浅間山−浅間山荘から前掛山ー
- GPS
- 05:33
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,293m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:31
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・上信越自動車道 小諸IC ※IC降り口が最終コンビニ。 【駐車場】 ・浅間山荘有料駐車場:500円 ※登山者用無料駐車場もありますがわかりづらい。 ※5時30分頃、係の人が駐車料金を徴収しにいらっしゃいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース整備されており危険個所なし。 【2019年5月5日現在】 ・噴火レベル1 火口から1km立ち入り禁止(前掛山は登頂可能) ・残雪状況 火口館から上部の樹林帯に残雪あり。斜度緩く朝の早い時間は雪も硬くてアイゼンなしでも問題なかった。(午後、雪が緩むと歩きにくそう) |
その他周辺情報 | 【日帰り入浴】 ・浅間山荘:大人800円 ※有料駐車場(500円)利用者は200円割引あり。 ※浅間山荘HP(http://www.tenguspa.com/) 【登山バッジ】 ・浅間山荘550円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
時計
ストック
カメラ
|
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感想
【感想】
毎年、長男とGWは山登りが恒例となっていたけれど、今年のGWは飛び飛びで予定が入っており、なかなか山行計画が立てれず。あっという間にもう残り二日。
できるだけ近くて時間のかからない山。
ということでまだ登っていなかった浅間山をピックアップ。
昨年、噴火レベルが下がったことで、標高2,524mの前掛山まで登山可能となったこともあって丁度良かった。
5時過ぎに浅間山荘の駐車場に到着。駐車場はまだ空きがあった。5時30分ごろ出発しようとしたところ、ちょうど駐車場係の方がいらっしゃって駐車料金500円を支払う。
浅間山荘脇の鳥居をくぐって登山スタート。
時間が早いこともあってか、GWにもかかわらず登山者は少なく、静かな山行となる。
半年以上ぶりの登山となるので、ゆっくりめのペースで慌てず登る。
しばらくは林道歩き。途中、橋を渡るところで川をみると茶色!活火山ということを感じる。
林道終点からも緩やかで歩きやすい樹林帯の道が続く。一の鳥居から不動滝を通るコースと山側のコースがあるが、看板をみると不動滝コースの方が距離が短いよう。
不動滝コースを選択。沢を登っていくと最後に不動滝を見てぐっと高度を上げると二の鳥居。
ここで火山館で使う薪を運んで欲しいとの看板あり。もちろん協力。
火山館までじわじわと登りが続くが、歩きやすい道なので問題ない。
火山館で薪を降ろして小休止。
火山館脇の神社に参拝して再スタート。火山館から上部は登山道に残雪が残る。
朝早い時間で硬く問題なく歩ける。斜度もないのでアイゼンも使わなかった。
ここで下山してくる外国人グループとすれ違い、あいさつ。彼らはどこから来たのか不思議だった。
スケールの大きい外輪山の山肌。そしてようやく浅間山の山頂が目の前に現れた。
樹林帯を抜けると残雪はなく、砂礫の道である。
「岩手山を思い出すね」
と長男と話をしながら登る。
この急登はさすがにしんどく、息が切れ、数歩歩いては息を整える。
徐々に高度をあげていくと嬬恋方面の視界が開けて気分がまぎれる。
空が近づいてきたと感じると浅間山火口方面への立ち入り禁止看板に到着。
ここからは進路を右にとって前掛山を目指す。
前掛山までは気持ち良い稜線歩き。視界が開け、八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、信越方面の山々、そして富士山など360°の素晴らしい展望。やや霞んでいるが快晴の中の大展望である。
ほどなくして前掛山山頂に到着。
ちょっと遅めの朝食。続々と登山者が登ってきて山頂は徐々に賑やかに。
30分ほど滞在して眺望を楽しみながら下山した。
下山後は浅間山荘で日帰り入浴。茶褐色のお湯に浸かって疲れを癒した。
活火山の荒々しい山肌、スケールの大きい外輪山、そして山頂からの360°の眺望と素晴らしい山であった。
しかし、昨年は色々と忙しく全然登山に行けておらず、昨年の夏以来の本格登山となったため、下山後は思ったより足腰(特に膝)にダメージがあった・・・。翌日は巻機山に登ろうかと考えていたが、疲れがあり、天気も悪化傾向とのことで取りやめて帰路につく。
きちんと体力づくりしなければと痛感した。
しかし、一方で中3となった長男は体力的に余裕みたい。父親のペースに合わせて登ってくれたようだ。
【浅間山】百名山74座目、長男(中3)73座目
浅間山は現在も活動する火山であることを肌で感じられる山でした。
流れる川は茶色、ところどころに漂う臭いは火山ガス、そして道中に建てられている看板は火山活動のことばかりでした。「いつ噴火してもおかしくない」ということを意識せざるを得ない光景でした。
一方で、その火山活動によって生まれた美しい風景もありました。
湯ノ平分岐から見える外輪山、そして植物の生えない浅間山はまさしくその代表例です。いつまでも眺めていられます。
そしてなにより、前掛山の山頂からは北アルプスの大展望をはじめ、中央、南アルプスや新潟方面の山々、さらには日本一の富士山。令和初登山にふさわしい大絶景でした。
麓からも、山中からも、その美しく独特な姿を見せる浅間山。そんな山に無事登れたことを神に感謝しつつ下山しました。
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