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記録ID: 1941248
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ハイキング
栗駒・早池峰

杢蔵山 大汗バテバテふらふら登って花に出会う

2019年07月26日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:56
距離
11.1km
登り
933m
下り
934m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
0:31
合計
4:52
7:26
109
9:15
9:28
34
10:02
10:14
26
10:40
10:45
26
11:11
11:11
64
12:15
12:16
2
12:18
ゴール地点
天候 曇り 湿度高くもう少し風が欲しい
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山屋登山口の駐車場 10台ほど駐車可能
舗装路から砂利道に入ってすぐで登山口。砂利道の林道はそのまま進むと三角山の電波塔施設群まで続く。車高高めの4WDであれば通行可能か。自己責任でご判断を。
コース状況/
危険箇所等
登山道は軽く刈り払いが入ったようで、わかりにくい場所はありません。危険個所もないと思いますが、汗でメガネが曇って道を踏み外し、1mぐらい滑り落ちました。油断禁物ですね。
その他周辺情報 日帰り温泉:舟形町舟形若あゆ温泉 隣にコテージなどもある総合施設で、整っています 大人380円(JAF会員証提示で50円引き)
眺めの良い湯で露天風呂もあり、とてもよかったです。
そば処八千代:登山口に向かう県道312号沿い 地元では有名店のようで、平日でも結構お客さん多かったです。優しい味のラーメンでした。
登山口の広い駐車スペース。到着するとお一人の男性が悠然とタバコ中。2泊予定で神室連峰完全縦走予定とのことでした。
2019年07月26日 07:27撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/26 7:27
登山口の広い駐車スペース。到着するとお一人の男性が悠然とタバコ中。2泊予定で神室連峰完全縦走予定とのことでした。
男性を見送って歩き出すとほどなく戸前川の渡渉。杉林の朝霧に日が差してきた。
2019年07月26日 07:30撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 7:30
男性を見送って歩き出すとほどなく戸前川の渡渉。杉林の朝霧に日が差してきた。
クルマユリが一輪。清楚です。
2019年07月26日 07:36撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 7:36
クルマユリが一輪。清楚です。
一の滝を見ていきましょう
2019年07月26日 07:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/26 7:44
一の滝を見ていきましょう
足場はあまりよくないのでここまで
2019年07月26日 07:50撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 7:50
足場はあまりよくないのでここまで
涼やかです
2019年07月26日 07:51撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 7:51
涼やかです
登山道に戻るとすぐに不動明王碑
2019年07月26日 07:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/26 7:54
登山道に戻るとすぐに不動明王碑
神室連峰最南端の森
2019年07月26日 08:03撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 8:03
神室連峰最南端の森
三の滝を見下ろす
2019年07月26日 08:14撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 8:14
三の滝を見下ろす
迂回路の標識で尾根の末端を乗り越え
2019年07月26日 08:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/26 8:20
迂回路の標識で尾根の末端を乗り越え
沢に降りると二俣。右側へ渡渉します。
2019年07月26日 08:21撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 8:21
沢に降りると二俣。右側へ渡渉します。
傾斜がきつくなって七曲の坂。まったく風のない湿度100%の樹林帯。汗がとめどなく流れて、帽子の廂から滴り落ちる。息が苦しくて一歩一歩ゆっくり。
2019年07月26日 08:47撮影 by  DC-G9, Panasonic
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傾斜がきつくなって七曲の坂。まったく風のない湿度100%の樹林帯。汗がとめどなく流れて、帽子の廂から滴り落ちる。息が苦しくて一歩一歩ゆっくり。
樹林帯を抜けてほっと一息。杢蔵山荘はもうすぐ。
2019年07月26日 09:15撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 9:15
樹林帯を抜けてほっと一息。杢蔵山荘はもうすぐ。
三角山の電波塔群とぼんやりの新庄の街
2019年07月26日 09:16撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 9:16
三角山の電波塔群とぼんやりの新庄の街
前杢蔵から杢蔵山。あと少しに見えるけど。
2019年07月26日 09:19撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 9:19
前杢蔵から杢蔵山。あと少しに見えるけど。
草原の中に立つ杢蔵山荘。気持ちよさそうなロケーション。ここに泊まると新庄の夜景がきれいなそうだ。
2019年07月26日 09:19撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 9:19
草原の中に立つ杢蔵山荘。気持ちよさそうなロケーション。ここに泊まると新庄の夜景がきれいなそうだ。
杢蔵山荘の前で一服して、汗で濡れた服を着替える。
2019年07月26日 09:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/26 9:28
杢蔵山荘の前で一服して、汗で濡れた服を着替える。
内部はこんな感じ。愛情感じられる素敵な小屋ですね。
2019年07月26日 09:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/26 9:28
内部はこんな感じ。愛情感じられる素敵な小屋ですね。
山荘からいったん下って樹林帯に入ると金杢水の水場。おいしい水が湧いてます。
2019年07月26日 09:35撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 9:35
山荘からいったん下って樹林帯に入ると金杢水の水場。おいしい水が湧いてます。
樹林帯から風衝草原に登っていくと、お目当ての花。ヤマルリトラノオ。
2019年07月26日 09:50撮影 by  DC-G9, Panasonic
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樹林帯から風衝草原に登っていくと、お目当ての花。ヤマルリトラノオ。
薄紫の色合いが素敵ですね
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薄紫の色合いが素敵ですね
辺りの風景はこんな感じ。笹の草原に花が咲き、山荘や三角山が遠い。
