【鈴鹿山脈探訪】 藤原岳 木和田尾-孫太尾根
- GPS
- 06:47
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,405m
- 下り
- 1,406m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:46
天候 | 曇り 稜線で時々雨 蒸し暑くなく、割と涼しかった 滋賀県側に開けたところは風が強かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
●全般 ・一部を除き道筋明瞭、標識も充実 ・虫やヒルと出会うことなく快適 ◆木和田尾(上りで利用) ・頭蛇ヶ平・白瀬峠分岐以降、やや踏跡薄いか ・最後、稜線に乗り上げる場面でよく分からなくなり、 目印の送電鉄塔めがけて適当に上り詰めた ◆藤原岳展望丘→多志田山 ・かなりの急坂 ・山腹の巻道(治田峠方面への県境縦走路)に降りないように、尾根筋を心がけた ・道標は頻繁にあった ◆孫太尾根(下りで利用) ・長大な尾根道で、下り基調ながら何度かアップダウンがある ・上り返し後の下りが急坂だった印象 ・テープ、リボンは時々あるが、地名標識は見かけなかった ・ヤブこぎは一切ない ・あと少しで下山というところで左の支尾根に迷い込み、気付いて引き返した ◆孫太尾根登山口→簡易パーキングふじわら ・約10kmの下界車道歩き、休憩込約2時間で到着 |
写真
感想
2011年に山歩きを初め、最初の3年くらいは、山歩き=アルプスという感覚で、興味があるのは夏山の槍穂、白馬、八ヶ岳といった人気エリアばかり。
トレーニング目的以外で低山歩きを楽しむようになるとは思ってもいなかった。
鈴鹿山脈など近場なこともあり、新聞、TVなどで道迷い遭難のニュースをよく見聞きしていた。
素人としては、この手の低山は怖いところだなあと思い込むしかなく、寄りつくことはなかった。
ロープウェイがある御在所以外は、本当に山が好きな玄人向きのエリアだと思っていた。
この山域を歩くようになったのは、確か2014年秋のことだ。
夏の高山以外でも山を歩いてみようかと、もののはずみで最高峰御池岳から藤原岳へ縦走したのだが、これが大当たり。
すっかり好奇心をくすぐられてしまった。
三重県の伊賀から滋賀県の米原付近まで広がる広大なエリア。
色々と歩いて見てみたいと思った。
快適に歩ける4月と11月をメインに、最初のうちは三重滋賀県境の主脈を縦走気味に取り組んだ。
その後は、主脈縦走の際に通過した山々や、主脈から外れた山々の中から選んで、自分なりに歩いている。
一般ルートでさえ、未踏ルートがそれはもうたくさんあるのに、よく歩かれているバリエーションルートもたくさんあって、興味は尽きない。
計画段階から、あーでもないこーでもないと考えるのが楽しい時間だ。
年々、遠征がやりづらくなってきているのもあり、近場に魅力的な山域があるのは嬉しい。
夏山アルプスなど最近はなかなか遠征できなくても(本当は遠征も沢山したいのですが・・・)、春と秋に鈴鹿山脈を歩くのでも随分と満足できる。
いわゆるセブンマウンテンズや10座のピークといった人気場所を外れると、まったく人と会わないことも多い。
登山口がマイナーで鬱蒼とした場所だと、心細くなってくる。
何を今更だが、最近は以前よりも動物との遭遇や物音にもビビるようになってきた。
これからも、クマ(未遭遇)、イノシシ、猿の大群、マムシ・ヤマカガシ、スズメバチなどは、できればご容赦願いたい(贅沢)。
それに、辺鄙な山の中でケガでもして行動不能になったら、厄介なことになる。
その時その時の自分のコンディションと相談しながら、チャレンジもいいが無理せずバランスよく楽しんで行こう。
今回は藤原岳へ。
未踏でかなり以前から気になっていた木和田尾と孫太尾根を利用して歩いてみた。
どちらも素敵な尾根道で、行ってみてよかった。
半分より下は新緑がきれいで、黄緑色が眩しいくらいだった。
天狗岩-藤原山荘-展望丘以外は、ほとんど人と会うこともなく、心細いくらい(小心者)。
天候は元々期待していなかったが、稜線(雲の中)で少し雨風があったくらいで、行動終了までもってくれた。
当初の週間予報ではもっと雨だったように思うから、今日は儲けものだった。
藤原岳は滋賀県側からの西尾根などマイナールートが他にもある。
また機会をつくって歩いてみよう。
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