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Yamareco

記録ID: 1640428
全員に公開
ハイキング
北陸

11/3【荒島岳(福井・1523m)】勝原コース、しもやまコースで周回、錦秋の荒島岳を訪ねる

2018年11月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:11
距離
11.4km
登り
1,405m
下り
1,281m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:54
休憩
0:14
合計
7:08
6:22
19
6:41
6:41
79
8:00
8:01
22
8:23
8:23
29
8:52
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19
9:11
9:12
19
9:31
9:32
14
9:46
9:55
68
11:03
11:04
8
11:12
11:13
133
13:26
13:26
4
13:30
越前下山駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
<登山口>JR勝原駅(勝原スキー場登山口)
・大野市西勝原にあるJR越美北線の駅
・中部縦貫自動車道・大野インターから国道158号線・岐阜方面へ向かい、
・県道173号線・上小池方面へ折れ数百メートルのところにある
・駅前に、荒島岳登山口へは案内図がある
駐車台数:5台ほど
設備:トイレ、自販機あり
登山ポスト:荒島岳登山口にあり

<下山口>JR越前下山駅(下山コース登山口)
・大野市下山にあるJR越美北線の駅
・勝原よりさらに岐阜方面にある
・駅前に荒島岳・下山コースの案内図がある
駐車台数:5台ほど
設備:とくになし

※下山口から登山口へは、JR越美北線を利用
・運賃は210円
・福井方面は、6時4分、11時2分、14時39分、18時38分、21時17分の5本
コース状況/
危険箇所等
<勝原コース>
最初はゲレンデの直登、リフト終点跡地からは滑りやすい泥土の登りとなり、しゃくなげ平まで続く。しゃくなげ平からは一旦鞍部に下り、しばらくしてから、「もちが壁」の滑りやすい急登となる。登りきると笹原が広がり景色が広がり、やがて山頂。
・「もちが壁」が危険箇所ではあるが、鎖やロープが適宜ある
・「トトロの木」と呼ばれるブナの大木が倒れていたのがショックだった

