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Yamareco

記録ID: 1733145
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

守子登山口から釈迦ヶ岳〜西平岳(高原山)、ちょっと危険な縦走

2019年02月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:50
距離
12.7km
登り
1,156m
下り
1,157m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
0:51
合計
7:50
8:56
24
9:20
9:21
74
10:35
10:36
96
12:12
12:47
43
13:30
13:35
45
14:20
14:22
75
15:37
15:44
43
16:27
16:27
19
16:46
16:46
0
16:46
ゴール地点
GPS軌跡は、標高の低い所が不正確だったため修正。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道は、所々凍結。
守子登山口前の駐車地まで行くには、細心の注意が必要です。
少し下の空き地(2台駐車していました)に駐車が無難かも。
コース状況/
危険箇所等
雪はかなり少ないとはいえ、前山を過ぎると踏み抜き多発地帯もあります。
登山道は、釈迦ヶ岳までは危険個所はありません。
釈迦ヶ岳〜西平岳は、積雪期にはあまり行って良い所ではない気がします(特に中岳付近)。
駐車地には、車が1台。
昨年より、積雪は少ない。
ゲイターさえ着けずにスタートする。
駐車地には、車が1台。
昨年より、積雪は少ない。
ゲイターさえ着けずにスタートする。
序盤は、無雪期と変わらない歩きやすさ。
お日様は出たり隠れたり。
序盤は、無雪期と変わらない歩きやすさ。
お日様は出たり隠れたり。
守子神社に到着。
一礼して先へ進む。
守子神社に到着。
一礼して先へ進む。
分岐まで来て小休止。
寝不足気味のせいか、体力が低下しているせいか、やたらと汗ははかくし疲れる。
頂上まで行けるのか?
分岐まで来て小休止。
寝不足気味のせいか、体力が低下しているせいか、やたらと汗ははかくし疲れる。
頂上まで行けるのか?
雪が繋がってきた。
雪が繋がってきた。
この辺で、先行者はスノーシューを装着した模様。
そろそろ踏み抜きもあるだろうから、ゲイターだけは着けた。
この先ですれ違った方は、レコを確認したらwakasatoさんだった模様。
この辺で、先行者はスノーシューを装着した模様。
そろそろ踏み抜きもあるだろうから、ゲイターだけは着けた。
この先ですれ違った方は、レコを確認したらwakasatoさんだった模様。
できるだけ先行者のトレースを使わせてもらい、楽をして前山付近に到着。
できるだけ先行者のトレースを使わせてもらい、楽をして前山付近に到着。
前山付近から釈迦ヶ岳。
吹雪いているかも。
左側に青空が見えるため、天候回復に期待して先に進む。
前山付近から釈迦ヶ岳。
吹雪いているかも。
左側に青空が見えるため、天候回復に期待して先に進む。
膝下までの踏み抜きが増えたので、昨年よりも少し先の地点で、今季初のワカン装着。
1
膝下までの踏み抜きが増えたので、昨年よりも少し先の地点で、今季初のワカン装着。
この辺は迷路。
トレースがあるので辿っていく。
時々先行者の声は聞こえるが、姿は見えない。
この辺は迷路。
トレースがあるので辿っていく。
時々先行者の声は聞こえるが、姿は見えない。
開けた所に出た。
釈迦ヶ岳方面の天候は回復してきているように見える。
1
開けた所に出た。
釈迦ヶ岳方面の天候は回復してきているように見える。
再度迷路に突入する所で、初めて先行者の姿を捉える。
随分青空が広がってきた。
体調も良くなった気がする(笑)。
再度迷路に突入する所で、初めて先行者の姿を捉える。
随分青空が広がってきた。
体調も良くなった気がする(笑)。
先行者のトレースを離れ、直登気味に進んでいく。
途中で、別のトレースがあった。
先行者のトレースを離れ、直登気味に進んでいく。
途中で、別のトレースがあった。
いつの間にか、先行者を追い抜いて頂上直下へ。
左の雪庇は、昨年よりも小さい。
いつの間にか、先行者を追い抜いて頂上直下へ。
左の雪庇は、昨年よりも小さい。
釈迦ヶ岳に登頂。
昨年は、三角点はほぼ埋まっていた。
釈迦ヶ岳に登頂。
昨年は、三角点はほぼ埋まっていた。
朝の天気を思えば、日光連山がこれだけ見えれば及第点。
2
朝の天気を思えば、日光連山がこれだけ見えれば及第点。
那須方面は、雲が多い。
那須方面は、雲が多い。
お釈迦様には、ほとんど雪は付いていない。
2
お釈迦様には、ほとんど雪は付いていない。
西平岳方面を見ながら休憩。
今日行くことはないと思っていた・・・
西平岳方面を見ながら休憩。
今日行くことはないと思っていた・・・
筑波山は霞んでいるが、何とか見える。
少し体力を回復させて、下山を開始する。
筑波山は霞んでいるが、何とか見える。
少し体力を回復させて、下山を開始する。
下りて行くうちに、西平岳を経由したくなってきてしまった。
昨年より雪庇は小さいし、尾根筋の雪は繋がっていそうなので、時間もあるし(実はそうでもなかった)行ってみることに。
下りて行くうちに、西平岳を経由したくなってきてしまった。
昨年より雪庇は小さいし、尾根筋の雪は繋がっていそうなので、時間もあるし(実はそうでもなかった)行ってみることに。
釈迦ヶ岳を振り返る。
こちらの斜面にあるトレースは、自分のものだけ。
釈迦ヶ岳を振り返る。
こちらの斜面にあるトレースは、自分のものだけ。
しばらく快調に進んでいたが、雪に埋もれた樹木が立ちはだかるようになってくる。
右から強めの風が吹き上げてくる。
しばらく快調に進んでいたが、雪に埋もれた樹木が立ちはだかるようになってくる。
右から強めの風が吹き上げてくる。
苦労しながらも藪を抜けると、左側に雪庇がある稜線歩き。
中岳直下の藪も凄そうだが、ここで引き返すという選択肢が、頭からすっかり抜けてしまっていた。
苦労しながらも藪を抜けると、左側に雪庇がある稜線歩き。
中岳直下の藪も凄そうだが、ここで引き返すという選択肢が、頭からすっかり抜けてしまっていた。
トラロープが見える、ほとんど垂直な部分が出てきた。
ワカンを装着していたらよじ登れなかったので、ここからノーマルで進む。
木々をつかみながら、必死に進む。
トラロープが見える、ほとんど垂直な部分が出てきた。