2019年07月26日 09:51撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 9:51
辺りの風景はこんな感じ。笹の草原に花が咲き、山荘や三角山が遠い。
稜線に出れば谷を挟んで、八森山から南下する尾根を雲が乗り越えていく
2019年07月26日 09:56撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 9:56
稜線に出れば谷を挟んで、八森山から南下する尾根を雲が乗り越えていく
杢蔵山の頂に向かって、右は切れ落ちているので慎重に
2019年07月26日 09:58撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 9:58
杢蔵山の頂に向かって、右は切れ落ちているので慎重に
八森山を背にして山頂1026m。ここで登山口であったソロの男性と再会。ちょっと話をして縦走路を進んで行かれましたが、翌日には天気も崩れたので、どうされたでしょう。
2019年07月26日 10:05撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 10:05
八森山を背にして山頂1026m。ここで登山口であったソロの男性と再会。ちょっと話をして縦走路を進んで行かれましたが、翌日には天気も崩れたので、どうされたでしょう。
八森山が大きく、その左奥にちょこっと火打岳
2019年07月26日 10:06撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 10:06
八森山が大きく、その左奥にちょこっと火打岳
火打岳から西火打、台山と連なる。うっすらと見えるのは神室でしょうか。
2019年07月26日 10:09撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 10:09
火打岳から西火打、台山と連なる。うっすらと見えるのは神室でしょうか。
谷から吹き上げる風に吹かれて花々が揺れる
2019年07月26日 10:19撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 10:19
谷から吹き上げる風に吹かれて花々が揺れる
帰り道でも一枚
2019年07月26日 10:27撮影 by  DC-G9, Panasonic
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帰り道でも一枚
三角山へ向かう道筋のブナ樹林
2019年07月26日 11:07撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 11:07
三角山へ向かう道筋のブナ樹林
エゾアジサイが彩りを添える
2019年07月26日 11:08撮影 by  DC-G9, Panasonic
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7/26 11:08
エゾアジサイが彩りを添える
電波施設脇から杢蔵山を振り返る
2019年07月26日 11:13撮影 by  DC-G9, Panasonic
7/26 11:13
電波施設脇から杢蔵山を振り返る
林道をどんどん下ると途中に銀杢命水というおいしい水場。晩酌用に汲んで帰りました。下界は34度。暑いよ~。
2019年07月26日 11:58撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/26 11:58
林道をどんどん下ると途中に銀杢命水というおいしい水場。晩酌用に汲んで帰りました。下界は34度。暑いよ~。
お花編です。ヤマブキショウマ。
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お花編です。ヤマブキショウマ。
クルマユリ
ヤマルリトラノオ。三角山周辺でも沢山咲いていました。
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ヤマルリトラノオ。三角山周辺でも沢山咲いていました。
こちらはオカトラノオ。くるりん。
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こちらはオカトラノオ。くるりん。
一個一個の花も綺麗です
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一個一個の花も綺麗です
タカネアオヤギソウ。この季節の定番です。
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タカネアオヤギソウ。この季節の定番です。
ヨツバヒヨドリ。この花が咲き始めると夏から秋へ。
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ヨツバヒヨドリ。この花が咲き始めると夏から秋へ。
キリンソウ。沢山咲いていました。アキノがつくとキク科ですが、こちらはベンケイソウ科だそうです。
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キリンソウ。沢山咲いていました。アキノがつくとキク科ですが、こちらはベンケイソウ科だそうです。
タマガワホトトギス。沢沿いの道で。
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タマガワホトトギス。沢沿いの道で。
ツルアリドオシ。縁が薄いピンクですね。
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ツルアリドオシ。縁が薄いピンクですね。
こちらがその蕾
終わり気味のオオヤマサギソウ
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終わり気味のオオヤマサギソウ
イチヤクソウ。稜線の道で。
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イチヤクソウ。稜線の道で。
ちょっと覗いてみました。上からのほうが可愛いかな。
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ちょっと覗いてみました。上からのほうが可愛いかな。
ミヤマホツツジ
粘らないノギラン
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粘らないノギラン
アザミは種類が多くてよくわからない
アザミは種類が多くてよくわからない
マルバフユイチゴ
マルバフユイチゴ
エゾアジサイ
タテヤマウツボグサ
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タテヤマウツボグサ
セリ科は難しい。ミヤマシシウドかな。
セリ科は難しい。ミヤマシシウドかな。

感想

神室連峰南端の山、杢蔵山。東北百名山にも選ばれる山ですが、少し地味な印象ですね。この季節、ヤマルリトラノオが咲くというので登りました。山形は朝からもやっとした天気。登山口でも霧が巻き、気合が入りません。そんなところにこれから連峰を大縦走しようという男性。お話をしてちょっとだけその気合をいただいて、やっと歩き出せました。
それにしても樹林帯の中、すさまじい湿度に風がない。あとからあとから汗が止まらない。集中力も低下して、登山道を滑り落ちたり、危ない危ない。
七曲の急登でまた息が上がって、呼吸を整え整え何とか登り切りましたが杢蔵山荘でシャツを着替えたら、絞れるほどでした。
風衝草原を登っていくとお待ちかねのヤマルリトラノオ。薄紫の上品な花が風に揺れて、ようやくホッとしました。
新田川の谷から吹き上げる風に花が揺れる稜線に立ち、はるかに続く縦走路を眺めるとまた次の山への登高欲が湧くのはなぜでしょうか。
杢蔵山荘はアットホームな雰囲気の漂う素敵な小屋。こちらで一夜を過ごすのも悪くないですね。
下山すると山形は35度近い猛暑。苦手な季節です🤢

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