久々の晴れ間の日曜日【小仏〜高尾山】
- GPS
- 05:26
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 753m
- 下り
- 848m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 4:50
9:00景信山登山口-9:10小仏峠登山口-9:35小仏峠9:45-10:05城山(休憩)10:30
10:50一丁平-10:55一丁平園地(ランチ)11:45-12:10もみじ台
12:20高尾山12:30-13:00稲荷山-13:30稲荷山神社-13:35稲荷山登山口-13:40高尾山口
天候 | 晴れ間に白い雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:京王高尾山口駅より帰宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【小仏バス停-登山口】 緩やかなアスファルトの舗装道路、 カーブの所々にショートカット(攀じ登り)コースあり。 ゆっくり歩いて10分ほどのところに景信山の登山口。 さらに10分ほどで舗装道路の突き当りでこの周辺に10数台駐車可。 駐車場の奥が登山口。 ※小仏バス停のトイレはバスの乗務員用のものです。 利用の際はそれを理解して利用のこと! と、注意書きがありました。 【登山口-小仏峠】 登山口に入って、すぐ右側が景信山への直行コース。 小仏峠へは道なりに左へ進む。 最初は緩やかな林道が続く。 途中に水場があり、コップも置いてあるのだが飲めない(?)みたい。 林道には作業車が入っていて「有害鳥獣駆除中!」とのこと。 林道の終点から急に細い登り道、最初はコンクリートで補強されているが、 その後、しばらく湧水による泥濘状態が続く。 登山口からおよそ30分くらいで小仏峠に到着。 【小仏峠-城山】 ドロドロ状態ではないが粘土状態が続き、足元は良くないが ダブルストックの威力で難なく通過。 【城山-一丁平】 城山の売店周りはそこそこ賑わっていて、残念ながら富士山は雲に 覆われていたが、晴れ間の青空の中、近隣の山々が美しく望めた。 電波塔周辺、トイレ付近は工事中のため養生壁で囲われていた。 北斜面の木々の伐採作業が行われていて、あちこちで、 チェーンソーのエンジン音が鳴り響いていた。 【一丁平-もみじ台】 一丁平の展望台を少し下ったトイレ周辺のテーブルやベンチが、 風もあまり無く、ポカポカの陽だまりでとても気持ち良さそうだったので、 早めのランチタイムをとることにした。 このあたりから人出が増えて来た。 道は相変わらず粘土状態ではあるが、あまり気するほどでは無くなった。 もみじ台までの登り階段も泥濘を避ければ、それほど気にはならなかった。 もみじ台の売店周辺は、団体さんも居て、かなりの混雑であった。 富士山も雲の中のままで姿を見せていないのでそのまま通過。 【もみじ台-高尾山】 高尾山頂への階段を登り切るところから、物凄い人出で混雑していた。 階段途中にシートを広げている人も多く、通路を半分占領していた。 山頂付近は渋滞で大変であった。 【高尾山-稲荷山-高尾山口】 山頂からは5号路経由で稲荷山コースで下山。 ここからは、泥濘も無くなりとても歩き易い道で、 順調に下山できた。 |
写真
感想
一カ月ぶりの山行である。
ここ二度ほど家族三人で出かけたが、二度とも雪に見舞われ、
眺望も得られず、とても寒い思いをした。
きょうは、朝の天気予報で確実に晴れるのを確認してから出発した。
故に、行動範囲は近くで交通の便の良いところ、ということで、
高尾山周辺とし、まだ行ったことのない、小仏からのアプローチを選んだ。
午前8時12分発の「小仏」行き、
8時ちょうどくらいに2番バス乗り場に着いた時点で
すでにバス待ちの列が二重で折り返すほどの長蛇であった。
結局、バスが一台追加となり二台編成となった。
しかし、二台とも超満員状態で出発。
小仏コースって、こんなにポピュラーで大勢で押しかけるところかと思い、
これでは道迷う心配は無いだろうと思った。
ところが、
終点の「小仏」に着くまでに、所々で下車する人も結構いて、
終点に着くころの車内は立っている人はほとんどいないくらいまでになった。
この周辺にはいろいろなコースがあることを知らされ、
高尾は奥深いことろであると実感した。
小仏バス停からも途中に景信山の登山口もあり、ほとんどの人が
景信山へ向かい、小仏峠まで向かう人は少数になっていた。
突き当りの駐車場付近では、登山口がどこだか判らず、キョロキョロと
案内板を探すが見たらず、地図を出して確認していると、
途中で追い抜いてきた、かなりのご高齢の男性が単独でマイペースで
駐車場を突き抜けて、山の中に入っていったので、
その方の後を追うことにした。
登山道に入るとすぐに、案内板があり、「小仏峠へ」を確認。
しばらく緩やかな林道が続き、再び、先ほどのご老人に追いつき、
軽く、会釈をして追い越す時に、かなり荒々しい息遣いに気付き、
一瞬、大丈夫かなと思ったのだが、お顔の表情はとても楽しいそうな笑顔、
帽子の黒いゴムのあご紐がチャームポイントになっていて、とても素敵である。
出で立ちも、黄色のアウターに黒のズボン、ザックも黒でとれもお洒落な感じ。
ダブルストックの左手が木の枝であるが、なんか良い感じなのである。
結局、声も掛けずに追い抜いて先を急いだ。
その後、きょう一日中、このご老人のことが印象的に残っていた。
自分もあのお年頃になっても、単独で山行できる体力や
勇気が残っているのだろうか、
木々の新芽を愛でるように、ゆっくりとマイペースで、
あんなに楽しいそうな笑顔をして山登りをしていられるのだろうか、
時間が経つに連れ、あの笑顔に感動し、何故かウルウルしてくる。
間違えなく、きょうの山行で一番思い出深いものになった。
それにしても、久々の晴れの日曜日、
予想はしていたものの、高尾山の人出にはびっくりした。
山頂は大げさではなく、足の踏み場も無いくらい渋滞。
みんな富士山を楽しみにしていたのだろうが、雲の中で残念。
でも、暖かな日差しと爽やかな春風で登山を満喫したに違い無い。
私も、きょう一日、とても爽やかな思いをした山行であった。
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