<新しもやまコース>
旧和泉村を辿る唯一のコースで、2012年に整備された。山頂から1km区間は笹原の緩急のアップダウン。以降、尾根伝いの急な傾斜、ロープはあるが、足元は岩や泥土の傾斜で気が抜けない。4kmごろから杉林の中の大きくくねった道となり、やがて、集落が見える。
・山頂から2.3km地点付近で、高さ5mにわたって斜面の崩落がある。もともとロープが張られていたが、中途半端になっている。迂回するにしても、そのまま下りるにしても注意が必要。
・崩落地点以外も、岩稜や泥土の傾斜で滑りやすい。
その他周辺情報 九頭竜温泉「平成の湯」
料金:中学生以上/600円、 4歳以上/300円、 65歳以上の大野市民/500円
休業日:毎週火曜日と1月1日(※祝日の時は翌日)
営業時間:午前10時〜午後9時まで(※午後8時までにお入りください。)
〒912-0207 福井県大野市下山63-2-24
tel 0779-78-2910 fax 0779-78-2557
01
JR勝原駅、ソロでそろそろとスタートする
01
JR勝原駅、ソロでそろそろとスタートする
02
国道158号線に出る
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国道158号線に出る
03
中部縦貫自動車道の建設現場を通る。去年も見た「工事現場女子」の看板は今日も健在だ。一度、実物を見てみたいと思ったり…
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中部縦貫自動車道の建設現場を通る。去年も見た「工事現場女子」の看板は今日も健在だ。一度、実物を見てみたいと思ったり…
04
昨年と比べると、ずいぶんと外観があらわになってきた
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昨年と比べると、ずいぶんと外観があらわになってきた
05
荒島岳登山口は、マイクロバスを含めてほぼ満車
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荒島岳登山口は、マイクロバスを含めてほぼ満車
06
登山届を提出、山を歩く人の嗜みだねっ
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登山届を提出、山を歩く人の嗜みだねっ
07
久々の山歩き、天気にも恵まれたことだしゆっくりと歩こう
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久々の山歩き、天気にも恵まれたことだしゆっくりと歩こう
08
ゲレンデの直登道は「カドハラ桜坂」として整備されたようだ。福山雅治の歌が頭の中をよぎりながらのっしのっしと歩く
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ゲレンデの直登道は「カドハラ桜坂」として整備されたようだ。福山雅治の歌が頭の中をよぎりながらのっしのっしと歩く
09
ゲレンデ道は、足慣らしの場。ゆっくりと、ゆっくりと歩きながら、体をあたためていく
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ゲレンデ道は、足慣らしの場。ゆっくりと、ゆっくりと歩きながら、体をあたためていく
10
リフト終点跡にある荒島岳登山口で、上着を脱ぐ
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リフト終点跡にある荒島岳登山口で、上着を脱ぐ
11
木漏れ日を浴びながら、ブナ林の坂道を歩いていく
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木漏れ日を浴びながら、ブナ林の坂道を歩いていく
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トトロの木が…
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トトロの木が…
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トトロの木がーっ!
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トトロの木がーっ!
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白山展望台からの白山。地元民なのに、今年はとうとう1回しか登れなかった。それにしても、雪が被るとひときわキレイ
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白山展望台からの白山。地元民なのに、今年はとうとう1回しか登れなかった。それにしても、雪が被るとひときわキレイ
15
坂が緩やかになると深谷の頭、ここで息を整えていく
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坂が緩やかになると深谷の頭、ここで息を整えていく
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あと2kmの看板。「あと2キロ?」ここからが長い
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あと2kmの看板。「あと2キロ?」ここからが長い
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絆と友愛の森に入ると、ギリギリ見頃の紅葉
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絆と友愛の森に入ると、ギリギリ見頃の紅葉
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地元の人たちに大切にされているんやね
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地元の人たちに大切にされているんやね
19
森の向こうに荒島岳の山容が見えてきた
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森の向こうに荒島岳の山容が見えてきた
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しゃくなげ平、ここで今日はじめての給水
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しゃくなげ平、ここで今日はじめての給水
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高さ的にも、距離的にもだいぶん近づいてきた
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高さ的にも、距離的にもだいぶん近づいてきた
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もちが壁の鎖場。その後のしもやまコースに比べたら難所のうちに入らないw
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もちが壁の鎖場。その後のしもやまコースに比べたら難所のうちに入らないw
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山頂が雲で隠れているものの、目の前は紅葉真っ盛りの山肌
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山頂が雲で隠れているものの、目の前は紅葉真っ盛りの山肌
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今年はちょーっと紅葉が早いのかな、でもキレイ
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今年はちょーっと紅葉が早いのかな、でもキレイ
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目指す山頂はもうすぐ、左側にみえてきた
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目指す山頂はもうすぐ、左側にみえてきた
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荒島岳山頂、着いたどー!
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荒島岳山頂、着いたどー!
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山頂の方位盤
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しもやまコースが延びている和泉方面
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しもやまコースが延びている和泉方面
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祠ごしに広がる大野市街
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祠ごしに広がる大野市街
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山頂で歌っている人がいる、気持ち良さそう!
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山頂で歌っている人がいる、気持ち良さそう!
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珍しくコンロを持参、何年ぶりだろうか
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珍しくコンロを持参、何年ぶりだろうか
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ウインナーを茹でてみた
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ウインナーを茹でてみた
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カレーめしにトッピング、美味い!
けど、こんなのばっかり食ってたら痩せない!
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カレーめしにトッピング、美味い!
けど、こんなのばっかり食ってたら痩せない!
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何かの取材でドローンを飛ばしている
初めて、生ドローンを見た!
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何かの取材でドローンを飛ばしている
初めて、生ドローンを見た!
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おー、飛んだ飛んだ!
カッコイイー!
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おー、飛んだ飛んだ!
カッコイイー!
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ああやって操作しているのか
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ああやって操作しているのか
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遅ればせながら三角点タッチ
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遅ればせながら三角点タッチ
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笹原ひろがるしもやまコースで下山
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笹原ひろがるしもやまコースで下山
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漢字で書くと間違って下りて大惨事になるための、ひらがな標記か
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漢字で書くと間違って下りて大惨事になるための、ひらがな標記か
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とうとう山頂の姿を見せてくれなかったけど、雄大な白山
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とうとう山頂の姿を見せてくれなかったけど、雄大な白山
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笹原の中を歩く
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笹原の中を歩く
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この景色を見ながらの歩きは最高
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この景色を見ながらの歩きは最高
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これは食べられるのでしょうか?1
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これは食べられるのでしょうか?1
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山頂から2.3km付近の崩落地点。木の枝に捕まらないと、足元がどんどん崩れていく
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山頂から2.3km付近の崩落地点。木の枝に捕まらないと、足元がどんどん崩れていく
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九頭竜川の流れと紅葉の山なみ
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九頭竜川の流れと紅葉の山なみ
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これは食べられるのでしょうか?2
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これは食べられるのでしょうか?2
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紅葉のパッチワークの中にいるような
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紅葉のパッチワークの中にいるような
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今年の台風の影響か、倒木が道を塞いでいた
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今年の台風の影響か、倒木が道を塞いでいた
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ゴール間近になると緩やかな道に
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ゴール間近になると緩やかな道に
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ここでも道路工事が進んでいた
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ここでも道路工事が進んでいた
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これは食べられるのでしょうか?3
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これは食べられるのでしょうか?3
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これは食べられるのでしょうか?4
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これは食べられるのでしょうか?4
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越前下山駅に着いた
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越前下山駅に着いた
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トンネルに挟まれた小さな駅、山の紅葉がすばらしい
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トンネルに挟まれた小さな駅、山の紅葉がすばらしい
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福井行きの列車が来るまで1時間余り。小綺麗な待合室でしばし待つ。窓越しの景色も映える
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福井行きの列車が来るまで1時間余り。小綺麗な待合室でしばし待つ。窓越しの景色も映える
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九頭竜湖行きの単行ディーゼルカーが到着。乗るのはこの列車の折り返し。
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九頭竜湖行きの単行ディーゼルカーが到着。乗るのはこの列車の折り返し。
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越前下山駅から一区間の乗車。ほとんどがトンネルの中
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越前下山駅から一区間の乗車。ほとんどがトンネルの中
58
一区間だけの乗車。いつまでも残っていて欲しいローカル線
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一区間だけの乗車。いつまでも残っていて欲しいローカル線

