残雪の笈ヶ岳

2018年05月01日(火) [日帰り]

• GPS: 10:45
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,881m
• 下り: 1,869m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:26
• 休憩: 1:09
• 合計: 10:35

4:15 中宮温泉レストハウス
4:38 4:39 中宮温泉ビジターセンター
4:59 5:09 ジライ谷出合
6:22 6:22 ジライ谷ノ頭
6:36 6:36 ・1271
7:57 8:09 冬瓜山
8:44 8:44 シリタカ山
9:37 9:45 中宮ルート分岐
10:04 10:04 小笈ヶ岳
10:12 10:35 笈ヶ岳
10:42 10:43 小笈ヶ岳
10:54 10:58 中宮ルート分岐
12:47 12:50 ・1271
13:09 13:09 ジライ谷ノ頭
14:09 14:16 ジライ谷出合
14:38 14:38 中宮温泉ビジターセンター
14:50 中宮温泉レストハウス

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

中宮温泉ビジターセンター〜ジライ谷出合…遊歩道です
ジライ谷出合〜ジライ谷の頭…道と言ってもいいほどですが急登の連続
※ジライ谷出合は増水は注意
ジライ谷の頭〜冬瓜山…かなり薮が酷くなってきます(赤テ−プあり)
冬瓜山〜シリタカ山…雪がついている場合はシリタカ山は避けた方が良いと思います。尚、雪がない場合は問題ありません(赤テ−プあり)が薮が酷いです
シリタカ山〜笈ヶ岳…雪がある場合は特に問題ないと思います

その他周辺情報

中宮温泉ビジターセンターは登山者は不可のようです
1キロ手前の中宮温泉レストハウスに駐車できます

写真

5/1 4:45

いきなりのトンネルの写真です(笑)
中宮温泉ビジタ−センタ−からの遊歩道を歩き出すと出会う最初のトンネルです

5/1 4:50

そして通行止め
観光客はここまでみたいです

5/1 4:51

通行止めの後に出てくる第二のトンネル

5/1 4:59

夜が明けてきました
野猿広場と書いてあります

5/1 5:01

野猿広場のところにある廃小屋
中には入れないようです

5/1 5:01

シリタカ谷出合
ピョ〜ンと飛び超えるつもりが微妙に着水^^;

5/1 5:17

出合の先からいきなりの急登

5/1 5:41

この斜度が続きます
気持ちがめげそう

5/1 5:41

アカヤシオでしょうか
(なんて思いながら、写真を撮るのを理由して立ち止まる(笑))

5/1 6:18

薮が出てきた
ペチペチと体に当たります

5/1 6:24

もうすぐ稜線にたどり着けるのか

5/1 6:36

イワカガミだなといいつつ、写真休憩(笑)

5/1 7:25

だいぶ高度を上げてきて白山が見えました

5/1 8:04

ついに笈ヶ岳が見えてきた
左にあるのは大笠山だろうか

5/1 8:05

薮をかき分けて、シリタカ山山頂に着きました

5/1 8:10

シリタカ山山頂で見つけた三角点
雪は殆どありませんでした

5/1 8:12

シリタカ山からは雪がかなり出て来ました

5/1 8:16

素敵な雪の稜線
待望の雪です♪

5/1 8:45

後少しで笈ヶ岳です

5/1 8:49

ずっと雪が続けばいいのですが、ところどころで薮が出てきました

5/1 9:00

薮をかき分けて方向をロスト
逆方向に向かって歩き出してしまった^^;

5/1 10:05

笈ヶ岳の前に小笈を越えていきます

5/1 10:15

笈ヶ岳に着きました
山頂は全く雪がありません
山名標識がカジカジに齧られていました

5/1 10:17

山頂からの大笠山の稜線
一度落ち込んでいますし、この稜線部は雪がつきにくいな…

5/1 10:19

笈ヶ岳山頂の祠
雪がないので写真が撮れました

5/1 10:22

笈ヶ岳で楽しみにしていた桃ゼリーを食べます
美味しかった

5/1 10:37

さて笈ヶ岳より下山開始です

5/1 11:17

帰りはシリタカ山をパスして巻き道を歩きました

5/1 11:23

快適な巻き道を歩いて行きます

5/1 11:25

快適に巻き道を下ると最後にはやはり登りがありました^^;

