(興津駅)→薩埵峠→浜石岳→(蒲原駅) with 微速映像
- GPS
- 07:38
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
↓東海道新幹線・ひかり461号
静岡駅 0806 0822
↓ 東海道線・各駅停車
興津駅 0840
↓
薩埵峠入口 0919
↓
薩埵峠 0925 0928
↓
浜石岳分岐 1016
↓
浜石岳 1254 1400
↓
旧東海道 1543
↓
蒲原駅 1621 1630
↓東海道線・各駅停車
熱海駅 1725 1732
↓東海道線・快速アクティ
横浜駅 1842 1853
↓東急東横線・急行
中目黒駅 1920
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薩埵峠の浜石岳ハイキング道入口から承元寺からの道が合わさる三叉路までは、倒木が多く、立ち入り禁止と出ています(写真参照)。他に方法は無いので、注意して、進みましたが、確かに整備状況は良くありませんでした。 |
写真
感想
品川から新幹線に乗る。横浜辺りまでは快晴だったのだが、前方の不吉な黒雲が次第に近づいて来て、小田原、熱海、三島と黒雲の下を行く。当然ながら、富士山は見えず、丹沢や箱根山にも黒い雲がかかっている。それでも、静岡の少し手前まで来ると、再び雲が無くなり青い空の下に出た。
静岡駅から、東海道線で興津駅まで4駅戻る。雲の下へ戻る方向なので、再び曇りとなる。「西方の静岡は晴れだったので、時間がたてば、次第に晴れるに違いない」と期待しつつ、興津駅に降り立つ。しかし、期待とは裏腹に、興津駅を出た頃から小雨まで降りだす。雨の中をGPSを頼りに、興津小学校の中を抜け、薩埵峠へ向かう。興津川を渡り、国道1号線に出たところの踏切を渡る。幸い小雨は止んだ。「薩埵峠」の道標に従って、車道を進み、その突き当りの墓地の所から、ハイキング道に入る。
ひと登りで、太平洋の見晴らしの良い道に出て、すぐに「薩埵峠」の石碑や案内板がある所に着く。とてもラッキーなことに、前方の雲が切れ、富士山が見えている。写真を撮り、太平洋や富士山を見ながら歩いて行くと、再び「薩埵峠」なる案内板が出ている所に着く。どこが本当の薩埵峠なのか良く判らない。そこから少し行った先が、木でできた簡素な展望台になっていて、良く見かける安藤広重の版画と同じ構図の富士山が見られる場所だ。やや霞がちとは言え、富士山が見えたのはありがたい。右手から雲が迫ってきているので、短いラッキーなタイミングだった。
展望台の少し先に駐車場があり、浜石岳の道標に従って車道を行く。今回ヤマレコでダウンロードしたGPSルートは実際のものではなかったらしく、登山道がある辺りには、何も道は無かったので、少し右往左往したが、工事のおじさんが親切に道を教えてくれた。
浜石岳への登山口に着くと、「倒木が300本くらいあり、危険なので立ち入り禁止」と出ていたが、他に方法もないし、踏み跡もしっかりついていたので、登山道に入る。一旦車道に出て、すぐにまた登山道に入る。ここから、承元寺からの道が合わさる三叉路に出るまでの40分ぐらいの間は、確かに倒木がかなり多く、木が倒れてきそうな軋み音を立てている所や、踏み跡を見つけにくい所が何度かあったが、それでも注意深く歩いていれば危険と言う程ではない気がした。
承元寺からの道に合わさった後も、若干、倒木などはあったが、踏み跡は明瞭だ。しかし、樹林の中の道が延々続き、眺望は無い。やがて、送電線鉄塔のある所に出ると、ようやく、浜石岳が見える。ここで、少し休憩する。ここからは、浜石岳まで、結構遠いように見えるのだが、50分ほどで到着する。
短い急登を終えて到着した浜石岳山頂は、伐採されて開けていて気持ちが良い。富士山は雲の中だったが、頭上や右手方向は晴れて青空が広がってきているので、待っていれば、見えてきそうだ。正面には、海を挟んで、伊豆半島・天城の山々が幽かに見える。南アルプス方面は、残念ながらどんよりと曇っている。
パンを食べながら、iPodで音楽を聴きながら、雲が切れ富士山が顔を出すのを待つ。それほど待つまでもなく、富士山が見え始めたのはラッキーだ。青空が次第に広がり、やや霞んではいるが富士山が全貌を表す。こちら側は南面のせいか、ほとんど雪は無い感じで、吹き溜まりの雪が白い線となって皺を刻んで見える程度だ。
山頂で、十分休憩し、由比駅方面に下り始める。山頂から、ほんの少しで山頂直下の駐車場に出る。ハイキング道でショートカットするが、すぐに車道に出てしまい、後は、ずっと車道を行く。これが思ったより長かった。里へ出て、新幹線を陸橋で越え、やがて、東海道(旧国道1号)と思われる道に出て、せっかくなので、由比駅ではなく、これも安藤広重の版画でよく見かける蒲原駅まで歩くことにする。途中、本陣公園とその前にある正雪紺屋(由比正雪の生家)を通る。桜エビが名産なのか、あちらこちらに販売所を見かけた。
蒲原駅から、各駅停車に乗る。帰りは、三島から新幹線のつもりだったが、思ったより早かったので、そのまま、各駅停車で熱海に出て、東海道線・快速アクティに乗り継いで、横浜から東横線で中目黒に出て帰宅した。
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