCE CLUB会員証提示で6300円だった
・4月13日の積雪情報：170cm、4/3以降降雪なし、湿り雪、春スキー全面滑走可能
・雪質はいわゆるザラメで標高が高いエリアでは快適に滑れたが、昼間の下部エリアはストップ雪までいかないものの重かった。
・連日好天で降雪もなかったので先人のトレースが残っていて迷う心配なし
・3月14日（木）に田代第8ロマンスリフトから南西に約300mの沢筋で単独のスノーボーダーが沢に転落して死亡した遭難事故があり、反射板コースの最後に田代ゲレンデに出る末端付近が現場なので、今回も沢にだけは近づかないようにルート取りした。
・今年は3月後半の降雪が多く、4月に入っても全面滑走可能状況が続き、4月中旬の好天の土曜日だったのでロープウェイ・ゴンドラ・リフトの混雑が心配でしたが、最初のみつまたロープウェイを除き、どこも待ち時間なしに近い状況でした。
・かぐら第5ロマンス終点から先のBCエリアでも数パーティーを見かけただけで登りも滑降も一緒になったパーティーはなく、単独行動でした。

その他周辺情報

◆登山計画書ファイルについて（2024年4月現在）
かぐらスキー場HPのゲレンデ・コースTabの先頭に「スキー場の安全」への入口があり、必須携行品などが記載されている。
https://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/winter/coursemap/safety.html
この中に【かぐらスキー場 バックカントリー（神楽ヶ峰ゲート）ご利用について】があり、以下の表題のPDFが閲覧・Downloadできる。
・雪山登山、山スキー、山ボードの皆さまへ
https://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/winter/coursemap/pdf/notice.pdf
・神楽ヶ峰山域・雪山の注意事項
https://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/winter/coursemap/pdf/precautions.pdf
・PDF版登山届（登山計画書はKG1神楽ヶ峰ゲート以外では受け取らない）
https://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/winter/coursemap/pdf/route_plan.pdf
◆日帰り温泉
・街道の湯（道の駅みつまた）：税込 600円、AM10:00〜PM9:00（火曜定休）
http://michieki-mitsumata.jp/spa/ （TEL.[phone]）
・神泉の湯：税込 600円、10:00〜20:30（水曜定休※冬期間は休まず営業）
http://www.shinsennoyu.com/ （TEL.[phone]）

