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Yamareco

記録ID: 173475
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

【秩父・川俣から】 大ネド尾根 〜 大平山 〜 栗山尾根

2012年03月07日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:31
距離
14.7km
登り
1,426m
下り
1,416m

コースタイム

◎[往路] 川俣橋(7:05) → 大ネド尾根取付(7:24) → 小尾根に出る(7:47) → 尾根分岐・石杭(8:04)
→ 石杭B125(8:26) → 尾根分岐 → 「峠の尾根」に出る・赤い布のマーキング(1,410m)(10:55)
→ 石杭(1,410m)(11:22) → 山石杭・甲113(11:28) → 1,469m付近(12:02)
→ 大平山(12:32) --昼食--「大クビレ」に降りて見る---

◎[復路] 大平山(13:27) → 「大久保谷」分岐・木に赤いマーキング(13:35) → 1,469m付近(13:50)
→ 山・石杭(1,410m)(13:57) →「大ネド尾根」分岐(1,410m)(14:11)
→ 石杭・甲106(1,360m)(14:20) → 雪原 → 独標(1,315m)・古い指導標(14:40)
→ 大ドッケ(1,260m)直手前の栗山尾根分岐(14:48) → バラモ尾根分岐(15:12)
→ 西が開けた植林地(15:19) → 岩峰・山の神(15:41) → 栗山(15:59) → 鹿除けネット北側脇を降りる
→ 鉄塔66号ポール(16:30) → 鉄塔65号(16:32) → 栗山集落通る → 県道73号に出る(17:02)
→ 県道をテクテク歩く → 川俣橋(17:36)

           --- ☆★ 所要時間:10時間31分 ★☆ ---
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 秩父市の国道140号から「浦山&橋立」方面へ、県道73号を左折します。
 「浦山ダムサイト」を通って、上流へ。
 「毛附トンネル」を抜けて、天目山林道の入り口である「川俣橋」脇に
駐車しました。

 今回は、やや"長丁場" なので、いつもの「大日堂バス停」ではなく、
"最短" のところに止めました。
コース状況/
危険箇所等
◎ 2月29日から秩父地方も何回か積雪があり、登り初めは あまり積雪が
ありませんでしたが、標高が増すにつれ多くなり、トレースが
全くないので、標高1,000m以上は、ラッセルとなります。
 (途中、985m, 1,275m 1,469m付近は 緩勾配なので、
"輪かんじき"も必要です。)
上部稜線は40〜50cmの積雪があり、場所的には、膝まで入ります。
マーキングが時々あるのみで、真っ白な状況の中で、現在地も解らない
ほどですから、地形図、コンパスは必携です。

 ※ ですから、秩父と言えども 立派な冬山ですから、軽く見ないで、
読図&コンパス使用が出来ない方は、入山危険です。

◎ 「川俣橋」から歩き始めると、秩父市の「上水道施設」が
カラ沢出合にあります。
 ここの階段を上がって行く登山者もいるようですが、公共の施設でも
あるので遠慮し、少し先へ行って、右側の杉の木に何線かマーキングが
あり、◇「県営保安林」との看板から入ることとしました。
 (正確には もっと先へ行って、985m部分へ直接行く尾根の登り口を
探した方がいいかもしれません)

 杉の造林地の暗い中を登ると、すぐトタンの壊れた小屋があり、
まだ下には 天目山林道が平行して見えます。
 途中には、何本もの作業道等があり、適当に上を目指すしかありません。
 そのうち、カラ沢を挟んだ北側の「峠の尾根」が見える尾根に
出ますから。
 途中、地形図にある 985m地点や1,275m地点は、現地では
正しく確認出来ませんでした。

 基本的には、尾根を忠実に登れば 「峠の尾根」(赤い布のマーキング有り)に出ます。

◎ 鹿のトレース以外ありません。ラッセルが意外に大変で、軽アイゼンの為 大変苦労しました。
 比較的長いアプローチの中で、緩勾配部分が結構あり、いい"輪かんじき" があれば、もっと時間が 短縮できたのにと 悔やみました。
  (以前自作した"輪かんじき"は、前回は機能したのですが、今回は?)

