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記録ID: 1815292
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

【鈴鹿山脈探訪】 藤原岳 木和田尾-孫太尾根

2019年04月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:47
距離
23.2km
登り
1,405m
下り
1,406m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
0:33
合計
6:46
8:08
8:08
59
9:47
9:49
19
10:08
10:09
3
10:12
10:15
15
10:30
10:35
12
10:47
10:49
20
11:09
11:13
19
11:32
11:32
19
11:51
11:56
45
12:41
12:42
88
14:10
14:19
9
14:46
ゴール地点
天候 曇り
稜線で時々雨
蒸し暑くなく、割と涼しかった
滋賀県側に開けたところは風が強かった
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道365号沿い、簡易パーキングふじわらを利用
トイレあり
コース状況/
危険箇所等
●全般
・一部を除き道筋明瞭、標識も充実
・虫やヒルと出会うことなく快適

◆木和田尾(上りで利用)
・頭蛇ヶ平・白瀬峠分岐以降、やや踏跡薄いか
・最後、稜線に乗り上げる場面でよく分からなくなり、
 目印の送電鉄塔めがけて適当に上り詰めた

◆藤原岳展望丘→多志田山
・かなりの急坂
・山腹の巻道(治田峠方面への県境縦走路)に降りないように、尾根筋を心がけた
・道標は頻繁にあった

◆孫太尾根(下りで利用)
・長大な尾根道で、下り基調ながら何度かアップダウンがある
・上り返し後の下りが急坂だった印象
・テープ、リボンは時々あるが、地名標識は見かけなかった
・ヤブこぎは一切ない
・あと少しで下山というところで左の支尾根に迷い込み、気付いて引き返した

