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Yamareco

記録ID: 1751431
全員に公開
ハイキング
近畿

粟鹿山と竹田城址観望の朝来山(立雲峡)

2019年03月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:59
距離
16.2km
登り
1,442m
下り
1,422m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:53
休憩
0:48
合計
6:41
8:37
15
山東自然の家
8:52
8:53
32
登山口
9:25
9:25
27
堰堤
9:52
9:53
32
展望台(林道出合)
10:25
10:36
80
11:56
12:10
33
山東自然の家(駐車場)
12:43
12:45
18
13:03
13:18
3
13:21
13:23
60
14:23
14:24
33
14:57
14:58
4
15:02
15:02
16
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
粟鹿山:山東自然の家の駐車場に停めました
朝来山:立雲峡駐車場(立雲峡へ入るのに協力金200円が必要です)
北近畿豊岡自動車道の山東ICを降りたところから目標の粟鹿山が正面に望めました。山頂付近はまだ雪が残っているようです
2019年03月09日 08:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 8:18
北近畿豊岡自動車道の山東ICを降りたところから目標の粟鹿山が正面に望めました。山頂付近はまだ雪が残っているようです
山東自然の家の駐車場に車を置いて出発しました
2019年03月09日 08:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 8:38
山東自然の家の駐車場に車を置いて出発しました
この自然の家は西宮市立だそうです
2019年03月09日 08:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 8:40
この自然の家は西宮市立だそうです
ミツマタが花を付けていました
2019年03月09日 08:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 8:41
ミツマタが花を付けていました
梅の花も綺麗に咲いていました
2019年03月09日 08:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 8:42
梅の花も綺麗に咲いていました
敷地内のゲートを開けて林道を暫く登ります。
2019年03月09日 08:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 8:43
敷地内のゲートを開けて林道を暫く登ります。
15分ほど登ったところの林道終点が登山口です。車でここまで入れます。ちなみに雄滝、雌滝は右の沢を入ったところです
2019年03月09日 08:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
3/9 8:54
15分ほど登ったところの林道終点が登山口です。車でここまで入れます。ちなみに雄滝、雌滝は右の沢を入ったところです
登山口から少し登ったら北側に雪の残る蘇武岳が望めました
2019年03月09日 08:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 8:57
登山口から少し登ったら北側に雪の残る蘇武岳が望めました
いきなり急斜面の九十九折れが続きます
2019年03月09日 09:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 9:12
いきなり急斜面の九十九折れが続きます
沢の音が近づいてきたら大きな堰堤が現れました。左岸へ渡って斜面を登ります
2019年03月09日 09:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 9:25
沢の音が近づいてきたら大きな堰堤が現れました。左岸へ渡って斜面を登ります
一旦林道に出て向かいの斜面を登ります
2019年03月09日 09:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 9:34
一旦林道に出て向かいの斜面を登ります
青空に飛行機雲
2019年03月09日 09:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 9:35
青空に飛行機雲
霜柱
2019年03月09日 09:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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霜柱
雪を被った山が見えてきました
2019年03月09日 09:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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雪を被った山が見えてきました
アップ。兵庫県最高峰の氷ノ山のようです
2019年03月09日 09:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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アップ。兵庫県最高峰の氷ノ山のようです
標高700mを越えた辺りから斜面に雪が残るようになってきました
2019年03月09日 09:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 9:50
標高700mを越えた辺りから斜面に雪が残るようになってきました
尾根まで登り着いたところに展望台があります。高い木が邪魔してますが...
2019年03月09日 09:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 9:52
尾根まで登り着いたところに展望台があります。高い木が邪魔してますが...
林道でも行けますが、ここは右の赤テープに従って歩くことにしました
2019年03月09日 09:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 9:53
林道でも行けますが、ここは右の赤テープに従って歩くことにしました
ハッキリした踏み跡は有りませんが、まあ分かりやすい尾根です。山頂まではまだ大分あります
2019年03月09日 09:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 9:57
ハッキリした踏み跡は有りませんが、まあ分かりやすい尾根です。山頂まではまだ大分あります
雪に残っている足跡は動物のものばかりでした。最近、降ったばかりの新雪のようだから。
2019年03月09日 10:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:02
雪に残っている足跡は動物のものばかりでした。最近、降ったばかりの新雪のようだから。
尾根の上は殆ど雪は有りませんでした
2019年03月09日 10:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:06
尾根の上は殆ど雪は有りませんでした
山頂のアンテナ群が近づいてきました
