朝5時20分に家を出て、いつもの道で丹沢に向かいます。道志村の天気予報は終日晴れでしたが、国道246号から見る大山の山頂には雲が引っ掛かっています。まぁ、時間とともに消えてくれるでしょう。
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朝5時20分に家を出て、いつもの道で丹沢に向かいます。道志村の天気予報は終日晴れでしたが、国道246号から見る大山の山頂には雲が引っ掛かっています。まぁ、時間とともに消えてくれるでしょう。
「法定速度を遵守します」と言うステッカーの貼られた、60km/hで走る飛ばし屋のトラックの後を付いて道志みちをスイスイ進んで、椿から田代椿林道(舗装路)に入り、ヤケハギ尾根入口付近にある駐車スペースに到着したのが7時半頃。準備を整えて一旦出発しますが、日焼け止めや虫除けスプレーを塗り忘れ、戻って再出発したのが7時40分になりました。
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「法定速度を遵守します」と言うステッカーの貼られた、60km/hで走る飛ばし屋のトラックの後を付いて道志みちをスイスイ進んで、椿から田代椿林道(舗装路)に入り、ヤケハギ尾根入口付近にある駐車スペースに到着したのが7時半頃。準備を整えて一旦出発しますが、日焼け止めや虫除けスプレーを塗り忘れ、戻って再出発したのが7時40分になりました。
椿荘のキャンプ場入口の手前に山側に折れる砂利道があり、それが椿沢林道になります。そこをちょっと進んで椿三の橋から入渓します。
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椿荘のキャンプ場入口の手前に山側に折れる砂利道があり、それが椿沢林道になります。そこをちょっと進んで椿三の橋から入渓します。
早速蒸し暑さから開放されたくて水の中を進みますと、本当にひんやりして心地良いですね。
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早速蒸し暑さから開放されたくて水の中を進みますと、本当にひんやりして心地良いですね。
地形図にもあるように、すぐに堰堤が現われました。図には堰堤マークが横向きに4つ並んでいて、一体どう言う訳なんだろと不思議に思いましたが、普通に4段になって縦に続いていました。
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地形図にもあるように、すぐに堰堤が現われました。図には堰堤マークが横向きに4つ並んでいて、一体どう言う訳なんだろと不思議に思いましたが、普通に4段になって縦に続いていました。
3つ目の堰堤から高さがあって、林道に一旦登り返し、最も大きい最後の堰堤の上から足場を伝って下り、再度入渓し直します。
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3つ目の堰堤から高さがあって、林道に一旦登り返し、最も大きい最後の堰堤の上から足場を伝って下り、再度入渓し直します。
ここからもこんな小規模な棚がいくつも続きます。
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ここからもこんな小規模な棚がいくつも続きます。
今回もハイパーVが大活躍なんですが、ここはこれまで歩いてきた沢と異なって花崗岩とそれの崩れた白ザレの砂地は皆無で、グレーや黒い岩ばかりです。それにこんなヌルヌル岩がたくさんあって、さすがにハイパーVでもつるんと滑ります。
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今回もハイパーVが大活躍なんですが、ここはこれまで歩いてきた沢と異なって花崗岩とそれの崩れた白ザレの砂地は皆無で、グレーや黒い岩ばかりです。それにこんなヌルヌル岩がたくさんあって、さすがにハイパーVでもつるんと滑ります。
滑棚も全く出てこずに、こうした岩場の段差がずっと続く感じです。
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滑棚も全く出てこずに、こうした岩場の段差がずっと続く感じです。
川幅は広いため、流れの脇がたっぷりあって、濡れたくなければ回避して登ることができます。
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川幅は広いため、流れの脇がたっぷりあって、濡れたくなければ回避して登ることができます。
水は適度に冷たくて、暑さを忘れますね。何か流れから冷たい風が吹き込んでくる感じです。
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水は適度に冷たくて、暑さを忘れますね。何か流れから冷たい風が吹き込んでくる感じです。
一度林道に掛かる橋をくぐります。林道は国土地理院の地図よりも大分奥まで進めます。
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一度林道に掛かる橋をくぐります。林道は国土地理院の地図よりも大分奥まで進めます。
高さはそこそこありますが、寝ているので越えやすい滝。練習のためにほとんどの滝をそのまま登りました。
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高さはそこそこありますが、寝ているので越えやすい滝。練習のためにほとんどの滝をそのまま登りました。
上に見えるパイプは道志の渓谷に多く見られる送水用のゴム管です。
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上に見えるパイプは道志の渓谷に多く見られる送水用のゴム管です。
