雌阿寒岳（オンネトーを渡って）

2012年02月03日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.3km
• 登り: 945m
• 下り: 942m

コースタイム

雌阿寒温泉(6:25) - 雌阿寒岳(11:45〜12:00) - 雌阿寒温泉(15:20)

天候

晴後曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

オンネトー方面道路ゲート前に路上駐車。

コース状況／危険箇所等

・雌阿寒温泉から先、オンネトー方面はゲートで閉ざされ除雪されていないので、そこから歩くことになる。

・オンネトーは、この時期だいたい全面氷結しているが、南側のキャンプ場入り江付近は温泉水のためか氷結が緩いので注意。

・キャンプ場からほぼ夏道に沿って谷の中を進むが、標高850m辺りで谷から北側の尾根に上がり、以後尾根をなるべく南寄りへと登っていく。

・標高1100m辺りで森林限界となり、夏道より少しショートカットぎみに山頂を目指す。スキーは標高1250mまで。以後は積雪が少なく、あちこちに岩が露出しているので、アイゼン、ピッケルを使用。

・下降はスキーデポ地から滑降開始。樹林帯に入ってから標高900m辺りまでは、このところ低温傾向が続いたこともあり、とても滑らかな深雪滑降が楽しめた。ただし、樹間はけっこう狭く細かいターンを強いられる。

・標高850mから登りルートの谷へ入り、以後登りルートに沿って下山。

写真

オンネトーから見上げる雌阿寒岳と阿寒富士。

雪に埋もれたキャンプ場。

雌阿寒岳の登山口。

雌阿寒岳を登る途中にある火山噴火観測小屋。

森林限界を超えて、雌阿寒岳が正面に聳える。

後ろを振り返れば、渡ってきたオンネトーが眼下に。

右を向けば阿寒富士も近い。

雌阿寒岳山頂から阿寒湖を望む。

青沼の火口と阿寒富士。

赤沼の火口と噴煙。

感想

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阿寒周辺では、既に雄阿寒岳を登っている。なので、次は雌阿寒岳もと考えてはいた。しかし、どちらの山も山腹は密な針葉樹林に覆われており、スキー滑降を楽しむにはイマイチかなと、なかなか行く気にはならなかった。でもそろそろ行かねば……。

ルートは、以前夏道を登った様子から、雌阿寒温泉コースより距離は長くなるが、とりあえずオンネトーコースに沿う。凍ったオンネトーを渡ってみたい気もあった。

結果、下部はなるべく夏道に沿うのが無難だろうか。中間部、およそ標高850mから森林限界までは、やはり樹間は狭いものの、今回雪質が良かったこともあり思いのほか滑降を楽しめた。厳冬期ならではだろうか。でも、積雪が不十分のときは、苦労するかもしれない。

阿寒富士は、時間が足りず残してしまったが、スキー滑降には向かないので、またいつか機会があったときに登れればいいかな。