2019年03月09日 10:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 10:17
山頂のアンテナ群が近づいてきました
振り返ると南東側の山並みが見晴らせました
2019年03月09日 10:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:23
振り返ると南東側の山並みが見晴らせました
アンテナ施設に挟まれた山頂(一等三角点)に登り着きます。展望は360度は無理ですが、最高です
2019年03月09日 10:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:25
アンテナ施設に挟まれた山頂(一等三角点)に登り着きます。展望は360度は無理ですが、最高です
白い稜線は氷ノ山です。
2019年03月09日 10:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:26
白い稜線は氷ノ山です。
アップしました。右側のポッコリした山が鉢伏山でしょう
2019年03月09日 10:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:27
アップしました。右側のポッコリした山が鉢伏山でしょう
北側に目を向けると東西の床ノ尾山が正面やや左に連なっています。
2019年03月09日 10:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:33
北側に目を向けると東西の床ノ尾山が正面やや左に連なっています。
南西方向の平らな山並みは段ヶ峰、千町ヶ峰でしょう。快晴の青空が本当にうれしくなりました
2019年03月09日 10:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:34
南西方向の平らな山並みは段ヶ峰、千町ヶ峰でしょう。快晴の青空が本当にうれしくなりました
さらに南へ目を向けると千ヶ峰から笠形山が見えました
2019年03月09日 10:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:36
さらに南へ目を向けると千ヶ峰から笠形山が見えました
展望を堪能して帰りは林道を歩いて戻ることにしました
2019年03月09日 10:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 10:36
展望を堪能して帰りは林道を歩いて戻ることにしました
山頂の南側に公衆トイレが有りました。こんな場所に有り難いですね
2019年03月09日 10:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:38
山頂の南側に公衆トイレが有りました。こんな場所に有り難いですね
林道歩きでふと下を見下ろすと。。何やら煙のようなものが
2019年03月09日 10:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:39
林道歩きでふと下を見下ろすと。。何やら煙のようなものが
わ~。間違いなく杉の花粉が舞い上がっている。。下っていくのが気が重くなる光景でした
2019年03月09日 10:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:40
わ~。間違いなく杉の花粉が舞い上がっている。。下っていくのが気が重くなる光景でした
林道の方があちこち雪が残っていました。それにしても人間の足跡は全然なくて動物の足跡ばっかり。。
2019年03月09日 10:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 10:41
林道の方があちこち雪が残っていました。それにしても人間の足跡は全然なくて動物の足跡ばっかり。。
自然の家への下山口は、赤いマークのついたフェンスの向こう側になります
2019年03月09日 11:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 11:00
自然の家への下山口は、赤いマークのついたフェンスの向こう側になります
下りは30分余りで登山口まで来ちゃいました
2019年03月09日 11:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 11:36
下りは30分余りで登山口まで来ちゃいました
折角なので近くにある雌滝だけ寄ってみました
2019年03月09日 11:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 11:40
折角なので近くにある雌滝だけ寄ってみました
高さは無いですが雪解けの水量も有って美しい滝でした
2019年03月09日 11:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 11:41
高さは無いですが雪解けの水量も有って美しい滝でした
自然の家の駐車場に下りてきました。朝は一台もなかった車が何台か増えていました。とは言っても山の中では結局一人も会うことは有りませんでした
2019年03月09日 11:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 11:58
自然の家の駐車場に下りてきました。朝は一台もなかった車が何台か増えていました。とは言っても山の中では結局一人も会うことは有りませんでした
立雲峡へ移動する途中で見かけたしだれ梅。。思わず停めて撮っちゃいました
2019年03月09日 12:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 12:07
立雲峡へ移動する途中で見かけたしだれ梅。。思わず停めて撮っちゃいました
同じ様に振り返ると下山してきた粟鹿山の美しい山容がドーンと。
2019年03月09日 12:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 12:23
同じ様に振り返ると下山してきた粟鹿山の美しい山容がドーンと。
というわけで立雲峡の駐車場まで上がってきました。本日2つ目の朝来山へ登ります。昨年4月から立雲峡へ入るのに協力金(200円)が必要になったようです
2019年03月09日 12:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 12:45
というわけで立雲峡の駐車場まで上がってきました。本日2つ目の朝来山へ登ります。昨年4月から立雲峡へ入るのに協力金(200円)が必要になったようです
立雲峡は、天空の城「竹田城址」のビューポイントとして知られています。これは第3展望台から
2019年03月09日 12:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 12:48
立雲峡は、天空の城「竹田城址」のビューポイントとして知られています。これは第3展望台から
こちらは第2展望台から
2019年03月09日 12:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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こちらは第2展望台から
更に登って第1展望台からの竹田城址(石垣)です。やや見下ろす感じです
2019年03月09日 13:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 13:03
更に登って第1展望台からの竹田城址(石垣)です。やや見下ろす感じです