ここも難なく越えられますが、ヌメヌメした岩も多いので、見極めが大切です。
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ここも難なく越えられますが、ヌメヌメした岩も多いので、見極めが大切です。
こうして小規模な棚が連続しますから、結構高低差は稼げる沢登りかな。
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こうして小規模な棚が連続しますから、結構高低差は稼げる沢登りかな。
ここも右側の流れにある岩の段差に足を掛けて登りました。
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ここも右側の流れにある岩の段差に足を掛けて登りました。
ふと見ると、右から支沢が流れ込んでいましたが、別段谷間になっていないところでした。すぐ先に湧き水でもあるんでしょうかね。
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ふと見ると、右から支沢が流れ込んでいましたが、別段谷間になっていないところでした。すぐ先に湧き水でもあるんでしょうかね。
ここが今回一番高かった滝でしたが、それでも7mほど。普通に登れるので、初心者OKですね。
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ここが今回一番高かった滝でしたが、それでも7mほど。普通に登れるので、初心者OKですね。
上から覗き込むと結構な高さだと分かりますが、垂直な滝ではないので、足掛かりも良くて容易です。
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上から覗き込むと結構な高さだと分かりますが、垂直な滝ではないので、足掛かりも良くて容易です。
ここの二条の滝も軽いです。
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ここの二条の滝も軽いです。
これも2mほどですから楽勝かと思いきや、岩がヌメって、ちょっと大変でした。
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これも2mほどですから楽勝かと思いきや、岩がヌメって、ちょっと大変でした。
小さな釜の端に蝉が浮いていて、死んでいるものと思ったら足を弱々しく動かしていたので、岩の上に乗せてやりました。もうじき命を全うするでしょうが、せめて苦しまずにね。
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小さな釜の端に蝉が浮いていて、死んでいるものと思ったら足を弱々しく動かしていたので、岩の上に乗せてやりました。もうじき命を全うするでしょうが、せめて苦しまずにね。
そしてまた同じような大きさの滝が続きます。
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そしてまた同じような大きさの滝が続きます。
この赤茶けた岩が滑るんですよ。流芯の方が苔が洗い流されてグリップしますが、どうしようもない時は靴底でゴリゴリ削ってグリップさせました。
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この赤茶けた岩が滑るんですよ。流芯の方が苔が洗い流されてグリップしますが、どうしようもない時は靴底でゴリゴリ削ってグリップさせました。
この滝は左の流れの凹凸に足を掛けて登りました。
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この滝は左の流れの凹凸に足を掛けて登りました。
ここも流芯に段差があるので、濡れながら登ります。
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ここも流芯に段差があるので、濡れながら登ります。
奥の方に尾根らしきものが見えてきましたが、地形図ではまだ平坦な部分です。
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奥の方に尾根らしきものが見えてきましたが、地形図ではまだ平坦な部分です。
手前まで進むと左俣と右俣の分岐でした。なぜかマーキングが真ん中に見えますが、尾根の尻はもっと先のはす。かなり水の量は減っていますが、ここは右へ。
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手前まで進むと左俣と右俣の分岐でした。なぜかマーキングが真ん中に見えますが、尾根の尻はもっと先のはす。かなり水の量は減っていますが、ここは右へ。
この滝だけ、流れの側から登ると足掛かりが流芯の中になり、切り立っているので胸のカメラが濡れそうですから、ここは回避して右の岩場を巻きました。
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この滝だけ、流れの側から登ると足掛かりが流芯の中になり、切り立っているので胸のカメラが濡れそうですから、ここは回避して右の岩場を巻きました。
左俣からの流れの分がなくなったら、水量がめっきり減りました。
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左俣からの流れの分がなくなったら、水量がめっきり減りました。
それでもまだこんな具合にプチ滝壺ができていますね。
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それでもまだこんな具合にプチ滝壺ができていますね。