ワカンを装着していたらよじ登れなかったので、ここからノーマルで進む。
木々をつかみながら、必死に進む。
トラロープに誘われ、安易にトラバースしたら、かなり滑落の危険がある歩行になってしまった。
時々踏み抜くと、その下には何もなかったり・・・
どうにか尾根に復帰し、あとちょっとで頂上というところまできた。
この辺りで、右の内腿が攣りかけた。
トラロープに誘われ、安易にトラバースしたら、かなり滑落の危険がある歩行になってしまった。
時々踏み抜くと、その下には何もなかったり・・・
どうにか尾根に復帰し、あとちょっとで頂上というところまできた。
この辺りで、右の内腿が攣りかけた。
どこがピークか分からない中岳。
それらしい場所を、振り向いて撮影。
この辺は踏み抜くと、どこまで沈むか分からないため、枝の上を歩く感覚で進む。
ピンクテープ等は見当たらない。
どこがピークか分からない中岳。
それらしい場所を、振り向いて撮影。
この辺は踏み抜くと、どこまで沈むか分からないため、枝の上を歩く感覚で進む。
ピンクテープ等は見当たらない。
振り向いて釈迦ヶ岳。
ここからは、進むも戻るもリスクは変わらない感じ。
1
振り向いて釈迦ヶ岳。
ここからは、進むも戻るもリスクは変わらない感じ。
ルートが不明だったが、トラロープが出てきたのでこれに沿って進む。
この辺は、滑落の心配はないが踏み抜けば最悪腰まで嵌る。
シカが嵌ったような跡まである。
踏み抜きからの脱出が続き、左の内腿も攣り始めた。
ルートが不明だったが、トラロープが出てきたのでこれに沿って進む。
この辺は、滑落の心配はないが踏み抜けば最悪腰まで嵌る。
シカが嵌ったような跡まである。
踏み抜きからの脱出が続き、左の内腿も攣り始めた。
傾斜はキツくないが、藪は続く。
とは言え、核心部は何とか通過出来たか?
休み休み進んでいく。
傾斜はキツくないが、藪は続く。
とは言え、核心部は何とか通過出来たか?
休み休み進んでいく。
一度下る。
この辺りは、特に風が強いのか、雪があまり付いていない。
一度下る。
この辺りは、特に風が強いのか、雪があまり付いていない。
目指す西平岳方面。
まだ藪は続きそうだが、傾斜はキツくない・・・はず。
1
目指す西平岳方面。
まだ藪は続きそうだが、傾斜はキツくない・・・はず。
この辺からは、つぼ足では進めず、ラッセル必死となってしまった。
ワカンを装着し、浮力を得て進む。
両内腿が痛い。
この辺からは、つぼ足では進めず、ラッセル必死となってしまった。
ワカンを装着し、浮力を得て進む。
両内腿が痛い。
藪を抜けたら雪がなくなり、西平岳が目の前に現れた。
ワカンを外し、崩れやすい斜面に取り付く。
風は強いが、立って進める程度。
藪を抜けたら雪がなくなり、西平岳が目の前に現れた。
ワカンを外し、崩れやすい斜面に取り付く。
風は強いが、立って進める程度。
祠に一礼。
日光方面の雲は、やや多くなったか?
1
祠に一礼。
日光方面の雲は、やや多くなったか?
西平岳山頂はこの写真の辺りか?
ワカンを付けていても、場所を選ばないと太腿まで沈むためなかなか進めない。
適当に歩いていたら、写真の先の、目的とは違う方向に歩いていきそうになった。
西平岳山頂はこの写真の辺りか?
ワカンを付けていても、場所を選ばないと太腿まで沈むためなかなか進めない。
適当に歩いていたら、写真の先の、目的とは違う方向に歩いていきそうになった。
違和感があったのでGPSを確認し方向修正。
目的の尾根に取り付き、ちょっとホッとする。
違和感があったのでGPSを確認し方向修正。
目的の尾根に取り付き、ちょっとホッとする。
少し進むと、西平岳の山名板。
この場所、山頂には見えないのだが・・・
この少し先で、進む尾根を間違えないよう注意が必要。
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少し進むと、西平岳の山名板。
この場所、山頂には見えないのだが・・・
この少し先で、進む尾根を間違えないよう注意が必要。
1600mとは標高か?
人工物や赤テープがあると安心する。
1600mとは標高か?
人工物や赤テープがあると安心する。
この辺で、やっと雪原歩きを楽しめる余裕出てきた。
表層は僅かにクラスト、ワカンで思いっきり踏み込んでも脛程度しか沈まず、快適に歩ける。
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この辺で、やっと雪原歩きを楽しめる余裕出てきた。
表層は僅かにクラスト、ワカンで思いっきり踏み込んでも脛程度しか沈まず、快適に歩ける。
左を見れば、釈迦ヶ岳と中岳。
積雪期に中岳へ行くことは、もうあるまい・・・
2
左を見れば、釈迦ヶ岳と中岳。
積雪期に中岳へ行くことは、もうあるまい・・・
野仏。
ここで、直角に進路を変える。
一度来たことがなかったら、直進してしまったかも。
野仏。
ここで、直角に進路を変える。
一度来たことがなかったら、直進してしまったかも。
木々の芽吹。
人のトレースが出て来て安心感が増す。
一応、時々あるピンクテープを見失わないように進む。
木々の芽吹。
人のトレースが出て来て安心感が増す。
一応、時々あるピンクテープを見失わないように進む。
1300mと自分のトレース。
1300mと自分のトレース。
雪が切れてきたのでワカンを外す。
雪が切れてきたのでワカンを外す。
程なく、西平岳登山口に到着。
この手前で派手に転んだ。
程なく、西平岳登山口に到着。
この手前で派手に転んだ。
林道を進む。
完全に崩落した場所があった。
林道を進む。
完全に崩落した場所があった。
林道終点に到達し、山道に入っていく。
最初の渡渉後にルートをロストしたが、何とかピンクテープを見つけた。
以降、目印を辿る。
林道終点に到達し、山道に入っていく。
最初の渡渉後にルートをロストしたが、何とかピンクテープを見つけた。
以降、目印を辿る。
3つ目の渡渉ポイントは、どうやら間違えた模様。
適当に歩いていたら、何とかルートに復帰できた。
それにしても、終盤にきてのアップダウンは地味にきつい。
3つ目の渡渉ポイントは、どうやら間違えた模様。
適当に歩いていたら、何とかルートに復帰できた。
それにしても、終盤にきてのアップダウンは地味にきつい。
行きのルートに合流。
この先、雪が解けてドロドロになった場所が多数あり閉口した。
行きのルートに合流。
この先、雪が解けてドロドロになった場所が多数あり閉口した。
黙々と歩き、暗くなる前にゴール。
流石に結構疲れたが、明日も山歩きだ・・・
黙々と歩き、暗くなる前にゴール。
流石に結構疲れたが、明日も山歩きだ・・・

