鳥海山 87 〜新雪のBC

2019年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,620m
• 下り: 1,614m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:32
• 合計: 7:33

6:54 祓川駐車場
6:57 6:58 祓川ヒュッテ
8:39 8:40 七ツ釜避難小屋
12:31 13:01 鳥海山
14:06 14:06 七ツ釜避難小屋
14:20 14:20 祓川神社
14:21 14:21 祓川ヒュッテ
14:27 祓川駐車場

06:47 スタート(0.00km) 06:47 - ゴール(15.45km) 14:42

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

前日の雪で下部はコンディション良し、七高山手前は凍ってガリガリ。

その他周辺情報

《前泊＋日帰り入浴》
ホテルフォレスタ鳥海
https://foresta-chokai.com/
祓川登山口まで車でる3〜40分。小綺麗なホテルです。
日帰り入浴は400円。

写真

昨日の雪で 真っ白な鳥海山

雪の壁も新雪でキレイ

祓川登山口。奥に鳥海山、気分は盛り上がります。

5時半で駐車場は7割強

まずは美しい姿をパチリ

後半の急斜面は強風で凍りつき クトー履いても要注意箇所に。
ここで同行者が2回滑落(^_^;)怪我は無し。

遥か下界を眺める

氷ゾーンを登り切ると 岩と氷のオブジェのような風景

ここでスキーを外して、スキーブーツにアイゼン装着して新山を、目指す

岩岩

新山山頂からの月山

七高山を眺める

本当に美しい風景

太陽の周りに虹！
この後の滑走は 感動ものでした！

装備

備考

クトーは必須、新山まで行くなら スキーブーツ用のアイゼンも必須。

感想

shibashi

東北入りして、まずは月山の予定がまさかの雨！
山麓の宿で諦め、移動して 鳥海に登れるタイミングを待っていました。下界ではまた雨でしたが、鳥海山では雪！なんとGW前に新雪の鳥海山を滑れるとは思いませんでした。
それは 今期デビューした山スキーの集大成となりました。

始めは緩やかな斜面から、
やがて凍結した急坂、そしてさらに核心部へ。
ガイドさんがここから本気で、というのは
ガリガリどころか 風に晒されてゴリゴリになった急斜面のひたすら長いトラバース。
同行者は20mくらい滑落。登り返している途中に今度は強風に煽られて滑落(^_^;)でも幸い怪我も故障もなく、強いメンタルで山頂を目指しました。
トラバースが終わってしばらく登ると やっと外輪山。まだまだ風が強い。
ここでスキー板を外し、アイゼンを履いて まずは岩場の下り、そして山頂に向けて登り返します。
外輪山の内側は 何か要塞というか、城壁の内側にある城のような様相。鳥海山独特の氷の世界でした。美しい！
そして山頂に立つと、月山やら 素晴らしい眺望がありました。ここまで登ってきて良かった♪

バックカントリースキーなら、板を外して登り返すなんてせず いいところから滑れば良いのですが、今回は登頂が目的の1つでしたので ガイドさんに無理を言いました。同行者の滑落があり、外輪山からの強風では 個人なら撤退していたと思います。感謝です。

そして 下山は..... 凍ったゾーンは
まるでゴーゴー轟く爆撃機のような音を立てての滑走になりました(^_^;) 自分でもうるさいレベルです。山スキーの滑走は美味しいところはほんの数秒だったりするので あまり期待はしていなかったのです。が、クトーを履いたエリアを越えると、まるでゲレンデのような 気持ちの良い緩斜面が最後まで続いたのです。
これが新雪ってヤツなんですねー

やーもー最高でした！
こんなこと滅多にないのだとは思いますが、またこの快感を味わいたくて 私は山スキーをやめられないだろう、とこの時思いました。
今季最高。鳥海山はまたルートを変え、来年も来たいです。なんで 山スキーのメッカと言われるのか、よくわかりました。