そしてついに水涸れに。900m手前ですが、地形図では青い線がもう少し延びています。
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そしてついに水涸れに。900m手前ですが、地形図では青い線がもう少し延びています。
岩は濡れているんですが流れはありません。ここが源流部なんでしょうか。
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岩は濡れているんですが流れはありません。ここが源流部なんでしょうか。
地図上の沢の線が消える900m標高の地点まで来ても、もう水はないので、靴をハイパーVからASOLOに取り替えます。下りでつま先が痛くなるトレッキングシューズですが、前回対策を施しておいて上手く行きましたから、もう大丈夫でしょう。
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地図上の沢の線が消える900m標高の地点まで来ても、もう水はないので、靴をハイパーVからASOLOに取り替えます。下りでつま先が痛くなるトレッキングシューズですが、前回対策を施しておいて上手く行きましたから、もう大丈夫でしょう。
この辺りから沢の右岸に寄って尾根歩きスタートです。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは2年前に愛鷹山に行った時以来のコニカFT-1で、自動巻き上げ機能内蔵のシャッター優先式AE一眼レフです。レンズは35-70mm一本だけです。
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この辺りから沢の右岸に寄って尾根歩きスタートです。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは2年前に愛鷹山に行った時以来のコニカFT-1で、自動巻き上げ機能内蔵のシャッター優先式AE一眼レフです。レンズは35-70mm一本だけです。
地形図はもう少し先から尾根が始まりますが、ちょっと曖昧な地形になっています。
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地形図はもう少し先から尾根が始まりますが、ちょっと曖昧な地形になっています。
少し進むと沢の音が聞こえてきて、上から覗き込むと流れが復活していました。この後、少なくとも500mほど進んだところまでは流れの音が聞こえましたが、何しろ靴を履き替えているので、沢に入り直すのは無理です。それに、沢を最後まで進んだ後に国境尾根まで登るのは、等高線図の詰まり具合からほぼ無理です。ここで左の尾根を登るしかないでしょう。
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少し進むと沢の音が聞こえてきて、上から覗き込むと流れが復活していました。この後、少なくとも500mほど進んだところまでは流れの音が聞こえましたが、何しろ靴を履き替えているので、沢に入り直すのは無理です。それに、沢を最後まで進んだ後に国境尾根まで登るのは、等高線図の詰まり具合からほぼ無理です。ここで左の尾根を登るしかないでしょう。
左側が尾根の尻なんでしょうが、等高線の間隔から見た予想と反して結構キツい斜面です。もう少し右側の方から登りやすいところがないかと思って進んでみます。
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左側が尾根の尻なんでしょうが、等高線の間隔から見た予想と反して結構キツい斜面です。もう少し右側の方から登りやすいところがないかと思って進んでみます。
しかし、そんな都合の良いところはなく、結局は取付きが尾根の側面になってしまい、緩い地盤の急な斜面を登りました。こんな時のためにゴルジュハンマーを買って持ってきましたが、土質が緩いので、ストックでも突き刺せるために、最後まで未使用のままでした。
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しかし、そんな都合の良いところはなく、結局は取付きが尾根の側面になってしまい、緩い地盤の急な斜面を登りました。こんな時のためにゴルジュハンマーを買って持ってきましたが、土質が緩いので、ストックでも突き刺せるために、最後まで未使用のままでした。
苦労してやっと尾根の上に登り立ちました。こんな倒木がとうせんぼしています。振り返って尾根の尻側を見ますが、そちらも結構な勾配で、登るのはやはり大変そうでした。
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苦労してやっと尾根の上に登り立ちました。こんな倒木がとうせんぼしています。振り返って尾根の尻側を見ますが、そちらも結構な勾配で、登るのはやはり大変そうでした。
そして、やっと尾根の上に出ても、そこからの勾配がとにかく急で、最後までずっとこれが続きました。
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そして、やっと尾根の上に出ても、そこからの勾配がとにかく急で、最後までずっとこれが続きました。
こんな角度ですからねぇ…。
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こんな角度ですからねぇ…。
折れそうになる心を癒してくれるカワイ子ちゃん。
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折れそうになる心を癒してくれるカワイ子ちゃん。
なめこ軍団も身を寄せ合っているようで微笑ましいです。