写真

4/13 7:24

みつまたステーションの駐車場は3分の1近く埋まっていた

4/13 8:03

リフト券を買って支度を終えてからロープウェイ乗場に並んだが数メートル先で満員となって次の発車時間まで待たされた

4/13 8:07

麓は雪がないがゲレンデは大丈夫らしい。ロープウェイは朝7時半から動いているが混んでいるので時刻表なして運行している感じだった。

4/13 8:25

でロープウェイ下車後、みつまた第1高速リフト経由でかぐらゴンドラに向かう途中でかぐらエリアを望む

4/13 8:25

かぐらゴンドラ乗場は混んでなさそう

4/13 8:44

かぐらゴンドラ山頂駅からかぐらメインゲレンデを望む

4/13 8:45

人があふれるかぐらゴンドラ山頂駅

4/13 8:45

無料休憩所のモーメントの足元を見ると積雪状況がわかる

4/13 8:55

かぐら第1高速を降りて中尾根の頭方面を展望

4/13 8:58

かぐら第5ロマンスリフトに乗車中

4/13 9:04

かぐら第5ロマンス終点

4/13 9:06

ここから先はスキー場圏外のBC対象エリアなので注意書きが多数。昨今は遭難救助は有料であることを前面に出している。

4/13 9:06

事前に記入して来た登山届を提出し、ビーコンのスイッチをONにしてビーコンチェックを通過

4/13 9:26

今日は反射板コースと中尾根コースの2回滑るよていなので1回目はてきぱきとシール装着して出発準備。回りには2・3パーティーいた。

4/13 10:00

スタートして神楽ヶ峰方面にダイレクトに伸びるトレースを辿り振り返るが誰もみえない

4/13 10:00

稜線に出て偽ピーク方面を望む。1パーティーが滑走準備中だった。

4/13 10:08

2・3人が休憩中だった神楽ヶ峰ピークの先まで行って苗場山を望む

4/13 10:08

カメラを少し右に転じて鳥甲山

4/13 10:08

さらに右にずらした先には妙高山と火打山

4/13 10:09

神楽ヶ峰の頂上

4/13 10:41

頂上の先で休憩してシールを剥がし滑走準備完了。反射板コースを見下ろす。

4/13 10:49

反射板を確認

4/13 10:49

反射板の下部斜面に向かう

4/13 10:51

反射板の下部の広大な急斜面

4/13 10:55

反射板の下部斜面を沢まで下りる前に右手にトラバースして対岸の尾根に移動した所で反射板の斜面を望む

4/13 10:59

尾根を滑り降りる途中で反射板方面を振り返る

4/13 11:00

尾根の右側（東側）には田代第6ロマンス終点の山頂台地が見える

4/13 11:00

滑り降りた尾根は東側に小さな雪庇が出ている

4/13 11:04

この尾根はツリーランを楽しめる

4/13 11:06

尾根末端で右手に折れるように滑り込むと田代第6ロマンス終点から来るゲレンデに合流

4/13 11:09

田代第8ロマンス乗場まで滑って本日1回目のBCスキーは終了

4/13 11:10

田代第8ロマンス乗車途中で3月14日に沢転落死亡事故が発生した沢筋を望む

4/13 11:13

田代第8ロマンス終点からはH2方面へ滑り、かぐら第1高速リフト乗場に向かう

4/13 11:30

第1高速リフト終点から本日2回目のBCスキーで向かう中尾根の頭方面を望む

4/13 11:30

第5ロマンスリフトとロマ終点を望む

4/13 11:31

かぐら第5ロマンスリフトは待ち行列なし

4/13 11:37

かぐら第5ロマンスは本日2回目の乗車

4/13 12:00

かぐら第5ロマンス終点

4/13 12:00

5ロ終点からゲートを抜けて本日2回目のBCスキーの準備完了

4/13 12:03

チェアスキーを担いだ人が出発。神楽ヶ峰方向に向かったらしくこの後は見かけなかった

4/13 12:29

稜線に近づくと先を行く2人パーティーが見えた

4/13 12:29

稜線に近づいて辿って来たトレースを振り返る

4/13 12:41

中尾根の頭付近で休憩中の2人パーティー

4/13 12:41

巻機山方面の展望

4/13 12:43

中尾根の頭から三角を望む

4/13 13:22

大休止して支度を終えてこれから滑る中尾根コースを見下ろす

4/13 13:24

中尾根コースは途中に大スロープが広がる

4/13 13:25

かぐら第1高速リフト終点が見える

4/13 13:28

中尾根コースの大斜面を振り返る

4/13 13:29

かぐら第1高速リフト終点と第5ロマンス乗場を見下ろす

4/13 13:46

かぐらゴンドラ山頂駅に滑り終えて本日2回目のBCスキー終了

4/13 14:03

ゴンドラ沿いを滑ってみつまた第2ロマンス乗場に向かう

4/13 14:20

みつまたロープウェイ乗車途中からみつまたステーションを俯瞰

4/13 14:21

みつまたステーション駐車場はほぼ満車状態

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池（モバイルバッテリー） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

hina1048

・今年は3月後半からの降雪が多かったため異常なほど遅くまで春スキーが楽しめ、3月中旬にかぐらにBCスキーに来る予定が中止になって諦めかけていたのが再挑戦できて助かった。
・ただし、コロナ明けのインバウンド人気で各地のスキー場で外国人を始めとしたスキーヤー・ボーダーのスキー場圏外での遭難事故が多く、また日本人の遭難事故は高齢者によるもの（3/14の死亡遭難事故は76歳男性）が目立ち、自分自身が高齢者でしかも単独行なので大変気を使わざるを得ず、活動しにくくなってきた。
・従って天気の良い土曜日なら他にも多くの入山者がいて比較的安全と思われる中で安全だけには十分注意して行動するようにした。
・夏日に近い暑さの中で薄着で過ごせ、過去何回が滑っているルートで視界も良かったので迷う心配は全くなかった。