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Yamareco

記録ID: 192760
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

子連れ:大菩薩嶺(上日川峠〜大菩薩峠〜大菩薩嶺〜丸川峠〜大菩薩の湯)

2012年05月19日(土) 〜 2012年05月20日(日)
 - 拍手
GPS
25:39
距離
11.2km
登り
487m
下り
1,239m

コースタイム

【19日】上日川峠8:40〜大菩薩峠10:10
〜大菩薩嶺11:40(お昼ごはん休憩)〜丸川峠14:10(丸川荘泊まり)

【20日】丸川峠7:10〜大菩薩の湯10:10 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
甲斐大和駅から上日川峠までバス(大人1000円、子ども500円)
大菩薩の湯から塩山駅までバス(大人300円、子ども150円)
コース状況/
危険箇所等
上日川峠から大菩薩嶺までは
非常に幅も広く歩きやすい登山道です。
危険箇所なし。

大菩薩嶺から丸川峠までの下山ルートは、
登りよりも勾配はあり急坂ですが危険箇所は
ありません。

丸川峠から裂石までは前半はかなり急坂があり、
岩などの段差もありますが、危険ではありません。
子供は段差に時間がかかりましたが、危険はない。

毎度おなじみ液晶自動販売機をタッチ
毎度おなじみ液晶自動販売機をタッチ
甲斐大和からでているバス。便利です。これで上日川峠までつれてってくれます。
甲斐大和からでているバス。便利です。これで上日川峠までつれてってくれます。
ロッヂ長兵衛の脇から登山開始です。
ロッヂ長兵衛の脇から登山開始です。
今日もがんばります
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今日もがんばります
なんと小屋脇にブランコ。ここで15分ほど遊ぶ。気分はハイジ。支柱がぐらぐら大人は控えめにどうぞ。
なんと小屋脇にブランコ。ここで15分ほど遊ぶ。気分はハイジ。支柱がぐらぐら大人は控えめにどうぞ。
晴天 富士山ばっちり
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晴天 富士山ばっちり
沢の近くとりあえず石を投げる
沢の近くとりあえず石を投げる
大菩薩峠が見えてきました。見えるのは介山荘です。
大菩薩峠が見えてきました。見えるのは介山荘です。
大菩薩峠にはトイレがあります。手洗い水タンクまである。
大菩薩峠にはトイレがあります。手洗い水タンクまである。
ちょっと一服お菓子タイム
ちょっと一服お菓子タイム
コースタイムが書かれています。
コースタイムが書かれています。
大菩薩峠に到着。ここから先の景色はすばらしい。
大菩薩峠に到着。ここから先の景色はすばらしい。
アルプスですね?たぶん。山座同定というか
山の名前など勉強不足。あとで調べます。
何アルプス? 
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アルプスですね?たぶん。山座同定というか
山の名前など勉強不足。あとで調べます。
何アルプス? 
なぜか地蔵の小さいのがたくさん。これは何でしょう?
なぜか地蔵の小さいのがたくさん。これは何でしょう?
倒れているのを治してます。はて何のミニ地蔵?
倒れているのを治してます。はて何のミニ地蔵?
ちょっと昼寝
すばらしい山なみ。どうやら南アルプスらしい。
すばらしい山なみ。どうやら南アルプスらしい。
これから登る先が良く見えます。
これから登る先が良く見えます。
大菩薩峠を見る
賽の河原に入ります
賽の河原に入ります
小石の山
避難小屋があります。
避難小屋があります。
賽の河原で一番の山に石を積む。
賽の河原で一番の山に石を積む。
やったぜ!頂上!と思ったら。まだでした。雷岩
やったぜ!頂上!と思ったら。まだでした。雷岩
本当の頂上です。でも展望は無いのでイマイチ盛り上がりに欠ける。
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本当の頂上です。でも展望は無いのでイマイチ盛り上がりに欠ける。
頂上を丸川峠側にすこし下りたところでお昼休憩。
頂上を丸川峠側にすこし下りたところでお昼休憩。
丸川峠の近く
お!遠くに小屋が
お!遠くに小屋が
丸川荘につきました
丸川荘につきました
こんにちは〜お世話になります。
こんにちは〜お世話になります。
いかにも山小屋の雰囲気。
いかにも山小屋の雰囲気。
到着一番乗り。まだ誰もいません。
到着一番乗り。まだ誰もいません。
丸川荘で売っている丸鍋。これを取りに来るのも今回の目的の一つ。炊飯用の鍋です。
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丸川荘で売っている丸鍋。これを取りに来るのも今回の目的の一つ。炊飯用の鍋です。
