雪山ハイキング 第3弾は強風の藤原岳へ
- GPS
- 05:20
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 957m
- 下り
- 945m
コースタイム
12:30 8合目-13:15 3合目(アイゼン外す)13:20
-13:40下山
天候 | 雪・時々曇りそしてちょっぴり晴れ 山頂付近は風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
表登山口には休憩所やトイレそして靴の洗い場まで完備された立派な施設がある。 もちろん、駐車場も完備。但し、人気の山だけに今日も8:00の時点でほぼ満車状態。運よく今日はノーマルタイヤの車でも行くことが出来た。 少し下に三岐鉄道「西藤原駅」があり、駅前にも5〜6台ほど駐車可能。 雪の多いときはこちらの方が安全?かも。 また、登山口には登山ポストも有る。 下山後は阿下喜(あげき)温泉がお薦め。(登山口から車で約10分。入湯料:500円 アルカリ単純泉) |
写真
感想
ここ2週間連続で法事がありやっと今週は山に行けそうだ。
天気予報では、土曜も日曜も晴れ。大寒波も落ち着き絶好の山日和となりそうな気配。決行の日を12日とし、問題は行く山。本当は伊吹山に行きたいのだがどうも雪崩が怖い。近場で、雪のある山・・・そうだ藤原に行こう。
6時過ぎに我が家を出発。高速からいつも見えるはずの鈴鹿の山が雲に隠れて見えない。嫌な予感のまま桑名を降りて員弁方面に車を走らしていると、ぽつりぽつりと雪。藤原の近くに来ると雪がますます多くなる。ノーマルタイヤ故に「撤退」という言葉が頭をよぎる。近くの国道沿いでしばらく待機。やはり無理せず帰ろうとした瞬間「晴れ間」が現れ、やはり決行。
駐車場も運よく残り1台分のスペースを確保し、いざスタート。
この時期特有のぐちゃぐちゃの登山道を滑らないように慎重に進む。3合目あたりから雪も多くなり滑るようになる。4合目でいよいよアイゼン装着。モンベルのオネイサンから「お客さんにはこれで十分」と言われて買った8本+なんちゃって2本刃の新兵器。3回目の使用となるが、なるほど私の行く山域ではこれで十分。歩きやすいし、去年までのチェーンアイゼンより良く効く。
8合目からは斜度20度以上の直登。これがつらい。おまけに雪まで降ってきた。
風も出てきた。森林帯はいいが稜線に出ると寒い。
こんな時、頂上直下の避難小屋(藤原山荘)はありがたい。
超満員の山荘で早い昼食とコーヒーで体を温め、ピークアタック。
夏は笹に囲まれた道が一面銀世界。先行の皆さんが蟻の行列のように直登している。スノーシューやワカンで行く登山者もいる。
気温-8℃ 風:強風 寒い。でも、これぞ雪山。楽しい。
本来見えるはずの、竜ヶ岳・御在所・伊吹山は全く見えなかったが面白かった。
帰りは、下りるというより滑って走る下山。あっという間に下まで降りちゃったという印象。これまた面白い。
下山後はドロドロになった靴もアイゼンもゲーターも休憩所できれいに洗い、自分も近場の温泉でゆっくり身も心も暖まり帰宅。
きょうも、色々なことを山から教えてもらった。
本当にいい山行だった。
追記:今月の「山渓」の表紙は竜ヶ岳です。藤原も含めた鈴鹿の特集もあります。
追記その2:同じ日に藤原から御池山方面に向かった方が遭難し行方不明だそうです。無事の帰還を心からお祈りいたします。
藤原岳も厳しい天候だったようですね。
もう少し晴れると良かったのですが、山の天気は下界とは違いますね。
無雪期と積雪期では、景色も通る道も全く違うのが雪山の面白さでもあります。
でも、ひとたびガスにまかれたりすると、方向が分かりにくくなってしまいますね。
藤原から御池に縦走された方、生還して欲しいものです。
山頂まで行かれたのですね。
下山する瞬間は、晴れ間が出たのですが迷わず即、下山しました
藤原岳は登山者が多くルートもしっかり分かるので困った時の山にしてます
毎日曜日(天気が良ければ)鈴鹿の山に行ってます。
お会いできるかもしれませんね
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