 --- 大平山からの[復路]について ---

◎[復路]は、一旦「大クビレ」へ下り、七跳山へのルートを見ましたが、
全くの"大雪原" ノートレースでした。
 大平山に戻って、「峠の尾根」を下りました。
◎ 大久保谷への下降ルートは 辛うじてマーキングで解りましたが、
この積雪での"下降"は 大変危険です。
◎ 大ネド尾根分岐(赤い布のマーキング)を過ぎて、二つの小ピーク(石杭)を
過ぎれば、右側に例の"雪原"が大きく拡がります。

◎ 「独標」位置は、直手前に登山道が分かれるようなマーキングが
あるので解りづらいのですが、北側を通れば、古い「指導標」が
現れます。(これだと思われます。)

◎ これから10分ほどで、大ドッケ(小ピーク上に何本ものマーキングが
ある)ですが、直手前に北へ(左)巻く道があり、これが「栗山尾根分岐」
です。
・初めてのルートで下るべきか迷いましたが、下ることにし、最初は
雪が深かったのですが、ルートはしっかりしてました。

 ・「バラモ尾根」分岐は、表示はありませんが、解ります。
 ・直進(北へ)し しばらくすると、植林伐採のため 大久保谷側が大きく
開け、両神山、二子山、矢岳、酉谷山、今降りてきた「大平山」が
大きく見えます。
 ・山の神は、岩山の上にあり、どう取り付くか躊躇しますが、右側を
巻けば、山の神の「祠」に たどり着きます。
 ・栗山は、何の変哲もない三等三角点があるのみです。

◎ 「栗山」から県道73号線までが、大変解りづらいです。何も「指導標」がありませんので 要注意!!。
・最初、適当に北へ降りたら、なにやら大久保谷方面に行き過ぎるので
Uターン して、南東に向きを変えて進み、大持山、小持山の見える
東側の「鹿除けのネット」まで適当に行き、このネット沿いに下ります。

・道は急降下のところもありますが、細々と付いています。
 とにかく「鉄塔65号」が下に見えるので、それを目指して下降します。
 
・鉄塔65号を過ぎたら、鉄塔64号ポールの"→指示"で下降します。
 栗山集落(廃集落)の何軒かの軒先を通り、治山事業の"谷止め工事中"の
沢の脇を通りながら、解りづらくやや急下降ですが、どんどん下へ
行きました。
・県道と浦山川が 段々大きく見えてきて、やっとのことで、県道73号線へ出ることができました。