◆孫太尾根登山口→簡易パーキングふじわら
・約10kmの下界車道歩き、休憩込約2時間で到着
今日も鈴鹿山脈未踏ルートを歩こう
簡易パーキングふじわらより、藤原岳を目指す
GWですが閑散としている
4
今日も鈴鹿山脈未踏ルートを歩こう
簡易パーキングふじわらより、藤原岳を目指す
GWですが閑散としている
国道365号を少し西へ
時刻は8時
あと2時間は早く出たかったが、都合により遅い出発
国道365号を少し西へ
時刻は8時
あと2時間は早く出たかったが、都合により遅い出発
林道に入りしばらくで登山口
木和田尾ルートに取り付く
付近には乗用車1台と、作業車数台
林道に入りしばらくで登山口
木和田尾ルートに取り付く
付近には乗用車1台と、作業車数台
少し荒れた谷を上る
鬱蒼とした雰囲気で、いいオッサンが心細くなってしまう
静かなルートでは、出だしはいつもこうだ
1
少し荒れた谷を上る
鬱蒼とした雰囲気で、いいオッサンが心細くなってしまう
静かなルートでは、出だしはいつもこうだ
時々スミレを見かける
1
時々スミレを見かける
新緑がきれいになってきた
曇りでも黄緑が眩しい
とても気持ちがいい
2
新緑がきれいになってきた
曇りでも黄緑が眩しい
とても気持ちがいい
中電巡視路でもあるこのルート
標識が続く
1
中電巡視路でもあるこのルート
標識が続く
鉄塔のところで作業中だった
仕事場まではもちろん歩いて上ってきているそうだ
1
鉄塔のところで作業中だった
仕事場まではもちろん歩いて上ってきているそうだ
尾根筋が明確になってきた
標高が上がるにつれ、まだ葉っぱが生えていないので明るい雰囲気に
1
尾根筋が明確になってきた
標高が上がるにつれ、まだ葉っぱが生えていないので明るい雰囲気に
鉄塔をいくつも過ぎる
このルート、青い標識が頻繁に整備されていて安心
1
鉄塔をいくつも過ぎる
このルート、青い標識が頻繁に整備されていて安心
まだ視界あり
白瀬峠へ(右)の分岐点
左へ
進むと踏跡がやや薄くなった気がした
1
白瀬峠へ(右)の分岐点
左へ
進むと踏跡がやや薄くなった気がした
標高1000mを突破
素敵な疎林が続く
標高1000mを突破
素敵な疎林が続く
稜線(三重滋賀県境縦走路)が目前に
最後、道筋があやふやになり、目印の鉄塔めがけて上り詰めた
稜線(三重滋賀県境縦走路)が目前に
最後、道筋があやふやになり、目印の鉄塔めがけて上り詰めた
着いた場所が、頭陀ヶ平
いくつかある藤原岳内のピークの一つ
着いた場所が、頭陀ヶ平
いくつかある藤原岳内のピークの一つ
三角点もあります
2
三角点もあります
それにしてもこのガス模様
滋賀県側から吹き上げてくる風が強い
まあ想定内
それにしてもこのガス模様
滋賀県側から吹き上げてくる風が強い
まあ想定内
栄光の県境縦走路を進む
これが遙か先の伊賀まで続いている
雨が降ってきた
相変わらず風も強いの
上下カッパ着用して暖かくなった
ザックカバーも付けた
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栄光の県境縦走路を進む
これが遙か先の伊賀まで続いている
雨が降ってきた
相変わらず風も強いの
上下カッパ着用して暖かくなった
ザックカバーも付けた
T字路を右へ行くと
T字路を右へ行くと
天狗岩へ
天狗岩
藤原岳最高地点
それにしても風ピューピューだぜ
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天狗岩
藤原岳最高地点
それにしても風ピューピューだぜ
県境縦走路の優しい土道
歩いてると楽しくなってくる
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県境縦走路の優しい土道
歩いてると楽しくなってくる
今日初めて登山者とスライド
表から上って天狗岩ピストンの人でしょう
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今日初めて登山者とスライド
表から上って天狗岩ピストンの人でしょう
ガスは気まぐれ
晴れたり濃くなったり
1
ガスは気まぐれ
晴れたり濃くなったり
藤原山荘前で小休止
藤原山荘前で小休止
展望丘に向かい始めると
このガス
展望丘に向かい始めると
このガス
展望丘到着
楽しく安全な登山を
楽しく安全な登山を
孫太尾根で下山する
展望丘の南端に進み様子をうかがうが、このガス
右側の山腹道には入りたくないので、尾根筋を意識
急坂だったが、道筋はしっかり
孫太尾根で下山する
展望丘の南端に進み様子をうかがうが、このガス
右側の山腹道には入りたくないので、尾根筋を意識
急坂だったが、道筋はしっかり
多志田山に到着
ここから孫太尾根に入る
ここまで下ると雨風は大丈夫そう
カッパを脱いだ
多志田山に到着
ここから孫太尾根に入る
ここまで下ると雨風は大丈夫そう
カッパを脱いだ
素敵な尾根道下りだが
素敵な尾根道下りだが
上り返しがあるのかい
それとも巻きだろうか
1
上り返しがあるのかい
それとも巻きだろうか
左側は採石場
滋賀県側
ふと見えたのは、天狗堂だろうか
滋賀県側
ふと見えたのは、天狗堂だろうか
癒しのツツジ
鞍部にて
やはり登り返し
草木というピークに向かうようだ
鞍部にて
やはり登り返し
草木というピークに向かうようだ
石灰岩だらけのピークが見えてきた
2
石灰岩だらけのピークが見えてきた
草木のピークは縦に長く、どこが中心か分からなかった
草木のピークは縦に長く、どこが中心か分からなかった
尾根筋の左側を行く場所
結構長く続いた
尾根筋の左側を行く場所
結構長く続いた
左下に向かってこんな目立つ赤リボンがあったが、これは違う
釣られて下ってはいけない
左下に向かってこんな目立つ赤リボンがあったが、これは違う
釣られて下ってはいけない
下りながら軽めのアップダウンがある
丸山というピーク
下りながら軽めのアップダウンがある
丸山というピーク
その下ケルンを過ぎると
その下ケルンを過ぎると
大展望
地球が丸いのが分かる(大袈裟)
お一人休憩していらした
いい場所です
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大展望
地球が丸いのが分かる(大袈裟)
お一人休憩していらした
いい場所です
竜ヶ岳の遠足尾根
山頂付近はやはりガスの中
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竜ヶ岳の遠足尾根
山頂付近はやはりガスの中
長大な孫太尾根
長いけど、歩いてて楽しくなってくる道
下りだからかな
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長大な孫太尾根
長いけど、歩いてて楽しくなってくる道
下りだからかな
青川峡キャンピングパークが見えてきた
右側は大鉢山だろうね
1
青川峡キャンピングパークが見えてきた
右側は大鉢山だろうね
山桜も散り始め
珍しく細尾根
下山目前、ポカミスで左の支尾根に入ってしまった
方角と足元が怪しくなり、上り返す
等高線2本分?くらい上らせてもらったよ
下山目前、ポカミスで左の支尾根に入ってしまった
方角と足元が怪しくなり、上り返す
等高線2本分?くらい上らせてもらったよ
こういう杭があっても進路が合っているとは限らない
油断しちゃいけない
こういう杭があっても進路が合っているとは限らない
油断しちゃいけない
ミスした場所まで戻って検証
正規は右下へ入る
ここは調子に乗って走っていたため見落とし、勢いよく直進してしまったのだ
ランや早歩きだと視野が狭くなるので要注意だ
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ミスした場所まで戻って検証
正規は右下へ入る
ここは調子に乗って走っていたため見落とし、勢いよく直進してしまったのだ
ランや早歩きだと視野が狭くなるので要注意だ
神武神社社殿跡
いよいよ下山は近い
神武神社社殿跡
いよいよ下山は近い
植林を抜けると分岐が
上りの視点で見るとこんな景色
左から下りてきた
1
植林を抜けると分岐が
上りの視点で見るとこんな景色
左から下りてきた
登山口に着いた
孫太尾根ルート、これにて終了
登山口に着いた
孫太尾根ルート、これにて終了
後は楽しい楽しい長大な車道歩きが待っている
この辺り、車で下見に来たことがあるので、道は大体分かる
後は楽しい楽しい長大な車道歩きが待っている
この辺り、車で下見に来たことがあるので、道は大体分かる
静かな道が続く
三岐鉄道と出合う
三岐鉄道と出合う
孫太尾根-藤原岳
あれを右から左に下ってきた
歩いてきた山々を眺めるのはいいものです
孫太尾根-藤原岳
あれを右から左に下ってきた
歩いてきた山々を眺めるのはいいものです
東藤原駅を通過
ペンションかと思った
2
東藤原駅を通過
ペンションかと思った
何度見てもいいなあ
1
何度見てもいいなあ
採石場のてっぺん
藤原岳袴腰付近
一度だけ行ったことがある
採石場のてっぺん
藤原岳袴腰付近
一度だけ行ったことがある
三岐鉄道沿いに進む
西野尻駅を通過
三岐鉄道沿いに進む
西野尻駅を通過
そして終点西藤原駅
腹ペコでバテてきた
駅舎の中で小休止して補給
三岐鉄道はここが終点だが、私はもうしばらく行かないと
そして終点西藤原駅
腹ペコでバテてきた
駅舎の中で小休止して補給
三岐鉄道はここが終点だが、私はもうしばらく行かないと
表道の登山口はすぐ近く
東海自然歩道の標識をよく見かけた
表道の登山口はすぐ近く
東海自然歩道の標識をよく見かけた
紅葉で有名な聖宝寺入口
紅葉で有名な聖宝寺入口
あれは坂本谷かな
その奥の方向に、上りで使った木和田尾があるはず
あれは坂本谷かな
その奥の方向に、上りで使った木和田尾があるはず
無事駐車場へ帰還
よかったよかった
なかなかいいハイキングだった
稜線はやはり雲の中
あの中は今も雨だろうな
5
無事駐車場へ帰還
よかったよかった
なかなかいいハイキングだった
稜線はやはり雲の中
あの中は今も雨だろうな

