◆上信越国境・白砂山〜八間山経由・野反湖東岸周遊
- GPS
- 08:35
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
07:47 イカ岩の頭
08:05 八間山
08:31 黒渋の頭
09:07 中尾根の頭
09:28 堂岩山分岐
09:45 猟師の頭
09:58 金沢レリーフ
10:32 白砂山山頂
12:11 堂岩山分岐
12:17 堂岩山
13:36 地蔵峠
13:56 ハンノキ沢
14:12 白砂山登山口
15:45 野反峠第一駐車場
所要時間8時間35分 累積標高差+-1324m 移動距離17.7km
天候 | 晴れのち曇り 白砂山の天気:http://www.mapion.co.jp/weather/spot/L0582458/ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行きは暮坂峠を通っていきましたが、帰りは国道経由で戻りました。 インターから富士見峠までは一般道約70キロ。 暮坂峠は日中でもカモシカが道路で遊んでいるようなところで、夜間ともなれば、野うさぎ、野鹿、野猫、野たぬきのような動物が無数に道路に飛び出してきますので、国道経由で行ったほうがよろしいかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口・駐車場 ○野反峠第一駐車場 未舗装50台くらい。無料。24時間出し入れ可能。街灯無し。 自販機・トイレは駐車場から一段上がったところにある野反峠休憩舎の脇。 車中泊禁止の張り紙等なし。傾斜ほぼ無く静寂そのもので快適。 登山ポストは、野反湖ロッジにあるらしい。第一駐車場付近には見当たらず。 ◆トイレ 野反峠第一駐車場 水洗、24時間利用可能、無料、トイレットペーパーあり。灯りは点け方わからず。 ◆危険箇所等 稜線上にある残雪は、ところどころ。午後は膝までズッポリ踏み抜きます。 白砂山山頂付近には少しばかりいやらしい雪渓あり。気温上昇で雪渓崩落に巻き込まれないようご注意。 堂岩山の北斜面には、まだ豊富に残雪有。夏道は完全に雪の下。ピンキーリボンもほとんどなし・・・。 リボンが見あたらなかったのは、単に自分が適当なルートを歩いていただけか。 踏み跡も無いに等しいので、オカシナ方向へ引きずり込まれないようにご注意ください。 ちなみに、アイゼンは堂岩山から登山口への下りでモンベル・チェーンスパイクを使用しただけです。 ◆温泉 ○応徳温泉くつろぎの湯 日帰施設 \400 10:00-20:00 火休 群馬県吾妻郡六合村小雨21−1 0279−95−3241 ◆バッチ 野反峠休憩舎にて「白砂山」「八間山」のバッチを独自に製作して販売していたそうですが、現在は売り切れだそうです。あれば600円。 販売していたバッチは、店で独自に業者に発注して作ったオリジナルバッチだそうで。 今後は、店オリジナルバッチを作る予定はないそうです。 ただ、行政に働きかけて市にバッチを作ってもらおうと努力されているとのことですが、完成時期、もしくは作るかどうかは全くの未定だそうです。 他にいくつかあるビジターセンターなどの施設でもバッチはなし。 つまり、現在、購入できる白砂山のバッチはありません。 ◆六合地区観光情報 http://www.kunimura-kankou.com/ |
写真
感想
皆様、いかがお過ごしでしょうか。私でございます。
そのようなわけでございまして、やっと行けたわい。白砂山に。実のところ、4月末頃に野反湖へと続く国道が冬期閉鎖解除になるので、その辺りに行く予定だったのです。
しかしまあ、ワーキング・プアー特有のプロレタリアートな事情により、山に行けないまま日にちばかりが過ぎてしまい、気がつけば一ヶ月以上も山に行っていなかったりして。
いやあ、暮坂峠。怖いですねえ。夜中なんだから、国道から行ったほうが早かったかもしれないのに、何故か暮坂峠を越えてしまいましたが、野生動物が無数にいて、困りました。
たぬきとハクビシンの中間のような動物がいたり。なんだったんだろうか、あの動物は。
