記録ID: 1512404
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無雪期ピークハント／縦走
栗駒・早池峰
早池峰山
2018年06月30日(土) [日帰り]
Ssakana
yama_no_kai
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:51
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 698m
- 下り
- 682m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 5:51
10:56
11:23
1分
早池峰山
11:24
11:24
8分
早池峰山頂避難小屋
11:35
11:55
3分
剣ヶ峰分岐付近
12:13
12:18
3分
剣ヶ峰分岐付近
13:49
13:57
4分
御門口まで100mほどの地点
14:24
小田越
前日までの早池峰山の天気予報は不安定で，雨が降るかもしれないという状況であったが，結局は天候に恵まれ，雨に降られることはなかった。ただ，五合目から上は風が強く，ときどきガスがかかる状態であった。風が強いところは風速15m/sくらいかと思われるところも。早くから登った人の話では，午前中の早い時間帯はさらに風も強かったようだ。我々が下山してからの様子では，雨も降ったようなので，やはり登山中は天候に恵まれたと思う。
塔山道が渋滞になることはないものの（我々のグループが遅い方だったからか），この日は多数の登山者があった。
消費飲料は500mlペットボトル1本＋みそ汁・コーヒー。
塔山道が渋滞になることはないものの（我々のグループが遅い方だったからか），この日は多数の登山者があった。
消費飲料は500mlペットボトル1本＋みそ汁・コーヒー。
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
リュックの重さを量ってみる。無駄かもしれないものを入れてあるが，思ったほどの重量ではない。それでも前回山を歩いてから少し間が空いたせいか，最初は重く感じる。
6/30 7:46
リュックの重さを量ってみる。無駄かもしれないものを入れてあるが，思ったほどの重量ではない。それでも前回山を歩いてから少し間が空いたせいか，最初は重く感じる。
岳（たけ）駐車場の脇ではヤマボウシ（山法師，山帽子）が満開。ヤマボウシはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。
岳駐車場から8:00発のシャトルバスに乗って登山口へ。シャトルバス利用は往復1400円。シャトルバスは補助席を出すと40人くらいは乗れそう。
1
6/30 8:03
岳駐車場から8:00発のシャトルバスに乗って登山口へ。シャトルバス利用は往復1400円。シャトルバスは補助席を出すと40人くらいは乗れそう。
小田越早池峰山の方を見上げる。昨日までの天気予報では晴れるのは期待薄かと思っていたが，天気は上々で山もよく見える。
小田越登山口には国定公園のモニュメントと，もう一つ，生態系保護地域のモニュメントがある。
小田越登山口から早池峰山に向かって歩き始める。登山届は本日担当の代表の人がまとめて出してくれた。
ヤマソテツ（山蘇鉄）。キジノオシダ科キジノオシダ属の夏緑性のシダ。ブナ林の林床に多い。
カニコウモリ（蟹蝙蝠）。キク科コウモリソウ属の多年草。花はまだ咲いていないようだ。
マイヅルソウ（舞鶴草）。キジカクシ科スズラン亜科マイヅルソウ属の多年草。
ベニサラサドウダン（紅更紗灯台）。ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。
一合目の表示。一合目は御門口（ごもんぐち）と呼ばれるところ。ここから森がなくなって岩場にハイマツと高山植物の花々が出迎えてくれる。
6/30 9:03
一合目の表示。一合目は御門口（ごもんぐち）と呼ばれるところ。ここから森がなくなって岩場にハイマツと高山植物の花々が出迎えてくれる。
ミヤマヤマブキショウマ（深山山吹升麻）。バラ科ヤマブキショウマ属の多年草。早池峰山の特産。
ミヤマオダマキ（深山苧環）。キンポウゲ科オダマキ属の多年草。苧環（おだまき）とは，糸を巻いて玉状または環状にしたもののこと。
クルマユリ（車百合）。ユリ科ユリ属の多年草。花はこれからのようだ。
キバナノコマノツメ（黄花の駒の爪）。スミレ科スミレ属の多年草。他のところでよく見るキバナノコマノツメと比べて花がずいぶんと小ぶりなので，はじめは別のスミレかと思った。
6/30 9:09
キバナノコマノツメ（黄花の駒の爪）。スミレ科スミレ属の多年草。他のところでよく見るキバナノコマノツメと比べて花がずいぶんと小ぶりなので，はじめは別のスミレかと思った。
ハヤチネウスユキソウ（早池峰薄雪草）。キク科ウスユキソウ属の多年草。早池峰山の特産。
ホソバツメクサ（細葉爪草）。ナデシコ科タカネツメクサ属の多年草。別名：コバノツメクサ。
ホソバイワベンケイ（細葉岩弁慶）。ベンケイソウ科イワベンケイ属の多年草。雌雄異株。黄色っぽい花が雄花，赤っぽいのが雌花という。
ナンブトラノオ（南部虎の尾）。タデ科イブキトラノオ属の多年草。
ミヤマシオガマ（深山塩釜）。ハマウツボ科シオガマギク属の多年草。
ミヤマアズマギク（深山東菊）。キク科ムカシヨモギ属の多年草。アズマギクの高山型の亜種とされる。
ナンブイヌナズナ。夕張山地の夕張岳，日高山脈北部の戸蔦別岳（とったべつだけ），北上山地の早池峰山に分布。