感想

2011年に山歩きを初め、最初の3年くらいは、山歩き=アルプスという感覚で、興味があるのは夏山の槍穂、白馬、八ヶ岳といった人気エリアばかり。
トレーニング目的以外で低山歩きを楽しむようになるとは思ってもいなかった。

鈴鹿山脈など近場なこともあり、新聞、TVなどで道迷い遭難のニュースをよく見聞きしていた。
素人としては、この手の低山は怖いところだなあと思い込むしかなく、寄りつくことはなかった。
ロープウェイがある御在所以外は、本当に山が好きな玄人向きのエリアだと思っていた。

この山域を歩くようになったのは、確か2014年秋のことだ。
夏の高山以外でも山を歩いてみようかと、もののはずみで最高峰御池岳から藤原岳へ縦走したのだが、これが大当たり。
すっかり好奇心をくすぐられてしまった。
三重県の伊賀から滋賀県の米原付近まで広がる広大なエリア。
色々と歩いて見てみたいと思った。
快適に歩ける4月と11月をメインに、最初のうちは三重滋賀県境の主脈を縦走気味に取り組んだ。
その後は、主脈縦走の際に通過した山々や、主脈から外れた山々の中から選んで、自分なりに歩いている。
一般ルートでさえ、未踏ルートがそれはもうたくさんあるのに、よく歩かれているバリエーションルートもたくさんあって、興味は尽きない。
計画段階から、あーでもないこーでもないと考えるのが楽しい時間だ。
年々、遠征がやりづらくなってきているのもあり、近場に魅力的な山域があるのは嬉しい。
夏山アルプスなど最近はなかなか遠征できなくても(本当は遠征も沢山したいのですが・・・)、春と秋に鈴鹿山脈を歩くのでも随分と満足できる。

いわゆるセブンマウンテンズや10座のピークといった人気場所を外れると、まったく人と会わないことも多い。
登山口がマイナーで鬱蒼とした場所だと、心細くなってくる。
何を今更だが、最近は以前よりも動物との遭遇や物音にもビビるようになってきた。
これからも、クマ(未遭遇)、イノシシ、猿の大群、マムシ・ヤマカガシ、スズメバチなどは、できればご容赦願いたい(贅沢)。
それに、辺鄙な山の中でケガでもして行動不能になったら、厄介なことになる。
その時その時の自分のコンディションと相談しながら、チャレンジもいいが無理せずバランスよく楽しんで行こう。

今回は藤原岳へ。
未踏でかなり以前から気になっていた木和田尾と孫太尾根を利用して歩いてみた。
どちらも素敵な尾根道で、行ってみてよかった。
半分より下は新緑がきれいで、黄緑色が眩しいくらいだった。
天狗岩-藤原山荘-展望丘以外は、ほとんど人と会うこともなく、心細いくらい(小心者)。
天候は元々期待していなかったが、稜線(雲の中)で少し雨風があったくらいで、行動終了までもってくれた。
当初の週間予報ではもっと雨だったように思うから、今日は儲けものだった。
藤原岳は滋賀県側からの西尾根などマイナールートが他にもある。
また機会をつくって歩いてみよう。

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利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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