野反峠にある第一駐車場に着いてみますと、案の定、真っ暗闇で誰もいません。まあ、平日のこの時期では無理もないか。ノゾリキスゲの咲く頃には、路上まで駐車が溢れかえるらしいけどね。静寂の漆黒にくるまれて後就寝。
朝、そこはかとなく起き出して出発。軽く野反湖を眺めて、八間山へ。八間山の途中のどこかで金環日食があったらしいけど、特に見ませんでしたなぁ。
八間山を越えると目指す白砂山が見えてきます。えらい、遠いですな。しかも、手前には無数のアップダウンが、数えるのも嫌になるくらいにある。
それも、ぐぐぅーっと随分と下ったりしているではありませんか。八間山から白砂山まで5.7キロだそうで。けっこうあるのね。一ヶ月以上のブランクがあると、堪えますなぁ。
しっかし、誰もいないんですよ。全く誰も見かけず。平日で、この時期、そして、インターから遠いというベスト・コンディションならではのお山。好みだね。
2012年5月21日に白砂山に登ったのは、地球上でこの私だけ。実に愉快、愉快。
堂岩山分岐を過ぎても、やっぱり、いくつかのアップダウンを越えて行きます。眺望は、八間山を過ぎてからずっと素晴らしいけど、堂岩山分岐を過ぎてからがハイライトでしょうか。付近にある名山が丸見えです。
残雪は、いやらしい雪渓となって残っています。私と同様、かなりエロいです。何をされるか分かりませんので、通行には細心のご注意で。
山頂からの眺望も素晴らしかったです。佐武流山へと続く稜線が気になりましたが、それはいつか機会があればということで。
堂岩山からは残雪豊富な樹林帯の中なので、ルートをよく見定めて。それでまた、ここから白砂山登山口までも、やたらに長く感じました。
白砂山登山口からは、車道を通って野反峠まで戻ってもよかったのですが、湖畔の遊歩道があるので、せっかくだから、そちらを通ることにする。
登山口付近にあった小屋で遊歩道への行き方を聞いたにもかかわらず、道を間違えて、本当の湖畔に出てしまう。岩がゴツゴツで歩きにくいので、途中で笹薮を無理やり突っ切って本来の遊歩道に出て、峠に戻って駐車場に戻る。
登山の所要時間が8時間35分もかかってしまったため、付近にある旅館の日帰り入浴は終了してしまう。仕方なく道の駅六合の裏手にある応徳温泉くつろぎの湯に入ることにする。
内湯と洗い場しかないという潔い造りで、嬉しい誤算でしたが、なんと源泉掛流しなんだそうで。しかも、400円。小さい湯船に、かすかな硫黄臭で、地元の人憩いの場です。源泉掛流しなら何も言うことはありません。
温泉は他に尻焼温泉の河原の露天風呂があります。川底から湯が湧き出しているので、川を堰きとめて野趣丸出しのプールのような温泉ですが、この時期はぬるくて入るのは困難かもしれません。混浴ですが川なので水着着用可です。ちなみに、直ぐ上の県道から丸見えです。もちろん、無料。
コメント
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久々の山行ですね。
昨年の6月下旬に佐武流山に赤湯山口館を起点に登った
とき、白砂山は近いうちにと思いました
しかし、写真の青い空と白い残雪、綺麗ですね。
そうですか、かなりエロいですか
久々・・・本当に久しぶりです。私にとって一ヶ月ちょっとというのは。いろいろと、シゴトノツゴーという不幸が続きまして。
山登りを始めてから、こんなにも山に行かなかったのは、初めてかもしれません。
おお、佐武流山に行かれていたのですか。しかも、赤湯山口館。佐武流山は次の目標と考えております。いつの次になるのかわかりませんが。
そういえば、navecatさまは過去に鋸岳やニペソツ山など、気になる記録が無数にあって、参考にさせていただきます。
ニペソツ山は、今年、行く予定です。ナキウサギの写真を撮りに。
白砂山は、メインとなる登山口からピストンするのが多いようですが、これでは堂岩山を越えるまでの区間が、ほとんど樹林帯の中というストイックさを満喫することになります。
ですから私は眺めの良い八間山からのルートをとりました。行程は長くなりますけど。
見渡す限りの青空に、人工物といえば、ごくわずかに鉄塔くらいしかない光景は、かなりのエロです。
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