丸川荘は昔ながらの山小屋です。
丸川荘は昔ながらの山小屋です。
2号が布団干しのお手伝い?特別に屋根に登らせてもらう。
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2号が布団干しのお手伝い?特別に屋根に登らせてもらう。
特別という言葉が大好きな小学2年。ニヤリ。
特別という言葉が大好きな小学2年。ニヤリ。
小屋裏にはトイレ。外観が手作り風ですが、、
バイオ式トイレでバクテリアがうまく機能しているために臭いがあまりありません。ちゃんとトイレに蓋があるので使ったら戻しましょう。バイオ式ってすごいなと思います。
小屋裏にはトイレ。外観が手作り風ですが、、
バイオ式トイレでバクテリアがうまく機能しているために臭いがあまりありません。ちゃんとトイレに蓋があるので使ったら戻しましょう。バイオ式ってすごいなと思います。
寒くなってきたので、ストーブに火をつける。
お客さんはまだ来ていないので、特別にやらせてもらう。。
寒くなってきたので、ストーブに火をつける。
お客さんはまだ来ていないので、特別にやらせてもらう。。
1号と2号マッチを使って火をつける。都会暮らしの子どもには貴重な体験です。
1号と2号マッチを使って火をつける。都会暮らしの子どもには貴重な体験です。
しばらくはのんびり休憩。置いてあった、こち亀を読む。
しばらくはのんびり休憩。置いてあった、こち亀を読む。
さて買った丸鍋で早速ごはんを炊きます。
さて買った丸鍋で早速ごはんを炊きます。
オイルランプの明かりで熱心に二人で…
オイルランプの明かりで熱心に二人で…
漫画を読みます…
漫画を読みます…
小屋番さんから特別プレゼント。
丸川荘では只木さんの作った作品が展示販売中。
小屋番さんから特別プレゼント。
丸川荘では只木さんの作った作品が展示販売中。
フクロウとか靴とか
フクロウとか靴とか
バービーではなく、ポニーテール用髪止めも売っています。
バービーではなく、ポニーテール用髪止めも売っています。
二日目の早朝。出発前に散歩
二日目の早朝。出発前に散歩
小屋から柳沢峠方面に5分ほど歩くと苔スポットあり。
小屋から柳沢峠方面に5分ほど歩くと苔スポットあり。
こんなのもあります。これ好きです。
こんなのもあります。これ好きです。
只木さんとのお話で、立ち小便と捨てたラーメン汁をもとめて鹿が穴を掘る話をしていたら。なんと小屋脇のベンチ下に掘った後がありました。この被害が馬鹿にできないらしいです。
只木さんとのお話で、立ち小便と捨てたラーメン汁をもとめて鹿が穴を掘る話をしていたら。なんと小屋脇のベンチ下に掘った後がありました。この被害が馬鹿にできないらしいです。
お世話になりました。とても楽しい山小屋泊まりでした。
お世話になりました。とても楽しい山小屋泊まりでした。
今日は下山するだけ。予定では3時間弱です。
今日は下山するだけ。予定では3時間弱です。
危険ではないけど段差があります。
危険ではないけど段差があります。
ストックは使わず軍手をはめて下ります。
ストックは使わず軍手をはめて下ります。
紫色のお花も咲いていました。
紫色のお花も咲いていました。
丸川荘でご一緒した常連のおじ様2人より30早く出ましたが追いつかれてしまいました。のんびり行きましょうということで一緒に下山することに。
丸川荘でご一緒した常連のおじ様2人より30早く出ましたが追いつかれてしまいました。のんびり行きましょうということで一緒に下山することに。
みそぎ沢までおりてきました。
みそぎ沢までおりてきました。
常連のおじ様が作った鈴(木製)をいただきました。ありがとうございます。
常連のおじ様が作った鈴(木製)をいただきました。ありがとうございます。
登山口バス停です。温泉はここから400mほど先
登山口バス停です。温泉はここから400mほど先
大菩薩の湯が見えてきました。下りで足が痛い時は後ろ向きで歩くと楽になるとのアドバイスを実践する1号。
大菩薩の湯が見えてきました。下りで足が痛い時は後ろ向きで歩くと楽になるとのアドバイスを実践する1号。
塩山からちょうど特別快速かいじが出る時間だったので、帰りは特急で帰りました。塩山〜立川が1時間ほど。
塩山からちょうど特別快速かいじが出る時間だったので、帰りは特急で帰りました。塩山〜立川が1時間ほど。
登山と関係ないですが、翌日21日 朝は金環日食。川崎はあいにくの曇り。と思っていたら。というより晴れてもメガネ持っていない…
登山と関係ないですが、翌日21日 朝は金環日食。川崎はあいにくの曇り。と思っていたら。というより晴れてもメガネ持っていない…
雲がちょうどフィルターの役目をして裸眼で見ることができました。次は18年後ですか。
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雲がちょうどフィルターの役目をして裸眼で見ることができました。次は18年後ですか。

