瑞牆山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 855m
- 下り
- 843m
コースタイム
天候 | はれときどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは瑞牆山荘前にあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
今年はシャクナゲが早そうだ、とききつけて前から気になっていた岩山、瑞牆山へ出掛けました。
深緑が輝く中、瑞牆山荘から出発です。
富士見平小屋までは樹林帯で、思っていたより傾斜がありました。
また登山道が広く、方向がわからなくなるところもありました。赤リボンを頼りに登ります。
一旦開けて瑞牆山が一望できる場所があり、目指す岩峰を前に気合いを入れ直しました。
カラフルなテントが張られている富士見平小屋では、食べ物やビール、コーヒーなど誘惑の看板が表にたくさんかけられ、食欲を刺激します。が、まだ登ってたったの40分。
とりあえず水分補給して先へ進みます。
小屋の横から続く登山道は緩やかな山道。足元には岩も増えてきたようです。
しばらくいくと、再び瑞牆山の眺望スポット。
ここからの眺めもすばらしく、緑を従えたグレーに輝く岩が天に向かって力強くそびえたつ姿は圧巻です。
そしてそのすぐ先で第一シャクナゲ発見!
やっぱりシャクナゲってピンクで大ぶりでかわいいですね、うっとりして写真におさめます。
そこから道は天鳥川まで、一気に下ります。
耳に涼しい音をたて、白い河原に清流がキラキラ輝いていました。
河を渡ると右側にシャクナゲの群生が飛び込んできます。
そして目の前にぱっくり割れた桃太郎岩。金時山では、金太郎岩だったなあとふと思いだし、桃太郎と瑞牆山のつながりを考えてしまいましたが、単に桃太郎の桃のような岩だから、ということなのでしょう。でも、瑞牆山の岩岩が鬼ヶ島にも思えてくるのが不思議です。
さて、ここから道は一気に傾斜を強めていきます。時に鎖場もあらわれながら、しばらく登りが続きます。
ただここがシャクナゲロードで、しんどい登りの疲れを癒してくれるようでした。
そして、登るにつれてさらに斜度が増し苦しい登りが続きます。両手両足フルにつかって、山頂を目指します。
大ヤスリ岩まで登り景色が開けると、さっきまで眺めてた岩の真下にいることが実感でき、自然とパワーがみなぎります。もうひとふんばり!
まだ続く鎖、岩場にめげず登ること20分、やっと山頂登頂☆まず目の前に御丈岩と金峰山の連なりが飛び込んできました。
そして山頂標識まで登ると、うっすら富士山の姿も確認できました!
なにより八ヶ岳、南アルプスが近いのに感激です!
見下ろす大ヤスリ岩には、クライマーが!!見てるこっちがゾクゾクしてしまいます。
それにしても瑞牆山山頂は、自分が山の頂きに立っている!と感じられるお山で、最高に気分がよかったです。高度感なのでしょうか?
そんなこともあり、長めの昼食と休憩。ゆっくり山頂での時間を過ごしました。
下山はピストンで、来た道を下っていきます。
岩場は下りのほうが気を使います、慎重に下りていきます。
そして順調に大ヤスリ岩を過ぎて、シャクナゲロードへ続き、桃太郎岩の手前の沢の道まで下ってきたところで、一瞬の出来事が。
何かにつまづいて前のめりに転倒してしまいました。
とっさに手が出て受け身になりましたが、脛と膝を強打!思い切り擦りむいていました。履いていたタイツは裂け、擦りむいたところから血が。。。。
ドクドクする心臓をなだめようと、起き上がりすぐそばの岩に腰をおろし、まずは怪我の状態を確認。骨は異常なさそうだし、血も擦りきれたところからじわり浮き出る程度。
強打した右すねと右ひざは痛むが、歩けないことはなさそう。
持っていた水で土を洗い流して深呼吸、再び歩き出してみました。
「ソロ登山をした以上は何があろうと自力で下山する」と、強く心に言い聞かせてゆっくり下ります。
桃太郎岩への階段も、擦りむいた足をかばうように手すりにつかまり降りていきます。
天鳥川河原で、一旦休憩することにしました。
もう一度傷を水で洗い流し、強打した脛を河の冷えた水で冷やします。うー、痛い。
急登の岩場が終わったところでほっとしてしまったから転倒したのかな。。等とあの一瞬の出来事を思いだし、大事にはならなくてよかったと改めて思いました。
小休止してからの歩き出しは、登り坂。ストックを取り出し、バランスを取りながら歩きます。
怪我のせいもあり、気持ち的には早く下山したかったのですが、慎重なペースで進みます。
富士見平小屋が見えてきて思わずほっとしますが、最後の下りへ気を抜かずに向かいます。
瑞牆山展望スポットにも目を向けず、下山に集中。途中登山道がわかりづらい箇所がありましたが、後から来た方に教えてもらいながら正規ルートに戻り、順調に下ります。そして無事に下山することができました。
温泉に入って帰ろうと思っていましたが、まずは薬局へ向かいマキロンと湿布が先。
韮崎インター近くのドラッグストアでしっかり手当てをしてから帰路につきました。
ツラい思い出と足の痛みがおみやげの、苦い経験の一日となりました。
こんばんは!
瑞牆山いいですね〜
山頂からの景色、最高ですよね〜
でも足元見るとガクガク震えちゃいますよね〜(笑)
それにしても、まさかの転倒、大変でしたね、
でも何とか下山できて良かったです。
山での事故は、だいたい下山時に起きてます。
疲れているうえ、ピークを踏んだ後で気が緩んでいるからなんですかね。
先週、大山で滑落事故がありました。
滑落された方は大山周辺をよく歩かれているベテランさんだったそうです。
山では、ちょっとした気の緩みが大事故になります。
お互い、事故や怪我などのないよう気をつけましょうね。
ちなみに瑞牆山の辺りだとラジウム温泉だったような気がします。
you629さん、こんにちは\(^^)/
ご心配おかけしてすみません。。。
ほんとうに大きなけがをしなくてよかったです、青あざと擦り傷がまだ痛々しいかんじではありますが(笑)。。あと、なぜか腕が筋肉痛です。
丹沢も事故が続いているようですね。
you629さんも安全第一で☆
にしても瑞牆山、すばらしい山頂でした!ラジウム温泉リベンジをかけて、また行きたいと思います☆
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する