姫神山・城内登山口バリエーションルート_2012/1/9


- GPS
- 04:19
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 602m
- 下り
- 587m
コースタイム
11:52下山開始〜12:32城内登山口に下山
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に、トイレ、登山ポストはありません。 また、登山口の近くにコンビニはありません。 |
写真
感想
明日も天気が良さそうだなと、近場の山に出かけることに・・・。
まだ歩いたことがないところを歩こうと、最近みんなが歩いている姫神山の田代コースが頭に浮かんだのですが、夏道があるコースはいつでもに行ける!と、以前から考えていた城内登山口からのバリエーションルートにトライすることに決めました。
もうかれこれ10年以上前のことです。
残雪期に天峰山から姫神山まで山スキーで稜線ピストンを行いました。
当時はまだ山スキーを始めたばかりのころで、とても苦労した記憶があります。
この稜線に城内登山口から取り付き、姫神山登頂後、夏道を下山すれば周回できるなあ、と数年前からずっと考えていました。
というわけで、いよいよ決行です♪
この日の朝は冷えました。
ラジオでは、玉山の最低気温が-17度とか…。
ひとり出発し、分れから国道4号線にでて、北上します。
盛岡大学前の電光掲示板では-8度の表示が出ています。
渋民バイパスに乗り、旧道とのT字路交差点手前で右折し、道なりに進み、途中で右折して広域農道に出て、城内登山口を目指します。
城内登山口の看板から左折して、巨大なビニールハウス数棟を見ながら進むと、行き止まりが城内登山口です。
登山口には車は無く、今日は自分が一番乗りのようです。
しかし、3連休の3日目ということで、登山道には踏み跡がしっかり付いていました。
登山口からは、岩手山がはっきり見えていました。
8時10分、ツボ足で出発です。
5分程進むと、赤スプレーで「左登山道」と印された木が目に付きます。
今日のバリエーションルートの入口です♪
雪は多いようには見えなかったので、そのままツボ足で登山道を右に外れたら、膝までズボズボと足が刺さりました。
こりゃいかんと、ここでスノーシュー装着です。
地形図にはしばらく道として記載がありますが、昨シーズンの大雪の影響なのか倒木が多数あり、倒木を避けながら道なりに進みます。
いつしか、人が通っていたと思われる作業道らしいところを選びながら進んでいきます。
途中に赤布があったり、赤スプレーでマーキングしていたりと、目印がありました。
9時15分、作業道らしいところがわからなくなってきました。
右に進めば沢に下りそうだったので、左の支尾根に取り付くことにします。
9時25分、ウサギさんの通り道を使って、標高760mの支尾根に取り付きました。
あとはとにかくこの尾根を登っていくだけです。
しかし、締まっていない雪でスノーシューを履いても膝ほどまで沈むコンディションに、高度を稼ぎながらもかなり滅入ってきます。
これで悪天候なら、引き返したくなるところですが、この日の空は快晴です。
天気のおかげで、なんとかひとりラッセルで高度を稼ぎます。
10時10分、標高910mの姫神山頂を望める展望台に到着です。
思ったよりも姫神山が遠く感じましたが、ここまできたら行くだけです。
この先もウサギさんの通り道を登っていきます。
しかし、ここからがやっぱり長かったです。
尾根はなだらかになり、天峰山から続く主稜線と合流するのですが、相変らず膝まで沈む雪に大苦戦です。
10時45分、標高960m付近に到着です。
ここまでの平坦地にはかなり苦労しましたが、ここからはそこそこ高度を稼いでいけそうです。
しかし、上空にはいつしか雲が広がり、あれっ青空がない!!
そんな〜、と心で叫びながらも、残りの標高差120mを登っていきます。
相変らず膝まで沈む雪に手こずります。
ここまで沈むなら山スキーのほうが楽なのですが、ここまでスキーを背負ってくるわけにもいかないので、仕方が無いところです。
11時35分、やっと林を抜け、山頂直下の岩稜帯に出るところまで登ってきました。
上空にはいつしか青空が戻っていました。
振り返ると、山谷川目牧野の放牧地が白く輝いています。
すぐ頂上かなと思い登りますが、少し登ります。
11時45分、登り3時間30分でやっと登頂です!
いや〜、長かったです。
岩手山は山頂に雲がかかってしまいましたが、まあ良しとしましょう。
ここまで水分補給も食糧補給も無しで登ってきたので、さすがにランチタイムです。
ランチといっても、インスタントコーヒーとソイジョイなんですけどね・・・。
自分が登頂したときにひとり下山していき、頂上は貸切かなと思い、コーヒー片手に少し歩いたら、コワ坂に下りるところでひとり休憩していました。
結局、山で見かけたのはこのお二人だけでした。
11時52分、風が冷たかったので下山開始です。
当然下山は城内コースの夏道を下ります。
さすがに夏道は踏み跡がしっかりつけられており、スノーシューの出番はなしです。
踏み跡があるとこんなにも楽なんですね。
12時25分、バリエーションルートの入口です。
自分のスノーシューの踏み跡が残っています。
12時32分、あっという間に城内登山口に下山してしまいました。
距離的には登りも下りも大差ないんですが、登り3時間30分、下り40分というほとんどが登り時間だった姫神山城内登山口バリエーションルートでした。
ここを歩くのは雪が締まってからの方が楽しいと思いますね。
姫神山もバリエーションで登れるルートが取れるんですね
城内コースから登って、途中で出てきた「小姫神」が気になっています。
説明文からすると、小姫神神社あと、だけではなく、
小姫神山と呼ばれる頂があるように読めました。
残念ながら、地図に表記がないので、どれなのかわからないのですが…
もしかして、冬ならどこからか小姫山にいけるのでしょうか?
pomchan4さん、こんばんは>
正直、自分は「小姫神」がどこなのか知りません。
ただ、今回歩いたルート上に、何となく思い当たる場所がありました。
城内登山口の登山案内図をみると、水石神社の右手に小姫神として山の絵が描かれています。
かなりデフォルメされているので、この絵からの特定は難しいですが、そんなに離れた場所ではないと思われます。
記事中、「10時10分、標高910mの姫神山頂を望める展望台に到着です。」と記載した場所の写真が、6枚目の縦長の写真です。
ここには大きな岩が重なりあってて、ルートはここを少し下り、また登りになる場所だったので、なんとなく、ここが小姫神のような気がします。
もしかしたら、○友会の皆さんに分かる方がいるかもしれないので、わかったら教えてください。
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