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Yamareco

記録ID: 193606
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

雲海、雷鳥、快晴の御嶽山(王滝口)

2012年05月23日(水) [日帰り]
 - 拍手
gucci1212 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:29
距離
7.1km
登り
885m
下り
878m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:50 田の原→7:55 7合目→8:10 8合目石室避難小屋→9:55 王滝頂上 10:10→10:50 剣ヶ峰 11:30→12:00 王滝頂上→13:25 7合目→14:10 田の原
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
田の原に大駐車場あり
※トイレあり
石の鳥居をくぐって出発!
2012年05月23日 06:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 6:51
石の鳥居をくぐって出発!
信仰の山であることを感じさせられます
2012年05月23日 06:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 6:55
信仰の山であることを感じさせられます
山頂ど〜ん
2012年05月23日 07:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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5/23 7:12
山頂ど〜ん
雪の上をゆっくりと歩いていきます
2012年05月23日 07:41撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 7:41
雪の上をゆっくりと歩いていきます
振り返ると、雲海!
2012年05月23日 07:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 7:43
振り返ると、雲海!
7合目到着
2012年05月23日 07:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 7:56
7合目到着
お堂の中に仏像?が入っています
2012年05月23日 07:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 7:58
お堂の中に仏像?が入っています
祠や石碑がいっぱい
2012年05月23日 08:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 8:03
祠や石碑がいっぱい
8合目石室
2012年05月23日 08:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 8:11
8合目石室
ほんと青空!
2012年05月23日 08:26撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 8:26
ほんと青空!
振り返ると中央アルプスの山並みが近いね〜
2012年05月23日 08:26撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 8:26
振り返ると中央アルプスの山並みが近いね〜
まもなく9合目
2012年05月23日 08:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 8:31
まもなく9合目
あ!雷鳥だ〜
富士見岩
2012年05月23日 08:32撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 8:32
富士見岩
9合目。ここでアイゼン装着。ここから雪渓の上を行きます
2012年05月23日 08:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 8:43
9合目。ここでアイゼン装着。ここから雪渓の上を行きます
けっこうキツイ斜面です
2012年05月23日 09:05撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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5/23 9:05
けっこうキツイ斜面です
あの岩の上に雷鳥さんがいるんです。
2012年05月23日 09:07撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 9:07
あの岩の上に雷鳥さんがいるんです。
ふぅ〜、休みながら登ります。
2012年05月23日 09:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 9:30
ふぅ〜、休みながら登ります。
振り返ると、大きな滑り台のよう
2012年05月23日 09:49撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 9:49
振り返ると、大きな滑り台のよう
王滝頂上到着
2012年05月23日 09:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 9:53
王滝頂上到着
鳥居が雪で埋まっています
2012年05月23日 09:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 9:55
鳥居が雪で埋まっています
立派な神社があります
2012年05月23日 09:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 9:56
立派な神社があります
左のほう。地面からゴーゴーと音を立てて蒸気が吹き上がってます。右の方向に剣ヶ峰が見えます
2012年05月23日 10:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 10:10
左のほう。地面からゴーゴーと音を立てて蒸気が吹き上がってます。右の方向に剣ヶ峰が見えます
剣ヶ峰までもう少し!
2012年05月23日 10:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 10:31
剣ヶ峰までもう少し!
山頂が見えた!
2012年05月23日 10:45撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 10:45
山頂が見えた!
到着!
2012年05月23日 10:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 10:47
到着!
う〜ん、絶景だ!
2012年05月23日 10:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 10:52
う〜ん、絶景だ!
山頂の様子
2012年05月23日 10:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 10:53
山頂の様子
やっほ〜
2012年05月23日 11:25撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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5/23 11:25
やっほ〜
近くに乗鞍岳がみえます。下の池が凍ってますね
2012年05月23日 11:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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5/23 11:30
近くに乗鞍岳がみえます。下の池が凍ってますね
大きい滑り台。下降する方向に気をつけて
2012年05月23日 12:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 12:09
大きい滑り台。下降する方向に気をつけて
太陽の周りに虹だぁ
2012年05月23日 13:38撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
5/23 13:38
太陽の周りに虹だぁ
撮影機器:

感想

先日、木曽駒ヶ岳から見えた雪をかぶった白い御嶽山がとても美しかった!
これは雪が残っているうちに登っておきたい!ということで行ってきました。

またまた神戸からの日帰り強行軍です。
今回は大阪のフォロワーさんと一緒に。
さらに静岡のフォロワーさんとも山頂で合流し、プチオフ会のようになりました!