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なめこ軍団も身を寄せ合っているようで微笑ましいです。
これはなんと言うキノコかな。柄が細くひょろりとしていて傘がテカテカしていました。
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これはなんと言うキノコかな。柄が細くひょろりとしていて傘がテカテカしていました。
結構標高も上がってきたのか、完全に杉の植林は消えて自然林になって地表には草もおおくなりました。5月にはバイケイソウやフキが葉を広げていましたが、今はすっかり消えました。こうして花が密集して咲いていると癒されます。
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結構標高も上がってきたのか、完全に杉の植林は消えて自然林になって地表には草もおおくなりました。5月にはバイケイソウやフキが葉を広げていましたが、今はすっかり消えました。こうして花が密集して咲いていると癒されます。
巨ブナ地帯になってきました。勾配も大分緩んできましたので、山頂は近いはずです。
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巨ブナ地帯になってきました。勾配も大分緩んできましたので、山頂は近いはずです。
1480mほどの地点で大室山北尾根と合流しました。出てきたのは左の大きなブナが二本門のように並んで立っている側で、北尾根はもう少し右側に向かいます。
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1480mほどの地点で大室山北尾根と合流しました。出てきたのは左の大きなブナが二本門のように並んで立っている側で、北尾根はもう少し右側に向かいます。
この辺りは幅広尾根で大変曖昧です。北尾根どころか茅ノ尾根とも真っ直ぐつながっていて、まだ尾根の分岐が始まっていません。
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この辺りは幅広尾根で大変曖昧です。北尾根どころか茅ノ尾根とも真っ直ぐつながっていて、まだ尾根の分岐が始まっていません。
上の方ではトリカブトが整列して咲いていました。もう秋なんですね。
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上の方ではトリカブトが整列して咲いていました。もう秋なんですね。
やっと山頂に到着したら、家族でシートを広げて休んでいましたから、とりあえず西側の犬越路分岐のベンチまで行って休むことにします。
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やっと山頂に到着したら、家族でシートを広げて休んでいましたから、とりあえず西側の犬越路分岐のベンチまで行って休むことにします。
甲相国境尾根は相変わらず歩きやすいです。
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甲相国境尾根は相変わらず歩きやすいです。
マムシ草も実を付け始めました。
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マムシ草も実を付け始めました。
そしてやっと昼食タイム。もう1時半になってます。沢を歩く時間よりも急勾配の尾根を登るのに時間を費やした感じでした。今回も「カツ山道」でしたが、山頂は結構涼しかったので、「出前山頂」を復活させても良いかな(^∇^)v
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そしてやっと昼食タイム。もう1時半になってます。沢を歩く時間よりも急勾配の尾根を登るのに時間を費やした感じでした。今回も「カツ山道」でしたが、山頂は結構涼しかったので、「出前山頂」を復活させても良いかな(^∇^)v
木道の脇にはヘビイチゴの実がなっていました。
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木道の脇にはヘビイチゴの実がなっていました。
少し下って富士山をとろうと思ったら、あいにく雲の中でした。
せっかくだから丹沢の山々を撮っておきました。左端が檜洞丸で、石棚山稜と手前の大笄・小笄の稜線が見えます。右奥は箱根の山です。
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少し下って富士山をとろうと思ったら、あいにく雲の中でした。
せっかくだから丹沢の山々を撮っておきました。左端が檜洞丸で、石棚山稜と手前の大笄・小笄の稜線が見えます。右奥は箱根の山です。
その富士山は白石峠からいらした方によるとさっきまで見えていたそうで、今では欠片しか見えずにちょっと残念でした。
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その富士山は白石峠からいらした方によるとさっきまで見えていたそうで、今では欠片しか見えずにちょっと残念でした。
早々に撮影は切り上げて犬越路分岐に戻ってきました。
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早々に撮影は切り上げて犬越路分岐に戻ってきました。
そして山頂に戻ると先ほどの家族はもういませんで、ゆっくり記念撮影しておきました。
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そして山頂に戻ると先ほどの家族はもういませんで、ゆっくり記念撮影しておきました。