 ここからまた、県道73号線をテクテクと「川俣橋」まで戻りました。
天目山林道のカラ沢を
渡り,市の「水道施設」
を過ぎて,林道が右に
折れて、直線になった
中間あたりから山に
入った。
右の杉の木に
マーキング有り
2012年03月08日 12:32撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/8 12:32
天目山林道のカラ沢を
渡り,市の「水道施設」
を過ぎて,林道が右に
折れて、直線になった
中間あたりから山に
入った。
右の杉の木に
マーキング有り
山に入ってすぐ、
「県営保安林」の看板
2012年03月08日 12:38撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 12:38
山に入ってすぐ、
「県営保安林」の看板
こんな感じの
「痩せ尾根」を
行きます
2012年03月08日 12:40撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 12:40
こんな感じの
「痩せ尾根」を
行きます
石杭とプラスティックの
番号札が付いています
2012年03月07日 08:16撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 8:16
石杭とプラスティックの
番号札が付いています
この辺は、杉の枝落とし
だらけ
2012年03月07日 08:33撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 8:33
この辺は、杉の枝落とし
だらけ
積雪、増してくる
2012年03月07日 08:40撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 8:40
積雪、増してくる
トレースは全くなく、
あるのは、鹿君の
トレースと"糞"のみ
2012年03月08日 12:50撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 12:50
トレースは全くなく、
あるのは、鹿君の
トレースと"糞"のみ
「森林公社」の石杭
2012年03月07日 08:55撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 8:55
「森林公社」の石杭
人の入った形跡の無い
尾根を適当に進む
2012年03月08日 12:55撮影 by  N905i, DoCoMo
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3/8 12:55
人の入った形跡の無い
尾根を適当に進む
トレース無し、
積雪30cm
2012年03月08日 12:57撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 12:57
トレース無し、
積雪30cm
左に、三ツドッケ。
2012年03月08日 12:58撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 12:58
左に、三ツドッケ。
左に、三ツドッケ
2012年03月08日 13:02撮影 by  N905i, DoCoMo
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3/8 13:02
左に、三ツドッケ
倒木が道を塞ぐ
2012年03月08日 13:05撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:05
倒木が道を塞ぐ
積雪20cmと
薄いところもある
2012年03月08日 13:06撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:06
積雪20cmと
薄いところもある
トレース無し
ラッセル始まる
2012年03月08日 13:08撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:08
トレース無し
ラッセル始まる
積雪30cm
2012年03月08日 13:11撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:11
積雪30cm
積雪30〜40cm
2012年03月08日 13:14撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:14
積雪30〜40cm
時々、鹿君のトレースが
ある
2012年03月08日 13:17撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:17
時々、鹿君のトレースが
ある
積雪の薄いところがあると
ホッと・・・。
2012年03月07日 10:30撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 10:30
積雪の薄いところがあると
ホッと・・・。
ミズナラ3兄弟。
2012年03月07日 10:31撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/7 10:31
ミズナラ3兄弟。
積雪の薄いところがあると
ホッと・・・。
中々いい写真?。
2012年03月08日 13:49撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:49
積雪の薄いところがあると
ホッと・・・。
中々いい写真?。
遂に!!「峠の尾根」に出る
赤い布のマーキング有り
2012年03月08日 13:50撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/8 13:50
遂に!!「峠の尾根」に出る
赤い布のマーキング有り
積雪40cm
2012年03月08日 13:55撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:55
積雪40cm
ラッセル続く
2012年03月08日 13:56撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 13:56
ラッセル続く
根っこも雪に埋まる
2012年03月08日 14:07撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/8 14:07
根っこも雪に埋まる
積雪45〜50cmに。
2012年03月08日 14:10撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:10
積雪45〜50cmに。
何としても進まない。
2012年03月07日 12:13撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 12:13
何としても進まない。
積雪55cm。