その景色を眺めながらランチにしました
2019年03月09日 13:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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その景色を眺めながらランチにしました
昼を食べて元気になった所で山頂を目指します。大成池
2019年03月09日 13:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 13:21
昼を食べて元気になった所で山頂を目指します。大成池
暫く林道を歩いてこちらの登山口からむささびコースで山頂を目指します
2019年03月09日 13:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 13:33
暫く林道を歩いてこちらの登山口からむささびコースで山頂を目指します
「曲がり松」と書かれた道標。。山頂までポイントごとに道標が設置されていました
2019年03月09日 13:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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「曲がり松」と書かれた道標。。山頂までポイントごとに道標が設置されていました
大岩
2019年03月09日 13:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 13:42
大岩
とにかく急な斜面を折り返しながら高度を上げます
2019年03月09日 13:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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とにかく急な斜面を折り返しながら高度を上げます
ムササビ展望台
2019年03月09日 14:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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ムササビ展望台
正面に西床ノ尾山、その奥に東床ノ尾山
2019年03月09日 14:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 14:09
正面に西床ノ尾山、その奥に東床ノ尾山
樹林の隙間から午前中に登った粟鹿山がのぞきます
2019年03月09日 14:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 14:09
樹林の隙間から午前中に登った粟鹿山がのぞきます
展望盤もあって見晴らしの良い一見山頂ぽい所へ出ます
2019年03月09日 14:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 14:13
展望盤もあって見晴らしの良い一見山頂ぽい所へ出ます
でも「山頂はこちら」の標識にがっかりさせられます
2019年03月09日 14:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 14:13
でも「山頂はこちら」の標識にがっかりさせられます
この展望台からの竹田城址は完全に見下ろす感じです
2019年03月09日 14:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 14:13
この展望台からの竹田城址は完全に見下ろす感じです
気持ちの良い尾根道を進みます
2019年03月09日 14:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 14:14
気持ちの良い尾根道を進みます
朝来山山頂(756m)。山頂からの展望は殆どありません
2019年03月09日 14:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 14:23
朝来山山頂(756m)。山頂からの展望は殆どありません
西側へのルート上に行き止まりの標識が有りました
2019年03月09日 14:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 14:24
西側へのルート上に行き止まりの標識が有りました
最近歩いた人のログに従って進んでみると、赤いテープマークがしっかりつけられていたので気をつけながら進みました
2019年03月09日 14:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 14:26
最近歩いた人のログに従って進んでみると、赤いテープマークがしっかりつけられていたので気をつけながら進みました
踏み跡は薄いですが、ルートはマークのおかげで明瞭でした。でも、写真ではわかりにくいですが相当な急斜度で2度尻餅をついてしまいました
2019年03月09日 14:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 14:38
踏み跡は薄いですが、ルートはマークのおかげで明瞭でした。でも、写真ではわかりにくいですが相当な急斜度で2度尻餅をついてしまいました
20分余りで林道まで降りられました。その後登りに使った分岐まで戻って立雲峡へ下山しました
2019年03月09日 14:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 14:47
20分余りで林道まで降りられました。その後登りに使った分岐まで戻って立雲峡へ下山しました
立雲峡は桜の名所のようです。一月後が楽しみですね
2019年03月09日 15:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 15:07
立雲峡は桜の名所のようです。一月後が楽しみですね
麓の方では馬酔木の花も咲いていました
2019年03月09日 15:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 15:12
麓の方では馬酔木の花も咲いていました
駐車場へ戻ってきました。やっぱり一日2山はきつかったです
2019年03月09日 15:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 15:16
駐車場へ戻ってきました。やっぱり一日2山はきつかったです
帰りに青垣町のせつぶん草自生地に寄ってみました
2019年03月09日 16:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3/9 16:04
帰りに青垣町のせつぶん草自生地に寄ってみました
集落の中の原っぱに沢山群生していましたが、もう時間が遅かったので殆どすぼんでしまっていました
2019年03月09日 16:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 16:07
集落の中の原っぱに沢山群生していましたが、もう時間が遅かったので殆どすぼんでしまっていました
こんな感じ
2019年03月09日 16:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 16:07
こんな感じ
そんな中で数少ない開いた花を見つけました。
2019年03月09日 16:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/9 16:06
そんな中で数少ない開いた花を見つけました。