帰路は大室山北尾根です。直下の幅広区間では本当にルートが曖昧になっています。
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帰路は大室山北尾根です。直下の幅広区間では本当にルートが曖昧になっています。
こんな具合に草が多くて踏み跡もはっきりしないので、適当に真ん中を進んでかすかな踏み跡や時折出てくるリボンを見付けて進みます。
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こんな具合に草が多くて踏み跡もはっきりしないので、適当に真ん中を進んでかすかな踏み跡や時折出てくるリボンを見付けて進みます。
こうしてはっきりした踏み跡は長くは続きません。
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こうしてはっきりした踏み跡は長くは続きません。
先ほど登ってきたところの東側に尾根が現われました。
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先ほど登ってきたところの東側に尾根が現われました。
しばらくはその尾根に沿って下って行きますが、勾配が段々強くなってきました。大丈夫と思っていた靴ですが、急勾配が続くと徐々につま先が怪しくなってきました。
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しばらくはその尾根に沿って下って行きますが、勾配が段々強くなってきました。大丈夫と思っていた靴ですが、急勾配が続くと徐々につま先が怪しくなってきました。
北尾根の目印になる雨乞岩に到着。画像では分かりませんが、この岩はかなり大きいですよ。
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北尾根の目印になる雨乞岩に到着。画像では分かりませんが、この岩はかなり大きいですよ。
分かりづらいけれども、足元に丸木階段の残骸が見えますね。ここからしばらく階段の跡に沿って進むと、本来のルートから逸れて右の支尾根に入ってしまいます。
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分かりづらいけれども、足元に丸木階段の残骸が見えますね。ここからしばらく階段の跡に沿って進むと、本来のルートから逸れて右の支尾根に入ってしまいます。
しかし、すぐにこうして左にトラバースする踏み跡ができていて、軌道修正できます。と言うより、本ルートの厳しい勾配を避けた感じになっていますね。
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しかし、すぐにこうして左にトラバースする踏み跡ができていて、軌道修正できます。と言うより、本ルートの厳しい勾配を避けた感じになっていますね。
本来のルートも多少勾配の緩む区間はあれども、普通のハイキングコースからしたらかなり厳しいです。茅ノ尾根もヤケハギ尾根も一緒ですが、道志側からの大室山はかなり切り立った感じで大変ですね。
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本来のルートも多少勾配の緩む区間はあれども、普通のハイキングコースからしたらかなり厳しいです。茅ノ尾根もヤケハギ尾根も一緒ですが、道志側からの大室山はかなり切り立った感じで大変ですね。
たまご茸のツーショット。こんなルートのど真ん中に頭を出していると踏まれちゃうぞ(^∇^)b
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たまご茸のツーショット。こんなルートのど真ん中に頭を出していると踏まれちゃうぞ(^∇^)b
しばらく黙々と下っていると、いつしか大室沢ルートの分岐に出てしまいました。しかし、あるはずの古道標が見られず、少し登り返して倒れていたのを発見。立て直しておきました。ここで示す大室指方面は大室沢ルートで、裏に隠れた椿方面が直進になり、それが北尾根の尾根ルート本線です。ちなみに40分では到底大室沢ルートを越えて下れませんよ(^∇^)b
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しばらく黙々と下っていると、いつしか大室沢ルートの分岐に出てしまいました。しかし、あるはずの古道標が見られず、少し登り返して倒れていたのを発見。立て直しておきました。ここで示す大室指方面は大室沢ルートで、裏に隠れた椿方面が直進になり、それが北尾根の尾根ルート本線です。ちなみに40分では到底大室沢ルートを越えて下れませんよ(^∇^)b
これが古道標の少し先にある分岐です。右の赤テープの方に下ってトラバースし、沢の奥のルンゼに下るのが大室沢ルートです。
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これが古道標の少し先にある分岐です。右の赤テープの方に下ってトラバースし、沢の奥のルンゼに下るのが大室沢ルートです。
尾根ルートは2回軽い登りがあり、後ろの小ピークで分岐があります。
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尾根ルートは2回軽い登りがあり、後ろの小ピークで分岐があります。
ここが椿ルートの分岐になります。道標は去年取り付けておいたものです。こんなマイナーなルートだから、あまり役立っていないかな。
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ここが椿ルートの分岐になります。道標は去年取り付けておいたものです。こんなマイナーなルートだから、あまり役立っていないかな。