感想

丹沢・奥多摩など電車とバスで行ける山を中心に行動範囲を広げてきましたが、今回は奥秩父エリア大菩薩嶺(2057m)に行ってきました。

登山開始の拠点となる駅は中央線:甲斐大和駅もしくは塩山駅です。
これらの駅までの所要時間は奥多摩に行くよりも30分ほど余計にかかりますが、駅から出ているバスを使えばかなり標高の高いところまで(上日川峠1570m)連れて行ってくれるので、かなりお手軽に2000m級の登山が味わえます。

前回の雲取山は大雨に雷に雹(ひょう)が降る、かなり厳しい登山だったので。今回は一日の行動時間を短くして山小屋泊まりを楽しむ計画としました。

出発はまず甲斐大和駅からバスで上日川峠まで行きます。
所要時間は40分ほどです。バスに乗り切れなかった場合は臨時のバスも出すようなので乗る事ができなる事は無いようです。

【登山道の様子】
上日川峠(ロッジ長兵衛脇)から登山開始です。登山道は大菩薩峠まで非常に整備されており、小学生でも余裕で登れるピクニックコースとなっています。
大菩薩峠までは危険な個所はほとんどありません。

大菩薩峠から大菩薩嶺までの間に一か所だけ岩場をよじ登るような所がありますが、足場もしっかりしているし岩の下も崖などでは無いので恐怖感もありません。
ゆっくり行けば登山初心者でも問題ありません。

大菩薩嶺までは登山開始から約3時間で到着。途中でブランコに乗ったり、賽の河原で石を積んだりしながらの登山ですので、素直に登れば2時間ちょっとで頂上に着けると思います。

大菩薩嶺の頂上は木に囲まれているので展望は望めません。
その手前の雷岩あたりがお昼休憩には良さそうです。

さて我々は頂上から丸川峠方面に下ります。丸川峠までは今までの林道のような登山道とは異なり普通の登山道が続きます。丸川荘へは頂上から約2時間かかりました。(子連れののんびりコースタイムです。)