装備

MYアイテム
ちゃむ
重量:-kg

感想

この時期、スギ花粉を避けて北の寒いエリアへの山行が多くなる。久しぶりに兵庫県但馬地方の山へ足を向けてみた。青垣のせつぶん草も季節だったし、見られるなら見てみたくて。。。
当初の目標は一等三角点山の粟鹿山。山頂にアンテナが林立する一寸味気無い山ではある。
西宮市立という意外な感じの自然の家の駐車場から往復する。遠くから見ると山頂近くは結構雪が残っているようだったが、実際に登ってみると殆ど雪は残っておらず気持ち良く歩くことができた。山上林道の出合から、山頂までは意外と長く、林道を歩いて行くこともできる(実際帰りに歩いてみた)が登りは尾根を直登してみた。
山頂付近には多くのアンテナ施設が建っており、三角点のある山頂もそんな施設に挟まれた狭い空間だった。それでも北から西、南にかけて素晴らしい展望が開けていて、過去に登った山の名前を思い出しながら同定した。北から東床ノ尾、西床ノ尾、蘓武岳、但馬妙見山、鉢伏山、氷ノ山、三室山、段ヶ峰、暁星山、千ヶ峰など天気が良くて青空の下にそうした山を数えるだけでうれしくなってしまった。
駐車場には12時までに戻ることができたので、すぐ近くにある朝来山へも足を延ばしてみるかと向かい、立雲峡の駐車場へ車を入れた。

立雲峡は天空の城と言われる竹田城址を正面に望める場所で、晩秋から今頃までは間に挟んだ川からの川霧の上に浮かぶ姿が有名なところである。
自分も5年前の11月の早朝に訪れた時に、そんな幻想的な姿を楽しんだことがある。
今回は、真昼間なので雲上の城址とはいかないが、第一展望台から立派な石垣を眺めながら遅いランチを摂り、前回は登らなかった朝来山へ向かった。途中林道区間もあって、むささびコースの登山口から山頂を目指した。思いのほか急斜面の九十九折れの登山道を登ると山頂の手前に開けた展望台があった。思わず山頂かと思うような感じだが、本当の山頂はまだそこから尾根を15分ほど歩いたところにある。ただ、山頂は樹林に囲まれて展望は無い。景色は先の展望台で楽しんでおいたほうが良い。

下山は、行き止まりの看板を横目に西側の尾根を進み北西へ下る急峻な尾根を尻餅をつきながら下った。

下山後に元々考えていた青垣町の森のせつぶん草自生地を訪れてみたが、既に4時を過ぎてしまっていたので開いている花は少なく、ちょっと残念だった。ロープで囲まれて保護されたエリアには小さな花が沢山群生していて、花開いているときの様子を想像するだけでも楽しかった。ちなみにこの時間には誰もいませんでした。
考えてみれば今日登った2つの山でも立雲峡の中を除けば一人の登山者とも出会うことがなかった。

【2019年の山行9回目】
 今回の歩行距離:16.0km 2019年の累積距離:119.4km
  (粟鹿山 9.7km  朝来山 6.3km)
 今回の累積標高:1,634m 2019年の累積標高:9,797m
  (粟鹿山 988m  朝来山 646m)

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