椿ルートを進むと尾根が細まって勾配も緩んで歩きやすくなりますぶ。リボンはありませんが、この辺は道迷いの心配はありません。
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椿ルートを進むと尾根が細まって勾配も緩んで歩きやすくなりますぶ。リボンはありませんが、この辺は道迷いの心配はありません。
椿ルート名物(?)の「甲板岩」。画像では分かりづらいですが、結構な大きさで、西側の崖に向かって船首を突き出しているみたいです。
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椿ルート名物(?)の「甲板岩」。画像では分かりづらいですが、結構な大きさで、西側の崖に向かって船首を突き出しているみたいです。
せっかくだから「船首」まで行ってパチリ。お尻ひんやり感を味わえます(笑。
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せっかくだから「船首」まで行ってパチリ。お尻ひんやり感を味わえます(笑。
その先少し下ると左に小ぶりな岩があり、そこの裏の尾根を下ります。ここが椿ルートの道迷いポイントで、国土地理院地図では直進していますが、道は先で消失してしまいます。ここで左の尾根に下れば無理なく林道に出られます。分かりづらいので、岩の手前の木に赤テープを巻いておきました。
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その先少し下ると左に小ぶりな岩があり、そこの裏の尾根を下ります。ここが椿ルートの道迷いポイントで、国土地理院地図では直進していますが、道は先で消失してしまいます。ここで左の尾根に下れば無理なく林道に出られます。分かりづらいので、岩の手前の木に赤テープを巻いておきました。
分岐から先も同じような感じの下り区間が続きますが、尾根の幅は多少狭まります。
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分岐から先も同じような感じの下り区間が続きますが、尾根の幅は多少狭まります。
一度右に緩くカーブしますが、一本尾根なのでミスコースの心配はありません。
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一度右に緩くカーブしますが、一本尾根なのでミスコースの心配はありません。
尾根の尻に到着。この先直進するとコンクリの法面で林道には下れませんので、右側の斜面から下ります。マーキングは左の木に赤リボンが、右の下り口に淡いピンクリボン(もう白くなっちゃってます)が巻いてあります。
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尾根の尻に到着。この先直進するとコンクリの法面で林道には下れませんので、右側の斜面から下ります。マーキングは左の木に赤リボンが、右の下り口に淡いピンクリボン(もう白くなっちゃってます)が巻いてあります。
このようにつづら折れして林道の方に下れるように踏み跡があります。
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このようにつづら折れして林道の方に下れるように踏み跡があります。
出口と言うか取り付き口にはここにも去年掛けておいた簡単な道標が残っていましたが、これまたほとんど気付かれないでしょうね。
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出口と言うか取り付き口にはここにも去年掛けておいた簡単な道標が残っていましたが、これまたほとんど気付かれないでしょうね。
この表示板の右側の斜面を下ってきました。
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この表示板の右側の斜面を下ってきました。
林道を少し歩くと、朝入渓した椿三の橋になります。先ほどはあそこを歩いていたと思うと、なんだか面白い気分になりますね。
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林道を少し歩くと、朝入渓した椿三の橋になります。先ほどはあそこを歩いていたと思うと、なんだか面白い気分になりますね。
椿沢の林道入口に戻ってきました。
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椿沢の林道入口に戻ってきました。
この辺のアジサイは今もまだ咲いているんですね。
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この辺のアジサイは今もまだ咲いているんですね。
林道を抜け切り、舗装路に出て駐車場に帰ってきたのは午後4時半。いやぁ疲れました。
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林道を抜け切り、舗装路に出て駐車場に帰ってきたのは午後4時半。いやぁ疲れました。
これが今回歩いたコースMAP。沢から尾根に乗った後がとにかく大変なルートで、何度も休みながら登りました。尾根の道も全部バリエーションルートですので、読図は必須になりますが、椿沢は沢下りでも使えますね。
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これが今回歩いたコースMAP。沢から尾根に乗った後がとにかく大変なルートで、何度も休みながら登りました。尾根の道も全部バリエーションルートですので、読図は必須になりますが、椿沢は沢下りでも使えますね。
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