5/1 12:22

わかりにくいですが、何方かが雪のベンチを作ってくれていました
ここで腰を下ろしてお昼をムシャムシャと食べました

5/1 13:30

急登の反対の急下りです
シリタカ谷出合に向かって下りますが、もう膝がくがくです

5/1 14:14

朝と違ってかなり水量が増えたシリタカ沢
なんとか濡れずに渡れました

5/1 14:28

第二トンネルの入り口に通行止めのネットが掛けられていました
横から抜けれますけどね

5/1 14:36

カタクリがいっぱい咲いていました

5/1 14:39

中宮温泉ビジターセンターに戻りました

5/1 14:40

中宮温泉ビジターセンターは登山客お断りになりました

5/1 14:51

更に1キロ歩いて中宮温泉レストハウスに到着

撮影機器：

COOLPIX A100 ニコン

感想

momohiro

念願の念願の笈ヶ岳に登って来た。
最初はテント担いで笈ヶ岳から大笠山縦走というロクでもない計画だったが、翌日からの天気が悪い事とヤマレコの記事を見るとやはり雪が少ない事から安易な中宮温泉ピストンに切り替えた。

出だしは中宮温泉ビジターセンターが使えず約1キロ手前のレストハウスから歩き出す。夜が白む前にジライ谷出合まで歩き出す予定だったが寝坊(・_・
ビジターセンターからジライ谷出合迄は道があるので安心して歩く。
ジライ谷出合で徒渉だが早速苦労。適当に足を運び、ざぶんとなってしまう。そして、ジライ谷の頭に向かうのだが、絶句。道と言うほど踏み跡ははっきりしている。しかし、角度が半端ない。早々にストックをしまい、両手両足を駆使して登る。
地味に辛い、途中でペースが一緒になった石川の方(A氏)と言葉を交わす。
冬瓜山あたりからは雪があるはずだが、薮と雪が交互に出てくる。シリタカ山はパスして分岐を巻き道を進む予定が何故かシリタカ山へ直登。雪があるとリスクが高いシリタカ山も単なる藪山と化していた。
なんか藪山に登りに登りに来たみたいだ。しかし、シリタカ山より先は雪の稜線が待っていた。
ここからは待望の雪山だ。A氏と抜きつ抜かれつで雪の感触を楽しみながら歩く。
しかし、主稜線手前で薮が待ち構える。藪で方向を間違えて、反対側から、そっちじゃないと遠くにいたB氏から声を掛けられ始末。
かなり恥ずかしい。白山スーパー林道に向かって逆に歩いていた。
スゴスゴ引き返して、笈ヶ岳に向かう。山頂直下は雪は完全になかった。狭い山頂にいる人は皆満足顔。熊に齧られた山頂標識をバックに記念写真。
ようやく来たんだなぁと思う。
先程、道間違いを教えてくれたB氏にも改めてお礼。
せっかく登った笈ヶ岳だか下からどんどん登って来るので早々に下山開始。
帰りは正しく巻き道を行く。あのシリタカ山を越えないのでかなり楽だ。
しかし、この後待ち構えていたのが、ジライ谷出合への急降下。ため息をつきながら下る。B氏に後ろから追い抜かされるがとても追いつけない。
なんとか降りきったジライ谷は水が増水。
B氏が休憩しているなかで、八丁飛び（嘘です）。ヘロヘロ飛びで何とか切り抜けた。
後は平たんな道をレストハウスまで戻って行った。

満足感がいっぱいですが、かなりハ−ドな山行でした。

コメント

borav64m

どこにでも行きますね。
笈ヶ岳はたしかYASUHIROさんたちが好く行っている山だったような。
毎回新しい山域を歩かれる情熱に頭が下がります。
しかし人気のある山なのですね。
驚きです。
クマはペンキが好物というのは知っていましたが、ここまで齧るとはおなか壊さないのでしょうか。
ところで山名標識の根元にあるステンレス製の寸胴みたいなのは何なんでしょうか。
どうも１年以上前から鎮座しているようですが。

momohiro

Re: どこにでも行きますね。
borav64m先輩、いつもコメントありがとうございます
笈ヶ岳は200名山の一つでこの時期しか登れないからGWに登山者が集中するのでしょう
自分もまぁその一人ですが
話は変わりますが熊ってペンキが好きなんですか
ペンキって、少し前までは鉛とか入っているので、有毒なんですけどね〜
まぁ、熊がそんなことは知らないでしょうけどね

ところでステンレス製の寸胴ですよね
さすが、目の付け所が先輩は違ういますね
一年も前から写真に写っているのですか?
結構、ピカピカだったので、山頂にいた何方の方の物かと思っていました
知っていたら、空けてみたかも(ちょっと怖い気もしますが)