感想

体力造りを兼ね、久しぶりに守子登山口から釈迦ヶ岳に行ってきました。

序盤、ほとんど雪がない道を歩いているのに、非常に疲れてきて、体調でも悪いのかと不安になります。
標高を上げ雪が多くなってくると、なんとなく体調がいつもの状態に戻って来た感じがします(笑)。
最後の急登は流石に疲れましたが、天気が回復した山頂へ、気分良く登頂できました。

明日筑波山に行く予定のことを考え、休憩後真っ直ぐ下山する予定だったのですが、中岳〜西平岳に向かう稜線を眺めているうちに、だんだん行ってみたくなってしまいました(汗)。
無雪期には歩いた道なので、見えている鞍部の雪屁さえ越えれば何とかなるだろうと安易に思っていましたが・・・

稜線は、雪で樹木が埋まりきっておらず、激藪状態。
しかも、中岳直下はかなりの急斜面だったことを失念。
深い踏み抜きに難儀しながら、木々をつかまって強引に前に進み、何とか中岳に登頂したころには両太腿が攣る寸前(大汗)。
中岳を下った先に、激藪は少なかったものの、全く締まってない雪に足をとられてなかなか進めません。
それでも何とか、西平岳から林道に続く尾根に取り付くことができて一安心。
あとは時々地図を確認する程度の注意で、ゴールまで辿り着くことができました。

予定外のハードトレーニングで、目的は十二分に達成できましたが、相変わらずリスク管理の低い山行・・・
そのうち大怪我するかもしれません(汗)。
とりあえず、2/18はアチコチ筋肉痛です(笑)。

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