快晴でポカポカ陽気のなか、雲海を見ながら登れ、雷鳥にも出会え、山頂からは絶好の眺望を楽しめました。
会いたかった友人とも出会え、最高の残雪期登山になりました。
※雷鳥にもずっと会いたかった。

登山ルートは王滝口で。
田の原の駐車場まで神戸から約370kmで十分日帰り可能と考えていたのですが、いくつか誤算がありました。
一つは名神高速の工事のための夜間通行止め。
このためにかなり大回りを強いられました。
もう一つの誤算は中央道中津川ICから登山口までの下道がかなり距離が長いということ。およそ100kmあります。
国道19号は川沿いのくねくね道なのでスピードが出せず。
王滝村を通って登山口へ向かう道もかなり距離があります。
そんなわけで夜の10時過ぎに出発して11時に大阪で友人を拾い、途中1時間半ほど仮眠して登山口に着いたのが6時前。
想定よりも2時間ぐらい多く時間がかかり、かなり寝不足気味での登山になってしまいました。

■田の原〜7合目
田の原の駐車場から御嶽山がきれいに眺められます。
最高峰である剣ヶ峰(3067m)もちょこっと頭が見えています。
大きな鳥居をくぐって出発です。6:50。
最初は参道のような道をまっすぐに山のほうへ。
やがて緩やかな登りに。アイゼンは必要ないです。
振り返ると雲海がきれい。これだけ大きな雲海を見たのは久しぶり。
そして、中央アルプスも近く見えます。

森林限界を超え、這い松が目につき出したあたりが7合目。
お堂に入った金剛童子や石碑がたくさん並んでいます。
信仰の山であることが感じられますね。

■7合目〜王滝山頂
7合目からは雪が切れ、岩場を登っていきます。
それほど傾斜はきつくない。
すぐに8合目の石室避難小屋です。
そのまま同じような岩場を登り続けると、「九合」と書かれた石碑が。
ここでしばし休憩。
すると、「グゲゲ…、グゲゲ…」というカエルのような鳴き声が。
まさに雷鳥です!
どこにいるんだろう?と探していると、2羽のつがいの雷鳥がバサバサ〜と目の前を飛んで横切っていきました。
けっこうきれいに飛ぶもんですね。
他の雷鳥も這い松帯から出てきて、仲間を呼ぶように「グゲゲ…、グゲゲ…」と鳴いています。
毛はまだ白いです。すこし黒が混じってきたところかな。
ひょこひょこ歩きがかわいいね。
ああ、望遠レンズを持ってくればよかった〜。

ここでアイゼンを装着し、雪渓を登っていくことにします。
王滝山頂山荘は上部に見えているのですが、かなりキツイ登りです。
前爪のあるアイゼンがないと厳しいですね。
振り返ると南アルプス、八ヶ岳も見えてきて癒されます。
そして、王滝頂上に到着。9:55。
ここにも神社があります
剣ヶ峰がすぐ目の前に見えます。

■王滝山頂〜剣ヶ峰
ちょっと休憩してエネルギーを補給してから剣ヶ峰へ向かいます。
ゴーゴーと音がして「何の音だろう?」と音のするほうを見てみると、白い蒸気が勢いよく地面から噴出していました。
硫黄の匂いも風に運ばれてきます。
うん、この山は生きてるね。

山頂に向かって少しキツイ坂を登る。
山頂の直前に鳥居があって、雰囲気は富士山みたいです。
そして山頂到着!10:50。
静岡のフォロワーさんに会えました!
3人で記念撮影です。

天気がよく山頂からの景色は抜群です!
すぐ真北に乗鞍岳が近いね。その奥に北アルプスの山並みが。
東には中央アルプス。
そして、北西の奥には白山です。まだ真っ白ですね。
今度は白山に登ろう。

風もなく本当に穏やか。
標高3000m以上の独立峰の山頂にいるとは思えない。
「これだったら鍋を担いで上がって山頂で3時間ぐらい鍋パーティでもやりたかったね」と友人と話してました。
でも、気温が上がって雪が緩くなりすぎて下りに苦労するのがイヤなので、早々に下山を開始しました。

下りは雪渓で滑落しないようにピッケルで慎重に。
まぁ、足を滑らせてもこの雪ならすぐに止まりそうです。
尻セードで下っていく方も多数。
ただ、下降する方向を気をつけないと沢のほうへ流され、登山道に復帰するのが困難になります。
雷鳥を探しながら下りましたが、残念ながら鳴き声は聞こえるものの姿は見えず。
「下るのがもったいないね〜」と言いながら下ってきました。

いやぁ、いい山でした。
3000m級の山ですが、それほど危険箇所はなく、残雪期においても初心者でも安心のお山ですね。
ほどよい歩行時間で、雷鳥も見られるし、景色もいいし。

帰りに温泉に入ろうと近くの温泉を探しましたが、いずれもお休み。
平日の登山は人が少なくて快適だけれど、お休みの施設が多くて困ります。
で、ちょっと離れていますが「小坂温泉 けやきの湯」へ。
秘境の温泉でした。なかなかよかった。入浴料は400円です。

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訪問者数:1632人

コメント

gucchi1212さん、はじめまして。
雷鳥の撮影時に、お話をさせていただいた者です。
動画の雷鳥、可愛いいです

僕は、シリセードで下ってしまったのですが
ご指摘のとおり、かなり登山道を
外れてしまいました

白山、きれいでしたよね〜
6月中旬からは、かなりアクセスが良くなりますので
ぜひぜひオススメです
2012/5/25 10:58
はじめまして
komakiさん、はじめまして
ほんといいお天気で楽しかったですよね〜
雷鳥も見れたし大満足です!

今度は白山行きま〜す!
2012/5/25 23:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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