権現山・扇山・百蔵山へ 浅川峠より 山梨百名山

2018年09月28日(金) [日帰り]

• GPS: 08:30
• 距離: 18.0km
• 登り: 1,645m
• 下り: 1,610m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:52
• 休憩: 1:40
• 合計: 9:32

7:53 浅川バス停
8:37 8:41 浅川峠
9:59 10:22 権現山
11:15 11:21 浅川峠
11:36 11:36 曽倉山(マルガ頭)
12:16 13:02 扇山
13:30 13:30 曽倉山(マルガ頭)
13:45 13:45 浅川峠
14:15 14:15 浅川バス停付近
15:15 15:15 百蔵浄水場付近
16:20 16:41 百蔵山
17:25 百蔵浄水場付近

＜往路＞
　3：20　安曇野穂高発　大月IC
　7：40　浅川バス停付近着
＜復路＞
17：50　百蔵浄水場付近発
20：20　自宅着

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

安曇野から　浅川峠　大月IC　20号から139号へ浅川
　　　　　　百蔵　和田美術館　百蔵浄水場目指す

コース状況／危険箇所等

浅川峠から百蔵山への登山道は荒れている　倒木も見られる
目印も少ないので尾根を外さないように、薄い足跡を見つけ登る

その他周辺情報

真木温泉

写真

9/28 7:52

バス回転場から少し林道を入って路肩駐車
これより先かなりの悪路

9/28 8:37

浅川峠

9/28 9:51

急登のり越え尾根へ
麻生山方面との分岐

9/28 10:02

権現山1312m山頂
スカイツリー新宿のビル群が見える

9/28 10:04

山頂に弐七農園の秋映

9/28 10:05

富士と三ツ峠

9/28 10:11

富士と御正体

9/28 10:21

雲取山方面

9/28 11:37

曽倉山940mの表示
浅川峠から20分ほどのところ
扇山に向かっている

9/28 12:11

急登の尾根

9/28 12:25

扇山1138m山頂
弐七農園の秋映
富士は隠れてしまっていた

9/28 12:56

山頂は草原に囲まれ広い

9/28 13:00

ブナ

9/28 14:10

山梨百名山二座登り下山
この後百蔵山登山口目指す

9/28 15:15

百蔵浄水場下に駐車

9/28 15:20

登山口

9/28 16:04

四角い石にお地蔵さん

9/28 16:17

扇山への分岐

9/28 16:21

百蔵山山頂からの富士山

9/28 16:21

百蔵山山頂

9/28 16:22

山頂と弐七農園の秋映

9/28 16:25

高柄山・倉岳山稜線
道志山系方面

9/28 16:51

急坂の下山

9/28 17:22

無事下山

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

furuhiro

2018年（平成30年）9月28日（金）

権現山・扇山・百蔵山へ　山梨百名山三座

「権現山　おっ！よく見ると　スカイツリー」
「尾根の　道なき道滑って　扇山」
「午後遅く　雲に浮く富士　百蔵に」

久しぶりの晴れ
そして今後台風などで山へ行く天気ではない。
そこで先日登った二十六夜山・倉岳山に続き
山梨県東部の山梨百名山、高柄山を目指した。

ところが登山口と考えた四方津から千足地区林道が通行止め。
四方津駅から歩くことを考えたが適当な駐車場がなく
急遽近くの浅川峠から登る権現山・扇山へと変更した。
さらに百蔵山も登ろうと考えた。

浅川バス停から峠方面へ林道に入るがあまりのダートに
すぐに路肩へと車を止めて林道を歩き始める。

林道から沢沿いに登山道を進み
ジグザグに尾根に登りあげるとそこが浅川峠だ。
浅川峠を起点に権現山と扇山へと分岐している。

まずは権現山へと進む。
緩やかな上り下りを繰り返し距離を稼ぐ。
周りは雑木でほとんど展望はなく淡々と行くしかない。

山頂までの中間部ぐらいからいきなりの急斜面となる。
登山道はよく整備されていて急斜面だが登りやすく
徐々に高度を上げる。

麻生山との分岐、尾根に出ると後は数分で権現岳の山頂に着いた。
山頂から登ってきた方向を振り返ると富士山が見えた。
今シーズン山梨の山に登り久しぶりの富士山だ。
三ツ峠山と御正体山に挟まれるように藍色の山容が美しかった。

そして関東平野方面を眺めると
うっすらではあったが天につんっとひときは高い塔、
スカイツリーを見ることができた。
そしてその近くには新宿の高層ビル群が確認できた。

権現岳から浅川峠へ戻り、次は扇山へと向かった。
助走路があり急斜面で山頂に着いた権現山に対して
扇山へのアプローチはいきなりの急上昇だ。

それも倒木、折れた枝が登山道を塞ぐ。
そして急な尾根はほとんど踏みが見られない。
ただ尾根を外さないように薄い踏み跡を見つけては登る。

雑木林からぱっと明るい山頂へ飛び出た。
ほとんどいなかった登山者が大勢山頂にはいた。
別コースで登る人が多いのだ。
ということは浅川峠から登る人はほとんどいないということだ。

山頂からは富士山が見えるはずだが
権現山で見えていた富士はすでに雲の中に隠れてしまっていた。
富士の見えない山梨の山は残念な気持ちになる。
山梨の山には富士山がつきもののように考えている。
そして山梨百名山を登る楽しみの一番は富士山と言ってもいい。

山頂を取り囲む草地でゆっくり昼食を取り下山。
荒れた下山道を慎重に下り浅川峠へと戻る。
そして思っていたよりはスムーズで無事下山できた。

下山時では予定時刻を過ぎてしまっていたが、
百蔵山へと登ることにした。
その百蔵山の登山口へと行くが迷ってしまった。

そのために登りはじめが3時を過ぎてしまっていた。
明るいうちには下山できるだろうと登り始めたが
本来は無理なハイキングといってもいい。

尾根コースを使い上り始める。
S氏のペースが今度はあまり良くない。
そして思っていた以上に急斜面になる。

ことに最後の登りはロープが張られかなりの急斜面が続いた。
それもほとんど直線的できつい登りとなった。
尾根に着くと扇山からの道と合流した。
そこから扇山までは2時間との表示が見られた。

目指す百蔵山は尾根に出てからは
ほとんど平坦な尾根を進み山頂へと着くことができた。
広い山頂に着くと目の前には富士山が飛び込んできた。
今日再び顔を出してくれたことになる。

三座登れた満足感で疲れも吹き飛んだ。
ただ時間的には遅くなっていたので急斜面を慎重に下り
無事明るいうちに下山となった。
これで山梨百名山、70座目となった。

ふるちゃん