2012年03月07日 12:24撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 12:24
積雪55cm。
遂に!!「大平山」
1,603.0m
2012年03月08日 14:12撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:12
遂に!!「大平山」
1,603.0m
大平山山頂は、
積雪,何と50cmも。
2012年03月08日 14:13撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:13
大平山山頂は、
積雪,何と50cmも。
「大平山」プレート。
2012年03月08日 14:15撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/8 14:15
「大平山」プレート。
「大クビレ」へ向かう
2012年03月07日 22:32撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 22:32
「大クビレ」へ向かう
「大クビレ」の
「七跳山」登り口を見る
2012年03月08日 14:17撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:17
「大クビレ」の
「七跳山」登り口を見る
「大クビレ」の雪原
2012年03月08日 14:17撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:17
「大クビレ」の雪原
[復路]「峠の尾根」を下る
2012年03月08日 14:19撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:19
[復路]「峠の尾根」を下る
自らのトレースを下る
2012年03月08日 14:20撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/8 14:20
自らのトレースを下る
往路では気づかなかったが
「大久保谷分岐」の
マーキングらしい
2012年03月08日 14:21撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:21
往路では気づかなかったが
「大久保谷分岐」の
マーキングらしい
「大久保谷分岐」を
大平山に向かって見る
2012年03月08日 14:23撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:23
「大久保谷分岐」を
大平山に向かって見る
自らのトレースを下る
2012年03月08日 14:25撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:25
自らのトレースを下る
"秩父名物"の 熊笹、
夏は難儀しそう!!
2012年03月08日 14:24撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/8 14:24
"秩父名物"の 熊笹、
夏は難儀しそう!!
大ネド尾根分岐を過ぎて
その北方の1,410m
ピークの
石杭(甲106)
2012年03月07日 14:22撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 14:22
大ネド尾根分岐を過ぎて
その北方の1,410m
ピークの
石杭(甲106)
右に "雪原"
2012年03月07日 14:23撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 14:23
右に "雪原"
右に "雪原"
2012年03月08日 14:37撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:37
右に "雪原"
「独標」1,315m地点の
古い指導標
2012年03月08日 14:37撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:37
「独標」1,315m地点の
古い指導標
「大ドッケ」の大平山側
直下の「栗山尾根分岐」
を左へ行く。
積雪多く、トレース無く
初めてのルートの下りは
危険だが・・・。
2012年03月08日 14:45撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:45
「大ドッケ」の大平山側
直下の「栗山尾根分岐」
を左へ行く。
積雪多く、トレース無く
初めてのルートの下りは
危険だが・・・。
「栗山尾根」を下る
初めこそ積雪が
多かったが、下るに
つれ、徐々に少なく
なる
2012年03月08日 14:47撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:47
「栗山尾根」を下る
初めこそ積雪が
多かったが、下るに
つれ、徐々に少なく
なる
「栗山尾根」を下る
トレース無し
2012年03月08日 14:49撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:49
「栗山尾根」を下る
トレース無し
右へ「バラモ尾根」分岐を
分ける
2012年03月08日 14:51撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 14:51
右へ「バラモ尾根」分岐を
分ける
「植林地」より、
酉谷山方面を見る
2012年03月08日 14:54撮影 by  N905i, DoCoMo
3
3/8 14:54
「植林地」より、
酉谷山方面を見る
「植林地」より、さっき
下ってきた「大平山」を
見る
2012年03月08日 14:56撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/8 14:56
「植林地」より、さっき
下ってきた「大平山」を
見る
岩峰の上にある
山の神の「祠」
2012年03月08日 14:57撮影 by  N905i, DoCoMo
3
3/8 14:57
岩峰の上にある
山の神の「祠」
「栗山」のプレート
2012年03月07日 16:00撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 16:00
「栗山」のプレート
「栗山」三等三角点
813.9m
2012年03月07日 16:00撮影 by  N905i, DoCoMo
3/7 16:00
「栗山」三等三角点
813.9m
栗山山頂より
小持山方面を見る
2012年03月07日 16:02撮影 by  N905i, DoCoMo
1
3/7 16:02
栗山山頂より
小持山方面を見る
やっと、県道73号線に
出てきた
2012年03月08日 15:03撮影 by  N905i, DoCoMo
3/8 15:03
やっと、県道73号線に
出てきた
撮影機器:

