大雪の塔ノ岳から蛭ヶ岳・ピックアップ

2008年02月09日(土) 〜 2008年02月11日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 23.2km
• 登り: 1,807m
• 下り: 1,800m

コースタイム

大倉⇒尊仏山荘(泊)
8:00尊仏山荘⇒12:00不動の峰⇒15:30鬼ヶ岩(ビバーク)
6:00鬼ヶ岩⇒8:30蛭が岳⇒塔の岳⇒大倉

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

積雪は、塔の岳頂上で30cmから50cm。丹沢山までは薄いトレースあり。丹沢山からはトレースなし。ワカン装備で腰ぐらい、吹きだまりで胸。

写真

2/10 7:58

塔の岳から江の島方向

2/10 7:59

1000日修行のお坊さん、特に足元が寒そうです。

2/10 8:39

日高あたり

2/10 8:40

丹沢山を望む。薄いトレース

2/10 12:41

途中までご一緒したベテランの方。

2/10 15:36

鬼が岩から蛭が岳を望む。今までの時間経過から2時間以上はかかると判断。

2/10 17:01

ビバーク地点からの日没。実はダイヤモンド富士でした。日没時間はわかってたのですが、20分も早かった。
そう、富士山は高いんで早いのね。バカですね。
落ちた瞬間です。

2/10 17:08

ワカン、スコップありがとう。また、丹沢で使うことあるかなー。

2/11 8:54

蛭が岳からの下山時、デポしたテントを望む。

撮影機器：

EOS Kiss デジタルN CANON

感想

リカロJP🐶

丹沢で積雪との情報を得、尊仏山荘に状況確認。
ここ数年来の大雪とのことで、丹沢山までは行けるが、蛭が岳山荘は孤立中。
わかんがあっても丹沢山から蛭が岳へは一日では無理かもとの事。
「よし行くぞ!」と急いで準備し、塔の岳へ。

いや、丹沢ではちょっと想像できない積雪量でした。
丹沢山から向うは強烈なラッセルの連続で、日帰りの単独の方二人と途中まで一
緒でしたが、時間切れで一人一人と引き返し、不動の峰あたりからは、単独でラッセルとなりました。
ビバーク時の設営用に持っていたスコップが大変役に立つぐらいのラッセルでした。

鬼が岩で時間切れと判断し、手前で幕営。そのあとすぐに単独の方と2名のパーティの方が来られて、
「4人だったら行けたな」と思いましたが後の祭り。
彼らも私のトレースを当てにしていたようでガッカリでしたが、幕営装備ではないとのことで、思い切って突っ込んでゆきました。
翌日、お聞きするとほぼ日没直後に蛭が岳山荘に到着したとの事でした。

翌日、テントをデポし、蛭が岳に登頂。
下山時の丹沢山から向うは多数の方が登ってきて、トレースもボブスレーのコースがごとく付いてました。

温暖化のなか、丹沢でこんなに雪山が楽しめる日は、また来るのでしょうか?