装備

共同装備
Tシャツ
◎綿製品は避ける
ズボン
◎綿製品は避ける
靴下
◎登山用ソックスもしくは厚手のもの
グローブ
◎ロープや鎖がわずかにあるため
雨具
◎防寒着替わりにもなる
日よけ帽子
◎登山靴必須
ザック
昼ご飯
飲料
◎最低2リットル
ファーストエイドキット
常備薬
タオル
ストック
行動食

感想

<3度目の荒島岳周回登山>
 白山の冠雪、紅葉が真っ盛りな山々の景色が楽しめるこの時季に荒島岳に登るようになって3年目となる。今回も、勝原コース、新しもやまコースをJR越美北線を利用して周回するルートを歩いた。

 勝原駅に車を停め、夜明けまでしばし仮眠。しかし、11月に入ると明け方は特に冷え込み寝付けない。上小池方面につながっている、目の前を通る県道173号線の車の往来がやけに激しい。三ノ峰、別山へ登山か、あるいは刈込池目当てか。

 気が付くと辺りは明るくなっていて、それでもしばらくボーっとしていると、勝原駅に到着したディーゼルカーのエンジン音がして、ようやく始動、身支度をして出発した。

 国道に出ると、中部縦貫自動車道の工事現場に差し掛かった。昨年と同じ「工事現場女子」の看板をしっかりと確認し、反対側に目をやると、随分と工事が進んでいるようだ。カーブが多く、特に冬場は危ないと感じていたので、走りやすい道路ができると助かる。

 銀嶺荘の近くにある荒島岳登山口は、クルマでいっぱいだった。公衆電話ボックスの中の登山ポストに、ヤマレコで作った登山届を投函して出発。

 最初は、ゲレンデの直登道で今は「カドハラ桜坂」として整備されている。足慣らしのつもりでゆっくりゆっくりと歩く。どんどん他の登山者に追い抜かされていく。リフト終点跡で、防寒着を脱ぎ、ブナ林の登山道へ。

 「トトロの木はもうすぐ」と思い歩いていたら、無残な光景が。根こそぎもってかれたようで台風の影響か、トトロの木が倒れていた。

 それでも、ブナ林はキレイで、道もとても良く整備されていた。しゃくなげ平まではゆっくりながら、無給水で一気に歩いた。

 しゃくなげ平からは一旦下り、もちが壁へ。新潟から来た20人ほどの団体と行き会う。「お先にどうぞ」と言われたが、既にヨレヨレでとてもとても…。そのうち、着ていた船窪Tシャツの話題になり、山頂直下までご一緒するような感じになった。

 山頂はたくさんの登山者で賑わっていた。楽器を持ってきて歌を歌っている人たち、ドローンで山頂からの風景を撮影する人たちもいた。

 さーて、ちょっと早い昼ご飯を、と思ったらちょっとトラブル。ライターを忘れてきてしまった。ザックにパッキングする際、スルッと落としたよう。その場に居合わせて人から火をお借りして事なきを得て、カレーめしにありつけた。

 下りは、しもやまコースを辿った。ピストンで登って来た方と行き会い、しばし話した。「今度はぜひ周回で」。

 最初の1キロ程度は、笹原の緩やかなアップダウン、その後険しい下りなのは予想していたが、2.3キロ地点で斜面の崩落個所があった。それ以外の箇所も、落ち葉の下に岩稜で泥土があって滑りやすく、「もちが壁」とは比にならないほど難儀した。それでも、紅葉は素晴らしく目をひいた。

 3年連続のこのコースを辿ったが、やはり景色が素晴らしく、来て良かったと感じた。来年もまた行ってみたい。

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訪問者数:723人

コメント

ポカポカの避難小屋が待ってますよー
こんにちは、ご無沙汰です。

そろそろブルブル寒い車中泊から引退して、炭火でポカポカの小屋にいらっしゃい〜。愉快な仲間達がヨーカンを心待ちにしてますよー
2018/11/5 8:14
Re: ポカポカの避難小屋が待ってますよー
lanchidさん、こんにちは!

喫茶「くらかけ」に行こう行こうと思いつつ、なかなか行けずじまいでズルズル11月になってしまいました
ヨーカン、マムシを持って通うシーズンなんですがね
今シーズンは、富山の山仲間を誘ってみようかと思います。
2018/11/7 7:54
懐かしの荒島岳
荒島岳は白山と並んで何度も通ったとても懐かしい山です。山火事でもあって生え変わったのか樹齢のそろったブナの林は美しいですね。写真からも窺うことができます。
2018/11/5 19:27
Re: 懐かしの荒島岳
kurasamustartさん、こんにちは!

白山と周辺の山々に広がっているブナの原生林は、良いですね。
春の息吹き、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪上の木立ちと季節ごとに楽しめます。
荒島岳もご一緒したいです。
2018/11/7 8:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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