感想

◎ よくアイゼンの選び方で、軽,6本,8本・・・と言いますが、勿論その選択も
重要なんですが、秩父山系では、それに加えて むしろ "輪かんじき" の携行を
お薦めします。
 今回の「大平山」のような 人の滅多に入らない、"超マイナー"な
ロングアプローチコースでは、緩勾配での"積雪多し&トレース無し" では、
"輪かんじき"が最適です。

◎ 三月に入って、さすがの"厳冬"も ようやく春の兆しが出てきました。
 事実、2月の末から周期的に「南岸低気圧」が通るようになり、秩父の山岳は
これからが "積雪期" です。
 2/20に初めて「大平山」へ行き、その"秘境"たる 静寂さに惹かれて、
また来てしまいました。
 今日(3/7)は、晴れるとのことで出かけたのに、山はすっかり曇天でした。
 冬晴れはともかく、山へ行ったら"曇天&ガス"は、よくあることです。

◎ 「大平山」は、秩父最大の"山塊"である「和名倉山」に似た"独立峰"で、
"秩父山系"といえども 決して侮れません。
 (和名倉山は、概念としては 奥秩父ですが、一方で 奥武蔵の"雄"「武甲山」も
立派な独立峰です)

 秩父山系(奥秩父を除く)は、長沢背稜に北側から入る・熊倉山〜酉谷山・矢岳〜坊主山・細久保谷〜三ツドッケ・広河原谷〜蕎麦粒山&仙元峠。
どのルートを行っても、"迷い道" です。
 
 ましてや「積雪期」ともなると、ただでさえ アプローチが長いのに
たいへんです。

◎ 2011/12/07の「ヤマレコ」記録で、yoshi629さんが 「大久保谷」経由で
「大平山」へ入っているので、今回このルートでと思いましたが、2/29と
3月に入り、南岸低気圧の雪が二回あり、北からのルートは厳しいかなと
考え直して「大ネド尾根コース」に 変更した次第です。

 しかし結果的には、奥武蔵山系 最大の"秘境"「大平山」(勿論奥秩父は別です)は、山頂で何と積雪が50cm程度ありましたから、結果的に どのコースで
入っても大変でした。

◎ いやあ〜、正直言って大変でした。「秩父」といっても、決して馬鹿に
できないですよ。
 こんな近くて、こんなにもいい "秘境"が あるのですから。
 ただし、バリエーションルートですから それなりの「装備と経験」が
必要ですよ・・・。

 それにしても、半端じゃない"ラッセル"でした。(私にとっては) 所要時間は、無雪期の5割り増しかな。
 「安い登山靴」と「軽アイゼン,手製スパッツ&輪かんじき」のお陰で、
膝から下、靴の中までグシャグシャ、びっしょりに なってしまいました。

 よく「秩父」のことを、アルプスの足慣らしだとか、前哨戦だとか
平気で "豪語" する方が 多くいらっしゃいます。
 私が以前に通っていた「整形外科」の某先生も、この手でした。
 診察室に 自分の"成果写真"を飾るのは 実に結構ですけれど、聞きづらい
"言葉"が出てきて、聞いていて 実に不愉快な気分になりました。

 秩父山系を、アルプスと違う"独立峰"として もっと可愛がってくださいよ。
 秩父は奥深い"山岳"なんだ・・・と言いたいですね。

◎ 上記に書いた 長沢背稜&その北面へ行く各ルート及び「大平山」などは
、おもしろいですよ。
 だけど、積雪期の"バリエーションルート"は、大変ですよ。

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コメント

ラッセルお疲れ様でした
fuya0123さん、こんにちは。

雪の秘境探検でしたね。
やっぱりこの時期は結構雪があるものですね。ラッセル
にて道を切り開いて行ったこと、お疲れ様でした

大平山は奥深いところが面白いですよね。秘境探検みた
いな感じが大好きです。
雪が無くなった頃に大久保谷からも登ってみて下さい。
私は、今度は新緑の頃に細久保谷から登ってみようと思
っています
2012/3/12 14:00
「大平山」 いやあ〜良かったですよ
 yoshi629さん こんばんは

yoshi629さんから見れば、この程度は"ラッセル"ではないかも知れませんが、
私はやっぱり "秩父"。
 ある意味、ラッセルの効いた2,000m級より、大変ですよね。

「最近、私は歳を取って 建設標語「安全第一」で登っています。
 だけどやっぱり最近は特に、面白いルートに "わざと" 行っています。

◎ 今年こそ「天下太平」ですよね・・・。
 その意味も込めて何か「大平山」は、意味があります。
 ですから、yoshi629さんの行かれた"大久保谷"も、近いうちに行きます。
 "雪原"も 行きたいのですが、あまり有名になっていますので、家内と行くかどうか・・・。

 また良い"アドバイス"をお願いします。

 
2012/3/12 22:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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