二日目に下山ルートとして使った、丸川峠〜裂石のルートはかなり急坂が続くので
登山初心者の方が登りで使うにはちょっとしんどいかもしれません。


【丸川荘】
昔ながらのいかにも山小屋らしい山小屋です。
小屋番の只木さんはとても人柄の良い方で子供たちにも気さくに声を掛けてくれて、子供たちはすぐに山小屋大好きになってしまいました。

小さな小屋ですので、小屋番さん、同泊のお客さんとの距離も近く非常に親しみやすい小屋だと感じました。

【丸川荘のトイレ】
小屋のトイレは手作り風のいわゆる昔ながらの趣ですが、バイオ式のトイレとなっていてバクテリアの機能がうまく働いていて臭いの少ないトイレになっていました。子供たちもここのトイレは怖がらずに使っていました。皆さんも是非チップを払って使ってください。

【小便とラーメン汁と鹿】
あと只木さんとのお話で、トイレと鹿の話をしてくれました。

小便をトイレ以外の場所ですると、小便をした後を鹿が掘り返して舐めるそうです。あとラーメンの汁なども捨てるとそこを掘るそうです。

なので貴重な木や植物付近に小便やラーメン汁を捨てると根が荒らされて、見過ごすことのできない程の被害が出ているそうです。

そんな話をしていたら、小屋脇のベンチ下に直径50cm深さ15cmほどの新しく掘られた穴を発見。どうやら昨日休んでいった登山者がラーメンの残り汁を捨てていったようで、それを昨晩鹿が掘り返した様です。

小便はできるだけトイレでするように。
ラーメンの汁は捨てない。皆さん心がけましょう。

【丸川荘の丸鍋】
某工場長様のブログで話題の丸鍋。知ってる人は知っている。
知らない人はなんじゃそりゃ?な話ですが、

我が家もお泊り登山の数回の経験から登山中の食事についてノウハウができてきました。我が家はアルファ米を使っているのですが、最終的にやっぱりおいしいのは白米であること。アルファ米シリーズには五目ごはん、赤飯もありますがやっぱり白い御飯が一番人気です。

ただこのアルファ米はかなり割高です。しかも震災の影響による防災意識の高まりから通販では品薄の状態が続いています。(尾西食品 白飯2食用など売ってない。)

その為に我が家も今後の炊飯に関して検討していた所、我が家の登山計画、登山用品、など登山全般の情報入手先としてとても参考にさせてもらっている某工場長様のブログでタイムリーな話題がありました。

大菩薩の丸川荘に炊飯に優れた丸鍋が格安で販売中とのこと。
大菩薩嶺は前から気になっていたエリアなので、鍋購入を兼ねてというより鍋を買いに行こう!となったわけです。

この鍋品薄で私が電話予約した段階でのこり1個。鍋予約と宿予約をして出発したわけです。

この鍋さっそく丸川荘に泊まった時に使いましたが、初めての炊飯ながら失敗無くしかも焦げ付きもなく今後我が家のお泊りキャンプの主役になりそうです。

今は丸鍋の在庫はなく次回入荷待ちとのことですので、次回入荷の際はぜひ皆さん丸川荘にお泊りなり、休憩でおいしいコーヒーを飲みに行くなりして、鍋を買いにいきましょう。

【丸川荘常連のおじ様に感謝】
小屋でも下山の際にも子供たちとたくさんお付き合いくださり、ありがとうございました。子供たちも今回の山登りでは友達ができたととても喜んでました。
小屋番の只木さん直伝の木彫り作品大切に使わせてもらいます。また山でお会いできる日を楽しみにしています。

【まとめ】
奥秩父エリア初登山となった大菩薩嶺ですが、手軽にバスで標高が稼げてしかも稜線の景色は最高。登山道の危険箇所も無いのでファミリー登山にはとても良い山でした。テント場は2か所あるので夏の時期にテントを持ってきても良さそうです。

このエリアはいろいろなルートが取れるので、次回は違うルートでチャレンジしてみたいと思います。 

2012.5.21ニコラス







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