残雪期鏡平撤退
- GPS
- 56:00
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:00
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:10
天候 | 1日目:晴のち雪。2日目:雪のち雨。3日目:雨。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
わさび平先からシシウドヶ原まで雪崩地帯。 |
写真
感想
2019年4月29日から5月1日にかけて、北アルプスの鏡平に行ってきました。当初の予定では双六岳、状況が良ければ三俣蓮華岳まで行きたかったのですが、天気に恵まれず、だいぶ手前の鏡平で撤退することになりました。
1日目は新穂高温泉を出発し、わさび平小屋、小池新道入口からシシウドヶ原を経て鏡平で幕営。天候は晴れ後雪。早朝の少しの間だけ青空がありましたが、すぐに曇り空になり、昼頃から雪になりました。2日目は鏡平で停滞。天候は明け方まで雪、その後みぞれ混じりの雨が降ったり止んだりを繰り返し、弓折中段から上はガスの中。雪は鏡平で40センチほど積もり、朝方に雪かきをしました。新雪後の雨だったので大事をとって鏡平停滞を決定。3日目、天候は雨。朝方まで雨が続き、稜線上のガスも相変わらず、天候回復にもしばらくかかるとのことで撤退を決定。登りと同じルートで新穂高に下山しました。下山中は霧雨でしたが、小池新道入口あたりから本降りになりました。
今回の山行ではもともと荒天予報だったので、予想通りでしたが、せっかくの長期山行という点では残念でした。2日目に停滞を決めたのは、弓折岳から双六小屋までの稜線上が視界不良時は危険とのことと、新雪後の雨の中では雪崩リスクが高まるとのことで、登りも下りも難しいと判断しました。慎重すぎるとも思いましたが、良い経験になったとも思います。
わさび平から先、鏡平までは雪崩多発地帯でした。1日目の入山の時にもデブリが多数ありましたが、3日目下山の時にはさらにひどくなっていました。特に秩父沢から下、小池新道入口までの地形はだいぶ変わっていた気がします。秩父沢のほうはそうでもなかったのでこれから雪崩れるかもしれません。また、大ノマ乗越のほうも今後雪崩れる可能性が高そうです。
週末に晴れて気温が上がれば要注意です。
また今回はまだマシでしたが、今後気温が上がると踏み抜きがひどくなり歩きづらくなりそうです。
積雪量は去年に比べれば豊富です。この雨でだいぶ消えましたが、林道上にも雪が残っています。去年わさび平にも雪がなかったのに比べればたっぷりです。
去年今年と稜線に取り付けずに終わってしまいました。来年また頑張りたいと思います。
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