天狗の滑り岩の二段目の鉄梯子。登りと下り様に2本架けられている。今は多くの人が登りの時間帯なので，2本とも登りで使用。
天狗の滑り岩の鉄梯子を登り終える。鉄梯子のところには指導員の女性もおられてしばらく梯子の上り下りの指導をされたり，交通整理をしておられた。
6/30 10:34
天狗の滑り岩の鉄梯子を登り終える。鉄梯子のところには指導員の女性もおられてしばらく梯子の上り下りの指導をされたり，交通整理をしておられた。
天狗の滑り岩の鉄梯子を登り終えたところから先の登り。写真では急な岩場を登っているようにも見えるが，実際はそうでもない。
登山道の右手に大岩。ほぼ稜線まで登ってきて，勾配もゆるやかになってきた。
剣ヶ峰分岐から早池峰山の山頂へは左へと尾根上を進む。山頂までの尾根は小湿原が点在。
ヨツバシオガマ（四葉塩釜）。ハマウツボ科シオガマギク属の多年草。
コバイケイソウ（小梅�濮陝法�新しいAPG植物分類体系ではユリ目メランチウム科シュロソウ属に分類される多年草。以前の分類ではユリ科シュロソウ属。
6/30 10:45
コバイケイソウ（小梅�濮陝法�新しいAPG植物分類体系ではユリ目メランチウム科シュロソウ属に分類される多年草。以前の分類ではユリ科シュロソウ属。
チングルマ（珍車，稚児車）。バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木。
門間コース分岐。分岐付近にキバナノコマノツメがたくさん咲いていた。登りの岩場で見たキバナノコマノツメの花はずいぶん小さかったが，ここで咲いている花もやや小ぶり。
6/30 10:48
門間コース分岐。分岐付近にキバナノコマノツメがたくさん咲いていた。登りの岩場で見たキバナノコマノツメの花はずいぶん小さかったが，ここで咲いている花もやや小ぶり。
ミツバオウレン（三葉黄蓮）。キンポウゲ科オウレン属の常緑の多年草。別名：カタバミオウレン。
タカネザクラ（高嶺桜）。バラ科サクラ属の木本。桜の野生種の一つで別名ミネザクラ（峰桜）。最も標高の高いところで生育する桜の種。
6/30 10:50
タカネザクラ（高嶺桜）。バラ科サクラ属の木本。桜の野生種の一つで別名ミネザクラ（峰桜）。最も標高の高いところで生育する桜の種。
左側の朱色の建物が早池峰神社奥宮（本宮），右側の石造りの祠が早池峰神社若宮。
早池峰山頂上の岩の脇にある石柱。写真からは彫られた文字が判読できない。
ヒメコザクラ（姫小桜）。サクラソウ科サクラソウ属の多年草。早池峰山特産。
カラマツソウ（落葉松草，唐松草）。キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草。
ヒカゲノカズラ（日陰鬘）。ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属に属する広義のシダ植物。別名：蘿（かげ）。
ヤマガラシ（山芥子）。アブラナ科ヤマガラシ属の多年草。別名：ミヤマガラシ（深山芥子）。
ウコンウツギ（鬱金空木）。スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木。
剣ヶ峰分岐からが本格的な下り。このあたりはガスがやや濃くて風が強い。
ミヤマオダマキ。白っぽい花があった。天狗の滑り岩の鉄梯子を下り始めるあたり。
天狗の滑り岩からその少し下あたりまでやや濃いガスがかかっている。風もやや強く，ほんの少しだけだが雨粒を感じる。
ハイマツ（這松）。マツ科マツ属の常緑針葉樹。松ぼっくり（球果）が長さ4〜5cmになって成熟するまで2年かかるという（マツ類では一般的）。
6/30 13:04
ハイマツ（這松）。マツ科マツ属の常緑針葉樹。松ぼっくり（球果）が長さ4〜5cmになって成熟するまで2年かかるという（マツ類では一般的）。
コケモモ（苔桃）の花。コケモモはツツジ科スノキ属の常緑小低木。地面にびっしり張り付いているのはイワウメの葉。
イワウメ（岩梅）の花の終わった後。イワウメはイワウメ科イワウメ属の常緑の小低木。
五合目から下へと下りてゆく。ガスが消え始め，日差しも出始めた。
ハクサンボウフウ（白山防風）。セリ科カワラボウフウ属の多年草。
ナンブトウウチソウ（南部唐打草）の葉。ナンブトウウチソウはバラ科ワレモコウ属の多年草で，早池峰山の特産。花はまだない。
ナガバキタアザミ（長葉北薊）。キク科トウヒレン属の多年草。花はまだのようだ。北海道の山ではよく見られるが，本州では早池峰山など限られたところにのみ生育。
6/30 13:51
ナガバキタアザミ（長葉北薊）。キク科トウヒレン属の多年草。花はまだのようだ。北海道の山ではよく見られるが，本州では早池峰山など限られたところにのみ生育。
登山道脇のベンチ。よく見るとベンチの脚はもともとの木の枝。木材の枝を払わずにうまく転用されているものだと感心。
装備
| 個人装備 |
ザック
ザックカバー
登山靴
予備靴ひも
スパッツ
雨具
手袋
帽子
食器
箸
飲料水等（スポーツドリンクなど）
水(みそ汁・コーヒー用目安５００ｍｌ)
行動食
ストック
日焼け止め
ヘッドランプ
入浴セット
着替え
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
ジェットボイル
ガスカートリッジ
予備電池
GPS（電子コンパス・地図付き）
ロールペーパー
保険証
スマホ
サングラス
タオル
カメラ
携帯トイレ
温度計
|
|---|---|
| 共同装備 |
ジェットボイル
インスタントコーヒー
インスタント味噌汁
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